35： 1 ◆WeAPMvKLVc ：2021/11/12(金) 16:09:15 ID:8cVg6g.Y
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃
┃ 今（本編）から10年ほど前、町内（八王子市某町）で一人暮らしをしていたある老婆が亡くなった。
┃
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| 爻爻爻爻￣￣￣￣￣￣ 爻爻爻| |
| 从从从从ン 从从从从从シ|
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＿＿＿＿|＿_|‐┴┴┐|_|_扞扞扞_|＿|＿|＿|_,|＿_|＿＿＿＿＿
＿＿＿＿＼￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣／＿＿＿＿＿
三三三三| |￣||¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨~ｱ|￣| |三三三三三
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| | ||::::::|:::|辿|山||￣ ||山|辿|:::|:::::| | | |
| | ||::::::|:::|辿|凵|| ||凵|辿|:::|:::::| | | |
| | ||::::::|:::|辿|盥||＿_||盥|辿|:::|:::::| | | |
| | ||::::::|:::|辿|(_,)弖弖(,,,)|辿|:::|:::::| | | |
| | ||::::::|:::|辿|〕〔|ニニl〕〔|辿|:::|:::::| | | | ◎
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| | ||::::::|:::|＿|ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆl＿|:::|:::::| | | |
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|_ΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞ_|
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┃
┃ 享年100歳。大往生と言えよう。
┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
36： 1 ◆WeAPMvKLVc ：2021/11/12(金) 16:09:57 ID:8cVg6g.Y
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃
┃ ……だが、それにしては列席者も参列者も少ない寂しい葬式だった。
┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
「──てか、いるのは義理で来た隣近所の連中ばかりじゃないか。婆さんの親類縁者はなにやってんだ」
「仕方がないよ。親しい身内はみんなとっく亡くなっている上、多少その……偏屈なとこがあったから」
「だなあ～。 ……いちおう注意しておくけど、そのことで喪主をあまり責めてやるなよ？」
「たまたま近所に住んでた遠縁らしいからねえ～ こう言っちゃなんだが貧乏クジだよ」
∧,,∧ ∧,,∧
∧ (´・ω・) (・ω・｀) ∧∧
( ´・ω) Ｕ) ( つと ﾉ(ω・｀ )
｜ Ｕ ( ´・) (・｀ ) と ﾉ
ｕ-ｕ （l ) ( ﾉu-ｕ
`ｕ-ｕ'. `ｕ-u'
,_⌒ヽ γ⌒_ヽ
〈● ﾉ＼ ／＼ ●〉
ヽ彳ﾟ ヽ / ﾉﾉヾllﾌ
） ） Y ｡（.ﾉ （ lj
／{ ｛⌒ ⌒ヽ＼ﾟ｡
/. 〉 〉 |
| し'_＿＿人＿＿ノ |
＼ `ー'´ ／
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃
┃ まあ仕方のない話なのかもしれない。
┃
┃ 「その日の食にも事欠く」とまでは言わぬにせよ、お世辞にも豊かとは言えない、
┃ 小さなおんぼろ借家に一人暮らしの老婆だ。
┃
┃ 加えて、近い親戚も親しい友人もとうの昔に墓の中。その子や孫とは疎遠であり、
┃ 純粋に義理で行くにはあまりに（物理的に）距離が離れていた。
┃
┃ ──故に集まったのは、近所で暮らす遠縁の青年（喪主兼施主）と隣人たちだけだった。
┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
37： 1 ◆WeAPMvKLVc ：2021/11/12(金) 16:10:10 ID:8cVg6g.Y
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39： 1 ◆WeAPMvKLVc ：2021/11/12(金) 16:12:14 ID:8cVg6g.Y
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γ ⌒ヽ γ⌒ヽ
{ ニﾉヽ 人 ニ ｝
ヽ 彡 'i / ヾ___ノ
） Y （
／γ⌒ ⌒ヽ ばあちゃん……。
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i ヽ＿＿人＿＿ﾉ
r''ｨ⌒ ｀'ー´ ＿／
| ＼ ＼⌒ヽ⌒l~
| ＼ ＼＿_と）
| / .＼＿＿＿）
ゝ＿＿ ＼ ヽ、ヽ__
￣ （_＿_) ＿_)
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃
┃ その日の夜、喪主を務めた青年──きめえ夫──は老婆の家で一人その死を偲んでいた。
┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
40： 1 ◆WeAPMvKLVc ：2021/11/12(金) 16:13:23 ID:8cVg6g.Y
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃
┃ きめえ夫は、市内の工場に勤める労働者（職工）だ。
┃
┃ 生まれはここより遠く離れた地だが、尋常中学を卒業してすぐ奉公に出た店に馴染めず直ぐに辞めてしまい、
┃ そのせいで故郷に居辛くなって流れ流れてこの地までやって来たのだ。
┃
┃ （奉公先を紹介したのは、親兄弟も世話になっている恩人だった）
┃ （とうの恩人は「仕方がない」と言ってくれたが、ばつが悪かったし、近所からも「根性なし」と陰口を叩かれた）
┃ （何より、親兄弟の圧が凄かった。元から五男坊で扱いが悪かったが、「更に～」だ）
┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
γ ⌒ヽ γ⌒ヽ
{ ニﾉヽ 人 ニ ｝
ヽ 彡 'i / ヾ___ノ
） Y （
／γ⌒ ⌒ヽ またひとりぼっちか…… これから寂しくなるなあ～。
/ | |
i ヽ＿＿人＿＿ﾉ
r''ｨ⌒ ｀'ー´ ＿／
| ＼ ＼⌒ヽ⌒l~
| ＼ ＼＿_と）
| / .＼＿＿＿）
ゝ＿＿ ＼ ヽ、ヽ__
￣ （_＿_) ＿_)
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃
┃ そして老婆の存在を知り、「これも何かの縁」と物寂しさもあってその偏屈さに手を焼きつつも交流を重ね、
┃ 最後にはこうして死に水を取ることになった訳だ。
┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
41： 1 ◆WeAPMvKLVc ：2021/11/12(金) 16:13:53 ID:8cVg6g.Y
,斗――――‐- ､
V^ｰ――――'^V
＿)>､＿＿＿＿ <(＿
／ `ー------‐ '´ ＼
/
| |
| |
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∨ / /
V / /
Ｖ / /
∨ / /
,ｨ^>､ ,ｨ^>,
〈ﾆﾆﾆ≧=‐---‐=≦ﾆﾆ=〉
｀ ‐-=ニニニニ=-‐ ´
,.⌒,ヽ γ⌒､ヽ
〈／●ﾉ＼ 人● ヽ〉
ヽ彡' ヽ / ヾ_ノ ……ごめんよ、ばあちゃん。
） Y （
／γ⌒ ⌒ヽ＼ お墓までは無理だったよ。
/ | | ヽ
| ヽ＿＿人＿＿ノ | 俺が死ぬまでには何とかするからさ、勘弁してくれな。
＼ `ー'´ ／
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃
┃ きめえ夫は、骨壷に詫びる。
┃
┃ 老婆の家財道具を全て売り払い、自分の貯金を叩いて(*)も、小さな葬式がやっとで墓までは用意できなかったのだ。
┃
┃ 然りとて無縁仏とするのも気が引ける。
┃
┃ 故に彼は、目処がつくまで骨壷と共に暮らすこととしたのだ。
┃
┃ ……恐らくは自分と同じ墓に入るか、最悪共に無縁仏になるだろうなとも考えながら。
┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
※公的な補助も計算に入れて職場から借金もしている。
42： 1 ◆WeAPMvKLVc ：2021/11/12(金) 16:14:30 ID:8cVg6g.Y
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃
┃ 気持ちに一区切りつけると、きめえ夫は「今後」を考える。
┃
┃ 「この家も早く大家さんに明け渡さないとな」
┃
┃ 「日給制だからと言って（「だからこそ」とも言えるが）いつまでも仕事を休んでいられないな」
┃
┃ 「貯金も無くなったし、今月は休んだ分だけ給料も減る。当分節約だな」
┃
┃ ──そんなことをぼんやり考えていると、ふと老婆の最後の言葉を思い出した。
┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
⌒丶、＿ノ⌒丶、＿ノ⌒丶、＿ノ⌒丶、＿ノ⌒丶、＿ノ⌒丶、＿ノ⌒丶、＿ノ⌒丶、＿ノ⌒丶、＿ノ⌒丶、＿ノ⌒丶、＿ノ⌒
,.斗*-=ﾆﾆ=ミ*､ /
ｘ≦ .／／ ＼{ﾊ
〃〃／／／イ_／ / V}⌒ヽ お前さんにいいものをやろう。
.′ : : : : : ___ 乂八 八
/_,.斗 : : : 〃＾⌒ヽ xく .／ }I} } 儂が死んだら、誰にもばれないようにこの床下を掘りな。
／.′ } : : : :x*=- .∨／⌒}____ノ __
{: :(”㍉; : : : :〈´ ヽ .}{ (う 〈_,.斗*''”ﾆﾆﾆﾆ=‐
{ : :j⌒ヽ : : : :j}x≦= ﾆ }{ }__ }ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=‐
乂 :kzzｧ〉:／ヽく⌒＾ .}{ : : r彡ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=‐
ﾘ}´〃 {; `ｰ .ﾙ : : ∨ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=‐
( : : : ﾊ .〃> : ⌒ヽ／ : : : : : 〉ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=‐
≧=-く＼_／_,,xrｧｱ;;}〉 : : : : ／ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=-
{ : : /ゝz≦,.斗*'′ }}. : : ／ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=-
.＼.′ : : : :/ r≦ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=‐
. { : : : : : { ﾉﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=-
.乂 : : : ::{__,,,.. イﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=-
￣ アﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=-
／ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=-
.／ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=-
／ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=-
.／ ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=-
／ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=-
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○
о
,.⌒ヽ γ⌒ ヽ ）) °
(（〈 ○ ﾉ＼ ／＼ ○ 〉 ／
ヽ彡' ヽ / ヾ_ノ
） Y （ ─
γ⌒γ⌒ ⌒ヽ⌒ヽ
| | | .| ＼ ああ、そういえば──
ヽ ヽ＿＿人＿＿ノ .ノ
＼ . `ー'´ ／
. ／ ∩ノ ⊃ ヽ
（ ＼ ／ ＿ノ | |
..＼ “ ／＿＿| |
＼ ／＿＿＿ ／
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃
┃ 「いかにも」な台詞だったが、その暮らしぶりや性格──偏屈でホラ吹きでもある──を知っているきめえ夫は、
┃ その後のどたばたもあって今の今まですっかり忘れていた。
┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
43： 1 ◆WeAPMvKLVc ：2021/11/12(金) 16:15:04 ID:8cVg6g.Y
γ⌒ヽ
γ⌒ー―ヽ 〉
／ ヾ○ノ
／ ／´｀￣￣￣
／ ／γ⌒＼ γ⌒ヽ う～～ん…… でも「あの」ばあちゃんだからな～。
／ ／／ U ｀~＼ ○〉
／ u ／／ ／⌒ヽ､＿ヾ ノ ましてや最後の方は少しボケたし、死ぬ間際のうわ言だったし……。
／ Y （
／ γ⌒ ⌒ヽ いやでもまあ床の下を掘るだけなら大した手間では──いや手間か？
/ | u | ヽ
| ヽ＿＿人＿＿ノ |. う～～～～ん…………。
＼. u ∩ノ ⊃ ／
( ＼ ／ ＿ノ | |
.＼ “ ／＿＿| |
＼ ／＿＿＿ ／
,.⌒,ヽ γ⌒､ヽ
〈／●ﾉ＼ 人● ヽ〉 ……明日か遅くとも明後日にはこの家を明け渡すし、そうなりゃもう掘れない。
ヽ彡' ヽ / ヾ_ノ
） Y （ 気にならないと言えば嘘になるし、遺言だと思って掘るか。
／γ⌒ ⌒ヽ＼
/ | | ヽ ──ばあちゃん、あんたの最後の冗談に付き合うよ。あの世で笑ってくれ。
| ヽ＿＿人＿＿ノ |
＼ `ー'´ ／
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃
┃ きめえ夫は自分にそう言い聞かせ、期待半ばで床下を掘った。
┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
44： 1 ◆WeAPMvKLVc ：2021/11/12(金) 16:15:27 ID:8cVg6g.Y
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|!i!i!i!i!i.i!i||＿＿＿＿__.||i!i!i!i!i!i!ii|
／≡≡≡≡//≡≡≡＼≡≡≡＼
／≡≡≡≡ //≡≡≡≡ ＼≡≡≡＼
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
＿＿＿＿＿＿
／'_x_'x_'x_'x_'x,／'i|
| |XXXXXXX| |ixxi|
| |XXXXXXX| |ixxi|
| |XXXXXXX| |ixxil
| |XXXXXXX| |i／
￣￣￣￣￣￣
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
γ⌒ヽ,.r ⌒ヽ
{ ○ { ○ 〉 ／ ＼ ……ホントになんか出てきた。
ヾ--イ ト--イ く／ ) ＼
｝ ヽl、 ｛__／ ／:::::::::::＼
／ ’ ＼／ ＼__;::-､ﾉ＼ ← スコップ
/r'⌒ ⌒ヽ ＼. ＼ ／
| | | U.l ヽ／
| ヽ＿人＿＿＿ノ .|
＼ ｀ ⌒´ ノ⌒⌒ヾ ﾌｷ
.／ ／ ` ー─γ ）） ﾌｷ
/´￣ヾ ヽ ((
ｧ､ヽ｀ﾝ ＼ ） ヽ
' ／-'´ （
＼
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃
┃ ──すると、一抱え程の大きさのつづらが出てきた。
┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
45： 1 ◆WeAPMvKLVc ：2021/11/12(金) 16:15:45 ID:8cVg6g.Y
,ヽﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆゝ
.// ニニニニニニニニニニ /
// ニニニニニニニニニニ /
// ニニニニニニニニニニ./
､/＿,--,ニニニニニ ,--,ニ/
||＼､､ー￣￣￣￣￣ ー￣|＼_、
||＼|| |￣￣￣￣￣￣￣￣￣| |
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||＼|| |￣￣￣￣￣￣￣￣￣| |
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. ＼|| |￣￣￣￣￣￣￣￣￣| |
. ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
γ⌒ヽ
γ⌒ー―ヽ 〉
／ ヾ○ノ
／ ／´｀￣￣￣
／ ／γ⌒＼ γ⌒ヽ
／ ／／ U ｀~＼ ○〉
／ u ／／ ／⌒ヽ､＿ヾ ノ
／ Y （
／ γ⌒ ⌒ヽ
/ | u | ヽ も、もしかしてホントに……？
| ヽ＿＿人＿＿ノ |.
