297 名前：犬の餌 ◆JBl9e38hv. ：11/08/27 01:08:12 ID:2YMuE+Zx
|∧∧
|･ω･) ﾀﾞﾚﾓｲﾅｲ...
|⊂ ﾄｳｶ ｽﾙﾅﾗ ｲﾏﾉｳﾁ...
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298 名前：名無しさん ：11/08/27 01:09:16 ID:uW7E7rK1
＜●＞＜●＞
299 名前：名無しさん ：11/08/27 01:12:07 ID:gMGAwTkx
＜●＞＜●＞
300 名前：犬の餌 ◆JBl9e38hv. ：11/08/27 01:12:48 ID:2YMuE+Zx
|∧∧
| ﾟдﾟ ) ﾐﾗﾚﾄﾙ…
|⊂ ｼｶﾓ ﾁｮｳｾｲ ｵﾜｯﾃ ﾅｶｯﾀorz
|
301 名前：犬の餌 ◆JBl9e38hv. ：11/08/27 01:15:22 ID:2YMuE+Zx
では調整終わりましたので、何度目かのお目汚し開始します(´・ω・｀;)
302 名前：犬の餌 ◆JBl9e38hv. ：11/08/27 01:16:03 ID:2YMuE+Zx
･･･････････････････････････････・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
･･･････････････････････････････・・・・・・・・・・・
･･･････････････････････････････・
･･･････････････････････
･････････････
･･･
――さて、この広いハルケギニアには、少なくない数の絵師がいる。
仕事のため、芸術のため、趣味のため、もしくはもっと別の理由のため、彼らは日々芸術の世界を開拓している。
優秀な者もいれば、そうでないものもいる。長生きをする者もいれば、若くして死を体現するものもいる。
長く生きて駄作を残すか、傑作を残して短く死ぬか……
＿＿＿
xｧ"¨¨¨ ＜:;:;:≧､
／..:...:....:....:...ヽ＼:;:;:;;V⌒ヽ
/.:/ :/ .:〃 .:∧v∧＼:;:;;(⌒ヽ
. ノﾙ ｲ. .:ｲ . :/ ｌﾄ .:ヽ:;;ヽ
. フ . :| :|r‐ぇ.:.:.! ─ ､|l∧.:!:;:;:}}
八 . :l.:ﾊｒﾃ寸 { rﾃぅ.|ﾚ､り:;:;ﾉ
. ヽ.:l い ﾋ:ﾘ ’ ﾋ::ｿﾚ ﾉ:;;〃
ﾊ rt. ､一ｧ て)::ノ
从トｲｘ. ｰ イヾ
〕◯≦⌒丶
／ ＼
. l ｒ=======ト , ＼
／〈;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;| ＼ ヽ
／.....ミ㍉ :::::::::::::| ／ ／
. <..............〉＜＼:::::::ｱ ／
＼........ヒ三＞<<< ア
＼..ヒ三三孑＞｀''＜
若過ぎる魔法絵師 リルム嬢
それはともかくとして、こうした『絵師』を名乗る者にとって避けられないものがある。
それは誰かの肖像を描く事。特に貴族を相手にする絵師にとって、これは大事な収入源でもある。
303 名前：犬の餌 ◆JBl9e38hv. ：11/08/27 01:17:22 ID:2YMuE+Zx
絵師達に舞い込む依頼でも、肖像画の作製はかなりの割合を占めている。
そして、そのなかでも絵師を名乗るものならば一度は依頼され、
神経を尖らせ、思い悩み、時には筆を折ってしまうものがある。
それは――
,-､,-､ ＿
_,-i^` ` ヽ, _,,..--‐'''""~ ~~"''丶,
.iヽ､ ...::::::::i .,-'" .::::::::::::::::::::::::.`''-,_
. ｀'-|i, :::::::::::::l_ /／ ／／ :::::::::::::::::::::::::::::..ヽ
i''i,_l , , ,i_ l// /i ./ｲ ::i , ::::::::::::::::::::::::::: l
〉.;;;_ヽ,='',,‐' 'i,_. il /./ .i | ::::/| :il , ::::::::::::::::::|
. ﾄ-;_;=i__,-',,-=‐"i l i| |. i l.i ::/__| ::/.i , i .l ,:::::::::::::::::|,_ _,,.-,..-‐''''"""~~"''‐､
. i,~'‐>~i‐‐'''":::::::: l, ヾi.,| | i.l :i-.,,,i／-l/| i ./:::::::::::::::;;i l.i-;=---,,_;;:::::::::::::::-..,, ｀ヽ
￣'i :::l, :::;／l ヾi`ヽ/ .| i`'' / i/ /~ヽ;;::--''--i;;;--､─‐-''､"""~~"'丶､i
_,-‐/‐,~''‐t‐''".::::::| く_ ￣ / /_)／-=="-"t､"'-,ヽ. 丶, ヾ,
,,,‐'-''__,,,-.i:;i,‐tl, :::::l,. __,‐" iー / ﾉi＜､"~~~i,'''ヽ,. i;:~`i .l,＼ ） ヽ
ヽ,_i'" '‐i､. /i:::i, :::::l:`i,_,-;~_,-､, ,.-,ヽ-'"''~-''i ヽ:::::...＼;ヾ::ヽ,| ..|::､＼
. | `":::|:::'l, :::::::i::'.. ~"' ヽ ＼ ヾ、 i, ヽ、 :::::::...`丶..二ヾ:::ヾ;'‐、
.. | ::::::::|:::::i, :::::::'::::::::::.......... `ヽ｀ ヾ-,,＿',, ::::::::::.....￣"'''"'''""~i,
... | ::::::::|:::::::!、::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::...... ...::::丶,:::... ~'''‐--.,,,_:::::::..... ＼＿ ＿,,,,,,,＿_
