132 名前：名無しさん ：10/11/14 21:55:00 ID:HxQR6asr
>>128
確かに・・・あっちは大丈夫か？
不味い、DQ３から来たヴェルダンデの続き書いたけど、
終わらない上にトリまで忘れちまった・・・。
トリ思い出せないから新たに付けるか
133 名前：ヴェルダンデ ◆yLOChO5WPs ：10/11/14 21:55:50 ID:HxQR6asr
あらすじ 1
|┃三 ∩＿＿＿∩
|┃ | ノ ヽ
|┃ ≡ / ● ● |
＿＿__.|ミ＼＿＿_| ( _●_) ミ
|┃=＿＿＿ |∪| ＼
|┃ ≡ / ヽノ 人 ＼
あるところに、クマーという呪文に憧れるグリズリーの子がいました。
rー ── } : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :｀丶、
| : : : : : : : /: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :.丶
| : : : : : : /: : : : : : : : : : : : : : : : : :ヽ : : : : : : : :: : ＼
|／ : : : ,' : : : : : |＼: : : : : : : : : : : : ヽ: : :: : : : : : : : :ヽ
. ／: : : : : : !: : /: : : | ＼´: ￣｀ヽ、: : : :丶 : │ : : : : : : ',
／: : : : : : : :..|⌒ﾄ : : │ ＼: : : : : ＼: : : : ＼:|: : : : : : : |
／: : : : : :./:/: :.:|: :∧: : : l __.＼: ヽ : : : : : : : : ＼:.:.: : : : :.|
. /: : : / : : : V: : : :レ'-ﾍ: : :.', ｨ灯ﾃ外ﾐ: : : : : : : : : : ＼: : : : l
/: :.／!: : : : : |: : : :小Y心＼:.ヽ {iｰ'::::::jヾ: : : : : : ::＼ : :ヽｰ :l
|／ │: : : :/|:.: :.:.{ハ Vi::ﾊ ＼| Vﾍ::::ｲ:}ハ: ＼: : : : }＼: ',: :l
|: : : :.ハ: : : |｛ ﾍ ヽ:ﾘ､__{ｧ ゝ辷ン ∧: :}ヽ /|: : ヽ} :|
ヽ: : l ヽ: :.l人: :', ´ ﾉ , ＼ ''' ／ / ∨ ∨:.l: : : : : |
＼{ ＼ﾘ:.:`弋 ｡ ｀ ｰ一 ' ／ '´: : :∠,:│: : : :│
／: : :.:／ﾌ＞ __ イ: : : : : :／..:.: 八 : : : │
／:./＾}／ ／ { { : : ∠: : :／ ￣￣＼￣ ＼: :ヽ : : |
＿,, -='´＿／ ´ 二) ヽ: : ／: :./ ＼//∧: : ＼|
´ ｀＞: :/(７ ､｀) ／: : : / ∨/∧: : : l＼
/ : : ///＼ ｘヘ ＼ /.: : : ; ｲ V//,|: : : :＼:＼
ヽ:／///// >く ）Yー’{/|: ／V |//,|: : : : : :＼:ヽ
彼を我が子のように育てた女王様が言いました。
「ダーマに行き、転職してみなさい」と。
::: ﾉ::::::::::::::::::::::::::::/ヽ=- ' i ヽ- i lヽ、、' ヽ-
／:::::::::::::::::::::(:: ﾚ'"´oヾ:､ l!, ___l :::::::::ヽヽl丶､
:::::::::::::::::::::: r '｀ヽ´ ￣ l､iヽ.oヽ´7ヽ::::::::::::::::
:::::::::::: :::::::::: ! , - `'´ ｨi ヾl::::: ）::::::::::::
:::::::::,.ﾍｰ ,-':､_／､,.. --- ､ ､ !::（:::::::::::〃
:::::::'::::::ヽ_:;::: i ﾄ-‐ ―- .,｀ヽ, i /::::::::::::::::ヽ
::::::::::::::::::(:l:: ! l __ ｀/ /:::::::::::::::::::::::
:::::::;;::::::; l:::l:: !´ ｀ ｰ ''ヽ/ //::::::::::::::::::::::::::
:::ム ''７´::::ヽ. ヽ､_ ,/ /:::::::::::::::::::::::::::::
::::::::l {:::|:::::::ヽ. ｀ ー￣イ /::::::::::::::::::::::::::::::::
ヽ､r- '::::l::::::::::ヽ. ￣ ´ ,':::::::::::::::::::::::::::::::::::
｀ヽ､:::!::::::::::::｀ｰ.. __ ,.ｲ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::
＼:::::::::::::::::::::::ｰ'´/-- ､:::::::::::::::::::::::::::::
＼ ＼::::::::::: / ｀ヽ::::::::::::::::::::::
ダーマに着いた彼には専属の神官が付きました。
そして、クマーは呪文使いの最高峰『賢者』となったのです。
134 名前：ヴェルダンデ ◆yLOChO5WPs ：10/11/14 21:56:18 ID:HxQR6asr
あらすじ 2
lllllllllllllllllllllllllllllllllllllll
lllllllllllllllllllllllllllllllllllllll
llllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll
(＿＿＿） / (_／
| /
| ／＼ ＼
| / ) )
∪ （ ＼
. ＼＿)
しかし、彼に悲劇が訪れます。
覚えたての呪文を唱えた結果、異世界の召喚魔法に干渉してしまったのです。
しかも、それは記憶喪失という弊害も発生させてしまったのです。
/::::i::::､:::ヽ､:::::＼:ヽ:＼::::::ヽ:::､::ヽ::､:',
/::i|::l::ﾄ､ヽ::､:::ヽ:､::::::＼::ヽ::::l::::ヽ::i:::i:::!
/:/:!:::!:|::ヽ:＼ヽ::::､:＼::::ヽ:::ヽ!::::::i::|:::!::!
!ﾊ::|::::i::l:|心､:ヽ::＼:ヽ_＼､＼:::ヽ:::|!::|:|i
i､:!:|:､N{､ﾋjヽゝ＼ヾｲ ﾋｊ >､ヽi:､|!:|:l
ヽ:!::ﾄヽ￣ l! ` ｀￣´ |::l::|:|j:,!:!
ﾄ､::! u ｊ |::/lj:::!ﾘ
ヾ、 丶 - u ﾘｲ:|ﾘ
ﾘヽ ‐､ｰ- ､_ ／ｲ:::i
rｰ'"ﾄ:lﾞ､ ￣ .／ , |::!
/ ﾍ ヾ ヽ､ _,. ' / |:'
その召喚を行っていたのは、ギーシュというとても優秀な魔法使いでした。
彼も周囲も、「ドラゴン等ではなくただの熊が出た」と、首を傾げていました。
_ /＼／|, 1
r ､! ｀ヽ | / /- ｚ__
r┴ ､＼,.-┴'-＜／_∠、
,. ゝ‐-／ ,. -- マ-＜
,.＞―7' ﾆﾆ､⌒ >´￣) ｱ →
<―く (＿ ノﾉ⌒ヽニ ｲーく
Ｚ‐ ｧﾍー‐＜ ＿ ノ 厂＞
7' / ﾄ､ ｲ､-r′
´L./ ト ,┬､ イ Y‐┘
, --ヽﾍ ∧ ! ! ﾊ /
／ ヽ 、 ｀ヽ〉^「´ｨ'-―-､
∠、´￣√ ７ ー/ /∠、‐-＜ ＼
￣＞― --' ´￣ r‐ヽ ＿＼ |_r-､
|! ll [![! ：： [ll] IIIIIIIIIII｀ヽ/≠r┘
ヾ｡ ｪｪｧ､__く￣￣￣￣ ｀′
＿,,. イ´￣ ＼ ﾟr‐1´ ＿ ｀
ヽ ､＿ヽ ＼ ヽj |'´ ,. ｀ ー- ―ァ
＼ ノ￣テ‐ァ/ ∧ー-- ∠ イ／
ー --- ' | ! ヽ ヽ ｀ ／
記憶を失ったクマーはヴェルダンデという名を名乗り、
ギーシュはヴェルダンデの持っていた謎の花の種を育てました。
135 名前：ヴェルダンデ ◆yLOChO5WPs ：10/11/14 21:56:41 ID:HxQR6asr
あらすじ 3
_,.. -－ ''" i ｀、
,. :'" l ﾞ'､
／ ／ ,/ |! l ヽ
/ ,.' /l l |.! l ヽ ＼
,' ﾚ′ ./ ,! ,'| | | ﾄ、 ｀、 ヽ
,' / / _,∠. ,!/ | i | ｣_| l、 ｀、 ヽヽ
| / / /／,/ // ! | ! ｀!｢`ﾄ､ ﾞ、 lﾞ､ﾞ､
/ / / / ::::l/:::｜｜ / l| l. ｀、 l ヾ:､
. ,' j ,' ./ ,:::::::::::::::::| .,' 作ミﾄ､ ｀、 i. | ﾘ
j ｲ l /,ｨ"::::::::::::::::ｌ/ / !::l|il:ヾi. ﾞ、 l | ｜
l !｀、 l l {:::::::::::::::::::/,∠, l::!l!|l!:: /! l. ∧ !
ヽl ｀、 l. l | ::::::::::::::::::"厂{ ≧==＜,! l ,' ./ !/
| ＼ ﾄ! | ::::::::::::::::, ' ヽ二三三/!/./ ,!'
|. ,' l ｀ヾ:..ﾄ､ ― 三三,.ｨ .l/':ｲ
l ,' ！ l. | ｀＞: ､. ___ ,... r＜´ ! .|｜.|
| / ! ｀、l ／´,! l､ヽ!、 | .l ! !