＼. u ∩ノ ⊃ ／
( ＼ ／ ＿ノ | |
.＼ “ ／＿＿| |
＼ ／＿＿＿ ／
46： 1 ◆WeAPMvKLVc ：2021/11/12(金) 16:16:21 ID:8cVg6g.Y
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃
┃ ……だが、中に入っていたのは木や竹の切れ端の山だった。
┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
,ヽﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆゝ
.// ニニニニニニニニニニ /
// ニニニニニニニニニニ /
// ニニニニニニニニニニ./
､/＿,--,ニニニニニ ,--,ニ/
||＼､､ー￣￣￣￣￣ ー￣|＼_、
||＼|| |￣￣￣￣￣￣￣￣￣| |
||＼|| |￣￣￣￣￣￣￣￣￣| |
||＼|| |￣￣￣￣￣￣￣￣￣| |
||＼|| |￣￣￣￣￣￣￣￣￣| |
||＼|| |￣￣￣￣￣￣￣￣￣| |
. ＼|| |￣￣￣￣￣￣￣￣￣| |
. ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
／＿.／| _｣Ｌ∟∟Ｌ｣_
|＿＿|,ｨ/ |≧=‐┬‐=≦|
￣＼└─ ┘′ ト ＿|＿,,.､ｲ
￣￣| _｣Ｌ∟ﾆﾆ∟Ｌ｣_
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―― |＝ﾆﾆニ|ﾆﾆ|￣'´[ ＞''"~"''～､、
| .|￣ ＞''" ,, ､丶`|
｀`～､、_|_,,.. | ￣| __,|
|≧s｡. ＿｜ｒｾ,,/ﾆ|
＿_＿ `''＜ﾆﾆニ|ニ＞'ﾞ´ Ｋ￣￣￣
､丶` ~"''～､、 ` "´ | ＼
| ｀`～､、 _,,... -‐Y ＿＿＿＿＿|＿ ＼ ―
|......._ Ｔ | |∨ﾆﾆﾆﾆﾆﾆニ∧ |
|ﾆﾆ|| | .｡sｾ升 .|､∨ﾆﾆﾆﾆﾆﾆニ∧.｜＿
`''＜ミｈ|≧|sｾ升ﾆ＞'ﾞ´ .| ', ∨ﾆﾆﾆﾆﾆﾆニ∧
. `''＜ﾆ|ﾆ＞'ﾞ´ ﾄ､}ﾆ|ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ|
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
,.⌒,ヽ γ⌒､ヽ
〈／●ﾉ＼ 人● ヽ〉
ヽ彡' ヽ / ヾ_ノ
） Y （
／γ⌒ ⌒ヽ＼ ……なんだこれ？御札？？？
/ | | ヽ
| ヽ＿＿人＿＿ノ |
＼ `ー'´ ／
47： 1 ◆WeAPMvKLVc ：2021/11/12(金) 16:17:00 ID:8cVg6g.Y
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃
┃ ただの木や竹の切れ端の山──の筈なのだが、きめえ夫は不思議と目を離せなかった。
┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
γ⌒ヽ
γ⌒ー―ヽ 〉
／ ヾ○ノ
／ ／´｀￣￣￣
／ ／γ⌒＼ γ⌒ヽ
／ ／／ U ｀~＼ ○〉
／ u ／／ ／⌒ヽ､＿ヾ ノ …………でもなんか雰囲気があるなあ。
／ Y （
／ γ⌒ ⌒ヽ ただのゴミとも思えない。
/ | u | ヽ
| ヽ＿＿人＿＿ノ |.
＼. u ∩ノ ⊃ ／
( ＼ ／ ＿ノ | |
.＼ “ ／＿＿| |
＼ ／＿＿＿ ／
,.⌒,ヽ γ⌒､ヽ
〈／●ﾉ＼ 人● ヽ〉
ヽ彡' ヽ / ヾ_ノ あ～、そういやばあちゃん、「見つけたら提督様に直接お見せしろ」
） Y （ 「他の誰にも見せるな話すな」とも言ってたっけ。
／γ⌒ ⌒ヽ＼
/ | | ヽ でも提督様に伝手なんて無いし、こんなもの見せる訳にもな～。
| ヽ＿＿人＿＿ノ |
＼ `ー'´ ／
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃
┃ そして、捨てるに捨てられず途方に暮れた。
┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
48： 1 ◆WeAPMvKLVc ：2021/11/12(金) 16:17:14 ID:8cVg6g.Y
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49： 1 ◆WeAPMvKLVc ：2021/11/12(金) 16:17:50 ID:8cVg6g.Y
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┃
┃ 翌日、なんと提督が弔問に訪れた。
┃
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／≡≡≡≡//≡≡≡＼≡≡≡＼
／≡≡≡≡ //≡≡≡≡ ＼≡≡≡＼
ﾄ VVVVVVV_ﾉ＼
＼ ＼
ﾊ ＼
⌒≧ ／ ／＾＾＼〆 ､ ＼
彡 〆 ＼ ＼ ヽ
〃 ﾊ _ノ ―＼ l | 遅れて申し訳ないっス。
ﾙ从§ （●） （●） ヾ |
乂§ （__人__） 从ｲ 心よりお悔やみ申し上げるっス。
＼ ｀ー´ ／
／ ＼
,.⌒ヽ γ⌒ ヽ
〈 ○ﾉ＼ ／＼○ 〉
ヽ彡' ヽ / ヾ_ノ
） Y （
／γ⌒ ⌒ヽ＼
/u | | uヽ
| ヽ＿＿人＿＿ノ .|
＼ ||iiiiiiiiiiiiiiiii|| ／
/´￣｀｀゛'ーー'´ <
| ＿＿＿） ＼
| ＼
| ￣）
| |￣￣￣
50： 1 ◆WeAPMvKLVc ：2021/11/12(金) 16:18:36 ID:8cVg6g.Y
,.⌒ヽ γ⌒ ヽ
〈 ○ﾉ＼ ／＼○ 〉
ヽ彡' ヽ / ヾ_ノ
） Y （
／γ⌒ ⌒ヽ＼
/u | | uヽ な、なぜ…… うちのばあさんはただの庶民、それも鼻つまみの貧乏人ですよ！？
| ヽ＿＿人＿＿ノ .|
＼ ||iiiiiiiiiiiiiiiii|| ／
/´￣｀｀゛'ーー'´ <
| ＿＿＿） ＼
| ＼
| ￣）
| |￣￣￣
ＮVVVVVVV＼
＼ ＼
＜ ｀ヽ､
＜／ ／"" ＼ .ノヽ. ＼
//, '〆 ） ＼ ヽ 亡くなったおばあさんは長寿も長寿っスからね。
〃 {_{ ノ ─ .│i|
ﾚ!小§ （●） （●） | ｲ . なにせ今では数少ない再統一以前のお生まれっスよ？
ﾚ § （__人__） .|ﾉ .
＼ `ー'´ ノ 敬意を表し、地区（八王子北地区）の代表として来たっス。
r､ r､／゜。 。゜ヘ
ヽヾ 三 |:l1 ｏ ｏ ヽ ただ何分知ったのが遅くて、葬式には出れなかったっス。
＼>ヽ/ |｀ ｝ ∞ | |
ﾍ lノ `'ｿ | |
/´ / |. |
＼. ｨ | |
| | |
51： 1 ◆WeAPMvKLVc ：2021/11/12(金) 16:19:19 ID:8cVg6g.Y
| γ⌒ ヽ
| ／＼ ◎〉
| / ヾ_ノ ──ハッ、そういえば初めてのことだし色々ドタバタしてたから、なにか手違いが！？
|Y （
| ⌒ヽ＼ ああ、そういや新聞に訃報を掲載していない！
| | ヽ
|人＿＿ノ Ｕ |
|⌒´ ／
(⌒ー─' ）
ＮVVVVVVV＼
＼ ＼
＜ ｀ヽ､
＜／ ／"" ＼ .ノヽ. ＼
//, '〆 ） ＼ ヽ
〃 {_{ ノ ─ │i|
ﾚ!小§ （○） （○） | ｲ あ、いやいや！ 死亡届けを出した時点で役所は知ってる筈っス。
ﾚ § u （__人__） |ﾉ
/⌒゜。 ー‐ 。゜ｨヽ 単に役所の怠慢っスよ。
/ rｰ'ゝ∞ ∞ 〆ヽ
/,ﾉヾ ,> ∞∞ ヾ_ノ,|
| ヽ〆 |∞|
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃
┃ 代表と言うだけあり、提督は香典を束にして渡してくれた。
┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
52： 1 ◆WeAPMvKLVc ：2021/11/12(金) 16:19:46 ID:8cVg6g.Y
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃
┃ これもいい機会かと考えたきめえ夫は、老婆の残したつづらを提督に見せた。
┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
／＿.／| _｣Ｌ∟∟Ｌ｣_
|＿＿|,ｨ/ |≧=‐┬‐=≦|
￣＼└─ ┘′ ト ＿|＿,,.､ｲ
￣￣| _｣Ｌ∟ﾆﾆ∟Ｌ｣_
____ｒ┤ Ｋ≧s｡ﾆﾆﾆﾆ｡s≦|
―― |＝ﾆﾆニ|ﾆﾆ|￣'´[ ＞''"~"''～､、
| .|￣ ＞''" ,, ､丶`|
｀`～､、_|_,,.. | ￣| __,|
|≧s｡. ＿｜ｒｾ,,/ﾆ|
＿_＿ `''＜ﾆﾆニ|ニ＞'ﾞ´ Ｋ￣￣￣
､丶` ~"''～､、 ` "´ | ＼
| ｀`～､、 _,,... -‐Y ＿＿＿＿＿|＿ ＼ ―
|......._ Ｔ | |∨ﾆﾆﾆﾆﾆﾆニ∧ |
|ﾆﾆ|| | .｡sｾ升 .|､∨ﾆﾆﾆﾆﾆﾆニ∧.｜＿
`''＜ミｈ|≧|sｾ升ﾆ＞'ﾞ´ .| ', ∨ﾆﾆﾆﾆﾆﾆニ∧
. `''＜ﾆ|ﾆ＞'ﾞ´ ﾄ､}ﾆ|ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ|
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
／VVVVVVVⅥ
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r'´ ＞ ┏┛
／ ／ヽ／ ゛゛＼ ＼＞ ・
/ ／ （ ゝ' ,ミ
|i│ ─。 ─ }_} ヾ
（（ ﾄ |. （●） （●） §小!、ゝ
(,| （__人__） § 、ゝ | | これ、何っスか？
/ ∩ノ ⊃ 。／l ノﾉ
( ＼ ／ ＿ノ |. ｜
.＼ “∞∞／＿_ノ ｜
＼。／＿＿＿＿ノ
.ｒ ⌒ヽ r ⌒ヽ
（ ○λ λ ○〉
ヽ彡 ｌ /ﾐ ゝ_ノ
_ ）:::: |/ミ （ _
／::::r ＼
／:::::::: ｌ i＼ ええっ！？
|::::::::::::::ゝ､__＿＿人＿ﾉ |
＼:::::::::::: |r---┬-.ｌ ／ ..
ノ:::::::::: `ー--―'´ ＼
53： 1 ◆WeAPMvKLVc ：2021/11/12(金) 16:20:14 ID:8cVg6g.Y
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃
┃ 提督はつづらの中身を見てしばらく首を捻り──きめえ夫に提案した。
┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
ＮVVVVVVV＼
＼ ＼
＜ ｀ヽ､
＜／ ／"" ＼ .ノヽ. ＼
//, '〆 ） ＼ ヽ
〃 {_{ ノ ─ .│i|
ﾚ!小§ （●） （●） | ｲ ん～…… ただの札とも思えないし、おばあさんの形見っスからねえ。
ﾚ § （__人__） |ﾉ
＼ `ー'´ ,ノ とりあえず預からせてもらっていいっスか？悪いようにはしないんで。
/,,― -ー ､ , -‐ ､
（ , -‐ '" ）
`;ー" ` ー-ー -ー'
l l
,.⌒ヽ γ⌒ ヽ
〈● ﾉ＼ ／＼ ●〉
ヽ彡' ヽ / ヾ_ノ
） Y （
／γ⌒ ⌒ヽ＼ はあ……。
/ | | ヽ
| ヽ＿＿人＿＿ノ |
＼ `ー'´ ／
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃
┃ （社会的地位が非常に高く、また尊敬される）提督の提案であったし、老婆の言葉もある。
┃
┃ 更に言えば、きめえ夫にこれ以上どうこうする伝手もお金も時間も無い。
┃
┃ きめえ夫は全てを任せることにした。
┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
54： 1 ◆WeAPMvKLVc ：2021/11/12(金) 16:20:31 ID:8cVg6g.Y
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┃
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55： 1 ◆WeAPMvKLVc ：2021/11/12(金) 16:20:59 ID:8cVg6g.Y
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| || ﾄｪｪｲトｪィl || ｌﾆﾆﾆﾆﾆニﾆﾆﾆﾆｌ
...＿＿__|_ || |ｫ ォ|rｪ ｪl || | |┌‐┐ ┌‐┐| | ゞ亥彡
.:.／ ／| || >¨ ,ト､¨ｲ || | |└‐┘ └‐┘| | 彡爻巛
.::／＿＿__／ | || ( ﾌ「 |:: :∨:ヽ || | |┌‐┐ ┌‐┐| | 圖 勿水<
.:.／ ／ | [l ￣￣￣￣￣￣￣ | |└‐┘ └‐┘| | 》
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| |//|, |／| | , ―――, ￣￣￣￣￣￣ |_____|:.:...
| | l／ｌ／| ／ ＿ _{￣{￣ |__| ＿ .:.:.:.::.:.:.:.::...
| |／ｌ／∠l|／ ／ , }＿__ ／{￣{￣／／| ＿／..／l
|￣￣￣|／∠l| ／ ／}__}＿__| 「 .| 二二 「 .|／ ／ ／ ／ ｜
| |／ ／ ／}／}／.／| ／￣￣ ￣ ／| ／ ／ ／ |
／|＿＿＿| :|￣} ／}／ ／ ..| ／ ／／｣ ／ .{￣| ／:.::..
_／ .:.:| ￣￣￣ 「 .／ |￣￣￣￣|／ 「￣￣￣ | ／:.:..:..:
.:.:.:.| ￣ ￣ |／ |」^＾^＾^^|_l 「 ￣￣￣ 」_／:.:.:.:.:.:..