. | ::::::::| ::::'::~:'':'':;;ﾆ="''''‐‐‐i-t--,..;;;;;;_;__::::::::::::...＼::::::...... "'‐-;;;:::::::...＼ﾆ=--‐''"~ .......／''‐-､
| ::::::::| :_;-‐" ﾉ ヾ, ゝ-,,_/ ~"'ﾌ'''i-=.,,~'‐:;;__:::::. 丶.;:::::::::＼ ...::::::::/ i
.. | ::::::::|-'" ~丶ゝ__／,,,-'"ハ ヾ;;:::--"'-.,_:: ::::::::::::::::...ヾ::::::::::＼...::::::::::::::/ ....::::（
. | ::::::::| ~'‐-,_,..-i‐i ヽ、 ヾ;;:::::::::::ヽ;: :::::::::::::::::::::::::::::::::::＼:::::::::/....:::::::::: ヽ,
| ::::::::| ヾi、l > ＼ :::::::::::::＼ ::::::::::::::::::::＼::::::::::`､;ノ:::::::::::::::.... ）
| ::::::::| ）"ヽ,／ 丶__ ::::::::::::iヽ, :::::::::::::::::::::::ヾ:::::::::i::::::::::::::;.-─‐‐''
| ::::::::| _,-'''~ ..:::::〉 i -､,,,＿__ ;;;<:::::ヽ, :::::::::::::::::::::::＼:::::|:::::::: i
. 『 ”若き英雄の像” 』
――英雄を描く事だ。
304 名前：犬の餌 ◆JBl9e38hv. ：11/08/27 01:18:03 ID:2YMuE+Zx
しかし、この英雄を描くという事。それだけならば簡単な話だ。
テキトウに題材となる人物を見つけて、資料を読んでそのとおりに書けば良い。
だが、『 英雄の中の英雄 』
『 文化の勝利者 』
『 大陸の軍神 』
『 恐妻王 』
『 ハーレム大帝 』
『 MOGERO 』
『 ××× 』
など、様々な異名をほしいままにする、とある人物だけは、とてつもない難事であった。
そう、誰もが知る“ 英雄の中の英雄 ”やる夫を描くことだけは……
／／ E{ ０∃ !∩ ｎﾉ ＼
[l⌒i ） ヽ、＿＿＿＿,.‐'´ へヽ Nﾞｉ
ｆ＾ ゞj＿＿ノ ノ＾ヽ――――ｰ ' ´ ＼ゝ 〈Ｖ ｊ
ゞ| r―――´ , --- ――――-- 、_`''二二≧ィ
U _,.．- ' ´ _ , ---―――-- 、 ｀`丶、 ノ
ゞ、 ,. ‐ ' ´ `' ゝ､ ／
ﾋ'´ _ ,､---――――――--．、_ {ﾞ
＿, 以≧=彳ｼ::::: :: :ji::...|!:.:.:. ｉ........i､. . . .ヽ:::ヽ
＞:::::::⌒ス く;;;;;;;;;;::::::ｨｊ:::八:::::::ｉ;､;､.ｉ、ゞｗ;, ヽ:::ゝ
〃iii | ｊ { ::{（ゝ ニ ノ;;ｊｉノｉトゝ、;;ゞ.;;.;ヽ_:::::ｰ:': ゝ;,〕
{ｊｊ リノ:::ﾉ ﾉ:::）八ﾞｉゝjjﾉｊ_､ｊｊ----弋'､_＿::,.-'´..;;ｊり
レ'=＝ジ人_-_-ゞ; {…ェ代ア¨ﾌ:.:ヽ.:.::;;ﾉｒ 、.::...:..ゝ
{ｲ ﾊＴｲ＜弋ﾃﾍ.} `ﾘ =≦ノ/.:..:.};;;;;;;;;り}
{ ｌ（ゞミﾔ ,! .:.:../;ｲ ﾊ）ﾉ;;;;;ｊ..从ｊ
ゞ'ﾍ、ﾞｉ | ､ :.:.:.{/:ﾚ'´/;,;,;,ﾘ..:::.ﾉ- …ｊﾄ‥ ､ _ ､ィ _
ﾉゞ、 'ｖｒ::':´ :.:.::.V{:/..jﾉﾘﾊ:::,ｨ ` '´ ` ､
ﾌｊハ ._ ＿.., :.:.:.:/ﾄ{/,ｲ;;;;;;:ゝ(_ ；
,. ‐' "´!Nﾊ ´ ...... 〟 .／:八. ｆ ｆ ;;;;いｊ「 , - 、
ｒｖ'´ ｀、 ／:.:. /:.:. ）リ ;;;ﾘ'´ ゝ
iｖ ' ´ ﾊ、 ／:.:. :.:.ﾉ.:. :.ﾉハ ｌ ｊ,'
, ' ´ カｊﾍ ＿,,, ィ'´.:. :.:.__.. - '' "_.. -ｊ ｊ";
ｨ 从┤:.: _.. - ''_"､_.. - '' ";;;;;;;;ｊ/
､_ i ,ヶ-､`'V .,ｒ^,-―- 、;;iｒ;;;;;;;;;;;;,'
> ‥ - 、 r'´し-、i.|ｊ l;;/ r;⌒ヽJ（(;;;;;;;;;;,' , -‥ - 、
,' {{|;;;;;;;ｊ ||! .ｌ;;{ {;;;;;;;;;;;;;;;;;＞二{
『 “英雄王” 』
305 名前：犬の餌 ◆JBl9e38hv. ：11/08/27 01:19:09 ID:2YMuE+Zx
“英雄”やる夫。
その姿は千変万化。資料は豊富にあれど、そこに同じ姿は無い。
どれもこれも信じるに値する資料ではあっても、どれを信じて良いのかわからない――
資料豊富すぎて困るぞｺﾞﾙｧ…
￣￣￣￣￣∨￣￣￣￣￣￣￣
∧∧
. （ﾟДﾟ；）⌒ヽ
U‐U^(,,⊃'～
_,._
( ﾟдﾟ） ＜ 傑出した指揮官で、伝説的な戦士で、超一流のメイジで、
( つ旦O ∧＿∧
と＿)_) 万能文化人で、覇王で、恐妻家で女誑しでデブでロ●コンで… ＞ （´∀｀； ）
と つ
（⌒）（⌒））
要素多すぎだろｊｋ… ∧＿∧
∧＿∧ （´<_｀ ）
（ ´_ゝ`） / ⌒i 四大精霊の加護と
／ ＼ | | 神刀の存在、忘れんなよ…？
/ /￣￣￣￣/ |
＿_(__ﾆつ/ 史料 / .| .|＿＿
＼/＿＿＿＿/ （u ⊃
――結局、描く者自身の思いや考え、想像や技術の全てを駆使し、描かざるを得ないのである。
306 名前：犬の餌 ◆JBl9e38hv. ：11/08/27 01:20:41 ID:2YMuE+Zx
今回は、こうした絵師たちが苦労の末に描き出した『 “英雄”やる夫 』をご覧いただこうと思う。
出来上がった作品の引渡し時に行われた、依頼者と絵師の会話をともに見ていきたい。
三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三
二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二