. l/ ! ｀､l′〈′ ｀| ヽ l ! l. |
/ ﾞ! ﾞi、 l ＿ |. ｀| ,l ! !
/ ∧ ヽ. l￣ ￣| V l l
. / / ヽ ヽ！ l / ,l l
/ ∧＼ ｀､ ｀､l ! / ハ l
しかし、彼等が何をしようと、残された者には通用しません。
女王様は理不尽な理由で子を奪われた事で正気を失いました。
ヽ ／ 二二_-- | .,|丶::）V~~V|（ﾉ∠`‐‐‐‐~~´ ヽ ／
/／ lゝ､ ￣| _|彡.,ﾍ|l二'ﾚ||‐：‐ ||| |､ヽ
>|/ -‐＼.` -' ゝ.⊥⊥二､:::||‐：‐ ||／ ＿| |_>
>| ) ∠ _,...-''´:::::::||：‐‐|||,イ´￣ |´|
|_,ゝ-‐'´ _/ ,/|：::::::::::::::：||‐／/`/⌒ ノ ||
|`´￣|´ｌ|:::::ｌｌｌ二_||::::：:::::ヾ､‐､:::/ |､ ／ | ||
||:|::::::::| |::::::|||＿_||::ｌ`,--;'lヽ ｀＼ `~二)＞||
//:|::::::::| |:::::::|||＿_||（(_太_)）ゝ､ |ヽ ／| | | |
//::|::::: / |::::::: |||＿_||:::V^^V:::::||‐`---､ ＼ | | |
//::ﾉ: / |::::: |||＿_||:::::::::::::::::::||─‐||| ヽ､ﾍ | | |
//:: / |::::: |||＿_||::::::::::::::::::||─‐||| |: | | |
//: /: |::::: ||| ／ ゞ＝=＝´'＼ ||| |::: | | ヽ
/ /:: /: |:: || / | | | ヽノﾉ |::: | | |
/ /::: /:: |:: |ゞ≡≡≡≡≡´'ﾉ |:::: |_ | |
/ |/~~ヽ/::: |: ＼_ ----─'´ |:::: | ~| /
| | /::::__ ｀ヽ ￣ |:::: ,| |／
ヽ_| ^､,'／~~~`‐-､＿ _＿＿|;;;;;-‐''''´,`ヘ､.
／￣`ヽ＿...-‐'´ ￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ￣~`‐‐'-----'
女王様は、異世界を憎み、滅ぼすと決めました。
そして、狂気の女王は魔王を殺め、暗黒の力を奪ったのです。
これはそれから1年後・・・新たなる仲間を得た、賢者クマーの物語である
136 名前：ヴェルダンデ ◆yLOChO5WPs ：10/11/14 21:57:13 ID:HxQR6asr
1
_,.. -－ ''" i ｀、
,. :'" l ﾞ'､
／ ／ ,/ |! l ヽ
/ ,.' /l l |.! l ヽ ＼
,' ﾚ′ ./ ,! ,'| | | ﾄ、 ｀、 ヽ
,' / / _,∠. ,!/ | i | ｣_| l、 ｀、 ヽヽ
| / / /／,/ // ! | ! ｀!｢`ﾄ､ ﾞ、 lﾞ､ﾞ､
/ / / / l/ ｜｜ / l| l. ｀、 l ヾ:､ みゆき様、アリアハンから謁見を求める使者が来ておりますが・・・ ＞
. ,' j ,' ./ ,r:==ﾐ. | .,' 作ミﾄ､ ｀、 i. | ﾘ
j ｲ l /,ｨ | ｌ/ / ! ヾi. ﾞ、 l | ｜
l !｀、 l l {ﾍ. i /,∠, l :ﾍ /! l. ∧ ! エジンベアから来た使者が「田舎者よ、褒めて使わす」とか言ってます・・・ ＞
ヽl ｀、 l. l | ヾ-‐'' '"厂{ ﾞ‐-'′,! l ,' ./ !/
| ＼ ﾄ! | 、. , ' ヽ、 ｲ /!/./ ,!' アレフガルドから地上世界との橋渡しを求める親書が届きました ＞
|. ,' l ｀ヾ:..ﾄ､` ｰ‐ '′- ｀ ¨´,.ｨ .l/':ｲ
l ,' ！ l. | ｀＞: ､. ___ ,... r＜´ ! .|｜.|
| / ! ｀、l ／´,! l､ヽ!、 | .l ! ! ノアニールから農作物が献上されました、どうしましょう？ ＞
. l/ ! ｀､l′〈′ ｀| ヽ l ! l. |
/ ﾞ! ﾞi、 l ＿ |. ｀| ,l ! !
/ ∧ ヽ. l￣ ￣| V l l
. / / ヽ ヽ！ l / ,l l
/ ∧＼ ｀､ ｀､l ! / ハ l
世界を救った英雄 兼 エルフの女王 みゆき
, ､ _/｀丶､-- ､
, ' ヾ/ ｀丶、
. ,.' ,、 ∧:.､ 、 ､ ヽ
/ !.L,V-rﾞ;::';.、 ヽ ヽ ｀,
,' : j l i ヾ':,ﾞ､ _,,,!;_ :. ﾞ、 ', あー、みゆきは疲れとるさかい、ウチが変わる。
i , .: _,L!,,_ ! ヾ! ﾍ i､!` :. i ﾞ:i. |
'.{ .:l :j!! ! il ヽ !ﾞ､ ::. ! ト､j
i.!i. !::j |｣!__ l ! ,.z〉ﾋｬ:::::. ! j:::ﾞ! アリアハンには「女王は先の決戦で疲れているので、前女王が変わる」と言っといてや。
lj ﾞ,.l.:::i j「ﾞ丐ミ ! '行牙ﾊ.::::.!i. !;ﾉ
l| ﾞ';::::', ﾄ, ト:::i. ト::::! };:::j' }{ エジンベアの使者は蹴り飛ばしとけ。
{ ﾞ;::::ﾞ! ﾊ `'''" , ｀`'' ﾊ:::Ｋ＾'
ﾞ;::::!ﾞ| ﾄ､ - ,ｨ!;;|/;;;;;;;,、 アレフガルドは、せやな・・・ロマリアに代役を打診しといてんか。
ﾞ:;:l｜ ,,;;`;;;,_.､ __ ,.. イ`j!:;;';;;;;;;;;;;;;;〉
ﾞ:{ | ヾ;;;;ハ ,j ,ﾊ'´ l!.〉:;;;;;;;;;;;/ ノアニールは逆恨みの件もあるから無碍に出来んなぁ・・・。
|, -''ﾞ/ｒ''|_>ﾋ／>、,l! ｀ヾ< 取り敢えず、大魔王討伐で余った医薬品を送っとき。
／| | / ｀' l! ﾞヽ
. |＞ ､ /ﾞV ,..、 j'ﾞﾞi′ i （・・・ゾーマ倒したらギアガの大穴の大穴が閉じてもうて、それを闇の波動でブチ壊して、
. | ｀! ´`^ l / i ___ i l いざ帰ってきたら、闇の魔力じゃ全然足りんから異世界はムリ・・・か）
| ｛! ヽ￣￣￣￣￣＼|｜ :/ ｜
| ヽ ,! [ ２－E ] | | / l
前エルフの女王 黒井ななこ
137 名前：ヴェルダンデ ◆yLOChO5WPs ：10/11/14 21:57:35 ID:HxQR6asr
2
／ﾞヽ __
_,..-''" '′ ﾏ'" ヽ
／ , , ∧ﾞ,.、、 ｀､
/ / /./'''`'''ヽヽ `、 （みゆきは異世界に行けんと知った日から、抜け殻みたいになってしもうた。
! , /__/| ! _', ', `、 それを知らん各国から大魔王を倒したと怖がって親善外交を送られ続ける毎日・・・。）
l ,l ｲ｢./ !l '´ !.l ､ﾞ、
！ /,! ､,/_!/､ {| ,.._zｬ!|:. !i i アッサラームから貿易の許可を求める声が・・・ ＞
Ｖ/l ,! |:::;t` ｲ::t,!,ﾘ:: .l. l.i
{j´! j:!ヾﾆ! ﾋｼ ﾊ{::. j l.!
,>l /l:l '' _ ,! !::/ } （どうしてこうなったんや・・・ウチが次期女王に推薦しとらんかったら？
〈;;;;;{';;;;!{`ト､ ´ _,. -:''!| |/ みゆきは娘の交際を反対しとったか？駆け落ちまでは行かんかったやろうか？）
ヾ;;;;;;;/ハ、 丁 j:!
ハ;/∧ ＼ヾ:.､ ﾘ あの、神龍という者からの招待状がどこかのイタズラですよね？ ＞
,';':::;.' ,ﾍ. `iヾｔ._
!; /'´ ､ ｀'''"´L_＼ﾞ!
j:' ! `、 ｀ヾ.} （なぁ、神よ・・・神龍よ。
l; .l `、 }ﾍ みゆきが何かしたか？
l .::i. i / ,! i あの子は罰を受ける程の・・・神龍？）
l .:::| |./ ,.:' ,ノ
! :::j ! ...:::::::{o::|
,＼__, ､ _,.．､
,. ／ ヽ/ ＼ ＼ _ ノ
.:'／ ,､ ∧ ヽ ´∧ ､
/ ' /-┴┤ l じ ､` ｰ- ちょ！今、何ちゅうた！？
. 〃 l ﾄ / |i l:. | l ＼ え？アッサラームから・・・
/ / ∪l l ＼ |:! ハ, イ | ｌ ∧
. /イ / | ド ､ ｀ ' j | 匕 j_.ﾑ ! |ヽ } 違う！お前やない！そっちや！
l /| / ｲ/ ・｀ ﾚ ´．ﾘ λ ,ﾊ.| v は、はい！？神龍という者から紹介状が・・・ ＞
/_:|' / 〃 ' ´ _ ､ ｀ ｰ{i Ⅵ| ′
_r‐'.:.:';'.`:/-､ /^′￣ } j|:^.:^ヽ-.:─.:─.:-.-.-.-.-- （神龍の名前はもう、歴史から消えとるはず・・・、
_/＞＜.:.:.:.:､.:.:';./.:.:.:|＞ { ﾉ . イﾘ.:'.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: 竜族は神龍の名を騙るなんて恐れ多くて出来へん！
r.: '/7///∧/.:.:.';.:.:/.:.7:| ‘，￣ノ j.:.:.:}.:'.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. 正真正銘の、神龍からの天界への招待状や！）
/r' (// 7//.:.:､.:.;.:.〉:/:└_:っ', f 7.:´.:{.:.:{.:,:.:.:.:.:..:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.