_.. .､､ ､､.,_
_.､＜辷=-.:.:.:.:.:.:.:.:ミiト.、
. ／:r.:.／.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.`:.､.:.､
. ／.:彡.:".:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.｀ヽ
. /:Y.:.:/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:V/.’､.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.Ｖ/ きめえ夫様の御婆様が遺されたものですが、
/.:./.:/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.!V/.:.:ﾔ.:.:l ヽ.:V/.:.:ﾏ/:.V/ いわゆる「提督札」ですね。
. j{:y.:.7.:.:.:.:.:. l.:.:.:.:.:.! ’.:.:.:.:}!.:j{ -‐.:-.:.:.:.:V/:ｌ/
. ｉ{.:./:i.:.:.l.:.!.:.:!.:.l:.:斗 ﾟ:.:.:.7!.:ﾟ Ⅵ:!.:.:.ﾔ.:.! ‐...,_
辷.:.l.:.:.!.:{.:.:l／:.:./ !.:/ l/ ,xぅぅｘ、',.:ｌ:l.:.:/::::::::::＞:.｡,_
{.:l.:！.:.:.:',:/!:!|:,ｘぅｚ ' ﾞ rﾉし} 》 l.:!:l:/`''＜::::::::::::⌒＞:.｡,_
. Ⅵ.:ﾑⅥ.:.Ⅵ!ｲう::ハ ゞ- ' ﾑ../ ｀`''＜:::::::::::::⌒＞:.｡,_
ﾏ.:.:ＹⅥ:､.:i{_乂rン 、 ' ' ｲ:/ ｀`''＜::::::::::::::⌒＞:.｡,_
. |:＼ゝV.:.＼( , , ＿ / ｀`''＜:::::::::::::::::::〉
. 辷.:､.:.ﾑ:.:}!.:.､ く:::::::::7 / ｀`''＜:::/
＼_.:＼:’:.',.:.≫..._ ｰ ／ /
. ｛＼.:.:Ⅵ:､.:’ヽ ≧s｡ ／ / /
ﾏ.:`.:､_.:V.:}.:.:! ＼ / /
,x V/≧=.:､.:.:{__ ` / /
.′､ ヽ=ﾆ.:.:.:）//Ｌ ／ /
, ヽ Y7刀///ｿ /./ /
′ ’, !///{＞-―- ､ /
! ′ ／ ∠二._ ´ /
| }! i r ‐-.､ヽ /
. l V/ ヽ 二 ﾆ⊃ く二ヽ
ｌ ‘{ }ヽ 二 ﾆ⊃ ⊂ﾆ 二ヽ へ
‘. ﾉ ノ ／ ＞ .,_ r――.) } ＼
√ ／ /／丶` ＞ .,_ ⊂ﾆニ ﾉ⌒ ’,
i{ =ﾆア ﾟ: /’, ＞ .,_ / /
i{ ､丶` ＼ ! (__) (__) √ ゝ._ ´ } ／
｢ ﾝ ＼ √ ﾏ_ l ／
, ィi｢ ＼ [ ｰ ＜
′ _.､ ＜', 〉 [
56： 1 ◆WeAPMvKLVc ：2021/11/12(金) 16:21:48 ID:8cVg6g.Y
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃
┃ 数日後、いつもの様にきめえ夫が工場で働いていると、上司に呼ばれた。
┃
┃ 更にその上司、そのまた上司──とたらい回しにされ、最終的には応接室に通され、
┃ そこで待っていた工場長と身なりの整った妙齢？の女性と面会となった。
┃
┃ あまりにも場違いな自分に戸惑っていると、女性は提督互助会(*)の事務員を名乗り、
┃ 「お預かりしている御婆様の遺産の件です」と告げた。
┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
,.⌒ヽ γ⌒ ヽ ）)
(（〈 ● ﾉ＼ ／＼ ● 〉
ヽ彡' ヽ / ヾ_ノ
） Y （
ｆ⌒γ⌒ ' ⌒ヽ⌒ヽ 提督札……？
{ :::::.| | ::::: }
ヽ ヽ＿＿人＿＿ノ ノ
＼ . `ー'´ ／
. ／ ∩ノ ⊃ ヽ
（ ＼ ／ ＿ノ | |
..＼ “ ／＿＿| |
＼ ／＿＿＿ ／
___
. : ´ ｀` 、
／ ／ ＼
/ / } ,
-‐/}: ﾉ} ﾊ} } ′
. ｊ{ :{ {/,ﾉ／ノイ } ノ}ｊ: }: } ありゃ、ご存知ありませんか？
八 ,ｊ从爪_｝ 爪ﾊ从ノ }
{八 ＼八 Vツ Vツ 八 八 “大崩壊”後、各地に割拠していた提督方が作ったお金の総称です。
{ ＼从 ’ ノｲ ／
＼ 人 __ 人( 再統一後もしばらく流通していましたけど。
{＼ 个o｡. ____ . : ´
八 ＼ ／ } ノへ、
{ ＼ノ｛___ノ¨＼__/ ｀ヽ、
爻爻}/..イ[二] ﾉ............‘，
乂乂ｊ＿_[/__]／......／.......|
/| ￣「..........|
/...l _＿＿＿＿__|........./
{／⌒ｱ´............................｀ヽ/
※正確にはもっと立派な名称だったが、説明を受けきめえ夫は「そう」理解した。
57： 1 ◆WeAPMvKLVc ：2021/11/12(金) 16:27:05 ID:8cVg6g.Y
γ⌒ヽ
γ⌒ー―ヽ 〉
／ ヾ○ノ
／ ／´｀￣￣￣
／ ／γ⌒＼ γ⌒ヽ
／ ／／ U ｀~＼ ○〉
／ u ／／ ／⌒ヽ､＿ヾ ノ
／ Y （
／ γ⌒ ⌒ヽ
/ | u | ヽ あ～、そういや国史の授業で習ったような……
| ヽ＿＿人＿＿ノ |.
＼. u ∩ノ ⊃ ／ ──ああでも、もっとちゃんとしたお金だった様な気も？？？
( ＼ ／ ＿ノ | |
.＼ “ ／＿＿| |
＼ ／＿＿＿ ／
_,。- ￣ﾆ=ミ
＿_,,，'´: : : : : : : :-=ミ: ｀ヽ
｀ア´: :／: : : : : : : : : : ＼ : :.
/:/: /: :|: : : |: : : : : : : : :∨: :､ それは恐らく取引等に使われるような高額紙幣か、
ノｨ:{: :{: :｜:.:.::|＼ ､: : : : : ::∨: (＼ 自由に物やサービスを買えた一部の階層向けのものでしょう。
川|: :| | i|ノ : | ｀＼､ｰ-: :.::∨::|
ﾘ :|: :匕八: : :､ 斗=ミ: : 从､j 当時、お札に使える程丈夫かつ綺麗な紙は貴重ですからね～。
ノi 八 ﾍﾚｨｆ丐､::＼ トｨﾘ/｢ ))
／{: ∧ { Vｿ ｀⌒ ゞ'ｲ |ノｲ 大半は木や竹の端材で作った札がメインですよ。
} 从个ｘ ''' ′ '''' 川ﾊ
ノ＾＼乂:< ┌__ﾌ ｲノ三≧s｡
｡o个ｘ: : 〕iト ／／寸'＜三三〕iト
/ｼ´￣厂 ﾉ: }⌒7ﾟ／ ／＾トﾐ＞<三三心､
|/.:.:.:.:<／: :ﾉ厂＼ヽ／.:.:.:/.:.:.`'マh守三三>
,:.:.:.:.}.＜⌒⌒7＾ヽ／.:.:.:. /.:.:.:.:.:.:.:.:寸hx＞'三
/.:.:.ノ.:ノ´⌒>'ﾟ .／.:.:.:.:.:.:.:.:>:／.:.:.:.:.:.}三/三三
/.:.xへ/7_:／ ／.:.:.:.:._､‐''゛／.:.:.:.:.:.:.:.:从j{三三
,.:.:.:ｱ＼/|.:ﾚﾞ ／.:_､‐''゛.:.:.:.:.,:'.:.:.:.:.:.:.:.:.:./三j{三三
,.:.:.:.:.{.:.:.:.:. |:{／_､‐'゛.:.:.:.:.:.:.:./.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ｲﾆﾆ7三三
／.:.:.:.从.:.:.:.: |/／.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: ｲ⌒.:.:.:.:.:. ｲ三ﾆ/三三/
,.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ゝ__/イ.:.:.:.:.:.:.:.:.:／.:.:.:.:.:.:.: .:. /三三/三三/
/.:.:＼.:.:.:.:.:/{.:.:.:{().:.:=ﾆ￣ /.:.:.:.:.:.:.:.:.:.://三三/三三/
,ｨiｱ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:〃＼ノ.:.:＼.:.:():/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.,:':/三三/三三/
,ｨ_ｱﾟ.:.:.:.:.:.:.:.:.:／.:.:.:／()──.:.:,ﾍ.:.:.:.:.:.:.:.:,:'ﾞ,ｲ三三/三三/
s｡ ,.ｲシﾞ.:.:.:.:.:.:.:.:.:／´.:.:.:/.:.:.|＼.:.: (ｱ.:.:.:ｰ─.:.:ｱ/三三‐/三三/
＞,.ｲ㌻-ミ.:.:.:.:.:.:／.:.:.:.:.:.:.|.:.:.:.:.:.:.:.:／.:.:.:.:.:.:.:.:.:ｼィ(寸三ﾆ{三三/
'"´ ／￣ ﾟ｡.:.:,ｲ＿.:.:.:.:.:.:.|.:.:.:.:.:.:,:'ﾞ.:.:.:.:.:.:.:.:.:,:'ﾞ.:.:.:.:}ﾆ}h守{三三{
､／／／__ ノィ////≧s｡.∧.:.:.:, ′.:.:.:.:.:.:.:.:/.:.:.:.:.:.ﾑ三三｢三三{
(／／／ / ／///////////7∧/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: /.:＼.:. ﾊ三三ｙ─=ミ{
ヽ<／ 〈/＾' ＜//////////シﾞ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:{三三ｧﾟ }
｀ '＜//シ´￣＼.:.:.:.:.:.:.:／､.:.:.:.:.:.:.:}三ｱ /|
／／／ ヽ.:.:／///ﾍ.:.:.:.:.ﾉア /=|
58： 1 ◆WeAPMvKLVc ：2021/11/12(金) 16:28:35 ID:8cVg6g.Y
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～～“大崩壊”後、群雄割拠の時代の某地域～～
/(
-―-､ ｛ ＼ ＿＿
／／￣￣＼ ＞ミ二ﾆﾆﾆ ￣`ヽ
/／ ) ＞''" ⌒＼
/l__ ／／l! ／／ // ヽ ヽ
l {～ﾐ､ /// l／ // / ／ / 、 Y
い ＼ ∥/ ／l! ／-‐- /／ ／/｜ } l 現在、紙の生産量は限定的ですし質もイマイチです。
ヽ ＼ l //l ,,{/{ / ／`メ /j ! }
＼ `ミー-----‐{ / ﾊlf~沁l ／ ／／Y ∨ ｜j / かと言って“大崩壊”前の雑誌や書籍を潰しまくるのも……。
＼ ＼ ー--／Y { 「l } ｛;ｼ乂 ⌒>ﾐ、j l ∧ l/ l /
＼ ..ィ" 人{ l { '' , (r炒〉 /! l {/ ──と言いますか、皆さんお尻拭くのに紙を使わないで下さいよ。(*)
`''ｰ-ミ `ｰ---‐'''" -‐''" ＿} 人 、 「l ''' /ｲ〉l /｜ {
￣￣￣／ } ⌒ｰト...＿ } }／//ノ ノ / l ｜ おかげで紙の消費が凄いことになってるじゃないですか。
／／{⌒::～く/⌒～＜〉/ﾊ／ ｰ=彡イ /ノ l 人
／／ Y:::::::::::::{::::::::::::::::r‐-く＿／＿__l 乂 l ＼ ＼ 完全にどころか圧倒的に赤ですよ。
／／/ ／ 廴;;;;;;;;;;;l::／::::::弋/ ／Y ‐-、Y ヽ l l＼ ⌒ ヽ
／／ / ／ ／ ＿〈:::::::::::ﾉ⌒ )-┘ V ハ ｜l ￣)ﾉ ｝
// / / / く::::::::＼／ / / / ﾉ }-‐''" ノ
∥ {/{ └---弋::::::/ ＿/ ／/ ／／ ノ-―''"
{{ {八 弋/ ／ ノ} ＞''"￣＿二-‐'''"::ヽ
八 人 ＼＿＿ノ j ＞'" xィ" ├{ ｛ ／￣l::::}
＼ ＼＿__／ └--‐／ ／ ∨八 l ＼ j:::l
／l/ ／ ヽ/::＼ ＼::j
／l::{ j /| /:::::/ ＼
j l ￣ { ｛ol ／:::／ ＼ / /‐-....
／ { { 八 !l l ＼／ ／ /:.:.:.:.:.:.:.`丶、
/:.:.:.∧ 、 /`ﾐ=- ／ ／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＼
}／:.:.∧ヽ //:.:.:＼＼ ／ ／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＼
＿ ／:.:.:.:.:.:.:.∧X/:.:.:;x-､＼＼ ／ ／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ
,.:::''::´::￣::`:::.、
／:::::::::::::::::::::::::::::ヽ 非常事態はわかるが、こればっかりはな～。
/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::}
l:::::::::::::ゝ－－－－ ι さすがに木の板や葉っぱはキツイわ。(*)
|::::::::::::） ◯ ○ （
,ｌ::::::::::::η ||||||| ゝ この件については俺も何も言えねえ。
ゝ---η. ||||||| ゝ
/≦ ヽ .| | ≧ ──てか、紙を作るのも既存の紙を再加工するのも手間だぜ？
{ l l |* *| | l
{ .l l .| * | .| l 早く大量に必要なんだから、木や竹の端材でいいじゃねえか。
/ l l | * | l l
l ---l l-- -l l ぶっちゃけ一目でそれとわかる、偽造できなきゃなんでもいいだろ。
| ｀^^ ｀^
=========================================================================================================
※なお流石に全てを紙で賄えていた訳ではない。それでもなお需給は赤（赤字）だったのだ。
59： 1 ◆WeAPMvKLVc ：2021/11/12(金) 16:29:40 ID:8cVg6g.Y
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃
┃ 思いがけない事務員の女性──「千川ちひろ」という名らしい──の言葉に、きめえ夫は声を弾ませる。
┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
,.⌒ヽ γ⌒ ヽ ）) ヽ v /
(（〈 ○ ﾉ＼ ／＼ ○ 〉 -（ｍ）-
ヽ彡' ヽ / ヾ_ノ ≡
） Y （
γ⌒γ⌒ ⌒ヽ⌒ヽ つまり、これはお金なんですね♪
| | | .|
ヽ ヽ＿＿人＿＿ノ .ノ これ、いったい幾らになんです！？
＼ . `ー'´ ／
. ／ ∩ノ ⊃ ヽ
（ ＼ ／ ＿ノ | |
..＼ “ ／＿＿| |
＼ ／＿＿＿ ／
./.:/.:／..:／..:::::::::::;::::::::::::::::::::::::::..＼
/.:〈::/:::／:/.:／:／ 〉::::::::/.:::::::|::::::::::‘，
,′l }:://. /.:/:／ ／.:::::::/|::::::::;ｌ:::ｌ|:::::l∧
ﾄ､人//:|:ｌ|:/:/_／..::::::／ /:/::/:|:::l|:::::|ｌ::|
|ｌ::{:::|/:/〉:lⅣ´￣￣´ 乂/イ ｌ:Ⅵ::::l::::|
|Ⅵ:/.::| |:||と)===ミ ＼{/,.’:::;:::;’ ・. ・. ・
|::ヾ|ｌ:∧|:|| ﾐ、 /.::::/:::{ あ、えっと額面につきましては既に整理令が何度も出されていまして、
...人::::Ⅵ::|ｌ从 ヽ ｀〉_/.::::/＼乂 その、公的な価値はゼロと言いますか……。
::{ ｛:＼::::::Ⅵ::{::. 〈__|:::::/ ￣｀
乂＼:.＼::Ⅶﾊ.＼＜ ) .イ:::|ｌ:/
.人｀ヽ〉Ⅷﾘ: ‐=≦＿ ； .乂
〈 _＼::::::Y＿ | ＼＼＼ー.､
..／.}::| |:r＼/ __〉＼人＿〉: ＼＼∧
:|::::::}::l└/＼Y＼＞ﾍ_:人 | ＜＜:∧
:| ＼Y /}|::::..＼ ∨∧〉 | / ∧
，::::::: ｀ﾄ:||::::::::/ﾄ､: ＼/ /∧ 人
，:::::: ∨ひろ/ ＼/ .／:/ } ::|
，::::::.＼:∧ち／ / ／:／ :| ::|
60： 1 ◆WeAPMvKLVc ：2021/11/12(金) 16:30:15 ID:8cVg6g.Y
,.⌒,ヽ γ⌒､ヽ
〈／●ﾉ＼ 人● ヽ〉
ヽ彡' ヽ / ヾ_ノ
） Y （
／γ⌒ ⌒ヽ＼ あ～、そういう落ちでしたか。
/ | | ヽ
| ヽ＿＿人＿＿ノ | わかりました、事務員さんもわざわざありがとうございました。
＼ `ー'´ ／
＿＿ }
. : : : : : : : : : : :ミメ._
／／: : : : : : : : : : : : : : ヽ
/／ : : : : ＼ : : ／: : : }: : : :.