一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一
――――――――――――
＿＿＿＿
307 名前：犬の餌 ◆JBl9e38hv. ：11/08/27 01:22:18 ID:2YMuE+Zx
依頼No.1
全国軍人協会発注 『 “軍事指揮官”やる夫 』
軍人達の互助組織である、全国軍人協会がその設立50周年を記念して製作した絵画である。
,r'彡;;;;;;;ﾐ彡圭;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ミﾇﾂゝ、
/ﾂ彡;;;;;;;ﾐ彡Ｅ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ミ三ゞ;;;八
,'シ彡;;;ﾋ,､韭ミ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ゞ三ミ;;;;;;ﾞｉ
/彡;;;;;;;;;;;ﾉ:::::: `'弋N;;;;;;;;;;;;;;;;;ミ≒;;;;;;;;;;}
{ｿソ;;;;;;ノ:::::::: ゞ`'-､,;;;;;;;ミﾍﾞ;;;;;;;;;;j
ﾚｲノｲｲ:::::::::::: `'ｰ､;ミｬ;;;;;;ﾘ
ﾉ;;;;;;;;;ﾉ'ｰ- ､,:::: `''ｉﾐ;;;;l
ｲｼ∧ｿ:::::ｔｪｒ- ﾐ､; ､ ,〟 ＿,,,,,､､．､|;;;;;ﾉ
乂 ﾘ:::::::::::`ﾞ''''ﾞﾉ:::> ＜rｔﾃﾆ,;ｨ' ,レi゛
〉{ﾙﾄ::....... .:::.;; .... ﾚｲj
ﾊ j:ﾞ､:: :::::::;; ﾉノj'
ﾋ;;;ﾘ::::::: :::､:ゞ:r: レ'
ゞｼﾊ:::: ;;; /ｲ
`Y´:ﾞ､:: ¨､ﾆ二ﾆ;`' ｲｼ
ﾉ :::ヽ ﾞﾞ^^ﾞ ,. ','ﾘ
斤'ｰ､,_::＼ ／ |
/_;__;;;;;;;;;;`-;;;ヽ,,,,＿,／;;.../ ﾄ>
,f…::;ヽ;;;;;;;;;;;;;;;;;;`''ｰ;;､_ / r'〈| |
＿,､-‐─ｔ､＿＿,,,,,,............／ﾐｧ;;;_;;ヽ＼;;;;;;;ヽY´,r'ヽj`Y仁ﾐi |
二＼＼二＼lllllllllllllllllllllllllllllllliiiii-､,`'-､,≧ﾆﾝ{ (:::::::;|: | |::::::八
━━＼＼━＼llllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllliii㎜､ミ､_`';;: | レ' ,,人`'ｰ-､,__
＼:::::::::::＼＼:::::＼llllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllliiiii㎜＞＜_llllllllllllllllllllllllllllliii㎜w､r:…-､_
ヽ::::::::::::::ヽ.ヽ:::::::ヽllllllllllllllllllllllllll__,.．-ｰ''"´三二-ｧｲ⌒ﾞｉ､i'ｰ-､,lllllllllllllllllllllllllli㎜､━ﾞｉﾞｉﾆｷ
ﾞｉ:::::::::::::::ﾞｉ. ﾞｉ::::::::ﾞｉlllllllllllllllllr'"r-ｰ'''7〔￣:::::::::⊂´( (ノ＾ﾘち:::::::::i t-､llllllllllllllllllllllﾞｉl:::::| |::::ﾞｉ
依頼者 「 この作品はどのような理由で描かれましたか？ 」
絵師A 「 はい、優秀にして冷徹な『指揮官』とはなにか、と考え描きました。
また、『女誑し』だったという話なのでそれも加味しましたが…いかがでしょう？」
依頼者 「 野性味溢れる声が聞こえてきそうですね…… 」
絵師A 「 はい、もっと唇を厚くするべきでしたか？ 」
依頼者 「 ああ、いや、丸くて羽が生えてるようなビジョンが…… 」
308 名前：犬の餌 ◆JBl9e38hv. ：11/08/27 01:23:58 ID:2YMuE+Zx
依頼No.2
フリースラント剣術連盟発注 『 “剣聖”やる夫 』
剣術発祥の地とも言われるフリースラント。同地の剣術連盟の製作した絵画である。
＿ _
／｀＿｀`‐､｀`‐-､.___,.．‐､_
／￣─ ｀‐､ ＼＼ヽ＼ ＼ ` ‐- ､._
/ /｀/ ` ‐､_ヽ ヽ ヽヽ ＼ ヽ ＼ ｀` ‐- ､._
/ / / //"""""" lヽlヽ ヽ ＼ ＼ ＼ ｀`ヽ
l ヽ l l | l | l | |ヽ ＼ l ﾞi 丶 、 ＼ ＼
|l l | ﾄ l | l | | |ヽ＼丶 l l l ﾞi ＼｀‐､._＼ ＼
丿 /l | / l |,.．-=＝''l | | |ヽ＼＼ l l l ﾞi ＼ ｀` ￣`‐､
/ / / /丿l | ヽﾝ l | | | ヽ ＼＼ l l lヽﾞi ヽ ＼ ｀` ‐- ＼
/ / 丿 / ｲ l "￣ l | | | ヽ ＼ ＼ ヽ＼＼ ＼ ＼ ＼ ＼
/ / / // 、 ﾉ | l | |ヽ＼ヽ ＼ ＼ ヽ ＼＼＼＼ ＼ ＼
ﾒl l //:l ＿ l l | | ヽ ＼ ﾞi ﾞi ＼ ＼＼ ＼ ＼｀`‐､_
/ l | l ll:::::::l = | l | |ヽ丶 丶 | | ﾞi ＼ ＼＼ ＼｀` ‐- ､._ ｀‐､
/ l/ l l ll::::::::l _,.．-''"l l | | ＼＼ ＼ |ヽ ﾞi ＼ ＼＼ ＼ ｀`‐＼_
（ / l l / ）:::::｀‐-''" l|ヽヽ ヽ ヽ ヽ ＼ |＼ ＼ ＼ ＼ ＼ ＼ 丶 ＼｀ ‐､
/ // / /::::::::::| _,.．-ｰ''"´ヽヽ） ヽ丶 ﾞi ﾞi ﾞi ＼ ＼ ｀`‐-､._ ｀`‐-､._ ＼ ＼ ヽ
/ /／ /::::::::／l'" _,.．-ｰ''ヽ |ヽ l ）ﾉ＼＼ 入 ﾞi ﾞi ＼ ｀‐､丶 ＼＼ ＼ ＼ ＼ ＼
／／／ ／::::::::/ /| l // | |ヽl lノ 丿ﾉ） （ヽ ﾞi ﾞi ＼ ｀`‐-､_ ＼＼ ＼ ＼ l
／／／ ／:::::::::::/ / | l | /／ | |ヽ） ＿＿＿ヽ＼＼＼ ＼ ） ＼ ＼ ＼＼ l＼ l