. {f ゝ._)'/７//.:.:.:.:._:_/.:.￣ﾑ ﾚ' /:＼:┘:f'.:.／ﾆ= r‐ ' ー──── な、なんて書いとる？
;{､ｰｧ'////;- '´. :,.{.:.:.:.:〈 :∧ | /.:.:.:.:.:>.:.:.'´ :l : ∧ 「褒美として、お前の望みを1つかなえてやろう」・・・です ＞
ゝ｀//// . : / ;.:.:.:.:.:ヽ.:.ヽ. 〈.:.:.:／.:.:.:.:.} :| : i ﾊ
〈 '///// . : / /∧.:.:.:.:.:.:.ヽ.:ヽj／ :.:.:.:.:.:.ハ . :| : | l | 伝説通り・・・いける！いけるで！！
. ` ＜_/ . : / /. : :ﾊ.:.:.:.:.:.:.:.:＼ヽ.:.:.:.:.:.:./ :l : :| : | l | みゆき、クマーに会えるかも知れん！出発の準備や！
/ . : / / : : }.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼'.:.:.:.;' i l : :| : | 从
138 名前：ヴェルダンデ ◆yLOChO5WPs ：10/11/14 21:58:02 ID:HxQR6asr
3
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ . ┃
┃ その前のハルケギニア世界 . .. . . ┃
┃ ... ┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
＿＿＿_
／ ＼ ・・・やっぱりそうだったかお。
／ ＿ノ ヽ__＼ 使い魔の契約はそういう事だったんだお。
／ （─） （─ ＼
| （__人__） │ （魅了、傀儡、洗脳の魔法を自動的に、ありったけ・・・やりすぎだお）
/ ∩ ノ)━━／.. .[] ｶﾁッ、ｶﾁｶﾁｶﾁｶﾁ・・・
( ＼ ／ ＿ノ´.| | □
.＼ " ／ | 二⌒) ｵｲﾙ ｷﾚﾃｷﾀｵ・・・
＼ ／
召喚された人間 入速出やる夫
, -── - .､
／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
, ':::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ フタを開ければそんなものです。
/::::::::::::::;ｲ:li::::';:::::::::::l:::::::::::::::::::', 野生本能を剥き出しにした獣を好きに操る等、簡単な事ではありません。
,'::::::i::::::::/l::l ';:::',ヽ:::::::l::::::::ｌ::::::::::i
i:::::::l::i::::;' ｌ:ｌ ヽ:'; __＼l::::::::ｌ::::::::::l
l:i::::::l:::l:::i ';! 'Tて ｲ l:::i:::::ﾄ､:::::::l 伊澄、確かにその通りだお。
, ' ´ ; ｀ヽl:::lｲ l l:::::::」 l:::ｌ:::::ｌ ）::::::l でも・・・やる夫には、理解できても納得は出来ないお。 ＞
( ':; )::ｌl::」 Ζｚ l::l::::」ノl:::::::l
ヽ､ ノｰl::', ﾉｲ:イ:::::::l:::::::l
｀ ‐ '´ 「￣￣￣l＿ , イ:::::l:::::::::ｌ::::::l それでこそ我が王です。
l ｒ ､l::::l , !-＝-､:l::::::l 私はやる夫様の手となり、この理不尽を薙ぎ払いましょう。
「ﾐ.l 「￣￣ ｀ヽｒ く ＿ ';:ｌ:::::l
「',! ヽ､ il ＼ , -──┴i 国を相手に喧嘩する気はないお。
入｀ｰ--｀ヽ､__/ ヽ＼:::::::::::::::::::l 平穏に暮らせれば、やる夫はそれでいいんだお。 ＞
／ ｀i‐-l:::::l/l::/ ', ｀‐ ､:::::::::::l
/ l::::l::; -l:/ ｀ヽ::::', （その願いが叶うと思われますか？）
l l::l（ l ヽ l::::::〉 （・・・その話は止めるお。ギーシュ達もいるし） ＞
l ';l::::::l ＼ l:プ ｶﾁｶﾁ
やる夫の刀 伊澄
139 名前：ヴェルダンデ ◆yLOChO5WPs ：10/11/14 21:58:31 ID:HxQR6asr
4
/:::::::::::::: |::ヽ:::::::|:ヽ:::::::::::ヾ,:::::::::::::::::::::
/::::: |::::::::::::|::::ヽ::::::i ＼::::::::::::ヽ,,::::::::::::::::
/::::::::::|::::::::| |::::::ヽ:::::ゝ::ヽ:::::::::::::ヽ,,::::::::::: そうか・・・ヴェルダンデは・・・。
/:/:::::::::ヽ::::|:::i::::|:::::ヽ:::ヽ:::ヽ:::::::::::::::ヾ:::::::
/|:|::::::::::::::ヽ∥::i::::i:::::::ヽ:::ヽ::::ヾ::::::::::::::ヽ:::: 確かに、そんな内容だと学院側は口が裂けても言えないな。
|::|:|::::::|丶:::::ヽ:|::::::::丶:::::::ヽ:::ヽ::丶:::丶::::ヽ: この情報が広まったら不味い事になりそうだ。
|:::|::||::::丶::::::::丶i:::ゞ:::::ヽ::::::::::ヽ:ヽ::ヽ:::|:::::::i:: みんな、今の話は心の奥に閉まっておいてくれ。
∥::|::|ヽ:::丶::::丶:丶:ヽ::ヘ::::::::::ヽ::::ゝ丶i::::::i:::
|:::::|::|:::|::::::::ヽ丶ヽ::::::ヽヽ::::ヘ,,:::::ヽ:::::i::i:::::|::
∥:|ヽ::|ヽ|::::::丶丶ヽ::::::::ヽヘ,,,,:::::::::ヽ:::::i:::i:::
|::丶丶|ヽ ヽ ヽヽ / ＼:::::::::::::::/ （・・・伊澄にヴェルダンデの通訳を頼んだとき、
|:'ﾞl＼ヽ ''' '''''´ ' ".`'' 、' '|:::::::::::|:::| 彼女は『ヴェルダンデは記憶喪失』と言っていた。
＼::::ヽ,＼ ﾚ|:|:::,| / 記憶改ざんする必要が無かったのか？
ゝヽ '' ||::::|:ﾉ:: それとも、記憶喪失にしなければならない程の知識を・・・？）
ヽヽ | ﾘl:/:/::::
'ヽ ヽ - |, ﾉ/::::::/
丶, , / |::::::/
|ヽ ヽ二二＝ / | | |:/ ,, あと、話してくれてありがとう、アレクシア嬢。
| i＼ ヽ─ ／ l ヽﾘ:.:.く
..／ヽ' ヽ, ／ / |,,, | ｶﾁｶﾁ ｳﾙｻｲ
貴族 ギーシュ・ド・グラモン
, -─ ´￣￣,￣｀ ー ､
／: :＿＿: : : /´: : : : : : : : ＼
/ ／: : : : : : : : : : : : : : : - ､: : : ヽ
_ /./: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ヽ:::::::ヽ
＿＿ゝ7/ : : : : : : : : : : : : : : : : : : :ヽ ＼V7,
／: : : ＿|,' ,､ i . . . . : :|:::::::､ikー‐ ､
／: : : ／ ;､|: : : : : . . . /. . / ヽ::: : :|:. : i: : : : : |::::─|} ､::::::::＼ 言って、良かったんでしょうか？
. /:: : ／/:／ |: : : : : : : ﾊ: ::/ |:::.:. ﾊ::.::ﾄ;::.:| : :|::／/ ＼＼:::::::ヽ
|: ::/ // |: : : :|: ::/ { :| |::::. ' l:::ハ:::!:::::|:::::/ ヽヽヽ::::ﾊ 黙っていれば・・・
|::/ |' |: :|::::|::┼‐┼!'´ |::::ﾒ─|‐ト !::!::::|､/ V! ∨:|
. |' |: :|::::l: :|ｨ┬ﾃﾐ､ |:/ ┬≠､ |::|:::::|丿 ﾘ !:::!
|: :|::::∨! 弋ｭｿ / 之少"!ｲ::::::! V
＿ ゝ::|::::::ﾄﾍ , /イ:::::,'
／ ├ﾍ:V:::| !::i＼ ＿ ／ ||: /､
／ ! ∨:| V! l｀ ､ ＿ , ´ /|:/ : 〉.
_ - ´ ヽ | V! ｀｜ , 分､ /:.|' : / ヽ
_,＜ ＼ Y 'イ,ｲﾉﾊ. V ／!: : : / ＼ ヽ ｺﾜﾚﾀﾉｶﾅ?