′7 : /:. :.／}:Ｘ: : : : :./}: : : : :.
{: : : :/7／::::::∠ 彡7/:丁}: : i '`
∧{: /: :/ ＼＿＿_ ::::::::::}.'}: : }:.}
八 :{/ |: {.u - ＼___:/}: /}/ ──あ、いえ、違います！
( (＼} |: { / ヽ ヽ ﾊ:}/
. /{ _〃:.jI斗/ ＼ V ノ/ 確かに現在の政府はこれの価値を認めていませんが、
{:乂 Yi:i:Yヽ／.....ﾐ´/..'{′＼.〕ト ≦ : / これを発行された提督方は別ですからっ！
. 〉 : : }i:ｉ:ｉ{:/ ..........}.......∧ ／ Vﾄ､ }/ｧ
. ｀¨⌒¨¨ ′..........}..{......∧'〈 ⌒〉|ﾑ⌒ヽ
ノ{___ .............＼...∧ 〉ｉ〈. |..∧.....′
. }...⌒........./.......〈.....∧ } ,....ノ',.....}
61： 1 ◆WeAPMvKLVc ：2021/11/12(金) 16:30:43 ID:8cVg6g.Y
γ⌒ヽ
γ⌒ー―ヽ 〉
／ ヾ○ノ
／ ／´｀￣￣￣
／ ／γ⌒＼ γ⌒ヽ
／ ／／ U ｀~＼ ○〉
／ u ／／ ／⌒ヽ､＿ヾ ノ
／ Y （
／ γ⌒ ⌒ヽ
/ | u | ヽ ええ…… でもだいぶ昔のお金ですよね？
| ヽ＿＿人＿＿ノ |.
＼. u ∩ノ ⊃ ／ その、これを発行した提督様ってもう──
( ＼ ／ ＿ノ | |
.＼ “ ／＿＿| |
＼ ／＿＿＿ ／
．-: ――‐: -､
／: : : : : : : : : : : : : : ＼
/: : : ,ｨ´¨: : : : : ｀¨: :｀丶、':、
./: : : /: : : : : : : : : : : : : : : : :ヾ
/: : :: : : : : : : : : : : : : : : : ヽ、: : '，
,': : : /: : /: : : : : : : : : : |＼: : ',: : : '，
i: : : i: : : i: /i: : : ハ: : : :| ∨: i: : : i
|: : : |: : : !/ !: / |: :i: :/ !: : i: : : |
i: : : : : :/ん圷′ !/!/灯か|: : i: : :i:!
ヽ: : ｨ､.:| ﾏ_ツ 込ツ |: : !ヾ:ヽ たとえこれを発行された提督様もその艦様も既におられなかったとしても、
,ｒ': :~: !:j ,, ,, !: /: : {"｀ 今の提督様方は「その裔」を自他共に認めておられます。
{: : : : :＼ rﾟ ￣ y ／!/､: : !
i{ﾐ､: :i; : :}≧､｀ー-―' イy¨ﾞiーヾ/､ 何より、同じ艦（本体）をルーツとする分御霊の方々も大勢いらっしゃいます！
/`ヾ: :`､: j､/ {! ￣ ￣ 丿 i li ＼
| ＼: : :_＼ ＼____／ i l | |
{ | ｌ｀¨/⌒ヽ,/{⌒}＼ | l | }
! ヾ ∨¨ゞﾐ､}--{ ＼! // !
} /,ｒ'"~⌒ヽ;ヾ:. i!,ｨ'"¨ﾞﾟ‐．｀:、 i
/ | { ﾆ二}:_:ﾐ /f二ﾆ } | ':
| ! 二ﾆ! ､!／ ﾋﾆﾆ j j |
} ／i i , ' ∠ '´ ヽ、 ヾ 、 !
/／ | i / / ':、 /i ＼ ‘,
| ヾ∨} {o o ∧// 丶、|
! ｀ﾟ-' ゞ ｀y' !
＼__＿_／ ｀¨ ｀¨"´￣´ ＼ /
∧ ,.〈 o o ヽ-‐､一'
//∧ //∧ ／//∧
//// ヽ／////＼ ／/////∧
62： 1 ◆WeAPMvKLVc ：2021/11/12(金) 16:31:33 ID:8cVg6g.Y
=========================================================================================================
～～現在の「高位」提督達の考え～～
|
| 確かに、大政奉還に伴い数々の権利とともに義務もまた消滅した。
|
| 故に、法的には「提督札」に対する補償義務はない。
|
| ──だが、あれは偽造防止の目的もあったが、高位の提督やその艦たちが自ら呪を込め作ったもの。
|
| 言わば「神々とそれを繋ぐ我ら」と人との誓約だ。
|
| たとえ人（政府）が無効化を宣言したとて我らは断じて認めぬ、認める訳にはゆかぬよ。
|
| 連中が知らぬと言うのならば、裔たる我らが払おうではないか。
|
＼
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼|￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
/ ヽ
,' /!ﾄ､i , ',
j |/ｰ-､jﾊ /!. ! |
ﾉ/, ,-､ !{ ,ﾊ { ーtｯ !i /__}i､ .!ﾘ
'ｲ/! i{ }/'ta/ }/
' ! iゝ..ｫ 〉 } 安心しろ貴様ら（政府）の手間はかけん。
} i:::.. ､ ＿ /
ﾚ! | i ヽ r- '-- ..,,
,ﾘ/ ', ＞ ..,,__ ,{ __ ｀ﾞ ｀ヽ_ r-､
,r≦彡ﾏ,., ', ／ｰ} ,r }YVヾヽ |- |
, -― '' ￣ ﾌイ／// ）ィｖ ｖ-v rvｨ^ﾊ ｰｧ .._,{i ',. ',ﾐ } } |- |
/ 'ｲ／ﾉ / / i. i! | ! ', ﾐ ヽ｀¨/ {.i!. }ｰ'｀´V j:::::{.
/ ', ｀´ﾚﾍ/!ﾉi ﾊﾄ ﾄ ﾊ }ヽ! ',ﾘｲ ',. /::::::::', ＿＿＿
/ ヽ :. ヽ Y ,! ‘ﾍ /::::::::::::',{＿＿＿
{ ', i::. ＼ i , ', ', ,:::::::::::::::::}￣￣￣
ri| .＿__.ヽ }::::. ＼ } / jﾊ ':, )､|:::::::::::::::::|r ⌒ヽ.
/ .i! / ｀''ｰ-￣＞. ＼ ! ／ ,ハ. '::, / ヽ￣￣ ｀| }
,′ ',. / ﾉ,' V ヽｲ !{. ' '::; / ＼ i´￣￣｀i |
j ',. /__＿ ,,,....:.:.:.:.:.:.:.! ﾊ i. ／ ヽ. |
r ⌒ｰ ', {:.:.:.:.:.::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:! j ', !／ } |
ﾉ ,.≧ r ´）:./^i:.:{｀YV:.:.:.ﾉ / V ノ ..:|
/, ／/ | {_:/ |:.:.! ', ',.Y /￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
.{ {. r≦! { {ｰ} } .} } { ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
! |. ', ﾏﾂ｀ヽ ! } { / / / }
ヽ ', ヽヾ彡 ゝ-ﾉ {- __..ｨ |
,,..-= ´ ｀=- ., jﾘ
◇ ミ ◇
◇◇ /￣| ◇◇
◇◇ ＼ |＿_| ◇◇
彡 O(,,ﾟДﾟ) / 全国の艦神神社も全面的に協力しますよっ！
( Ｐ `O
／彡#＿|ミ＼
く/｣_|凵_ゝ
=========================================================================================================
63： 1 ◆WeAPMvKLVc ：2021/11/12(金) 16:32:30 ID:8cVg6g.Y
,.⌒ヽ γ⌒ ヽ て
〈 ○ﾉ＼ ／＼○ 〉 て
ヽ彡' ヽ / ヾ_ノ
） Y （
／γ⌒ ⌒ヽ＼ あっ、あ～～ そうかあ！
/u | | uヽ
| ヽ＿＿人＿＿ノ .|
＼ ||iiiiiiiiiiiiiiiii|| ／
/´￣｀｀゛'ーー'´ <
| ＿＿＿） ＼
| ＼
| ￣）
| |￣￣￣
_,。- ￣ﾆ=ミ
＿_,,，'´: : : : : : : :-=ミ: ｀ヽ
｀ア´: :／: : : : : : : : : : ＼ : :. はい。その様な訳で現在精算中なのですが──
/:/: /: :|: : : |: : : : : : : : :∨: :､
ノｨ:{: :{: :｜:.:.::|＼ ､: : : : : ::∨: (＼ これ、お金というより配給券なんですよね。
川|: :| | i|ノ : | ｀＼､ｰ-: :.::∨::|
ﾘ :|: :匕八: : :､ 斗=ミ: : 从､j おまけに労働者にもそれぞれランクがありますし、
ノi 八 ﾍﾚｨｆ丐､::＼ トｨﾘ/｢ )) 現在の価値に換算するのは中々手間なんですよ。
／{: ∧ { Vｿ ｀⌒ ゞ'ｲ |ノｲ
} 从个ｘ ''' ′ '''' 川ﾊ なのでもう少しお時間を頂けたらな～と。
ノ＾＼乂:< ┌__ﾌ u.ｲノ三≧s｡
｡o个ｘ: : 〕iト ／／寸'＜三三〕iト
/ｼ´￣厂 ﾉ: }⌒7ﾟ／ ／＾トﾐ＞<三三心､
|/.:.:.:.:<／: :ﾉ厂＼ヽ／.:.:.:/.:.:.`'マh守三三>
,:.:.:.:.}.＜⌒⌒7＾ヽ／.:.:.:. /.:.:.:.:.:.:.:.:寸hx＞'三
/.:.:.ノ.:ノ´⌒>'ﾟ .／.:.:.:.:.:.:.:.:>:／.:.:.:.:.:.}三/三三
/.:.xへ/7_:／ ／.:.:.:.:._､‐''゛／.:.:.:.:.:.:.:.:从j{三三
,.:.:.:ｱ＼/|.:ﾚﾞ ／.:_､‐''゛.:.:.:.:.,:'.:.:.:.:.:.:.:.:.:./三j{三三
,.:.:.:.:.{.:.:.:.:. |:{／_､‐'゛.:.:.:.:.:.:.:./.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ｲﾆﾆ7三三
／.:.:.:.从.:.:.:.: |/／.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: ｲ⌒.:.:.:.:.:. ｲ三ﾆ/三三/
,.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ゝ__/イ.:.:.:.:.:.:.:.:.:／.:.:.:.:.:.:.: .:. /三三/三三/
/.:.:＼.:.:.:.:.:/{.:.:.:{().:.:=ﾆ￣ /.:.:.:.:.:.:.:.:.:.://三三/三三/
,ｨiｱ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:〃＼ノ.:.:＼.:.:():/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.,:':/三三/三三/
,ｨ_ｱﾟ.:.:.:.:.:.:.:.:.:／.:.:.:／()──.:.:,ﾍ.:.:.:.:.:.:.:.:,:'ﾞ,ｲ三三/三三/
s｡ ,.ｲシﾞ.:.:.:.:.:.:.:.:.:／´.:.:.:/.:.:.|＼.:.: (ｱ.:.:.:ｰ─.:.:ｱ/三三‐/三三/
＞,.ｲ㌻-ミ.:.:.:.:.:.:／.:.:.:.:.:.:.|.:.:.:.:.:.:.:.:／.:.:.:.:.:.:.:.:.:ｼィ(寸三ﾆ{三三/
'"´ ／￣ ﾟ｡.:.:,ｲ＿.:.:.:.:.:.:.|.:.:.:.:.:.:,:'ﾞ.:.:.:.:.:.:.:.:.:,:'ﾞ.:.:.:.:}ﾆ}h守{三三{
､／／／__ ノィ////≧s｡.∧.:.:.:, ′.:.:.:.:.:.:.:.:/.:.:.:.:.:.ﾑ三三｢三三{
(／／／ / ／///////////7∧/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: /.:＼.:. ﾊ三三ｙ─=ミ{
ヽ<／ 〈/＾' ＜//////////シﾞ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:{三三ｧﾟ }
｀ '＜//シ´￣＼.:.:.:.:.:.:.:／､.:.:.:.:.:.:.:}三ｱ /|
／／／ ヽ.:.:／///ﾍ.:.:.:.:.ﾉア /=|
64： 1 ◆WeAPMvKLVc ：2021/11/12(金) 16:33:15 ID:8cVg6g.Y
,.⌒ヽ γ⌒ ヽ
〈 へ ﾉ,＼ 人 へ 〉
ヽ彡' ヽ / ヾ_ノ
） Y （
／γ⌒ ⌒ヽ＼
/ | | ヽ あ、いいですよ。寧ろ手間を掛けさせてすみません。
| ヽ＿＿人＿＿ノ |
＼ 、`ー'´, ／
/⌒ヽ ー‐ ｨヽ
/ rｰ'ゝ 〆ヽ
/,ﾉヾ ,> ヾ_ノ,|
| ヽ〆 |´ |
|
| ありがとうございます！
|
| あの札の山ですが、大半が１日分の生活券ですので結構なお値段になると思いますよ！
|
| 三食に加え、部屋代とか保険とか色々セットで入ってますからね。
|
| 特に鉱山労働者用の札なんて凄いですよ？、基本食と比べて質・量共に大幅にグレードアップしていますし、
| お酒、個室、お風呂、服の洗濯等々いたれりつくせりですよ～♪
|
＼
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣|／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
. : ´.:.:＞-.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.｀`
／:.:./／:.:.＞.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼
. .':.:/／.:.: ／..::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:⌒ヽ
. /.:/.:.:.: ／.:.:.:.:.:.:／.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:}.:.:.:.:.:.
/.:/.:.:／.:.:/.:.:.:／⌒）.:.:.:.:.:.:ﾉ.:.:.:.:八.:.:.:.:.:.
. /{.:. ／/.: /.:.:.:/ ／.:.:.:.:.／.:.:.:. /.:.:!:.:.:. }:.:.
/.:.У.:.:.{.:.:.{.{.:./ ∠___彡イ.:.:.:.:.:.:/,,}.:.|:.:.:.:.}.:.:.