／ ／ ／::::::::::::::/ / | l |/_＿ | | ~｀`''=ー-､..,,_ __,.．--ｰ ＼ ＼＼＼ | ＼ l
／ ／ / l_,.．-ｰ''" |／ | l_,.．-ｰ''"ヽ_,.．-ｰ''ヽ ／ / ＼＼＼＼ l ＼`-､
/￣l￣￣￣￣／ ＼ ＿ _,.．-ｰ' | |＼ / ／ ＼丶 ＼ | ｀`‐-ｰ
/ | ／ | l|／ ／── / | ＼＿／ / ／ ＼ ＼`-
依頼者 「 この作品はどのような理由で描かれましたか？ 」
絵師B 「 はい、資料中に
『 その時やる夫はトリプルヘキサグラムを使った！
この技は18分身し、それぞれが両手からソニックブレードを放つ、
36回同時攻撃の超大技だ！ 』
と、ありましたのでそれを念頭において描きました！ 」
依頼者 「 ど、どこにそんな資料が……？ 」
絵師B 「 はい、原作やる夫・著者マルモル・ナルガノの「五星物語」です。
マキシマム・バスター・タイフォーンを使えば、戦術級大型ゴーレムも一撃です！ 」
依頼者 「 ああ、A・トールとバングは最高にカッコいいよね…… 」
309 名前：犬の餌 ◆JBl9e38hv. ：11/08/27 01:25:10 ID:2YMuE+Zx
依頼No.3
トリステイン魔法協会発注 『 “超人”やる夫 』
', ／ l: : : : : : : :|
／ ／ .| : : : : : : : |
____,,.........-------､､､...____ X .|: : : : : : : :|
／ '.、 |: : : : : : : :|
／ '、 |: : : : : : : :|
｀'------、__ ／ > .|: : : : : :/ |
___,..--'´ ／ / /: : : : :/ /
,..-'´ ／ /_______ / |: : : :/ |
／ / l |: : : :l /
／ / | |: : : :| /
／ ﾉ| / l |: : : :| /
. ／ ／/ ／ | /: : : :||./
／ --,ノ= / ／| ____,.| /: : : : |l|
／ ,-、'''´--｀/ イ |/ / l l: : : : : /
:::) ヽt-.､ /,／ r'´ / / | |: : : : : |
/ __ ｀-|｀'-、__ | | Y: : : : : :|
/__,.--'´´／ ／ |＼,..／｀｀｀| ｔ----ト; : : : ::|
イ ／ ／,-.../;;;;;;;;;;;;;;;;;;;／ l: : : : |
--| / ／_,.-ヽ 丶----、'' O ／ ＼: ::|
: : | / ／／ >-' | ,.K Y
: : | ./_.r----｀, / O ,..+----''´´ ｀'、 |
: : ト-''´´ ＼ / ／ : :|: : : ∵: : : : : : :ヽ |
: ::ﾉ ,,.---------.ト、,.-'´: : : : : | : : : : : : : : : : : : :'、/
: /--'´: : : : : : : : ::__}|,/: : ::∴: :,.-+-''''''''´´ ＼: : : : : :Y
;_;_;_;_;_;_;,;.,;.:---''''´´ Y:: :,.-''´ ＼: : : /
|,-''' ____ ｀、::|
| /: :∵:｀、 ｀､|
', /: : : : : : :＼ |
依頼者 「 この作品はどのような理由で描かれましたか？ 」
絵師C 「はい、やる夫に近しい人物が書いたという資料に、
『やる夫は永遠に生き続ける不滅の超人である。
数々の超魔法を駆使し、星すらも打ち砕くほどの力を持っているのだ！』
という風な記述がありましたのでそれを念頭に置き描きました！」
依頼者 「えっ、星を砕くんですか？ 」
絵師C 「はい、むしろ“月光”という魔法で存在確率を0にして消滅させます。
しかもラフノールの鏡で宇宙旅行もできます。
さらには掲載誌が10冊廃刊され、出版社が3つ潰れようともエタりません！」
依頼者 「 なにそのチート 」
310 名前：犬の餌 ◆JBl9e38hv. ：11/08/27 01:25:47 ID:2YMuE+Zx
依頼No.4
帝王学研究所発注 『 “覇王”やる夫 』
ノヽ)） ヽ,,rｰrヽ,, ,,ﾉi
,ﾉ~'tiii"（t i}}|j " "ﾂヽ|t
iヽ/ﾂii|}}从､}iii)''ijﾘﾘ} ､ ﾉﾂﾘ､
ii}}y"}!､iii､'';/r"t}}}（iij,yiiヽ-ﾘヽii}j､,, "ﾘ
t,｀､i､}ヽ''ii）;;|iMtヽ''" ｀" ﾉ ""ノﾉﾉjjり ''ﾌ
､)" ミ;;,,t､ti;i､ t;;､､）)ﾘiﾉﾂノ／""''彡"彡 ョ
i､｀''i ;;;;:::ijj}､｀';;;;;;'"":::;;;'" ,,,, 廴r''ﾂ r'
't､ ;;;､ t;; ::;;;｀;;;;;;;;;;|}:::'"::;;'"ii" ､迄 彡ﾉﾂ
ヽ, ;) (|;;ヽ;;､;;;;;;;;;ﾉ':::i:::;'":::';;" ::'≡ " ﾉ
'i ,;i,,､;;､､,;; ;;;;､;;;i'i},,ir')ノ,,,,,,,,___ :::ミ≡:r'i
t ;t;;iitｰﾐｩﾃ;;､刈ｼ='r'-ﾐｭｫヲｦ ')'''/'|:|
'',､,i'"｀￣"::::了 j''"｀￣:::::" ;;ﾘ/)ﾘ/i ,,
. t､i':::: :::::::| ,' j"" :::ﾘ'､/ｲ'(,, ､､ -ｰ '",､ ~ヽ
ヽt::::::: :::::t,,ハ ,､) ;;;;:::i-ｰ'"t)）::::: ..;､-'",, " ヽ
i;t :::::::::::~'- '":" 了 ,i;;;;::: t:::;､-'" '" /
,,, ､ - ｰt;ヽ ::::::::;;､､､:::,,, ;;'" /;;;;::: ,､'":::::彡
,,､- ''":::::::::::::::::::t:;ヽ :::::":::::::::::::｀' / , ';;;;;;;r''":::::::...