─´ ｀ヽ | ／／///| ! ∨ /: : : / ／￣｀!
貴族 アレクシア・ラ・フェール・ド・モンモランシ
140 名前：ヴェルダンデ ◆yLOChO5WPs ：10/11/14 21:58:56 ID:HxQR6asr
5
＿..∠:ｧ: : : :／/: : : : : : : : :ヽ、: : :＼: : :＼
/: : :／: :/: ／: : : : : : : : :'. : : : : ＼: : :＼
//: :/: : :/／: : : :/: : : : : : : ' : : : : : :ヽ、: :ヽ
//: :/: : : :/: : : : : { : : : l: : : : : :;}: : : :ヽ: :＼: :}--､ やる太くんも危ないところだったんだね。
//: :/: /: :〃: : : : :｜;: : :|: : : : ､:l|: : : i: :'.: : : : {ｰ'::::}
//: :/: /: |: |: :/: :/: ｨ: i: : :|: i: : : |:||:|: : |: : }: :γ⌒Y´＼
l:{: : {: :{; : !: !: {_: ;: :ハ ﾄ､: |: l : : :|:||」: : !: : |: :弋::::人 : ハ 契約してたら、
|:|: : |: :|!: 七升}｀ﾄ､| |:l | 七{´￣l:ト､.: :|: :｜:イ/¨| ヽ: )ﾊ 今、こうやって話をする事すら出来なかったかも。
!ﾊ: : : :ll: : l:{.:ｧﾃミ､| |:| ヽ≦==ミx: : : :|: :｜: /: : | Y: :}
Ⅵ､: : :';. : |〃ﾄゝ_ﾄ |{ 个:ゝ__ｧトﾐ､_」: :/.:ｲ{.: :｜ 八:l
/.|ﾊ: : :ヽ∧'､ﾏ):ｿ ヽ 弋)t.:rﾂ 八:7}ｲ: |:|: : :l /: ノ 人間が魅了にかかったら惚れ薬を飲むのと一緒だよ。
|: |:小: : : ＼X／/／ ／/／j//: :/ｲ|l: :|:|: : :|／イ
|: |{: :|ゝｧ─:}ゝ､ ｀ J/: :/: :l:|l: :|:|: : :| ／
'､|:Ⅵ /: ::__|: :/＞ ､ ,_､ _. ＜ノ＞-─-､八: :| ｽﾞｯﾄ ｶﾁｶﾁ ・・・ｱ､ﾔｯﾄ ﾋｶﾞﾂｲﾀ
| ｨ ／::::|:/￣｀Y´＞ァ ´ ／´:::::::::::::::::::::ヽ:ヽﾄ､
貴族 ベアトリス・イヴォンヌ・フォン・クルデンホルフ
＿＿＿_
／ ＼ （ ;;;;(
／ ＿ノ ヽ__＼) ;;;;) 本当に危ないところだったお。
／ （─） （─ /;;／ ルルを男と勘違いしてなかったら・・・ってそうじゃないお。
| （__人__） l;;,´|
./ ∩ ノ)━・'／ ｿﾛｿﾛ、ﾁｷｭｳ ﾆ ｶｲﾀﾞｼ ｲｸｶｵ
( ＼ ／ ＿ノ´.| | （昨日から『らいたー』の調子が悪いよね）
.＼ " ／＿＿| | （あのマジックアイテム、僕の御先祖様の遺品に似ているんだ）
＼ ／＿＿＿ ／ （もしかしたら、やる夫くんと関係あるんでしょうか？）
141 名前：ヴェルダンデ ◆yLOChO5WPs ：10/11/14 21:59:20 ID:HxQR6asr
6
,. -─‐‐-. ､ ＿
／ . : : : : : : : : :: .ヽ: ｀ヽ
/. : : : : : : : : :ヽヽ: : : :',: :「V〉 __
/. : : :i: : ハ: : ﾄ､:ﾄ､ヽ: : :i: :LL.:´.:.:.:.｀ヽ
i. : : :i:.l: :.l ',.ｲ ﾘ ヽ:}.:.:.l.:./ﾊ:l￣｀ヽﾊﾉ ・・・あれ？
l: : : :lｲTﾒ､ l/ｲ〒ﾊ｡}.:.: ﾄ､.:.:,′
∧: : :l l ｲﾊ ヽじﾉ l.:.:.l l.:./
/. :ﾊ: ::l:ﾊヽい ''''''' l.:.:/ﾉ/ どうしたお、アーたん？＞
l / l∧ l: ﾊ'''''' l.:/／
＼l.:.＞ _｀＿_, イ/｀L_
ヽ| ／￣｀`ヽ: ､:_:_: L_
/. : : : :',: : : : : : : : ヽ:.`ヽ
l: : : : : :.',: : : : : : : :: i: : : :ヽ ・・・うん。なんでもないよ。
ﾊ:/. : : : :V: : : : :: : :l: : : l : i （今、何かぶつかる音がしたような？）
/.:/. : : : : : l: : : : : : : l: : :.l: :/
l: :ヽ. : : : : : l: : : : : : :l: : /: :l 最近、『らいたー』の調子が悪そうだな？＞
|: : :|. : : : : : l : : : : :./: :/: : :| まぁ使い捨てだし次のを買うお＞
|: : :|: : : : : : l: : : : :/: :/: : : :| （東方の品をどこから買うんだろ・・・？）＞
●
●
●
｜∩＿＿＿∩
｜| ノ #ヽ
｜ ● ● | イタタ・・・クマが洗脳？
｜ ( _●_) ミ じゃあ、ギーシュ様を御主人様と思うのはクマの意志じゃないクマ？
裏 ｜ |∪| ､｀＼
｜＿ ヽノ /´> ) ・・・そんな訳がないクマ。
｜＿） / (_／
｜ / クマはクマの意志で使い魔をやってるクマよ。
｜ ／＼ ＼ だって、他の使い魔は御主人を神のように崇拝してるけど、
｜/ ) ) クマは愚痴ったり、着いていけない時は着いていかないクマ。
｜ （ ＼
｜ ＼＿)
賢者 ヴェルダンデ
HP 179/180
MP 157/155
142 名前：ヴェルダンデ ◆yLOChO5WPs ：10/11/14 21:59:48 ID:HxQR6asr
7
∩＿＿＿∩
|::ノ ...::::::...#ヽ
/ .:::::●:: . ::●::| でも、この考え自体が洗脳だったら・・・？
| .:::::::::''( _●_) ::::ﾐ
彡､ |∪| :､:::＼ クマはルーンに操られてるだけクマ？
/:::::: .:::.ヽノ..:/´>:::::)
(:::二:::::） / (_／ 魔法はやっぱり怖いクマ。
|:::.............::..:::/
| ::: ／＼::::＼
| ::/ ) : ) ・・・・・・・・・・？
∪ （ :::＼
＼::: :)
MP 157/155
『 や っ ぱ り 』 っ て 何 ク マ ？
────────────────────────────────────────────────
/ /___'ｰ- __く‐-､:::::::::::l::::::l ヽ ／
. / ｀ｰ-〈:::::::::::/ | ヽ、ﾉ:::::::| ヽ
く ｀ｰ-/__| |｀ｰ--| __... -─-､ ヽ ベギ・・マを・・・
｀ー──────-| |─--L__,.. -─＜´ __＞ それ・・大変でし・・ね
l | | | ｀ｰ--‐‐'´
l | | |
/ l ,' l
/'´￣￣｀ヽ ,. -┴ ､ { でも、もう・・・ホマ・・・全快で・・・
（ | i ヽ!)､
｀ｰ----‐‐′} ,-┘
｀ー--‐'´
────────────────────────────────────────────────
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
::::::::::::::∩:::::::::::::::::∩ ::::::
::::::::::::|::ノ::::::::::::::::::::::::ヽ:::
::::::::::::/ .::::::::::::: . :::::::::|:: ベギ・・・
:::::::::| .:::::::::''( _●_) ::::ﾐ
彡､::::::::::::|∪| :､:::＼ ・・・ホマ
/:::::: .:::.ヽノ..:/´>:::::)
(:::二:::::） / (_／
|:::.............::..:::/
| ::: ／＼::::＼
| ::/ ) : )
∪ （ :::＼
＼::: :)
MP 157/155
143 名前：ヴェルダンデ ◆yLOChO5WPs ：10/11/14 22:00:19 ID:HxQR6asr
8
────────────────────────────────────────────────────────────
| Wikipedia. |ﾍ}、 _ ＿ ノ ' ヽ、 ｀¨ ノ| :/小: :|
. ／＾) ～～∴～～ |: :ゝ _ ::.:. こﾌ ￣.:.:::/ :|/: : | ∨
{／ ス |: :.|: :.|＞ , __ ＜/: : :|: :.│ ベホ・・を・・・・・ですか？
{／ _ノ |: :.|少' r| Ⅳ＼ /: : : :ｌ: :.│ あれはホイ・・系の最高位の呪文・・・
ヽ'´_ﾌ |: :.| |＿ | ノ: : : :/ : :│
V| |: :.| | ｀７ /: : : : /: : : : l ク・・・・君はグリズリ・・・
ﾄ| |: :ﾍ. | ,/ /: : : : / ＼: : : l そうだ・・・・・・・ーマ神殿なら転職・・・
{.Ｌ.rー‐､(こ'ー-､__.｣: : :}ヽ | / ｛ : : : / ／｝: : :ヽ そうですね紹介状を書くとしましょうか。
────────────────────────────────────────────────────────────
/:::::: .:::.ヽノ..:/´>:::::)
(:::二:::::） / (_／ ダーマ神殿・・・
|:::.............::..:::/
| ::: ／＼::::＼ 呪文・・・
| ::/ ) : )
∪ （ :::＼
＼::: :)
MP 157/155
────────────────────────────────────────────────────────────
ヽ: : : : : : : : : : :.{ __ ／ .,、 .,、 ‐- __ .j: : : : : : : : : : : : :
j: : : : : : : : : : :.} .' ' i: : : : : : : : : : : : : : そう！これならモンスターでも戦士や武闘家に・・・
ノ: : : : : : : : : : : :i .、 ＿＿＿＿＿＿_,, -.f: : : : : : : : : : : : : :
: : : : : : : : : ヽ-｀ { ヽ--───-‐.' .jン j: : : : : : : : : : : 賢者なら・・僧侶・・魔法使いの両方・・・
: : : : : : : : : : ヽ _ヽ ., ＝＝＝= /_／: : : : : : : : : : : :
: : : : : : : : : : : : : :l丶 / l: : : : : : : : : : : : : : そうだ・・ベホマも・・
: : : : : : : : : : : : : :l ﾍ ./ l: : : : : : : : : : : : : :
────────────────────────────────────────────────────────────
∩＿＿＿∩
| ノ #ヽ
/ ● ● | そうクマ。
| ( _●_) ミ でも、まだ新米だから・・・
彡､ |∪| ､｀＼＿＿...