{.:.:{.:.:／{:.:.:{:{/ ,}／}／⌒}.:.|:.:.:.:.}.:.:}
八.:.Y.:.:ﾉ{.:.:.N x==ミ }.:.|:.:.:.:.}:.ﾘ
... {:.:.:V{イﾚ{.:.:.{ 〃〃 ,x=ミ、从|.:.:.:ﾉ.:.{
从.:.乂.:.:.:{:.:.:{ 〃〃 八.:.:.{.:.从 何枚かで服と交換とか、そういうこともできたみたいです。
{.:＼.:.＼八.:{ ’ ／}.:.:.／⌒ヾ
八:.:.:.＼.:.Ｙ.:.圦 {￣ ｀ヽ / }: /
｛＼:.:.: ヽ}.:.:. 心、 ゝ-- ′ ／ }/
＼.:.:..:.:.}.:.:.:} ＞- r ´
／⌒＼.:.:⌒ソ＿ {＼___／⌒＼
.. /................|＼.:.:}ﾉﾆ)＼_＿人 ＼..＼ ィﾊ
|................ | 《三≧≦てｲ///「￣}....../ / 小
|.......,,..... └ノ三ﾆﾉ⌒ヽ乂// }.. / ' l| !
. V........｀ヾ..＾⌒＼.:.:.:.:.:. }＼/} 八{ l| !
∨........... ＼.........＼{＼{..... ＼∧...{ l| ﾄ､
. ∨................「ちひろ丁........./....／＼ i| |..∧
. ∨.....＼ └‐─‐‐┴‐＜..／.......... ＼,ﾉ ｊ....∧
∨........＼....................... ／............... ／ヽ/..... ∧
. ∨...........＞ｰ-....__／............... ／|＼/............∧
∨.........../...... ／............... ／......∨..................∧
. ∨........{........................ ／..............∨....................}
. ＼..........................／......................}....................ﾉ
65： 1 ◆WeAPMvKLVc ：2021/11/12(金) 16:33:36 ID:8cVg6g.Y
. ＼ ＼ ＼ | ,,,--'''''￣ | //＿,,,,,,--┐ ..| ／ ＿,,,...---
. ||￣ /l‐|、-/l...＼┌'￣| ＿,,,,-ゥ/i｀ヽ、 .|ｨ-ｧ| | 「￣ .|
. || ./,' | | |、|￣''''ー-____,,--''''',,,-'''~/ ＼|.. .／／ | | | |
. || //==| |=|/ー-＜￣__,--'' ￣ /. ／／.| | | | |
―--,,,___||_// ┌| |‐---,,,,__￣| | | . ／／ | | | | |
＿＿＿ .||l /| | 'l | | | | ／'''~. | | | |＿,,,,--|--''''
====┐ .||/ .| | |l. | | | | | | | |
|| ||/ .| | '! .| | | | | | | |
|| || | | | | | | | | | |
――||―|| | | | | | |'.―|‐.| |-,,,,,__ |＿,,,,
|| || | | | | | | | | |--''''￣|'''''--
|| || | | | | | | | | |‐-,_____|
|| ﾛ(()==| .| | | ＼| | | | |｀''--
|| || | |. ／ .| | | |＼..| | | |
|| || | |.／ ／ .| | | ＼| ＼ |,,,,....--- |----
|| || |／ ／.. .| | | |＼..| ＼ ＿__|,,,,,,,,,,
γ⌒ヽ
γ⌒ー―ヽ 〉
／ ヾ○ノ
／ ／´｀￣￣￣
／ ／γ⌒＼ γ⌒ヽ
／ ／／ U ｀~＼ ○〉
／ u ／／ ／⌒ヽ､＿ヾ ノ
／ Y （
／ γ⌒ ⌒ヽ
/ | u | ヽ え、あれ１枚で……？
| ヽ＿＿人＿＿ノ |.
＼. u ∩ノ ⊃ ／ （じゃあ、つづらにいっぱいあったから──）
( ＼ ／ ＿ノ | |
.＼ “ ／＿＿| |
＼ ／＿＿＿ ／
66： 1 ◆WeAPMvKLVc ：2021/11/12(金) 16:33:58 ID:8cVg6g.Y
:::::::::::::＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿_:::::
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::::::::::::|:::::＼＼ノノノ ! :::l￣￣￣￣|:::::|::::
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::::::::::::|:::||::::::::::|〔 !lll! !:::::!:::::::::::::::::::::!:::::!::::
::::::::::::|:::||::::::::::|::::|lll| |:::::|＿＿＿___|:::::|::::
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￣ ￣:＼:::＼::|::::|lll|:: ￣￣￣￣￣￣￣
::::::::::::::::::＼::::`:::::!lll!:::::: :::::::::::::::::::::::::::::::::::::
:::::::::::::::::::::: ＼:::: !lll!:::: ::::::::::::::::::::::::::::::::::::
:::::::::::::::::::::::::::::＼|lll|` ::::::::::::::::::::::::::::::
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::::::::::::::::::::
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: :::::::::::::::
, ─ ､ ＿ ＿＿_ /7／ﾉ,. ､
ノ ﾏヾ: : ヾ: :､: : : ＼ '´∠､
_,.イ ´'; ' , ., ﾞヽ !: : : :ヾヽ : : : i ／`′
＜;i;iﾉ_ ,. Y、: : : i:}: : :├-､）
_／: :i;i;i/|>! ｰ- 'n ヾ:､: : :|:／´
／:､ : : ヾ{ ヾ '^, -r,､ ;ﾉ: :ヽ:〈
./: : : : i : : : ﾊヽ 、 ,レ,ﾆア{_j: :∠: : ‘， ちょっと待った！
/: : : : : :i: : : : : iヽ二 _,ｲｰﾆﾞ' / く!: : : |: : :ﾊ
イ: : : : : : :|: : : : : ヽ: : :`ｰ个ｰイ:;ヽ !: : :.i: :/:∧ 君の持っている提督札、是非儂に売ってくれ！
/ : |:i: : : : : : :!: : : : : └:-:-ｧ: ＼. |:;:;:;:;i!: :./ /: ': :.i
７i: !:､: : : : : ﾉ: : : : : : : :∠: :_:_:_: ＼:;:;/:／:/: : : : :|
{: !: ヽ:ヽ:-:べ: : : :_:_:_:_:_:_:_:,,;,,;,,: : : ／´: : : : : : : : |
ﾍ:＼:_: : : : : : :＼:_: : : : :-:-:‐:‐:":/: :O: : : : : : : :./
＼: : : : : : :/´ ヽ)-:-: : : : : : : : : : : : : : : : : :./
＼: : : ;ｲ , ﾄ､}: : : : : : : : : : : : :o: : : : : :.ｲ
.|＼f: :∪ﾚリ: : : : : : : : : : : : : : : ; : : ／: |
､: : :＼: : : : : : : : : : : : : : : : :／:ヽ:': i: : |
|: : : : : ＞:-: : : :_:_:_:_;,.: ＜;i;i;:;: :ﾄ: ､ﾚ:/
.!ヾ: : : : : :/: : :／ ヾ:;:;: :｀:ﾉ:ﾒ､
＼:ヽ:_:_;ﾉ:／/ ＼-､ﾚﾞ ',
|ヾ:_: :ィ'"´ ｀ ｰ--'
| ~/
八 /
67： 1 ◆WeAPMvKLVc ：2021/11/12(金) 16:34:45 ID:8cVg6g.Y
／｀i ／｀i
／ | ／ /:.:.| /〉 ｒ:i
J｀ ／ ＿__」,／ ／ . :.:| // | |
） / ´ -､::l 〈/ |_|
て ,' __ 工場長.__ .:.:.';
l ´ ｀ J::.::.:.l ﾛﾛ ,勹 しゃ、社長！？
| ＿ :.:.:.| ノノ
', ｲ ! し .:.:/
ヽ ￣ ／
,.⌒ヽ γ⌒ ヽ て
〈 ○ﾉ＼ ／＼○ 〉 て
ヽ彡' ヽ / ヾ_ノ
） Y （
／γ⌒ ⌒ヽ＼ 社長～！？
/u | | uヽ
| ヽ＿＿人＿＿ノ .|
＼ ||iiiiiiiiiiiiiiiii|| ／
/´￣｀｀゛'ーー'´ <
| ＿＿＿） ＼
| ＼
| ￣）
| |￣￣￣
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃
┃ 突如部屋に乱入してきた初老の紳士を見て、（今まで影の薄かった）工場長が驚きの声を上げる。
┃
┃ それを聞き、きめえ夫も驚いた。
┃
┃ 工場長どころかその下の係長、いや正社員ですら雲の上なのに……。
┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
68： 1 ◆WeAPMvKLVc ：2021/11/12(金) 16:35:29 ID:8cVg6g.Y
_ -─- 、
_／ __ ＼_
／' ~~ ´ ｀ ､
/ 〈 ＼
/ _ , - ､ ､ , -､ :ヽ
| ｰ´v' e ）' ‐ﾆ /} j ∨
ﾉ二 _ﾆ _ヽ＿∠ ( { {. ∨
ﾉ〔_ﾟﾉヾ ､_￣ ｀ ┘}. ∨ 相場（協会）の倍出そう！
/ 廴＿z=-'xx｀ ､_ノ ∨
/ ,ｨ〈厶┬_ァﾍ i だから売ってくれ！なっ、なっ！
i: /斗‐_二-ｨ＞ヘ , |
| 「┴┴ '" ＼＼ ￣／ /
八. i _ ヽ ｀二ニニ彡-＜
＼.:乂 ￣￣＿ -=≦≠ﾆ-￣￣￣二ｺ、
二＞ｧ≦三} ､丶｀: :／: : : : : : ￣: : : : : :＼
_ r┐ /: :_／j三／／: : : ／ : : : : : ／:￣ : : : : : : : ＼
L＼}. ! /:「:/ﾚ'三/／: : : :_/ : : : : : ／ : : : : : : : : : : : : : ∧
こ７/ ヽ ／j: j/=三／: : 「￣: : : : : : ／ : : : : : : : : : : : : : : : : ∧
(ﾆ{ ! ＞-. .＿/: :/:/三／: : : : :|: : : : : : : :/: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :i
<ノl /: : : : /:/: :/:/;／: : : : : : : ! : : : l: : :/: : ／￣￣￣￣｀＜:￣: :-: _|
`ー{: : : : :i: i!: /／: : : : _: : : -┘: : : |: :/: :./ ヾ:_:_:_: ∧
＼: : :ヽl /: : : ､丶｀ : : : : : : : : : ∨!／ ＿ ∨: : ヽ:＼
ヽ／/､丶｀ : : : : : : : : : : : : : 〈/ ─== ＼: : : : : ヽ
/:／: : : : : : : : : : : : : : : :_ - ､ ,.-‐ _ ｀ヾ､: : :∧
／○:-──: : : : : : : : : /ー-- _ ノ /⌒: : ／ ＼ : ∧
／: : : : : : : : : : : : : :／￣ ! ￣ /￣￣￣￣￣ヽ ∨: :|
／ : : : : : : : : : : : : : : / | ／ ┌┬─┐ ∧ ∨:l
／: : : : : : : : : : : : : : : : / ＼＿＿＿ - ├┤ ∧ ∨
／: : : : : : : : : : : : : : : : : :/ └┴─‐ ∧ |
/: : : : : : : : : : : : : : : : : : :./ ┌─────┐ ∧ |
/､: :＼ : : : : : : : : : : : : : : / |＿＿＿＿＿__」 ∧ !
./:ヾ＼:ｰ-ニ: _: : : : : : : : : / ＿＿＿＿＿＿ ∧ ﾊ
{ヾ: :＼:ｰ: : : : : : : : : : : : :/ | | ∧／丿
,.⌒ヽ γ⌒ ヽ
〈 ○ﾉ＼ ／＼○ 〉
ヽ彡' ヽ / ヾ_ノ
） Y （
／γ⌒ ⌒ヽ＼ いや、その、あの……。
/u | | uヽ
| ヽ＿＿人＿＿ノ .|
＼ ||iiiiiiiiiiiiiiiii|| ／
/´￣｀｀゛'ーー'´ <
| ＿＿＿） ＼
| ＼
| ￣）
| |￣￣￣
69： 1 ◆WeAPMvKLVc ：2021/11/12(金) 16:35:54 ID:8cVg6g.Y
＿
, -―'":.:.:.:.`ミー-､
／⌒/:.:.:.:.:.:.:.:.､:.:.:.:.:.:.＼:.丶、
／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼:.:.:.:.:.:.＼:.:.ヽ
, ' :.:.:.:.:.: i:.:.:.:.:.:.:.ー-､:i:＼:.:.:.:.:.:.:ヽ:.:.,
/:.:.:.:.:.:.:.:.:.|､:.:.:.:.:.:..: |:.:.ﾞト-l＼:.:.:.､:.:.:.:.:.,
/イ:.:.:.:.:.:i､:.|_,＼:.:.:.:.:.|＼| |/ ヽ:.:.Ⅵ:.:. l
|:.:.i:.:.斗'´ ` .,|ｨ竓ミ､ i‘.:.:i .!:.:l ちょっと、お父さんやめてよ！
|:.:.'.:.:.:l ,ｨ竓 `ﾟ l:.:Ⅵ /:./
|:.:.:.'.:.:l:'.ﾟ ｀ o .l:.:.:} /:.∧ 今お仕事中なんだからっ！
|:.:.:.∧|:.}o r～-､ l:.: 爪:.:.:ノ
|／ 八 } } ｡ ,l:.∧/:く
／⌒Y^l ￣｀′ u ｲ}l/:.:.:.:.:.:.ヽ
r' - 二l'､ ,， ／ 〉`＜:.:/⌒!
,′ ＿」、〕 ´ ／ /::::::::i:::`ー--へ
i ┬.ﾉ .廴／ /:::::＿L:::::::::::::::::::::＼ }＼
_j {イ 厂＼ rく/７ / ￣ヽ:::::::::::::::::＼ r～ﾚ^>７:.:.:ヽ
_「< ,ノ:::l ./ ヽl i i i .「^! .l::::::::::::::::::::::i`Ⅵ:i:r'":.:.:.:.／_,
./＼ `''＜_」::: l､∧ ∧_l_.Ｌ.ノ― ' ∧::::::::::::::::::::L:.」:i:i:｀丶_二ン
/::::::::`ー―┴〉:l 厂￣＼廴＿ノ ／:::::ヽ:::`ー--::::Y L_」`┘
/::::::::::::::::::::Ｏ:/:: l / Ⅵ､――'"::::::::::::::＼::::::::::::::└i
,.⌒ヽ γ⌒ ヽ て
〈 ○ﾉ＼ ／＼○ 〉 て
ヽ彡' ヽ / ヾ_ノ
） Y （
／γ⌒ ⌒ヽ＼ （お父さん！？）
/u | | uヽ
| ヽ＿＿人＿＿ノ .|
＼ ||iiiiiiiiiiiiiiiii|| ／
/´￣｀｀゛'ーー'´ <
| ＿＿＿） ＼
| ＼
| ￣）
| |￣￣￣
＿
, '" ｀ヽ、
／ ＼
/'"'"´´ ´´ﾞヾヾﾞ`｀ ヽ、
／ :.. ＼
/ :.:.. Y
/ ､ ＿ :. ,. - ､
,′ , _,ヽ ∠＿ 、 :.! r⌒ヽ な～にが仕事だ！
ﾉ 弋ゞ'ノ＞‐ ＼ゞ'_フヽ ﾊ｀} .}
/ f ヽ ' / ヽ 「親なんだから話し合いの便宜を図れ」とか言いおったくせに！
./ / ゝ-,-､´｀ー'ヽ Y
, ｲ /t-r 」ノ＿＿ヾヽ} ! }
／ 八 / ＼廾干干才‐¨'´ ＼ ﾉ＞ 、
／ニニﾆヽ、 {: . . ￣￣ . . .｀. : : . . イニﾆﾆ＞.、
./ニニニニ/ニ≧-: : _: . _,. : . :,. ィー≦|ニニニニニニ＼
/ニニニニ/ニﾆﾆ| ／＞ー-- ＜´ /ニニﾆiニニニニニニニヽ
/ニニニニ/ニニﾆ| ／ヽニニニニﾆヽ ./ニニﾆﾆ!ニニニニニニﾆ=ﾊ
/ニニニニ/ニニﾆﾆ! 〉＝===イ Уニニﾆﾆ=!ニニニニニニニﾆ'，
iニニニニﾆﾆ＞ニニ! /ニニニﾆ| /ニニニニﾆ|ニニニニニニニニi
!ニニニニ／ニニﾆﾆi /ニニニニ| ./ニニニニ才ニニニニニニニニ=!