,,､-'"::::::::::::::::::::::::::::::::::t::;;ヽ ;;;::::::::: "／;;;;／::::::::::
,,､- '"::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::t:::;;;ヽ :::::::::::: ､';;;;;r'"::::::::
. ／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::t:::;;;;;;'､;;;;;;;;;,､-';､-'":::::
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./ ;;;;;;;;;;､ -ｰｰ ''''' """ '''' ｰ,-ｰ''''::":::::::::::::::::::::::::::::::::::::
""" ｰ ﾆ"､,,,,,,,,＿:::,,,,,,,,,:::＿＿,,,､ -ｰ'"
依頼者 「 ……。 」
絵師D 「 覇王です。 」
依頼者 「 ……。 」
絵師D 「 覇王です。 」
依頼者 「……覇王ですね。」
311 名前：犬の餌 ◆JBl9e38hv. ：11/08/27 01:26:45 ID:2YMuE+Zx
依頼No.5
聖少女愛好委員会発注 『 “高中を極め悟りに至らんとす”やる夫 』
､､､,,_ ､､,,_
､,,_ ＼::::`''‐`､;:＼,_,､､-‐'''〆__,,,,,,,_____
､､､､､､､ゝ `'‐-ヽ:::::::::::::::::::::::::::::::::::``:::::::::::::_,､-~''''
＼::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::'‐‐‐-;;､
__,,､､-‐ '''''''''':::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::'''´‐ ､_
"'''''‐;;=:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`'‐､_
,､ ‐'":::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＿___';;,､
／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::;ﾍ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ､_
￣￣”ﾌ::::::::::::::::::::::::::;:::::::::,;:::／ ＼:::::::i'､::::::::r、::::::::::::::::::::::::::::::::::::､‐-'=､
／::::::::::::::::;::::::::,､7::::／i'/ ＼:::| ＼:::::i ＼::::ヾ､:::::::::::::::::::::::::＼
／ ,,､､:::::::rｲ ／ /／ " ヽ!. ＼:! ＼:::',＼::::::::::::::::::::;:::::`､
／‐''"／:::::::,i i／ /'" , ､. ` ＼i:::;i:::::::::::::::::::ヽ'ヾ､;､
/､‐'7::i' __,,,,,,,､､=,i. ヽ'iiiァ;;=-､､,,____ ::::;i;::::::::::::::::::::::`､ `
/_;ゞ Tiア'" `ヾ;ii､ .:::::r''" ヾiii`iiiiiiT:;i::::::::::::::::ヾヽ;::',
''" (,;!,r ヾ.>ｪ､__r' '､lllll'' !:i:::::::,､‐''､;:::ヽ `ヽ
/V{ }i´｀ﾞ''''{ {＝＝=::>"／ヽヾヾ;､
/ﾉi'丶, ノ i 丶, ノ ｀｀';::::::::/:::::::::ヾ.',
{（:{ ゛'-､､､､‐" .| ﾞ'‐--‐''ﾞ i:::::（:::::::::::::; /
. ヽ.ヽ | !:::::):::::::::r./;'､
ヽ!'、 i ,ィ::::/::::::; '/ `i
`i iil､ ｛‐-､ ,;;'iiiii|:::::::::::;イ
i iiii! ヽ-'' i"iiliiiiii:it‐-''i:ﾉ
. | iiii iヾ二二二二ヽ iiiii|iii'::i'|:::/
i ''ii !::::::::::::::::::::::::::::', i''';::::::i'|i/
`､ |:::::::,､-‐-､､､､､;! i::::::::::}:i
. ＼ i:::r'" | :::::／::|
＼. {`ー――――- { ,､:":::::::iヽ
. ／ヽ ````"""''''''‐‐‐‐' ／::::::::::::/::::ヽ
／:::::::i＼ ／:::::;::::::::::/:::::::::ヽ
／.:::::::::::::i:::::''‐‐‐-----''"::::::::/::::::::/:::::::::::::::＼
／ :::::::::::::::::〉;:::::::/:::::::::::::::::::::::: /::::::ノ::::::::::::::::::::::〉､
／ ::::::::::､:::/::i :::'､::::::::::: '' i':;／::::::::::::::::::::::::::i:::::＼
／ ::::::::::V::::} ! ,､='":::::::::::::::::::::::::::::/:::::::::::::＼
依頼者 「 ……。 」
絵師E 「女子高生とか」
依頼者 「好きだから！！ 」
絵師E 「……。 」
依頼者 「 はい。 」
絵師E 「 はいじゃないがな。 」
312 名前：犬の餌 ◆JBl9e38hv. ：11/08/27 01:27:10 ID:2YMuE+Zx
依頼No.5
王府発注 『 我らの“やる夫” 』
<´｀ヽ
ゝﾆｲ､
∨ヽ
∨ヽ ＿＿_
∨"＼ _,､／_/〇ゝ_＼
∨／>､ｨ-ﾆｲ/ ⌒ ⌒ ヽ.
_>／／´ヽ/ （●） （●） ヽ-､
_／Ｘ_"＿/￣| （__人__） |:::::ヽr､ｨ‐､
ﾄ"´_/::::::::イ::::::＼ |r┬| ﾉ,:::::::::::::::::::::ゝ_
ｲ─--::､:::::::::::::＼ー::.__ー' _rイ／::::::::::::::／´ ｀ヽ.
/ _>｀ヽ.:::::::ヽ::､:::￣::::::／:::::::::::::::/ ∧._
_/,ﾆ ＝{ ＼:::`ﾞ＝､_::::`ｰ::´::::::::::::::::::::/ `ーｧ- ｲ `:.､
/´ l| ＼:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ｲ |f ヽ.
l __,..ｨ ﾔ ＼::::::::::::::::,::::ﾆ‐イ´ / | ､ l.
,',ｨ ｲ´ ､ﾄ､ ￣ヽ,.ｨ彡ヾヽ ,ｲ l ,' l
,ｲ´´￣ ﾞヽ. _,×.＼__ _ヾヽ`'__ｨ_〉- ---､"/ /_ゝ､ ＿ |,. ﾄ.