/ ＿＿ ヽノ / ＼＿＿＿） 『 ホイミ！ 』
(＿＿＿） /
| /
| ／＼ ＼
| / ) )
∪ （ ＼
＼＿)
MP 157/155
MP 157/155
MP 155/155 ﾋﾟｯ
クマーは ホイミを となえた！
クマーのキズが かいふくした！
144 名前：ヴェルダンデ ◆yLOChO5WPs ：10/11/14 22:00:42 ID:HxQR6asr
9
────────────────────────────────────────────────────────────────────
. ｢￣ －- ､
,. -‐ ´| ｀丶、
／ , ∧ ＼ ＼
／ / | ﾄ､ ＼ ヽ
, ' / | l | ﾚN ＼ ､ ',
. / / / / /ｌ l ｲ │ |｀ ､ ＼ ヽ i クマー君。
{ / / / /7Tト/八 l ヽ ＼ ヽ `､￤ これは「エルフの飲み薬」という、マジックパワーを補給するアイテムの原液の泉です。
. V / / / /|ノ ﾚ′∨ x==ミ､` ', }│
{ l | / ｲxf芍抃 ﾄ' 廴}ハ l l |V | エルフ族の伝承に、ここで水浴びをした竜の物語があります。
|、 川 { { {ｙ ﾄ'' り-､ / V辷ﾘ YNﾚl l | マジックパワーに精神を飲まれ、大穴に落とされた、悲劇の竜の物語です。
∨ﾚﾍ从lﾊ. ゞ='' }⌒､ ,,, `='´ ,ﾉ}ﾉ ∨ |
} | 圦､'_'_'_ノ `ｰ--‐'´/ / } | その伝承もあって、薄める事で安全性を上げてから販売しています。
,' l />､ `ｰ ' イ,/ / / |
. / |/,/ヽ-＞ .__ '´ {ﾆﾐ､/ / ！ ・・・竜の王の最後ですか？
/ 人/ / /７／,ｲ /::::::｀丶、 | いえ、実は終っていなんですよ。
. / /ミ､`＜∠ノ7ｰ─-､ ／:::::::::::::::::::＼ |
/ ∧: ヾﾆﾐ､: ∨ ／::::::::::::::::::::::／⌒ヽ 今でも大穴の底で、地上に住む者を妬みながら生きているとか・・・
／ / ＞‐ ､ ＼/ ／::::::::::::::::::::::／ ∧
. ／ / ＼:/} ,/:::::::::::::::::::-‐'´ | l
./ ,ｲ }:| /:::::::::::::／::／ | |
/ ｌ ∧ﾚ'-‐=＝'´:／ / | | そう・・・彼を止めるために、私達エルフ族が神様の代理で地上を守護しているのです。
. / /::::|￣:ヽー‐'´ ,/ L.ﾉ
/ ／}::::::|::::::::::l / / / |
〈 /:::::/::::::::::| ,/ / / , | ・・・ﾑｽﾒﾉｺﾄﾃﾞ 20ﾈﾝｸﾞﾗｲ ﾎｳﾁｼﾃﾏｼﾀｹﾄﾞ
∧ ,／::／＼::::::::| / , ' / / !
l ＼＿＿／::／ ヽ::::l {／ /} |
| / ﾚ'′ ∨ ／ / |
__ - ――‐' " ＼
,／ ! ∧
/ ,／ __ /,ｨ: l __ ﾍ、
ｊ ／.:: /,ｨ//'!l ､.|∨｀ヽ ::. ＼ あ、飲んではいけませんよ！
. У .:::/ ,ｲ,// |l ﾄ!| ∨:| :::. l、,/ 本当に精神を飲まれる事になります！
i /:/ /:::!ﾚｒ‐､ﾘ ﾉﾚ ｒ= i:ﾉ |::: |}/
ヽ{ﾍ{ |:::!:! lij:j,７ｨ}={, l:ijj.〉ﾉ: |^i: / そうですね、飲まれた場合は心身衰弱や記憶喪失等の障害が現れます。
. | ＼.!::l::ﾄ､＿/_ﾉ ゝ__ l':レｲ! ﾚ′ 元に戻す方法は簡単ですけどね。
. ﾚ:::::j:/y'ﾌ,ｨｧ (二ﾌ ,.ィ:|::l: l:! _
/:::::/､ｊ､_ ´ 〈/ﾌｰ「｀iｰ､:!:|: |::〉ｧ.// いえ、薬等ではなく、過剰に増えた分を放出するだけで良いのです。
ノ :::/:iへ ::.＼ У⌒ﾞ| |:lλ!::l ﾚ/,ｊ_ 呪文が使えない子はマホトラで吸い上げれば良いだけです。
/ :::::/:::| ＼| |＼ | |;' !:!|:{ Lﾒﾉ}、 何もしなくても放出されるのですが、それでは時間がかかりすぎます。
/ :::::/:::::| | | ヽ! !.j ヽｱ /::::〉
────────────────────────────────────────────────────────────────────
145 名前：ヴェルダンデ ◆yLOChO5WPs ：10/11/14 22:01:16 ID:HxQR6asr
10
∩＿＿＿∩
| ノ ヽ
/ ● ● | ・・・。
| ( _●_) ミ 回復方法を忘れてちゃ意味無いクマね。
彡､ |∪| /
| | | ヽノ /| | ホイミ１回で回復出来たって事は、殆ど治りかけてたクマか。
| | | / | |
| （＿） /（＿） それでも１年は長かったクマ・・・皆、心配してるクマ？
| ／＼ ＼
) ） ) ) それよりも、どうやって帰るクマ？
（ ＼ （ ＼
＼＿) ＼＿)
,...::´:.ｲ:::::i:::＼:::::｀:..、
／.::／.:::!i:::::i::::::::ヽ::::::::＼
,.':/::/::::i:::::!i::::::!:::ヽ:::::!:::!:i:::.:ヽ （おや、ヴェルダンデが・・・ん？
.. /::/::::!:::!::i:::::!i::::::!::::::::::::!:::!::!::i::::! 何か考え込んでいるようだな。
i:::i::i:::|:::i::::.::::i:!:::::i::::::::::::i::::!::i:::i:::i
|:::i::i:::|::::ヽiヽﾘ､::::!::::::::i::|::::!::i:::i:::! ここは・・・見守ってやるべきか？）
!ヽ::ﾄ､!ヽ:::ｊｨ赱ﾊ::!:j::i:::i::! ヽ::i:::i::ﾄ､
ヽﾞ7 ´ ﾉﾉ |::i/:::! j:::i:::iﾘ
〈 _ i/ ヽiイ:!::i:::i' とりあえず・・・そうだな。
. ヽ_.. _ / ﾄｊ:::ｉN 『練金』で歩ける程度の溝を作って・・・よし。
. iｰ ／ ／｀｀｀ヽ
ゝ--ｒｒｆ´ ／ , ´＼ これでヴェルダンデから見える事は無いはずだ。
ﾄi´／ , ' ,...:':::::::::::ヽ
i !j , .', .'.::::::::::::::::::::::::::i
//' / ./.:::::::::::::::::::::::::::::::!
146 名前：ヴェルダンデ ◆yLOChO5WPs ：10/11/14 22:01:37 ID:HxQR6asr
11
∩＿＿＿∩
| ノ ヽ
/ ● ● | そうクマ！
| ( _●_) ミ ルーラを使えれば帰れるクマ！
彡､ |∪| ､｀＼＿＿...
/ ＿＿ ヽノ / ＼＿＿＿） ・・・・・・・ 『 ルーラ！ 』
(＿＿＿） /
| /
| ／＼ ＼ ・・・やっぱムリクマね。
| / ) ) 分かってたクマ。
∪ （ ＼ 新米どころか、こっちに来てから賢者の修行してないクマ・・・。
＼＿)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━溝の下━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
. /::::l:::l::､:::::､:::::ヽ::､::::::::::::＼:::＼::::::::ヽヽ::::::ヽ
/:::!::::i:::!:::ヽ:::ヽ::::::ヽ::ヽ､::::::::::＼:::ヽ:::::::ヽヽ::::::',
/:l::::!::::ヽ!::ヽ:::::::ヽ:::::::＼:::ヽ､::::::::ヽ:::ヽ::::::::!::i:::::::!