70： 1 ◆WeAPMvKLVc ：2021/11/12(金) 16:36:21 ID:8cVg6g.Y
.. -──‐‐- ..
. : ´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. .
..:.:.┛┗:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼___
,:.:.:.:.┓┏.:.:.:.:ｊ.:.:.:.:|.:.:|.:.:|:.:.:.:.:.了
/.:.:/.:.:.:.:.:.:.:.. /l|.:.:.: |.:.ﾊ.:.|:.:.:.:.:.:.|
|.:./.:.:l.:.:.:.:./|/ |.:.:.ﾉ|/ノ}八.:.:.:.: |
|.:.|／|.:.:.:/|ｰ┰ｊ／ 'ー┰ |＼ﾊl
|.:.了ｌ|.:./.:.l ┃ ┃ 乂.:!
八.:.:.:.|ｲ .:..| /////////// }.:.:.| ──だって、きめえ夫さん忙しいみたいだし工場の寮暮らしで、
{＼.从 .:.:| 人.:.| まともに話し合う時間も場所もなかったんだもの。
乂.:.:.r:.＼ト f⌒ ∠|/|ノ
ノ⌒{:丶.:} /＼ ｰ‐=＜「L___
八 イ/{l >=< l八... /＾ヽ
/........./..乂イ二! ＼/.....〉/...... !
|...........＼..{ f冖l /..／/...／..!
|.......l...../...{ |二|l /... }...У........|
ｊ.......|..〈 ....{ |二V....／...{............|
{.......|.....＼｀マﾆ/／....... ｊ.......... ｊ
}........V........＼}／............/............ｊ
{.........У......o.{.................{............/
／⌒ヽ
_／ ＼_
／ ~"""""~´ `ヽ
/ ∨
′ -､ _ -､ lr─､
／| ＿ 〈^ |
/ lメ ／￣ ´ ` ﾑ | ま、おかげでこうして情報を掴めたんだし、いいわい。
∨ ∠､__,､_)､ r'
/ ; /-≠'＿二ヾ, ､ ∨ ──きめえ夫くんどうだ？悪い話じゃあないだろう？
__{ :{ K工「-'‐''"´_ﾊ _ﾉ 厶＿
､丶｀ : ∧ヽ ＿ノ 丈工工工才、＼_ブ ／::::::::::::::=-..._
: : : : : : : ::＼`ｰ ￣￣ ｀_ . .＜:::::::::::: : : : : : : :＼
: : : : : : : : :/::｀ト､_ _ -=7 : : : : ∨: : : : : : : : : : : ∧
: : : : : : :／: : :.| 7:::::７ ／: : : : : : :」: : : : : : : : : : :/ : i
: : : : ／: : : : : :! ./:::::::| ／: : : : ､丶｀: : : : : : : : : : : :/: : :|
: : : : :￣:＞ : : | /::::::::::| /: : : :＜: : : : : : : : : : : : : : : :/: /: :!
: : : : :／: : : : : lﾍ:::::::::::l/: : : : : : : ＞: : : : : : : : : : : : :i: /: : :!
γ⌒ヽ
γ⌒ー―ヽ 〉
／ ヾ○ノ
／ ／´｀￣￣￣
／ ／γ⌒＼ γ⌒ヽ
／ ／／ U ｀~＼ ○〉
／ u ／／ ／⌒ヽ､＿ヾ ノ
／ Y （
／ γ⌒ ⌒ヽ
/ | u | ヽ え、悪くないどころかいい話だと思いますけど……いいんですか？
| ヽ＿＿人＿＿ノ |.
＼. u ∩ノ ⊃ ／ その、倍だとその分損じゃあ……？
( ＼ ／ ＿ノ | |
.＼ “ ／＿＿| |
＼ ／＿＿＿ ／
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃
┃ だが事務員の女性と社長の会話を聞き、なんとかきめえ夫は落ち着きを取り戻した。
┃
┃ ……が、社長の申し出はまるで意味不明だった。倍？なぜ？？？
┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
71： 1 ◆WeAPMvKLVc ：2021/11/12(金) 16:38:21 ID:8cVg6g.Y
,イヽ ／ ' ,.. __.: ^ ＼
／ノ ﾉ ./ " ' 'ﾞ ‘，
,-／ ／ ./ ‘， ふむ、確かに「今の金」と考えたら大損だ。
ｨ' / ／ .i ',
／{乂__ﾉ .j: ､ i '"´ , f ヽ ', だがな、これは投資──
＞＜._ ,' ､_＼_L / _ {、 { _,...、 ､､ﾍ
＼f .: ト----､ / ､ﾏヽx_.:::::- 斗＿ , _ ｀ ハ } ヾヽ いやいざという時への備えなのだ。
_.ヽ .!、 ﾉ / 了' ヾミゞ二才,´ /ヾ!./ Y
.:.:.:.:.!__/ー-‐" ./ / ／ ┐/ ! , }
),:イ'′ .,′ 廴:.＿＿)､ ゞ' j ｲ〈
':.:/ { イ!ヾミ_;.=ミx＼､ ｀:´: _／/.;/ヽ
'" ／￣八 ヾ7ヽ-'‐-'=､｀ヽ_ヽ :.:._,.ｨ:.:.／: : ヽ_
／/: : : : : :ヽ :.､ヾ｀7ｰイ⌒＞'´:. ､ }.:＞" : : : ／.:.:｀:
／: : /: : : : : : : :,.｀¨¨ヾ､ ｀ー‐＜ :. ﾐ ､ .i.:/.:/´: : : : : ／.:.:. : : :
イ｀f´: : : : /: : : : : : : /: : : : : : ＼､､ i;i:.、 } .:/.:／: : : : : ／.:.: : : : : :
: !: :|: : : : :,′: : : : : /: : : : : : : / ＞ー--─=＝ヾ､_､_ヽ_ノ=- '": : : : : ／.: : : : : : : :
: :!i | : : : ,′ : : : : /: : : : : : : :/! ｲ:::::::::::::::ヽ ／: : : : : : : : : :／: : : : : : : : : : :
: :|:!|: : : :, : : : : : :/: : : : : : : :/ .ﾚ′!:::::::::::／ヽ ／: : : : : : : : : : :/: : : : : : : : : : : : :
: :i!:ﾍ : : |: : : : ／: : : : : : : : :! /￣￣f メ: : : : : : : : : : : : /: : : : : : : : : : : : : :
γ⌒ヽ
γ⌒ー―ヽ 〉
／ ヾ○ノ
／ ／´｀￣￣￣
／ ／γ⌒＼ γ⌒ヽ
／ ／／ U ｀~＼ ○〉
／ u ／／ ／⌒ヽ､＿ヾ ノ
／ Y （
／ γ⌒ ⌒ヽ
/ | u | ヽ 将来への備え……？
| ヽ＿＿人＿＿ノ |.
＼. u ∩ノ ⊃ ／
( ＼ ／ ＿ノ | |
.＼ “ ／＿＿| |
＼ ／＿＿＿ ／
.. -──‐‐- ..
. : ´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. .
..:.:.┛┗:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼___
,:.:.:.:.┓┏.:.:.:.:ｊ.:.:.:.:|.:.:|.:.:|:.:.:.:.:.了
/.:.:/.:.:.:.:.:.:.:.. /l|.:.:.: |.:.ﾊ.:.|:.:.:.:.:.:.| 「今の政府が駄目になったら、今のお金は紙屑」
|.:./.:.:l.:.:.:.:./|/ |.:.:.ﾉ|/ノ}八.:.:.:.: | 「そうでなくとも預金封鎖だの大暴落の恐れがある」
|.:.|／|.:.:.:/|ｰ┰ｊ／ 'ー┰ |＼ﾊl 「けれど提督様は何が起ころうと安泰」
|.:.了ｌ|.:./.:.l ┃ ┃ 乂.:!
八.:.:.:.|ｲ .:..| /////////// }.:.:.| ──そう考える人たちも世の中にはいるんですよ。
{＼.从 .:.:| 人.:.|
乂.:.:.r:.＼ト f⌒ ∠|/|ノ とくに昔はそういう考えの人が多くて、おかげで提督札
ノ⌒{:丶.:} /＼ ｰ‐=＜「L___ の回収が中々進まなかったんです。
八 イ/{l >=< l八... /＾ヽ
/........./..乂イ二! ＼/.....〉/...... ! だから政府は何度も整理令を出した（>>59）んです。
|...........＼..{ f冖l /..／/...／..!
|.......l...../...{ |二|l /... }...У........|
ｊ.......|..〈 ....{ |二V....／...{............|
{.......|.....＼｀マﾆ/／....... ｊ.......... ｊ
}........V........＼}／............/............ｊ
{.........У......o.{.................{............/
72： 1 ◆WeAPMvKLVc ：2021/11/12(金) 16:39:16 ID:8cVg6g.Y
=========================================================================================================
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃
┃ そう、“大崩壊”により一瞬にして（己の命と身に付けていたもの以外）全てを失い、その後の地獄を生き抜いた人々、
┃ そしてその教えを受け継ぐ人々は、常人が営む統一政府の発行した貨幣をまるで信用していなかった。
┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
,.斗*-=ﾆﾆ=ミ*､ /
ｘ≦ .／／ ＼{ﾊ
〃〃／／／イ_／ / V}⌒ヽ はあっ！？ 提督様の発行されたお札と交換！？
.′ : : : : : ___ 乂八 八
/_,.斗 : : : 〃＾⌒ヽ xく .／ }I} } 冗談じゃないよっっ！！！！
／.′ } : : : :x*=- .∨／⌒}____ノ __
{: :(”㍉; : : : :〈´ ヽ .}{ (う 〈_,.斗*''”ﾆﾆﾆﾆ=‐
{ : :j⌒ヽ : : : :j}x≦= ﾆ }{ }__ }ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=‐
乂 :kzzｧ〉:／ヽく⌒＾ .}{ : : r彡ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=‐
r‐､ ﾘ}´〃 {; `ｰ .ﾙ : : ∨ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=‐
} } ( : : : ﾊ .〃> : ⌒ヽ／ : : : : : 〉ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=‐
) .〈 ≧=-く＼_／_,,xrｧｱ;;}〉 : : : : ／ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=-
{ .} { : : /ゝz≦,.斗*'′ }}. : : ／ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=-
) }_ ＼.′ : : : :/ r≦ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=‐
／＾Y⌒{ 〃⌒>㍉ . { : : : : : { ﾉﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=-
乂__ .Ⅵi.} } 〃 ∧ .乂 : : : ::{__,,,.. イﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=-
Ⅵi:i:} } ノ_/ ￣ アﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=-
.Ⅵi:} 〉 ／ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=-
Ⅵ} く_,.斗*==ﾆ三ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=-
＼ ヽﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=-
≧ｘ_______}ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=-
{ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=-
| | ＞ r,=≠l
＿ k', -､ |L＿ｌ|
.|||f'"| | | Ⅳ√￣l
州{ j;! _＿__ | | | ゞ|///|
彡"__ノ ミﾐｯ､ ヽ ! ! ! l〉!///,
}l!l!{,;;| ! ! ! |〈///∧
州j､ﾘ ! ! ! ∨,∨/∧
＿_ .＿ | | | .∨,∨/∧ '
|,")l-ｧ .// 7| | | ∨ ｰ―ﾍ
∧ゞ'< 巛;f {l.| | | ∧ ヽ,
'―へ_ ＞ ヾ､;ヽ! ! ! / ', ﾉ ﾊ､__ こ～んなもんケツをふく紙にもなりゃしねえっ！
／.￣.| | | ./,r'ﾑ入 ,;:: ∨ﾊ
-=≠=＜ ／:.:.:.:.:.:.:L|＿|/ゞy´ /〉 //∧
/|ｧ .／:.:.:.:.:.:.:／＼/ / rｬ l | '} l l///ヽ
| l //:.:.:.:.:.:／ ／ .}〉ゞｘ | l:.: | |////,l
∨ゝ//:.:.:.:.／ ／ ゞ／}.| |;ハ ゝヽ///}
.//:.:.:／ ／ ヾ,ルﾍ ヽ ＼ｰ〈
//:.／ ／ y' l ﾄ､＿ _, X′
,＜ｙ／ ／ ／{ リ} }三三三≧x!
仁>' ／ ///八 ／ } }三三三三ﾘ
弋 ＼／＼ ゞｧ､＞ .{ {ニニニﾆヲ
l{_> ノノ＼ ,／ ノl { ゝ } }≧≠≠7
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃
┃ 彼らはいつか来るかもしれない混乱に備え、そうでなくとも提督札ほど信用できず、提督札の多くを死蔵した。
┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
=========================================================================================================
73： 1 ◆WeAPMvKLVc ：2021/11/12(金) 16:39:50 ID:8cVg6g.Y
/.:.:.:.:..:..:.:.:|.:l.:.:.: | 丶 |.:|.:.:.:.:.:.:.: |.:.:.:.:. | .:.:.:.:.:.:.:.:.|.:.:.:.:.:.:.:.:.
. / .:.:.:.:..:.:.:.:.:l八.:.: | ＼ |.:|.:.:.:.:.:.:.: l＼.:.: | .:.:.:.:.:.:.:.:.|.:.:.:.:.:.:.:.:.
.:.:.:.:.:.:.:.:.|:.:.:.:| ＼l／⌒ヽ|.:|.:.:.:.:.:.:.: | ＼l＼ .:.:.:.:.:.:|.:.:.:.:.:.:.:.:.
|.:.:.:.:.:.:.:.:|:.:.:.:| ／/し勹 人.:.:.:.:.:.:.:..:|／⌒＾ヽ＼.:.:.:.:|:.:.:.:.:.:.:.:.:
|.:l.:.:.:.:.:.:.|.:.:.:.|ｌ 《 Nir刎 ＼.:.:.:.:.: | /し勹 ＼N＼.:.:.::.:.:.
|.:|.:l.:.:.:.: |.:.:.:.|ｌ Vつﾉ ＼.:.: l Nir刎 》 ｊ.:.:.:.:＼:.:.:. ここだけの話ですが、今までも結構死蔵していた
|人l.:.:.:.: |＼:乂_/／/／/／/／/ ＼| Vつ'ﾉ イ /.:.:.:.:|.:. ＼ 提督札が相続の際に出てきてるんですよ。
八:.:.:.:.|V.:＼了／/／/／，／/／/／/／ /.:.:.:.:.:ｊ:.:.:.::.:.