,ｲ ﾞl ｀l＝ﾐ､ﾄゝ｀ヽイ´￣´ ﾞヾ彳"´∧ ｰｲ´ﾉｸ／::`ゝｪィ´￣ l､ﾞ.
〈 ﾔ､ r'´￣´｀､::::::∨ ､ ﾞﾄ､ |ヽ. 〉/ , ｲ{:::::::::〉´￣¨`ヽ. l. :.
ﾒ､ ゝ. / ｲ´｀＝ヽ､ﾄ } `ー┼‐ﾔ＿/ヽ_,.f´￣二ﾞﾄ. ∧__ﾉ,_ﾉ
ゝ.`:| | ｀─-{ j ﾔ: | ヽ ∧ﾔ￣´_ |:l ﾉ_／
｀|ヽ v| ー -ｲ"`＝'`─-rf"ﾆ≧n>＝､"`{二￣ j ﾉ__,､＿ノ"´
|:::`ー‐二ゝﾆﾆﾌ`ー─-=＿||三＿,j|＿__/‐ィゝ-二ﾉ<_:::::::::|
|:::::_,.ｨ'"´ｨ'￣`ー､_ ￣､ｰ￣＝ー= ´ _,´イ _,.ｨ"´⌒ﾞヽ､:::〉
j/´ ／ ヽ､_ `ゝー---‐=´ ,_ィ´ ヾヽ.
/ ,ｲ ノ `ヽｪ､＿＿,..ｨ.-イ￣｀ ヽ.
∧ｨ' イ´ ":ﾞ:､ /' ﾔ ゝ-､__ ﾔﾞ:.
ﾙ' f" / ﾞ｀ " _ﾔ 〉"`ｰ` ﾄ､
/´ ､ j ｰ-ﾆｨ'ゝｧ__,..ィ"`ゝ､＿z､_ヽ. / l
| { `ﾄ,ｨ' __,.ｨ"´:::::::::::::::::::::::::::::::::::｀ヾ､≦ﾆﾆ ｲ j
依頼者 「 ……。 」
絵師F 「 （ｺﾞｸﾘ…） 」
依頼者 「 ねえ、もしかして、王権舐めてる？ 」
絵師F 「 い、いえ、そんなことは！
『伝説的な戦士』で『ちょっと太ましい』という資料をベースに、
英雄らしく逞しい肉体を…… 」
依頼者 「 そこじゃねーよ。
なんだよこの顔。 王都銘菓の白饅頭そのものじゃねーか。 」
絵師F 「 はい……イメージが湧かなかったもので……机の上にあったし…… 」
313 名前：犬の餌 ◆JBl9e38hv. ：11/08/27 01:28:30 ID:2YMuE+Zx
――以上、短いが、やる夫という存在が、いかに多くのイメージを持っているかがお分かりいただけただろうか？
もちろん、これ以外にも多くの絵画が存在しており、それらの全てが多くの絵師が苦悩した結果である。
絵師を志す者は、ぜひともその苦労と、努力を知っていただきたいのだ。
だが同時に、気をつけて頂きたい事がある。
何をどう描くのかも重要だが、それを鑑賞する者もまた重要なのだということを。
＿＿＿＿ ＿＿＿＿
|￣‘ ＜＼＼＼ ／／／＞‘￣|
| ‘ ＜＼＼ ／／＞‘ .|
| ‘ ＜＼ ／＞‘ |
| ｀}X＼＿_／ zｷz dingen.|
|)X、 ,ｘｦｆ´ }圭| ｚｷz Aqua |
| )X、 ,xｦｆ´ }圭| Cthat ｚｷｚ ｊﾚｆ´|
| ｀)X、 ,xｦｆ´ .}圭| zｷz _,ﾚｆ´} |
| ｀)X、,ｘｦｆﾞ }圭| zｷﾚｊｆ´}! |
| ｀)xｦｆ´ }圭| _ﾚｆ´}｢ ＿_ |
| ,ｘｦｆ´ }圭| _ﾚｆ´}ﾊ 〈 (・)ﾉ |
|ｘｦｆ=ｭx__, }圭|_ }ﾚｆ´}! 弌__´￣｀xく |
| ⌒7ｆ=ｭｘ＿ }圭|ﾌ{´ 弌__xく |
‘ ＜ '⌒7ｆ=ｭｘ＿ }圭| 夾 ＞‘
. ‘ ＜ ⌒7ｆュ}圭| ｘｊ{＞‘
‘ ＜ }圭| ＞‘
. ‘ ＜. }圭| ＞‘
‘ ＜}圭|＞‘
以上、民明書房刊『 ハルケギニア現代美術大観 ～美術の歴史はやる夫の歴史～ 』より
314 名前：犬の餌 ◆JBl9e38hv. ：11/08/27 01:28:52 ID:2YMuE+Zx
三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三
二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二
一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一
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315 名前：犬の餌 ◆JBl9e38hv. ：11/08/27 01:30:36 ID:2YMuE+Zx
イ'´::::::;/:::::::/:|:l;:::::::::::::::::::::|i､::::::::::::::::::＼::::::ｊ|:::::ヽ、
. ／ く:,/:.:./:.:.:.:.:il:.:l:.:|:.:.:.:.:.:.:.:l;::::l;::＼:::::::::::::ヽ;＼l_j:::::::::l
/ /｀`/'ー‐-il:､;i|､|;_＿＿_i|;.:.:|:.:.:ヽ:.:.:.:.:.:_;メ｀ヽ:.:.:.:.:.|
/_,. -/-‐/‐―‐┼'/::|;'li;´￣￣|ヾ:.'｢:.ヾ`:.:.:.￣`:.ヽ-ﾞ､:.:.:.:|
/´:.:.:,/:.:.:,l:.:.:.:.ililili|:.i::: :l;.:ヽ;.:.:.:.:.:l:: ヽ;.ﾄ;.:.:､::::.:.:.:.:.:.:.:ト､ヽ::::|
i:::::／i:::;::::|::::::::ilil/;|:;l: : : |;:;:|､:::､:::|: : :ヽi;l､ノ（;:::::::::::::::l;:::ヾ;､|
│:;/ |:;/:::|::::::￣i7'|7￣￣'i､|ヽ:ヾ┼─'弋;⌒｢￣:::::::::|:::::`ﾐi、
|/ |;l::::::i|::::::ili;ﾘ;_i|――: :ヾ!:ヽ;::::l;――ヽ_＼ヽ;:::::::::::|:::;::::|ヽ、
l' │|:::::i:|::::ili|i;下l云〒}: : ヽ; ＼::l〒ﾃ云ﾐ|斤{ﾐ､:::::::::}､:|::| `
′ l |::::i::l､::il|iﾄ;ヽi|:ﾄ;;ﾘl|: : : `: : :ヾ!|i::ﾄ;;;;ﾘ|l/'|iliヽ;::::::|,l::ヾ! やっくんの画集が出たから買いに行かせてみれば…
! l;:::::/l;::i|i|iヽ: ゞ≧ﾉ: : : : : : : :､ゞ≦ツ : |i/iliヽ::::;l:::::､ﾐ;、
l;:::l l;:|::|ili| '" ' l/ililili:l､::|:::::::i|ヾ､ なによ、これ…
ヽ| ゞ;|::il`ヽ､,_ ^ _,イﾘilili::::::||;lil::::::::|
` |:`|:::::ilililil|｀`il＞;､,. -一'"｢`ヾ|!i:::::::::::|i|ﾞilil:::::::|
_,.- ──L､:;＿::ilili|_;i/;;;;;/;｣ ＿＿_ﾋ＿L;_::::::::|ili|ililil::::::|
｢￣￣￣`' ─- ､`'＜、;:-亠'´_,. -－─―‐ヾ-｣､il|ililil::::::!