ﾊ:::ｌ:::::、::::ヽ::::＼:::::＼:::::::＼:::｀ヽ、:::ヽ::ヽ:::::!:::!:::::ｌ ・・・一体、何をしているんだ？
/:::::::l::::::!ヽ:ヽ::::､:::::ヽ:::､:＼::::: ＼::::::＼::::!::::ヽ:!:::i:::l:l まるで魔法を使うように集中して・・・まさか。
!:/!:::::!::::::!::ヽ:ヽ{:::＼:::ヽ::::＼:::＼::ヽ:::::::ヽ!:::::::}!::::l::li|
. j/:::ｌ:::::!:､:::!::ﾄ､:､:ヽ:::::｀ヽ{､::::::＼::::＼{､::::::::::::::::i::!::l:l ! いや、それこそ馬鹿げている。
l:i:ｌ::::i::i:､:l::lﾃ=-､:ヽ､_､::＼_,≧ｪｭ､_､＼:::::::::i::li::!::ﾘ 杖も持たずに魔法なんて先住魔法ぐらいしか・・・。
!ﾊﾄ:{:!:ｉ:ﾄN{､ﾋ_ﾗﾍ､{ ＞､{ 'ｲ ﾋ_ﾗ 》＼::l::!:ﾄ!!:l::l!
ヽ i､ヽ:ﾄ{､ヾ￣"´ l!＼ ｀"￣"´ |::!:l::! j:ll:! そうか、先住魔法なら・・・って何も起きない？
. !::､::::i ｌ u |:::/lj/l:!ﾘ いや、それよりも・・・ヴェルダンデが喋っている！？
ヾﾄ､:!u ｊ!/ j|:::ﾘ
ヾ! ヽ ‐ ｕ /ｲ´ｌﾊ/ （賢者の修行・・・賢者だと！？
}ﾄ.、 -､ｰ-- ､__ /' !::// ヴェルダンデ・・・やる夫といい君といい・・・君たちは、何者なんだ？）
ﾘl::l゛､ ｀二¨´ ／ |/:/
ｒｰ''"´ﾄ!::i{＼ ／ / !:/
/ ^ヽ ヾ! ヽ ＿,,、'´ / ｊ/
147 名前：ヴェルダンデ ◆yLOChO5WPs ：10/11/14 22:01:56 ID:HxQR6asr
12
∩＿＿＿∩
| ノ ヽ
/∪ ● ● | とりあえず、今からでも修行するクマ。
| ( _●_) ミ 今、使えるのは・・・ホイミとメラに・・・マホキテ。
彡､ |∪| ､｀＼＿＿...
/ ＿＿ ヽノ / ＼＿＿＿） マホキテはもう勘弁クマ、どこかに飛ぶ呪文なんていらないクマよ・・・（※）
(＿＿＿） /
| / ・・・ルーラは魔法使いだから、メラから鍛えれば良いクマ？
| ／＼ ＼ 丁度いい木があるクマ。
| / ) ) なんでか練金で金属化してるし、これなら良い的に・・・って、さっきまで無かったクマ？
∪ （ ＼
＼＿) ※ マホキテの効果を勘違いしてます
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━木の向こう側━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
,. -‐- 、
/. :/:} : ﾊ
{: :/|ｲA: :}
V､r┐ 〉ﾊ‐-: .､__ 今から修行をするのか。
／: /辷ｲ/. :〉:､: : :-‐ﾍ､__ 賢者の修行、どんなものだろうか？
＿ ＿ .. -‐ '"´. : /_:V{ト{: く: : :｀ト､: : : : :_＞ ､_
/三 {: : : : : : : : : :_ .. -ﾍ: ヾV. :/. : : /: ﾊ｀ 丶 、 : : : /7￢ァ
｀ア -┴…￢ "¨´ ＼{: :/: : ／. : : }ﾍ、 ｀ ー┴ﾍ 三} もう少し近づいてみるか。
V_:／. : : : : : : ﾊ ｀￣´
}､: : : : : : : : :i: :| ・・・『練金』で木を偽装っと。
{:｀:ー : : : : : }: :}
|: : : : : : : : :/_ノ ふぅ、木を挟んでしまったが、ここなら声もしっかり聞こえるぞ。
ト- ､:_:_: :イ´
| : : : : : : / ・・・ヴェルダンデ？
| : : : : : ∧ こっちを気にしているような・・・？
| : : : : /. : ＼ まさか・・・バレたか？
{ : : : 厶_: ー‐ｰ ､
＼: : : : :｀ヽ､: : ハ
148 名前：ヴェルダンデ ◆yLOChO5WPs ：10/11/14 22:02:23 ID:HxQR6asr
13
＜ まあ、いいクマ。
MP多いから連発してみるクマ。
もしかしたらメラミになるかもクマ。
・・・どうやら、バレてないようだな ＞
｀'-､ ＼ ＼. .＼ .ヽ ヽ .ヽ ! ││ | ! .! ｌ / / .／ ／ . ／ .,／
｀'-､. `'-、 ｀'-、 ＼ .ヽ ヽ .ｌ ! .ｌ | ! .! ｌ ｌ ./ / / / ...／ ,／゛ .,..‐″
｀'‐､、 ｀''-､ ＼ ＼ ＼ .＼ .ヽ .ヽ .ｌ .! .| .! l ,! / ./ ./ ./ / . ／ ,／゛ .,..ｒ'"
...,, ｀''-..、 ｀''-､ ﾞ'-､ `'､. ＼ ヽ, .ヽ ヽ .ゝ ! .! ′.| .lﾞ ′ / / / ／ .／ . ／ _..‐'゛ ._..-'″
｀''ｰ､,、 ﾞ''-､、 .｀'-､. `'-、 .＼ ＼ ヽ. " ﾞヽ l .! / ./ .／ ,./ ,／. ／ . ,..ｒ'" .,..-'″ _
- ..,_ ｀'''-､、｀'‐､、 ｀'-,,. ＼ .｀'‐.＼ ｀- : '"／ .‐゛ ,／ ／ ._..‐″_..-'″ . _.. -'"゛
.｀'''ｰ ,,_ ｀''-..,,｀''-､. ｀'' ゛ '" . ／ .'"._..‐"._..-'" ._..-‐″
～ ,,,_ .｀''ｰ ,,. ｀''ｰ､,ﾞ'-． ,_..－￣｀ﾞ'i! _..､- ｰ､、 . ‐ﾞ_..-'".._.. ‐'" _,, ｰ
.｀ﾞ'''ｰ ..,,、 ｀'''ｰ ..,, ／ .／ ／ / .゛ .‐'"゛ . _,, -''''" ._,,,..
‘''''―- ..,,,,_, ｀ﾞ"'ｰ-.. （、.__,,, -'´ ./ . ／ ._.. -.ｰ､ : .-‐'''"゛_,,,.. -ｰ''"´
｀ﾞﾞ"''―- ． ,..－'" ‘ﾞ'i ｌ,_..__,,..-'" ／ / .‐'''"´.__,,,.... -―''''''ﾞﾞ￣
"'''''￢――-.... ........,,,,,,＿. ／ / ._..､- ｰ､ / . ／ .__二,ﾞ,ﾞ,,............---―ｰ'''''' メラクマ！ メラ、メラ、メラ、メラ！
＿_＿＿＿＿＿＿＿＿ / ._／ ／ / ヽ.... ‐'" ＿＿＿＿＿＿＿＿＿
＿____,,,,,,,,,,,.............. ---- ﾞ'一''''″ / . ／
＿,,,,.... --‐ ゝ.... -'"゛ _..－￣｀ﾞ'i ￣ﾞﾞ"''''''―ｰ-..........,,,,
..... --ｰ￢''^ﾞﾞ´＿.. -ｰ ／ ,ﾉ . ｀ﾞﾞ'''― ..,,,_
_,,,.. -‐'''"´ _,,, ｰ''二- ,_..－￣｀ﾞ'i ._. ..､ i′ _..‐" ｀ﾞ'''ｰ ,,_ .｀ﾞﾞ''''― メラメラメラメラメラメラメラメラメラメラ！！！！
｀ ._,,, ｰ'''"_,, ‐''"゛ ／ ／ ., ‐" ,! .｀''￢'" ｰ､,,. .｀ﾞ''ｰ ,,,、
-‐''"゛._.. -''''" _.. ‐'"_..-'" l、 _,, ／ / .／ ,,. ｀''ｰ .._ ｀ﾞ'''ｰ
. -'''" ._..-'"´._..-'",..-'´ ／ .￣ .（、.__,,, -'´ ﾞ''-､、 ｀''ｰ .._
. _..-'"´ ,..-'" ,..-'´ .,／ .,,‐ `-、 .＼、 .｀''-､. ｀ﾞ
.. -'" ._..-'" ,／´ . ／ .／ ／ 、 ,, / .,i i .､ '､、 ＼ ＼ .｀''-､,
_..-'" ._／´ . ／ ,／ / ./ ,/ ./ / ! ． │ ! '､ ＼ .＼ ＼. ｀'-、 ｀'-､、
'"゛ . ,..-'´ . ／ ／ ,./ / / ./ ! .! │ l .ｌ .ヽ ヽ .＼ ｀'-、 ﾞ'-､ ｀
._／´ ／ ,／ .／ ./ ./ ./ lﾞ .| .,! .! .ｌ .ヽ ＼ ＼ . ＼ ＼
. ／ ／ ／ . / / / / ,! ! ! ｌ ヽ ヽ ＼. .＼. ｀'-
149 名前：ヴェルダンデ ◆yLOChO5WPs ：10/11/14 22:02:47 ID:HxQR6asr