＼: |/V.:.:.八 ｕ /.:.:.:.:. 八.:.:.:.:. けど、うちの父みたいな人が早々に回収しちゃって
〈:〈:V.:.:.:.丶 、 | /.:.:.:.:. / ﾉ＼ :.: 中々表沙汰にならないんですよね。
＼:V:.:.:.:. 心、 ￢ー- ´ u /.:.:.:.:. /イ.:.:.:ﾉ＼
＿ ／ 〉V.:.:.:.l从.:〕ト イ/.:.:.:.:. //ヘイ:.:.:.:. ……御遺族としてもその、思いがけない収入は隠し
￣二ﾆ=- 〈//{.:〈V.:. l.:.:.}:.:ｊ//7ｌ「 -＜ /.:.:.:.:. ///// ＼.:.:. たいでしょうし。
V V/＼:.Vリ .:.ｊ:.ﾉ// 八 ／/.:.:／ｊ////////∧:
V V//У}.:.:.:.イ// ヽ、___／ /／ //////////∧
. V V/{.:.:{.:.:.:..ﾉ,/ ／⌒ｊ ////////////∧
,イヽ ／ ' ,.. __.: ^ ＼
／ノ ﾉ ./ " ' 'ﾞ ‘， 遊んでいる金のいくらかを、
,-／ ／ ./ ‘， 貯蓄のつもりで投資するのも悪くなかろう？
ｨ' / ／ .i ',
／{乂__ﾉ .j: ､ i '"´ , f ヽ ', 何しろ物やサービスが基準だからインフレで目減りしない上、
＞＜._ ,' ､_＼_L / _ {、 { _,...、 ､､ﾍ 国がその価値を認めておらんから税金もかからん。
＼f .: ト----､ / ､ﾏヽx_.:::::- 斗＿ , _ ｀ ハ } ヾヽ
_.ヽ .!、 ﾉ / 了' ヾミゞ二才,´ /ヾ!./ Y
.:.:.:.:.!__/ー-‐" ./ / ／ ┐/ ! , }
),:イ'′ .,′ 廴:.＿＿)､ ゞ' j ｲ〈
':.:/ { イ!ヾミ_;.=ミx＼､ ｀:´: _／/.;/ヽ
'" ／￣八 ヾ7ヽ-'‐-'=､｀ヽ_ヽ :.:._,.ｨ:.:.／: : ヽ_
／/: : : : : :ヽ :.､ヾ｀7ｰイ⌒＞'´:. ､ }.:＞" : : : ／.:.:｀:
／: : /: : : : : : : :,.｀¨¨ヾ､ ｀ー‐＜ :. ﾐ ､ .i.:/.:/´: : : : : ／.:.:. : : :
イ｀f´: : : : /: : : : : : : /: : : : : : ＼､､ i;i:.、 } .:/.:／: : : : : ／.:.: : : : : :
: !: :|: : : : :,′: : : : : /: : : : : : : / ＞ー--─=＝ヾ､_､_ヽ_ノ=- '": : : : : ／.: : : : : : : :
: :!i | : : : ,′ : : : : /: : : : : : : :/! ｲ:::::::::::::::ヽ ／: : : : : : : : : :／: : : : : : : : : : :
: :|:!|: : : :, : : : : : :/: : : : : : : :/ .ﾚ′!:::::::::::／ヽ ／: : : : : : : : : : :/: : : : : : : : : : : : :
: :i!:ﾍ : : |: : : : ／: : : : : : : : :! /￣￣f メ: : : : : : : : : : : : /: : : : : : : : : : : : : :
,.⌒ヽ γ⌒ ヽ
〈／ ﾉ＼ ／＼ ＼〉
ヽ彡' ヽ / ヾ_ノ
） Y （ えっと…… 俺、今を生きる分のお金も十分じゃないんで……。
／γ⌒ ⌒ヽ＼
/ | | ヽ
| ヽ＿＿人＿＿ノ |
＼ `ー'´ ／
74： 1 ◆WeAPMvKLVc ：2021/11/12(金) 16:40:45 ID:8cVg6g.Y
．-: ――‐: -､
／: : : : : : : : : : : : : : ＼
/: : : ,ｨ´¨: : : : : ｀¨: :｀丶、':、
./: : : /: : : : : : : : : : : : : : : : :ヾ
/: : :: : : : : : : : : : : : : : : : ヽ、: : '，
,': : : /: : /: : : : : : : : : : |＼: : ',: : : '，
i: : : i: : : i: /i: : : ハ: : : :| ∨: i: : : i 父はこんなこと言ってますけど、本当は「その程度」の欲しさじゃないですよ！きっと！
|: : : |: : : !/ !: / |: :i: :/ !: : i: : : |
i: : : : : :/ん圷′ !/!/灯か|: : i: : :i:! 上流階級にも、貯め込むどころか積極的に集めてる方が大勢いらっしゃるという噂です！
ヽ: : ｨ､.:| ﾏ_ツ 込ツ |: : !ヾ:ヽ
,ｒ': :~: !:j ,, ,, !: /: : {"｀ 現に政府で別の価値を認めて課税しようという話が何度も出ていますが、その度に──
{: : : : :＼ rﾟ ￣ y ／!/､: : !
i{ﾐ､: :i; : :}≧､｀ー-―' イy¨ﾞiーヾ/､
/`ヾ: :`､: j､/ {! ￣ ￣ 丿 i li ＼
| ＼: : :_＼ ＼____／ i l | |
{ | ｌ｀¨/⌒ヽ,/{⌒}＼ | l | }
! ヾ ∨¨ゞﾐ､}--{ ＼! // !
} /,ｒ'"~⌒ヽ;ヾ:. i!,ｨ'"¨ﾞﾟ‐．｀:、 i
/ | { ﾆ二}:_:ﾐ /f二ﾆ } | ':
| ! 二ﾆ! ､!／ ﾋﾆﾆ j j |
} ／i i , ' ∠ '´ ヽ、 ヾ 、 !
/／ | i / / ':、 /i ＼ ‘,
| ヾ∨} {o o ∧// 丶、|
! ｀ﾟ-' ゞ ｀y' !
＼__＿_／ ｀¨ ｀¨"´￣´ ＼ /
∧ ,.〈 o o ヽ-‐､一'
//∧ //∧ ／//∧
//// ヽ／////＼ ／/////∧
.! ,. '" . u: : ,／ニミ ::::｀ｰ- .,_ __ / ,-ｭヽ
j'"u. : : : : ,,,;;;/ ・ > _;::::. ヽ_) 、 Y _｀ヽ !: ´: ::::}
/ _,,,,....:;;;;;;;;_,:≧‐＜...::::..... ヽ) ', ( ／.:∨ヽ __ノ
./u.'", ─ ミ f .:..::ﾉ ,.二ニヽ､ u. ﾍ:､: : : :ﾘ: :;;;;;; : ええいっ、余計なことを言うなっ！
i .f ・ / ::.....:::ﾉ彡/ , -‐､ヾヽ＼ u. ヽ;;｀¨´: : ;; : ;; :
.! し 乂＿丈:::..〆彡／／ヽ_,. +┼トヾ ,,;;;;;} ;;;;;;,,,;;;; : :;; : ──ああ、喉から手が出るほど欲しいに決まっとる！
/´} ::::::.........:::i, '" - "／ﾍ／ ヽ _ﾉｲ≦!:::}ヾ;;;/;': : : : : : : :;; :
. i 6'ι :::::::: ﾚ ｨ ¨＼ ／ ヽ ノ´:::_;::: イ .::::/;' : : : : : : : :,.: いいか、神々の創った金だぞ！？
. ! /:... し |:::{ ﾊ ／ヽ ／::::／ ....::::;;;;ﾉ::;;;!: : :､:ヽ: : :_;
. ﾚ.::::::::::..... !::::!ゝへ ノ/:::::/ ..::::::;;;;／;::;;;;;}:. Y⌒､: : それこそ「あの世」にだって持って行けるだろうがっっ！！
. |.::::::::::::::::;;;::.....乂::辷'"／::／::::::;;;;;／;;;;;;;;;;;;;;;!::... /: : : ﾍ: .
..i,;;;;;:::::::::;;;;;;;;;;;;;;;;,,,,ヽ二彡"::::::::;／;;;;;;;;;;;;;;;;;;;八:: ノ : : : : ∧:
..!;;;;;;;;;;::::::::;;;;;;;;;;;;;;;;;::::::::::::::::::::;::':::;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;／｀ヽ: : : : : :∧:
γ⌒ヽ
γ⌒ー―ヽ 〉
／ ヾ○ノ
／ ／´｀￣￣￣
／ ／γ⌒＼ γ⌒ヽ
／ ／／ U ｀~＼ ○〉
／ u ／／ ／⌒ヽ､＿ヾ ノ
／ Y （
／ γ⌒ ⌒ヽ
/ | u | ヽ あの世…… ああ、そうか、そうだよなあ～。
| ヽ＿＿人＿＿ノ |.
＼. u ∩ノ ⊃ ／
( ＼ ／ ＿ノ | |
.＼ “ ／＿＿| |
＼ ／＿＿＿ ／
75： 1 ◆WeAPMvKLVc ：2021/11/12(金) 16:41:39 ID:8cVg6g.Y
,.⌒ヽ γ⌒ ヽ
..oﾟ(（●）)ﾉ＼ ／＼(（●）)ﾟo
ヽ彡' ヽ / ヾ_ノ
） Y （
／γ⌒ ⌒ヽ＼ そんな大事な金を俺に…… ばあちゃん……
/ | | ヽ
| ヽ＿＿人＿＿ノ |
＼ `ー'´ ／
|
| 儂が死んだら、一緒に燃やして貰うのだ！
|
| これであの世でも金に困らん！！
|
| ふはは、勝ったな！ あの世でも儂は勝ち組だっ！！
|
＼
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼|￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
＿ 〈 ＼ヽ＿,. ヾ､ ,. ヽ ! .! .{
ヽゝ＿, Y､ -┤エ- ! ＿_ 八 /i 〉
__,._, ヽト _ "┴ ‐ ￣｀ヽ ､{ ／ } __ ヽ ー ' ｲλ
. 乂 '"´ ヽ./ / ／ ヽ ! ￣ .}{
./´ _,. -‐ 才 ￣｀`;!{ ′ ﾍ Y ', ,. -‐┴-
＞ '"￣ ヽ ／ ﾐ _,.ｲ } ﾊ i /´
} / ゝ ／ ,. -- _ ﾊ , ハ{
' i :i ／ _／ ヽ ﾊ } ｀ヾ､ ー-
! / , '"￣ ' ; , ‘， ', / ヽ
＼_ _ _,. /, ＼ｰ- ＿ ／ ／ ' ' ヾ ＿,.ﾊ | ／ ‘，
＼ｰ-二" /¨¨ ｰ ,,.... ＜ _／,. ＼ .! ﾘ
ｰ- ＿_ -‐" / .／ｲ ;',zﾆ・_ヽ ､ヾ ,,,,..... Y 八
､ _,.ィ: ﾊへへ、 .／´ﾞﾞ ´ -才.=┘ r _二 ! |ヽ､_ _ _,.
: :＞-. . ＿,. .＜: : : : !: !:i |: : :｀／ ,γ⌒ヾ:. ､ ､´‐ ､’Y :! ﾄ ＼ ￣ ー 、
: : : : : : : : : : : : : : : : i!: !:i i: : :/ //二ｰ-,（,.{ ノ ヽ ｀ ｰ ヾ_ノ '⌒Y i: ＼ ` ｰ ＿
: : : : : : : : : : : : : : : :.ﾘ: :!:!:|: :/ i::ゝ(ヾ二ミfィ､ヾﾆ,,_-,, ｀ ` ヾ ､、ヾi| ∨: ＼ ＿
: : : : : : : : : : : : : : : /: : :!! i: :{ !:::::::::´ｰ-' _/｀r‐┬┬-＝､ヽ ヽ∨ ∨: : :｀:´: : : : :
: : : : : : : : : : : : : : /: : :,.才!:八ゞ { ﾔ ´￣ ¨¨ ⌒ミ::ーｰ￢￢. ハ ',_,._,.､ ∨: : : : : : : : :
: : : : : : : : : : : : : /:／／: : : : 弋ヾ ｰ ヽ､＿ ヽ､::::::::::} ﾉ, i: :iヾヽ!: : : : : : : : : :
: : : : : : : : : : : :斗:／: : : : :＞: :ﾞ｀ｰヽ `ミ 二ヽ､＿ _У ,: / / .!: :i:ヽヾ: : : : : : : : :
: : : : : : : : :／: ／: : :＞:": : : : : : : : : ＼､ ｀`ｰ ﾆｰ--¨ 二彡'"ノ､_ ,.／ ' ,:/: : i: ヾ‘，: : : : : : :
: :_: =-／: : : : : : :<: : : : : : : : : : : : / ,.＞ _ ＿,ヽ ﾞ ー " 彡'ｲ: : : :!i: :i: i:､: : : : : : :
.／: : : : : : : : : ヽ: : : : : : : : : : /'" l. . . . ｀` ー─＝三三/｀ｰゝ---一 " : : : : : : : |: ､ヽ!:ヽ: : : : :
／: : : : : : : : : : : : ヽ: : : : : : : : /／⌒ヽ._. . . . . ._,＞ ､ ／: : : : : : : : :i: : : : : : : : : : :i: :ヽ: i: :ヽ: : : :
. /: : : : : : : : : : : : : : : ヽ: : : : : : /. . . . . . . . . .￣. ヽ レ" : : : : : : : : : : i : : : : : : : : : : !: : ‘，: : :＼: :
斗: : ￣: : : : : ,. -:‐: : :￣ : : : : /. . . . . . . . . . . . . . .i ／ : : : : : : : : : : : : : i: : : : : : : : : : : : : : ‘，: :､: ｀
: : : : : : : : : <: : : : : : : : : : : : : /. . . . . . . . . . . . . . ／: : : : : : : : : : : : : : : : i: : : : : : : : : : : : : : : ℡､:`ｰ
.. -──‐‐- ..
. : ´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. .
..:.:.┛┗:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼___
,:.:.:.:.┓┏.:.:.:.:ｊ.:.:.:.:|.:.:|.:.:|:.:.:.:.:.了
/.:.:/.:.:.:.:.:.:.:.. /l|.:.:.: |.:.ﾊ.:.|:.:.:.:.:.:.|
|.:./.:.:l.:.:.:.:./|/ |.:.:.ﾉ|/ノ}八.:.:.:.: | はあ～～、はたして本当にあの世とやらが存在するのか、
|.:.|／|.:.:.:/|ｰ┰ｊ／ 'ー┰ |＼ﾊl . たとえ存在しても想像通りのものかどうかは知りませんけどね。
|.:.了ｌ|.:./.:.l ┃ ┃ 乂.:!