l ｀ヾ亠-,:‐'´ |‐l;i|ililili::::|
,.⊥ 美術大鑑 | | ／´`|`!i|ililili::::|
L, ｀ヽ | | ,ゝ‐ く､ヾ|ililili::::|
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l ／ ／ _,,.;:-'" `ヽ、...................,＞'ヽ／
l／ / l./ ヽ................;' `ヽ
￣￣/ l -━━━━━‐!...............l‐━━-l 化物のオンパレードでありますな
./ .l !................i l
/ l.､ ノ...................'., l.i､ やる夫殿っていったい･･･
/ l `ー- -‐'''"...........................ヽ.＿ﾉ.l i
/ l.....................................................................i. l ﾜｶﾞﾊｲﾓﾄﾞﾝﾋﾞｷ…
/ !.......ι....................................................../ l
i l;;......................................Ｕ....................../ !
l .l ､;;,.............................＿＿..............／ ／
ヽ ＿ / `ヽ､ ....,-‐''''"￣`ー-'`丶／ _／
316 名前：犬の餌 ◆JBl9e38hv. ：11/08/27 01:31:10 ID:2YMuE+Zx
,-ｰ--‐::':::|,..
／:::ノ（:::::::::::::::!::::::｀丶、
/::/::::⌒:/:/|;:::::;!i::i::::::....､ヽ
l:/::;'::::'オ/|::|:::/:廾!::::::::::ﾞ:.ヾ:、
,!,イ:::::/ !':|:l::l::/::::::lﾊ:::::|;;::::l
/i:::::!::/ｉTﾆT::,!;':::ｲﾆﾘ,!:::l｀､:|
!:（|:'!::l::ﾟ‐':::/:::::::ﾟ‐゜!:}::! ﾞ!
|::::M::::!､ _ .ィ:i!ﾘ ――やっくんはこんな化物でも、
|::::|:::l:::ﾚﾞ'ﾏ￢＜:!::|::|
!::::|xく!:l |―| ,l:::|:::! 変態でも肉だるまでもないわよ！
l::::::;!ヾｌ:ﾄﾐヾ、l〃!:ハ:|
,':::::::| ヾ＞ﾐV∠}′ i|
l::::::::{ ,r=-=ニＬ._〉,ノ l| もっと至高の存在でふわりとした肌とゆるやかな曲線を描く優
,!:::::::::l |l!l!|´ |! 美な輪郭、ともすれば一輪の花とも見紛う程整った唇に小動
!:::::::::::ﾄ、 |＜ ＿/:| 物を思わせつつも強い意志を秘めた瞳に力強さを秘めた四
!::::::::::::ﾞ7ー イ丁´「 〈::::::| 肢、特に包まれればきっと気持ちよさの余り失神してしまうか
l::::::::::::/ l | | l ﾞ､::::| もしれない優しい腕とカモシカもびっくりの健脚、太陽すらも
l::::::::::/ l. | | l ﾞ､:| 霞む気高い覇気を身に纏って芳しい香りと力強い声で私を
（以下3000行）
317 名前：犬の餌 ◆JBl9e38hv. ：11/08/27 01:32:07 ID:2YMuE+Zx
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,, -一‐-
／ ¨ヽ､ ＿
{ ＼ ｀ ､
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k: : :_,, -‐''''¨¨¨" ‐- ,, ヽ. ∧ ､ ――ともかく！！
￣丈7...:／::::r‐x:k:::::::ト､ヽ ∨ ﾍ.} ＿
/:::/i:::::::i:/ ||ヽ;::::|ヽ:::::＼ﾐk__.K" / やっくんを馬鹿にする事がどういう事なのか、思い知らせてあげる！！
/ :/::| ::/ﾚk'方!::::::：ﾃ=x､:::｀ヾミ'''ー'＿
ﾚyi./|::/､ﾊ 殺j::::::::::殺ｿﾇ::::|ハ_,,＞ ￣ ヽ
ﾍ ﾍﾘﾞy:ｌ :::: _ _ ::::/:::ﾍ|,ｽ.| ヽ
i＼/./::: ＞ ＿.／:::ﾉ::::::::::{ ﾉ
| / /／:/{{ ./_／::::／､:::::::::::::l＿ _／
y'"_ イ､.{{/:/ ::／__二ヽ,:::＼ヽ ￣￣ ＿＿
/,ｲ/::(￣~K~{／}￣/ .｀ﾘ:::::::::ヾ､＿＿＿_ ,／:::／￣￣
ﾚ' N／ヽ-'{ ヽ _ﾉ／ ｀{:::::::::::::::::::::::-一''´::::::: :￣￣二ー-､
|/ ∠ ハ y' ヽ＼::::::::::::::｀ヽ､::::_,, ''" ￣
{:辷‐∨ ヾ‐-､＿＿_,,,人_::::::::::::::::::::::::::::::::::￣ ヽ
i!:::::＼|￣7 /-ｋ'..................￣."''''ー-､ー-- ､::::::::::＼
＼;;_/.｀y / ＼::::::::::::::::::::::::::::::ヽ､ヽ ＼:::::::::ヽ
/ノV ./ ＼ヾ￣￣￣｀ヽ::::＼ ﾊ:::::::: ﾉ
〃 ,' / ヽ ヽ￣￣ヽ }:::,ﾊ ヽ ￣７::::／
――これがハルケギニア版「 芸術家は早死にする 」の所以でもあった！