14
＿,,,,,,,,＿、
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,,,,;;;;;;;;ヽ
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;.,';;;;;;;;;;;、;;;;;;;";;;;;;;;;;;'';;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ ゴッ
/;;;;;;;;|;;;;;;;..ィ;;;;;;;;|;;;;;;;;i､;;;;;;;;;丶;;;;;;;;;;;;;;;ヽ;;;;;;;;;ヽ
/;;;;;;;;|;;;;;;;..;;;;;;;;;;;;;;;;;;|;;;;;;;;i､;;;;;;;;;丶;;;;;;;;;;;;;;;ヽ;;;;;;;;;ヽ （これはファイアーボール・・・威力はドット並だが
;;;;;;;;;;;;;;;|;;;;;;;;ヾ;;;;;;;;;|;;;;/;;;;;;;|;;;;;;;;;;;､;;;;;;;;;;;;;;|;;;ヽ;;;;;;;ヽ
ﾉ;;;;;;;;;;|;;;、;;;;;;;;;;;;;|;;;;;、;;;;;;;|:丶;;;;;;;;;;;;;＼;;;;;;|;;;;;;;;;;;;ヽ;;l ガガガガ！
/;;;;;;;|;;;;;,,;;;;;;;;;;|;;;|.::::::|;;;;丶;;|;､|;;､;;;;;;;;;;;;|;ヽ;;;;;;;;|;;;:::;;ヽ;l
l;;;;;;|;;;;;;;;|;;;,;;l,;;;i;;;|;;;|;;;|;;;;;|;;;;;|;;;ヽ;;ヽ;;;;;;;|;;;;ヽ;;;;;;;|;;;;;;|;;;;;;ゝ ・・・いや、複数か！）
l;;|;;;;|;.;ヽ;;;|; ;;;|;;;|;;|;;;| ;;| .;;|;;;;;|;;;;;|;;;;;;| ヽ;;;;;|;;ヽ;;;;;;|;;;;|;;;;;
l;;|;;;;|,:::ヽ;;;ゝ:::ヽ;;|ヽ|::;;|:: .;;| ;;;|.;;;;| ;;;l::::::::ヽ;;|;;;;;;;;;;|;;;;|;;;l いや、違う！
l;;;;|;;;;|;;ヽ::::::ﾃｒ‐z、;|:::::::::::;|::;;| ;;;| ;;l:::;;|:::::::::.ヽ;|;;;;ヽ;;|;;;|;,! まさか、連続で放っているというのか！！？
ヽ,,,;|;;;|;;;ヽ::!_ゝ_ﾌヽ::::::;;;;:::|:::;|::::ハ__ﾌ }〉､ ::::;;l;;;;;;;;;;|;;;|;l
l;;;;;;|;;|;;;l::::::｀￣"´::::::::::::::: `::＾￣""´ ::::::::::|;;/|;;;;|; ガガガッガガガガッガガッガガッ！！！
.ヽ;;;|ヽ;ヽ::::::::::::::::::::::: l;;|;;;ﾉ
ヽ;;;;;ヽヽ:::::::::::::::::::::: ﾉ;;;ll 不味い、溶けてきた！？
ヽ;;;::::::::::::::::::::::::::: U l;;/
ヾ＼::::::::::::::::::::` ´ /;l;|
ヽ;;ヽ:::::::::::::::::::::: ／;;;;l;l れ、 『練金』！！
l;;;;ヽ::::::::ヽ￣￣ゝ ／;;;ゝl
...|;;ヽ;ヽ::::::￣￣ ／‘":､!; （ドットでスクエアを崩す程の連射だと・・・！？
illﾞﾞ'|lﾞl ヽ:::::￣ ／llllll!lﾞﾞ,l フーケ捕物で話に聞いた、やる夫の爆発魔法連射も、こんな感じなのか！？）
150 名前：ヴェルダンデ ◆yLOChO5WPs ：10/11/14 22:03:07 ID:HxQR6asr
15
｀ﾞ'''ｰ ..,_ ｀ﾞ''ｰ ,,,>.._,.. ,,,.ﾞ" .''-､ ヽ .ｌ .! ｒ￣ ､/ ／
- ..,,_"''― ..,,,_、 ゛..,,,_ ｀ﾞ'''｀-..,゛ rｰ ｀'-､ .ヽ . ｌ | │ ､,〃 ／／
、 .｀ﾞﾞ'''～ ｀ﾞﾞ''''― ..,,,_. { ミ ｀'-、 ＼ ...ｌ ′ .i!iﾚ゛ ,／..彡
｀ﾞﾞﾞ'" ＿＿ ｒ'"⌒'- ..,,. ´ﾞ"''―｀''' ｰ＝ .｀ﾞ''ｰ ,,、 ｀'-．＼ ′ ″ ／ ／／
'-､, . ＿,ﾞ,ﾞ￣ﾞ"" ! .｀ﾞ'ミ 、 .￢―-- ＿＿＿
｀ﾞ"────' ﾞ'-- ―￢ ＿＿＿＿
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ : ｰ ..,,_.
,, -――ｰ- ． / .ﾞ│ : ｰ''''"ﾞ,ﾞ.. ｰ'''',ﾞ./ ､, .｀ﾞ'''ｰ
/ ￣ﾞ二ﾆ--、 : _,,,.. -ｰ'''' ﾞｰ- .″ .‐''"´ ,.. -''″ 、 ＼
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151 名前：ヴェルダンデ ◆yLOChO5WPs ：10/11/14 22:03:27 ID:HxQR6asr
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l:.:.:.:.i.:.:.:|:.l .:.L三- :.:.:＼{＼＼ | ／ |:.:.:.:.:.i.:./ }:.:.:| ヽ:.:.:.:.:. （やる夫！僕は耐えて見せる！！！）
l..:.:.:' ,:.:l.:.l:.:l{ ひ ､',:.:.＼ ﾘ}:.:./}/ ',.:.:l i:.:.:.:.:.:.
|.:∧.:.＼ヾ:.:｢二ｱ }へﾍ＼ |:./ i:.| }:.:.:.:.:.:
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l:{ }:.ﾄ､:∨ ｀ヽ i /:.:.:.:.:.:.:. うおお！『練金ンンンンンッ！！』
| i.{ ∨ ＿ ムﾍ:..:.:.:.:
| ＼ '"´ / }:.:.:.:.
ﾚ'`ｰ-､ , -― ￢ﾑｰ ､ /三 /:.:.:.:.:
＼ ､- '"´￣ x―へ ﾉ＼ r〉 /三 / 7:./
＼ 辷x‐十' /三 /ｲ
ヽ L＿＿ ／三
|! ﾄヽヽ,＼__ __,、
f ,i !- ':´ ￣￣ヽ. ヾト ｨ',ｨ, ,.ィ__
__∠ ― 二 =､ ヾY,}:i:iK '｀ ｀てｲｰzｨ
`斗ﾚ' ￢ .＜ヾﾄ､ Y}:}:j厶- - ､ `ｔ__
__ノ’ ,. --､ヽ.＼ヽ:Y!iv厂 --一- ｀`、 `^戈__,＞`ヘ
__Z , ィ'´fiﾐ__Yiいヽ!:ﾘ√ィ彡r '´￣´￢丶ヽ、 X. i{ ',
＿__） ≦ 'ﾗ_{(･)}j川 kｿ个rイ〃 '/／ ＿ヽ ヽ. ﾍヾ } メラメラメラメラメラメラメラ！
＿,)'/, z 彡rｼ ｿｿ:｀,ｿ:' ﾒ⌒i. j ‐､ヾi i,.ｨ_'ﾆ二ヽ, ヽ ｝:i /
勹/〃, -ｰ彳´ ;／¨:::`::く._ ヾ Yij{(･)<= ≧ヾ:ヽ:ヽ ヾ, `ﾐゞ--:r'
之. イ/ ／ , ﾞ ,' {::f⌒}::,':::::::::ヽ ,丶 `iヾ三ぐ￢ミド} }ヽト :} ゞﾐ(＾
'ﾗｲ〃i;' ,' ,' :v'ヾ| ,ﾉ:::/⌒!:::/ ,.i ﾄヽヽ丶` ヾﾐ:ヾﾄ､ ヾヽミi}
_,ﾒィ/;:イ ' / ;i: i! ヽ.. ｰ' ￢'Lｲ ji ,i ,i.l }: ヽ丶`｀ ヾ ヽ ＼:.ヽ:ﾄゝ （なんかテンション上がってきたクマ！）
__Z イｨ /i ,〃 /!i iト .,___ ヾ´ '’ ,八 ヽ }! ＼ヽ` ＼､ヾ :,ﾊ ﾍ,
ブｲ〃/／i ,:/:, ﾊ1ｉ: ,＞'‐L/7'ｧ-ｧｧ'个 ､ ヽ ヾ c ヾ` ､`: ﾐﾄ､} ﾊ ﾒゝ メラミ！メラゾーマ！
厶'〃// ,' ,.ｲ ,' / 'i:iﾊ.y' ｛_ ￣ ブZ j:j:ヽヽ__,ｨこつ ヾヽ、 ヽ. ＼ ヾﾄ､ﾍN イオ、イオラ、イオナズン！
,ﾉiii/〃/ ,'/ ,' ,: ,' i:{,ﾊ! 7ｰ'´/り } :ﾄ､ ￣´ ヽ ＼ヽ`: ＼ヽ`＼ﾍﾍ! ギラ、ベギラマ、ベギラゴン！
,jﾊ/:〃/〃/〃,' ,' ,'iﾊ/`ﾄ､/__,_,_仄! .Ｎﾄ､＼ ヾﾐJヽﾄ､ヾ` ｀ ヾ`｀ヾ`｀ヾ`｀ヾし!
