『小ネタ』1


魔術士を円形に配置し魔力を少しずつ放出しつつ蓄積、回転させ、力を維持できる臨界に達するまで回転させ任意の方向へ打ち出す

『これなら一人一人の魔力は小さくても構わんな、魔術士の配置の半径はどうなる?』
『10キロを予定しております』

蓄積され放たれた魔力の塊はある一定の位置で拡散、空中に降り注ぐ

『ダークエルフの魔術士が減っていく以上、我々人族の魔術士をいかに利用するかも考えねばならない』
『いかにも』

対空力の低下は対帝國戦へ向けて解決すべき命題となるだろう、対竜用のML(マジックランス)に変わる一つの答え

『基点は何十箇所も置かねばらんし、魔術士も常駐だ、大都市や一部の要点でも置くのは難しい、空中の敵目標の補足、追跡もだ』
『しかしやって絶対出来ないことは無い』


基点は対空の要石としてこう名付けられた


『ストーンサークル』


光の雨が帝國の機械龍に降り注ぐのだ


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