318 名前：犬の餌 ◆JBl9e38hv. ：11/08/27 01:32:54 ID:2YMuE+Zx
以上、「やる夫絵画展」でした。お目汚し失礼しましたorz
単レスさんの「黄金街道」を読み直してて、
そういや絵師もこの世界にはいるはずだよなぁ
って思ったのがきっかけです。
技術力の問題か表現能力の稚拙さか、どうもSSに挿絵貼り付けた感じになってしまうのが悲しい…
今回は本からの抜粋って事でお見逃しをorz
319 名前：名無しさん ：11/08/27 01:48:51 ID:yOCXFdbX
乙
王政府発注のが一番近い件。精霊からすれば人間の美醜など塵と変わらないんだよなｗｗｗ
320 名前：名無しさん ：11/08/27 02:04:07 ID:yiI/UNAI
自意識誕生時点からの刷り込みでやる夫の姿が美の頂点って認識の精霊からすれば
ちょっとでも違えば『舐めてるの？』ってなるんだろうね
人間の美醜感覚じゃとても美男子には見えないメタボ男とか発注先に渡せないし
この題材は絵師の地雷だわ～
321 名前：名無しさん ：11/08/27 02:45:41 ID:eg2X/OHF
乙です。
水精霊達の判定厳しすぎるワロタｗ
ていうか、王都銘菓の白饅頭ｗｗｗ
322 名前：名無しさん ：11/08/27 08:58:09 ID:bt6J5zT/
案外、子供たちが歌を口ずさみながら描く
路地裏の落書きの方が似てたりしてなー
そう「やる夫えかきうた」を・・・
323 名前：名無しさん ：11/08/27 09:54:30 ID:JzdN4Zq1
中世の肖像画とかは小物や背景も大事なんだけど、
こればっかりはＡＡじゃ表現無理だなｗ
324 名前：名無しさん ：11/08/27 10:19:34 ID:yOCXFdbX
一般的には金獅子の絵を、その中の小物に「王都銘菓の白饅頭」を加えればどちらにも顔が立つだろ
菓子屋の型枠は当時のやる夫をモチーフにしてたんだろうなぁ…人の記憶は移ろえど、物はそのまま残ってるｗ
325 名前：名無しさん ：11/08/27 15:09:14 ID:hhQXZypk
乙です
ようはやる夫は描くなということですねｗ
326 名前：名無しさん ：11/08/27 15:38:54 ID:Zcpdg3ol
そのうち、絵描き組合？のなかで
「やる夫帝は至尊であり神聖不可侵である。描くときは命を賭して作業に当たるべし」
とか警句ができたりして。
妥協の結果、黒塗りだったり、やる夫の嫁集合絵画の隅に手先だけ描かれてるとか･･･ｗ
面白かったです。乙。
327 名前：名無しさん ：11/08/27 15:50:00 ID:qO9gYjkm
Λ＿Λ 「かの英雄王がどのような姿だったか」
（´∀｀ ）-､ っては大した問題じゃない
,(mｿ)ヽ i 精霊王だって我らペコポンの言う事なんて
/ / ヽ ヽ ｌ 一々聞くほど暇じゃないしね
￣￣￣ （_,ノ￣ ヽ､_ノ￣￣
Λ＿Λ どっちかっていうとそんな事より
（´∀｀ ） 「かの英雄の寵姫だ誰であったか」という事の方が
.r' 人
/ ＿ ヽ＿ （ピンポーン）
￣ヽ,,⌒)￣￣￣￣￣
328 名前：名無しさん ：11/08/27 16:13:33 ID:Zcpdg3ol
>>327
あれ、きょう親衛隊、クルデンホルフ近衛隊、モンモランシ家とデムリ家の合同軍事演習とかあったっけ？
標的は家１軒？ テロリスト急襲作戦かなぁ？
329 名前：名無しさん ：11/08/27 17:23:22 ID:jCfRCaXD
乙乙ー
330 名前：名無しさん ：11/08/27 19:30:32 ID:tg2yAM8d
乙です。
そのうち、やる夫/英雄王は至尊の存在故、姿かたちを書くのは不遜である。とか言ってハッキリとは描かれなくなりそうですね。
331 名前：名無しさん ：11/08/27 19:31:53 ID:atz+b0B4
ヤルーヴェ
332 名前：名無しさん ：11/08/27 22:10:25 ID:sjPuQuOY
>>328
お前は何も考える必要はない。
ただ命令通りに杖を振るえばいい・・・。
333 名前：名無しさん ：11/08/27 22:31:08 ID:sQ4lRjaU
文句があるなら映像見せてやればいいのになｗ
水精霊なんだし、水面に望む絵を映し出すなんて朝飯前だろうに
ポコペンごときに手を煩わせるのが嫌なら、ケロロ軍曹へのお仕置きとして彼にやらせればおｋ
334 名前：名無しさん ：11/08/27 22:48:04 ID:5McOdN/o
>>333
それ以前に姿を自由に変えれるはず・・・やる夫により固定化されてるならしらんが
335 名前：名無しさん ：11/08/27 23:11:07 ID:qO9gYjkm
カエルたちはやる夫からもたらされた知識で
自分たちの姿を固定していそうだけど、
かなたさまはやる夫の記憶から自分の姿を決めていそうな気が・・・
336 名前：名無しさん ：11/08/27 23:31:13 ID:sQ4lRjaU
水精霊たちはやる夫によって与えられた自我を大事にしてるから、姿を変えることに抵抗がある
・・・というのは建前で、やる夫の真似なんかしたらカナタ様に消されるから無理、というのはどうだろうｗ
337 名前：名無しさん ：11/08/28 00:42:19 ID:mTNlbbGy
偶像崇拝を禁止してる宗教みたいなノリだなｗ
というか精霊達はやる夫教の信者かｗｗ
338 名前：名無しさん ：11/08/30 00:49:29 ID:EcsmU+Rc
個人的に割とガチにやる夫異世界TCG製作中、が
基本コンセプト・ルール・キャラメイク条件が出来上がって
キャラクターもろもろ作ってたら
こなた・伊澄・ナギ・いいんちょ無双になったので頓挫 o...rz
ロリ強し。良いんです。妄想してるだけで楽しいです