, ｲ:〃/〃/〃/〃;ﾊli `'く,_l,｣jﾉ┘iﾄ :i: j: ヾ`ヾ`ヾ`ヾ`ヾ`ヾ`ヾ`ヾ`ヾ`ヾミ三;く クマァァァァァァー！！！！
,ﾉｨ〃/〃/〃/〃〃,':ヾ= ｰz i ､ﾄヾｉ: .:|:. ! i i:.i:. i:.ヾ＼ヾ＼ヾ＼ヾ＼ヾ＼ヾﾐ::(_
152 名前：ヴェルダンデ ◆yLOChO5WPs ：10/11/14 22:03:46 ID:HxQR6asr
17
..ｌ ｌ .! .ｉ │ ! ｌ ｌ / / ／ ／ ,／
.ｌ ! l .,! ! l ./ / / ／ .／ ／゛
. ｌ ! .|l .． .| ! ilﾞ .ｌ .! ./ / / .／ .／ ,／
h, l、｝ l| l、 l． .l! l! .|,! .lﾞ / ./ / ./ ／ ／ ／ ,..-'
ﾘ､ 'l､ .l.! ll || .l,! !.llﾞ |.! .l 、 ./ .、 ./ .〃 ./ / .、 ／ ／ .／゛ ,..ｒ'"
ｌ.ヽ.ｌ.ｌ !| || .|.! .|.! .|.l.! | ! l゛ / .lﾞ ./ / ,i|′.〃 ./ .／ ／ . ／ ／ . ,, ‐ ,..-'´
、 ｌ ﾞ/Λ.l ! .l.! !.! l | i|.!| lﾞ,! ! 〃 ! ./ / .,〃 〃 ./ .／ ,./ ／ . ／ ／ ,／´
..ｌ;; ..ｌ .ﾞll,.ﾞll│,!|.! l ! ! .il］lﾞ,/lﾞ.l !.// ./ ./ ./ .// .// / / .／ . ／ .,／ ,y!″ ,..-'´ _..-''
ﾞ'ヽヽ ﾞl、ﾞ‐ ".ｌ !.ｌ!│l .| .|l|.l/.llﾞ !ﾞ/ ｌ lﾞ / ./ / /.,// / ./ .／.、 ／ ,／. _.;;!!" ._／´ _..-'"゛
, .ﾞ'ﾑ'､ .ｌ ｌ.l│.l.| .,! !l |! .「 l/ ! / / / ./ / . ,i"ﾉ゛ " / .〃 ,／ . ／ .,..;;ｿ" .,..-'´ ,..-'"゛
ヽ ﾞヽヽｌ !!│|lﾞ .| !| |" ,! / /./ ,i′ ././ .／,.〃／ . ／ .,／ ／ﾝ'ン', ／ _..-'"゛ ,.. -''″
ヽ '♭ ﾘ│l .|.!ゝ .ﾞ / / ./ /″ / ,i'/ﾞ‐ﾞ., ／ _／.,,-'ンンシ'´ .,..-'"ﾞ.,,iv‐ _.. -''″
.ヽ .ﾞ． .ゝ.|l ,i"/ ./ン./ _.ｨ!'"..／ﾞ,／ンﾞ ／ _..-'"ﾞ,.. ;;ﾒ!'"_,, -'"゛
、.ヽ ゝ ! / / : 'ﾞ,;;ﾝ/'" ,／ ／ '"-'´._.ir‐ ._..-''ﾞ_..-''彡彡-'"゛
.ヽ. " ﾞ ./ .ﾞ .シ´...‐ﾞ,／ ._..-/彡‐',ﾞ..-'"ﾞ,ｙ=ﾞ‐'´ _,,..
.., .ヽ / ‐゛,／／゛ _..-'',ﾞr!!'彡‐'´ ...-彡 _,,, -‐''"゛
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／ / ./ / /! | |.|..|ｌ .ヽ ＼＼ ｀'-､＼｀''-､, .｀ﾞ''ｰ ,,_
153 名前：ヴェルダンデ ◆yLOChO5WPs ：10/11/14 22:04:06 ID:HxQR6asr
18
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ . ┃
┃ 遠い未来 .. . . ┃
┃ ... ┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
ヾ:::} |ﾊ. ゞ'' , ﾞ ''" .i'i;:::!ｯ!|
'!::N|ﾞi､ 'ﾞﾞ r-､ ﾞﾞ ﾘi;∧
ﾍ!∥ ＞. _ _ x≦|::´:.. ＼ ええか、新入生諸君。
| ヽ;: : >ミT ´r‐''ﾞ. |､: > 呪文は身の丈に合ったものを使うんやで。
! >/／X!／人 |´ゝ､,,／ イオラとかバギマとか未習得のもんは使ったらアカン。
x ´ " |'´::>‐'ﾞ ∨ ｀ヽ,,
/､ !;;;/ 'l もし、使ったらどうなるんです？ ＞
j ∨ /::::| i |
j /-一‐ /::::├‐一ー┤ / .|
. ､ー- .,,_ . ,､_/. ,.!、~￣|.i:::::::::|_ -‐､. | / .i ん、ええ質問やで・・・って、自分かい。
ﾍ;::::::::::::::::/ '^'^l .|,. -一ﾞ'' ~´::::::::::::::ヽ､|./ |
,ハ :::: :::: :::::::::::.::::::::::::::::ヽ::::::::､::::::::::::ヽ ::::::..ヽ::::::`､ :. ::::::ヽ :::::.:.::｀ヽ、
|／| ::: :::リ､:::rＮヽ＼::::ヽ､::::ヽ､::::::丶＼ ::.＼:::::ヽ .:. :::::｀ヽ‐- ､_:::＼
/ ﾊ ::.:.::! V / ＼ヽ::i ヽ:::| ｀ヽ::､::｀ヽ丶､:::丶､::､ :::::...､::::＼ ｀`ヽゝ 精が出ますね、ななこ校長。
{ ヽ.: ::l / ヾ ヽ:i i| ヽ::::ヽ＼｀`'' ‐---::::ヽ:::＼rヽ、
';:: :! 〈 __ ヽ | ',::::::: :＼:.::､｀ヽ:＼::::::ト ､::丶、 まったくや。
|:: ﾊ ` }:::::::. ::::ヽ::ヽ::.:＼:ヽ､ヽ ｀` ｰ- ハルケギニアからこっち帰ったら、次は校長や。
|/l:ハ ､ ＿＿ ﾊ:::::.::| :i:.:ヽ.:i::: :､:ヽ} ｀` ええ加減、隠居させんかい？
ノ ﾉ' l心 `ー‐一` ,. '|:::::::| :| :.::.N :;､!`､ヽ
|ハ , '´ i!::::::| ::| :.ハ | ＼ヽ! 恨むなら、有能な自分を恨んで下さい。
ﾘ ヽ ,. '´ ,/!/ |: :::､ ! i|
__ __,.ノ/ ヽ __,,. '´ ノ l,ｲ:: ﾊ:{ |
,..､,.ィ"r''"´ .::: r / / |､:! ヽ、 倉門・・・お前の先祖も原因の一つなんやで？
,,.. -‐''"´ { ヽ r i ヽ＼ ／ : ヾ丶､
l | ヽ ＼ ｌ ＼! / ヽ ｀ヽｰ-､_ 分家ですし、僕個人は一切関係ありませんよ。
| | ヽ ＼ ヽ i ﾉ / ヽ､ 愚痴はギーシュ・ド・グラモンにどうぞ。
､ | | ､ ＼ ノ ／ / r ｀`丶､
154 名前：ヴェルダンデ ◆yLOChO5WPs ：10/11/14 22:04:27 ID:HxQR6asr
19
それで、覚えていない上位呪文を使うと、どうなるんです？
ああ、それな。
人 ,ﾉ）
, ` （ しﾍ _ノ） ,
, ,人 ) （、
( ∧∧∩ ) ,,
` ) と(# Д)ﾉ（_ノ） ギィィィヤャアアアアアアアアアアァァァァァァァァ！！！！！？？？？
, （ ﾉ / （ ,
` ノ ～（つ ﾉ (⌒`
⌒) (_/ 人__人__
後に『鋼』と呼ばれるもの ギーシュ・ド・グラモン
人 ,ﾉ）
, ` （ しﾍ _ノ） ,
, ,人 ) （、
( ∧∧∩ ) ,, クゥマァァァァァッアアアアアアァァァァァーーーーー！！！！？？？
` ) と(# Д)ﾉ（_ノ）
, （ ﾉ / （ ,
` ノ ～（つ ﾉ (⌒`
⌒) (_/ 人__人__
後に『呪文』と呼ばれる使い魔 クマー・タカラ・ディーキュートライ・ヴェルダンデ
自分も周囲も巻き込んで、マダンテ並の呪文暴発起こすねん・・・
155 名前：名無しさん ：10/11/14 22:05:29 ID:TOA188ZJ
わははｗｗ
156 名前：ヴェルダンデ ◆yLOChO5WPs ：10/11/14 22:06:02 ID:HxQR6asr
今回はこれで以上です。
おかしいな・・・最終話のハズが続いてしまった。
あと、10以降の流れがプロットと全然違う・・・これ、終わるのかなぁorz
157 名前：名無しさん ：10/11/14 22:06:32 ID:TOA188ZJ
乙乙
楽しみにしちょりますよってｗ
158 名前：名無しさん ：10/11/14 22:24:07 ID:OrsuY5ZO
この二人はいいなｗｗｗｗ
乙でした
159 名前：名無しさん ：10/11/14 22:28:31 ID:qt+Ij0/j
クマーにも学院の授業受けさせた方が良いんじゃないか？ｗ
おもしろかった。乙。
