324 名前:名無しさん[sage] 投稿日:10/10/08(金) 19:40:09 ID:S1adLCGo [1/2] 乙でした。…ここで誰得と言うだろう、妄想人名録の第二弾は皆が大好きなヒーロー兼ヒロインなあの人だ! 内容へのツッコミ&訂正はご随意に ,...::´:.イ:::::i:::\:::::`:..、 /.::/.:::!i:::::i::::::::ヽ::::::::\ ,.':/::/::::i:::::!i::::::!:::ヽ:::::!:::!:i:::.:ヽ .. /::/::::!:::!::i:::::!i::::::!::::::::::::!:::!::!::i::::! i:::i::i:::|:::i::::.::::i:!:::::i::::::::::::i::::!::i:::i:::i |:::i::i:::|::::ヽiヽリ、::::!::::::::i::|::::!::i:::i:::! ギーシュ・ド・グラモン・ド・フリースラント !ヽ::ト、!ヽ:::jィ赱ハ::!:j::i:::i::! ヽ::i:::i::ト、 生没年:旧ブリミル暦6XXX年~6XXX年(A.H.XX年) ヾ7 ´ ノノ |::i/:::! j:::i:::iリ 異名・俗称:白銀のギーシュ、常勝将軍 〈 _ i/ ヽiイ:!::i:::i' 官位:侯爵 . ヽ_.. _ / トj:::iN 最終階級:元帥・正規軍最高司令長官 . iー / /```ヽ 家族構成:妻、一男二女 ゝ--rrf´ / , ´\ 主君: トi´/ , ' ,...:':::::::::::ヽ i !j , .', .'.::::::::::::::::::::::::::i //' / ./.:::::::::::::::::::::::::::::::! ○○代グラモン侯爵家当主。 一族は外様ながらトリステイン王国の数多ある貴族の中でも屈指の軍閥であり、歴代の当主を始め多く の軍人・軍官僚を輩出し、王家もその存在と意向を無視しえぬ影響力を内外に持ち、かの国の武を代表 する存在といえる。 一家の末弟だが彼は正妻の実子であり、兄達は何れも妾腹であるので彼が次代の当主である事が約束 されている。 それを証明するかの様に、名門魔法学院に入学後も実技・座学双方で他者の後塵を拝する事は無く、 端整な容貌も相まって校内で知らぬ者は居ない有名人兼VIPとして遇されていた。 形は違えど、いずれ彼は王国の史書や各文献に名を残す人物と成り得たろうが、学院在校中に自身が 「天意」ないし「宿命」と評する人物……ニューソク・デ・ヤルオとの邂逅を果たす。 ……名門の御曹司たる彼と、未だその出自に定説を見ない彼の人物とに如何なる接点があったのか極めて 疑問であるが、出会って以後の彼等は正に「刎頚の友」とでもいうべき友誼を結んでいるのは事実である。 ――アルビオン国内に於ける一部過激派主導に因る内乱を切っ掛けに、ハルケギニア全土は十数年に渡って 戦乱と謀略が入り乱る『魔女の鍋』とでも称する状況となり、国家の栄衰、王室の交代、国境線の変更 が頻繁に起こるが、その混迷の中で彼は一家の当主、そして一軍の将としてその才覚を生かす機を与えられる。 ……後に「統一戦役」、「○○○○○○○の親征」といった俗称や名詞が冠せられる程の空前絶後の大戦争 の中でトリステインは勝者で有り続け、野心と才能、何より運を持ち合わせた者のみが生き延びて名を残し えたが、彼も例外では無く乱世の寵者・英傑でも言うべき昇進と武勲を重ね、四十歳に満たずして元帥号 を授与され、名実ともに軍のトップとなる。 彼の指導の元で劇的な軍制や戦術が導入された以後のトリステイン王国軍の精強さは比類なき物であり。 戦場にて一度、「王国軍は…地上最強ォォォォ!」というウォークライが響けば、それは容易に敵軍の 士気を打ち砕いたという。 325 名前:名無しさん[sage] 投稿日:10/10/08(金) 19:41:04 ID:S1adLCGo [2/2] が、勇名を馳せ軍人として最高位に就きながらも、当人は度の過ぎた軍部の勢威拡大や政治・外交戦略 への介入には否定的であった。 王家と共に様々な手段・法規をもって軍部という獣の首に鎖と鈴を付け、以後その権限や活動には 「王官統制」とでも言うべき厳格な制限と監視網が敷かれた。 彼が言うには「カントーグンの再現は御免だ」との事であるが、カントーグンという耳慣れぬ 名詞については未だに詳細は不明である。 晩年、自身の生い立ちや関わった事件・戦役等を纏め回顧録として著したが、各所に主観的かつ 公正味が欠けた記述・表現が見られたり、後世からしても凡そ現実味が希薄かつ達成は不可能 とされるような政治的・軍事的な状況に対し、彼を始めとする当時のトリステイン政府・軍関係 者がウルトラCな手段をもって克服・解決していく様が幾度と無く書かれている。 其れを指摘して、これでは史料ではなくまるで武侠小説だと評する向きもあり、後年機密解除・ 公表された一次資料の裏付けがあるにも関わらず、歴史的価値は低いとされている。