八.:.:.:.|ｲ .:..| /////////// }.:.:.| ……それにそんなプレミア付きのもの（提督札）を、
{＼.从 .:.:| 人.:.| あの兄さん姉さんたちが大量に燃やしてくれるかどうか。
乂.:.:.r:.＼ト f⌒ ∠|/|ノ
ノ⌒{:丶.:} /＼ ｰ‐=＜「L___
八 イ/{l >=< l八... /＾ヽ
/........./..乂イ二! ＼/.....〉/...... !
|...........＼..{ f冖l /..／/...／..!
|.......l...../...{ |二|l /... }...У........|
ｊ.......|..〈 ....{ |二V....／...{............|
{.......|.....＼｀マﾆ/／....... ｊ.......... ｊ
}........V........＼}／............/............ｊ
{.........У......o.{.................{............/
76： 1 ◆WeAPMvKLVc ：2021/11/12(金) 16:42:42 ID:8cVg6g.Y
,_⌒ヽ γ⌒_ヽ
〈● ﾉ＼ ／＼ ●〉
ヽ彳ﾟ ヽ / ﾉﾉヾllﾌ
） ） Y ｡（.ﾉ （ lj
／{ ｛⌒ ⌒ヽ＼ﾟ｡
/. 〉 〉 |
| し'_＿＿人＿＿ノ |
＼ `ー'´ ／
_ -─- 、
_／ __ ＼_
／' ~~ ´ ｀ ､
/ 〈 U ＼
/ _ , - ､ ､ , -､ :ヽ
| ｰ´v' e ）' ‐ﾆ /} j ∨
ﾉ二 _ﾆ _ヽ＿∠ ( { {. ∨
ﾉ〔_ﾟﾉヾ ､_￣ ｀ ┘}. ∨ ええいっ、祖母？を思うお前の気持ちはわかったから！
/ 廴＿z=-'xx｀ ､_ノ ∨
/ ,ｨ〈厶┬_ァﾍ U i 3倍だ、3倍払おう！ なっ、なっ！？
i: /斗‐_二-ｨ＞ヘ , |
| 「┴┴ '" ＼＼ ￣／ /
八. i _ ヽ ｀二ニニ彡-＜
＼.:乂 ￣￣＿ -=≦≠ﾆ-￣￣￣二ｺ、
二＞ｧ≦三} ､丶｀: :／: : : : : : ￣: : : : : :＼
_ r┐ /: :_／j三／／: : : ／ : : : : : ／:￣ : : : : : : : ＼
L＼}. ! /:「:/ﾚ'三/／: : : :_/ : : : : : ／ : : : : : : : : : : : : : ∧
こ７/ ヽ ／j: j/=三／: : 「￣: : : : : : ／ : : : : : : : : : : : : : : : : ∧
(ﾆ{ ! ＞-. .＿/: :/:/三／: : : : :|: : : : : : : :/: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :i
<ノl /: : : : /:/: :/:/;／: : : : : : : ! : : : l: : :/: : ／￣￣￣￣｀＜:￣: :-: _|
`ー{: : : : :i: i!: /／: : : : _: : : -┘: : : |: :/: :./ ヾ:_:_:_: ∧
＼: : :ヽl /: : : ､丶｀ : : : : : : : : : ∨!／ ＿ ∨: : ヽ:＼
ヽ／/､丶｀ : : : : : : : : : : : : : 〈/ ─== ＼: : : : : ヽ
/:／: : : : : : : : : : : : : : : :_ - ､ ,.-‐ _ ｀ヾ､: : :∧
／○:-──: : : : : : : : : /ー-- _ ノ /⌒: : ／ ＼ : ∧
／: : : : : : : : : : : : : :／￣ ! ￣ /￣￣￣￣￣ヽ ∨: :|
／ : : : : : : : : : : : : : : / | ／ ┌┬─┐ ∧ ∨:l
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/､: :＼ : : : : : : : : : : : : : : / |＿＿＿＿＿__」 ∧ !
./:ヾ＼:ｰ-ニ: _: : : : : : : : : / ＿＿＿＿＿＿ ∧ ﾊ
{ヾ: :＼:ｰ: : : : : : : : : : : : :/ | | ∧／丿
＿
, -―'":.:.:.:.`ミー-､
／⌒/:.:.:.:.:.:.:.:.､:.:.:.:.:.:.＼:.丶、
／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼:.:.:.:.:.:.＼:.:.ヽ
, ' :.:.:.:.:.: i:.:.:.:.:.:.:.ー-､:i:＼:.:.:.:.:.:.:ヽ:.:.,
/:.:.:.:.:.:.:.:.:.|､:.:.:.:.:.:..: |:.:.ﾞト-l＼:.:.:.､:.:.:.:.:.,
/イ:.:.:.:.:.:i､:.|_,＼:.:.:.:.:.|＼| |/ ヽ:.:.Ⅵ:.:. l 父さん、本当にやめてよ！
|:.:.i:.:.斗'´ ` .,|ｨ竓ミ､ i‘.:.:i .!:.:l
|:.:.'.:.:.:l ,ｨ竓 `ﾟ l:.:Ⅵ /:./ 父さんみたいな人たちがいるから、中々回収できないんだってば！
|:.:.:.'.:.:l:'.ﾟ ｀ o .l:.:.:} /:.∧
|:.:.:.∧|:.}o r～-､ l:.: 爪:.:.:ノ 調べがついてる発行量だけで比べても、回収量と相当な差があるのよ！？
|／ 八 } } ｡ ,l:.∧/:く
／⌒Y^l ￣｀′ u ｲ}l/:.:.:.:.:.:.ヽ
r' - 二l'､ ,， ／ 〉`＜:.:/⌒!
,′ ＿」、〕 ´ ／ /::::::::i:::`ー--へ
i ┬.ﾉ .廴／ /:::::＿L:::::::::::::::::::::＼ }＼
_j {イ 厂＼ rく/７ / ￣ヽ:::::::::::::::::＼ r～ﾚ^>７:.:.:ヽ
_「< ,ノ:::l ./ ヽl i i i .「^! .l::::::::::::::::::::::i`Ⅵ:i:r'":.:.:.:.／_,
./＼ `''＜_」::: l､∧ ∧_l_.Ｌ.ノ― ' ∧::::::::::::::::::::L:.」:i:i:｀丶_二ン
/::::::::`ー―┴〉:l 厂￣＼廴＿ノ ／:::::ヽ:::`ー--::::Y L_」`┘
/::::::::::::::::::::Ｏ:/:: l / Ⅵ､――'"::::::::::::::＼::::::::::::::└i
77： 1 ◆WeAPMvKLVc ：2021/11/12(金) 16:43:55 ID:8cVg6g.Y
,イヽ ／ ' ,.. __.: ^ ＼
／ノ ﾉ ./ " ' 'ﾞ ‘，
,-／ ／ ./ ‘，
ｨ' / ／ .i ',
／{乂__ﾉ .j: ､ i '"´ , f ヽ ',
＞＜._ ,' ､_＼_L / _ {、 { _,...、 ､､ﾍ
＼f .: ト----､ / ､ﾏヽx_.:::::- 斗＿ , _ ｀ ハ } ヾヽ
_.ヽ .!、 ﾉ / 了' ヾミゞ二才,´ /ヾ!./ Y どうだ！ 今ならコレも付けてやるぞ！
.:.:.:.:.!__/ー-‐" ./ / ／ ┐/ ! , }
),:イ'′ .,′ 廴:.＿＿)､ ゞ' j ｲ〈
':.:/ { イ!ヾミ_;.=ミx＼､ ｀:´: _／/.;/ヽ
'" ／￣八 ヾ7ヽ-'‐-'=､｀ヽ_ヽ :.:._,.ｨ:.:.／: : ヽ_
／/: : : : : :ヽ :.､ヾ｀7ｰイ⌒＞'´:. ､ }.:＞" : : : ／.:.:｀:
／: : /: : : : : : : :,.｀¨¨ヾ､ ｀ー‐＜ :. ﾐ ､ .i.:/.:/´: : : : : ／.:.:. : : :
イ｀f´: : : : /: : : : : : : /: : : : : : ＼､､ i;i:.、 } .:/.:／: : : : : ／.:.: : : : : :
: !: :|: : : : :,′: : : : : /: : : : : : : / ＞ー--─=＝ヾ､_､_ヽ_ノ=- '": : : : : ／.: : : : : : : :
: :!i | : : : ,′ : : : : /: : : : : : : :/! ｲ:::::::::::::::ヽ ／: : : : : : : : : :／: : : : : : : : : : :
: :|:!|: : : :, : : : : : :/: : : : : : : :/ .ﾚ′!:::::::::::／ヽ ／: : : : : : : : : : :/: : : : : : : : : : : : :
: :i!:ﾍ : : |: : : : ／: : : : : : : : :! /￣￣f メ: : : : : : : : : : : : /: : : : : : : : : : : : : :
＿＿ }
. : : : : : : : : : : :ミメ._
／／: : : : : : : : : : : : : : ヽ
/／ : : : : ＼ : : ／: : : }: : : :.
′7 : /:. :.／}:Ｘ: : : : :./}: : : : :.
{: : : :/7／::::::∠ 彡7/:丁}: : i '` ← コレ
∧{: /: :/ ＼＿＿_ ::::::::::}.'}: : }:.}
八 :{/ |: { - ＼___:/}: /}/
( (＼} |: { / ヽ ヽ ﾊ:}/
. /{ _〃:.jI斗/ ＼ V ノ/ はああっ！？
{:乂 Yi:i:Yヽ／.....ﾐ´/..'{′＼.〕ト ≦ : /
. 〉 : : }i:ｉ:ｉ{:/ ..........}.......∧ ／ Vﾄ､ }/ｧ
. ｀¨⌒¨¨ ′..........}..{......∧'〈 ⌒〉|ﾑ⌒ヽ
ノ{___ .............＼...∧ 〉ｉ〈. |..∧.....′
. }...⌒........./.......〈.....∧ } ,....ノ',.....}
78： 1 ◆WeAPMvKLVc ：2021/11/12(金) 16:44:11 ID:8cVg6g.Y
．-: ――‐: -､
／: : : : : : : : : : : : : : ＼
/: : : ,ｨ´¨: : : : : ｀¨: :｀丶、':、
./: : : /: : : : : : : : : : : : : : : : :ヾ
/: : :: : : : : : : : : : : : : : : : ヽ、: : '，
,': : : /: : /: : : : : : : : : : |＼: : ',: : : '，
i: : : i: : : i: /i: : : ハ: : : :| ∨: i: : : i
|: : : |: : : !/ !: / |: :i: :/ !: : i: : : |
i: : : : : :/ん圷′ !/!/灯か|: : i: : :i:!
ヽ: : ｨ､.:| ﾏ_ツ 込ツ |: : !ヾ:ヽ
,ｒ': :~: !:j////. .//// !: /: : {"｀ 父さん、いい加減にしないと怒るわよ！？
{: : : : :＼ rﾟ ￣ y ／!/､: : !
i{ﾐ､: :i; : :}≧､｀ー-―' イy¨ﾞiーヾ/､
/`ヾ: :`､: j､/ {! ￣ ￣ 丿 i li ＼
| ＼: : :_＼ ＼____／ i l | |
{ | ｌ｀¨/⌒ヽ,/{⌒}＼ | l | }
! ヾ ∨¨ゞﾐ､}--{ ＼! // !
} /,ｒ'"~⌒ヽ;ヾ:. i!,ｨ'"¨ﾞﾟ‐．｀:、 i
/ | { ﾆ二}:_:ﾐ /f二ﾆ } | ':
| ! 二ﾆ! ､!／ ﾋﾆﾆ j j |
} ／i i , ' ∠ '´ ヽ、 ヾ 、 !
/／ | i / / ':、 /i ＼ ‘,
| ヾ∨} {o o ∧// 丶、|
! ｀ﾟ-' ゞ ｀y' !
＼__＿_／ ｀¨ ｀¨"´￣´ ＼ /
∧ ,.〈 o o ヽ-‐､一'
//∧ //∧ ／//∧
//// ヽ／////＼ ／/////∧
, ─ ､ ＿ ＿＿_ /7／ﾉ,. ､
ノ ﾏヾ: : ヾ: :､: : : ＼ '´∠､
_,.イ ´'; ' , ., ﾞヽ !: : : :ヾヽ : : : i ／`′
＜;i;iﾉ_ ,. Y、: : : i:}: : :├-､）
_／: :i;i;i/|>! ｰ- 'n ヾ:､: : :|:／´
／:､ : : ヾ{ ヾ '^, -r,､ ;ﾉ: :ヽ:〈
./: : : : i : : : ﾊヽ 、 ,レ,ﾆア{_j: :∠: : ‘， 五月蝿い！ お前こそ、いつまで独り身でいるつもりだ！
/: : : : : :i: : : : : iヽ二 _,ｲｰﾆﾞ' / く!: : : |: : :ﾊ
イ: : : : : : :|: : : : : ヽ: : :`ｰ个ｰイ:;ヽ !: : :.i: :/:∧ お前、わかってるのか？ もう30も目前なんだぞ！ 大年増だぞ！？
/ : |:i: : : : : : :!: : : : : └:-:-ｧ: ＼. |:;:;:;:;i!: :./ /: ': :.i
７i: !:､: : : : : ﾉ: : : : : : : :∠: :_:_:_: ＼:;:;/:／:/: : : : :|
{: !: ヽ:ヽ:-:べ: : : :_:_:_:_:_:_:_:,,;,,;,,: : : ／´: : : : : : : : |
ﾍ:＼:_: : : : : : :＼:_: : : : :-:-:‐:‐:":/: :O: : : : : : : :./
＼: : : : : : :/´ ヽ)-:-: : : : : : : : : : : : : : : : : :./
＼: : : ;ｲ , ﾄ､}: : : : : : : : : : : : :o: : : : : :.ｲ
.|＼f: :∪ﾚリ: : : : : : : : : : : : : : : ; : : ／: |
､: : :＼: : : : : : : : : : : : : : : : :／:ヽ:': i: : |
|: : : : : ＞:-: : : :_:_:_:_;,.: ＜;i;i;:;: :ﾄ: ､ﾚ:/
.!ヾ: : : : : :/: : :／ ヾ:;:;: :｀:ﾉ:ﾒ､
＼:ヽ:_:_;ﾉ:／/ ＼-､ﾚﾞ ',
|ヾ:_: :ィ'"´ ｀ ｰ--'
| ~/
八 /
79： 1 ◆WeAPMvKLVc ：2021/11/12(金) 16:44:45 ID:8cVg6g.Y
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|.:.了ｌ|.:./.:.l ┃ ┃u乂.:!
八.:.:.:.|ｲ .:..| /////////// }.:.:.| わ、私、まだ28よ？ これから、これからなんだから！
{＼.从 .:.:| u. 人.:.|
乂.:.:.r:.＼ト f⌒ ∠|/|ノ
ノ⌒{:丶.:} /＼ ｰ‐=＜「L___
八 イ/{l >=< l八... /＾ヽ
/........./..乂イ二! ＼/.....〉/...... !
|...........＼..{ f冖l /..／/...／..!
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{.......|.....＼｀マﾆ/／....... ｊ.......... ｊ
}........V........＼}／............/............ｊ
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.! ,. '" . u: : ,／ニミ ::::｀ｰ- .,_ __ / ,-ｭヽ
j'"u. : : : : ,,,;;;/ ・ > _;::::. ヽ_) 、 Y _｀ヽ !: ´: ::::}
/ _,,,,....:;;;;;;;;_,:≧‐＜...::::..... ヽ) ', ( ／.:∨ヽ __ノ
./u.'", ─ ミ f .:..::ﾉ ,.二ニヽ､ u. ﾍ:､: : : :ﾘ: :;;;;;; : 「もう28」だろうがっ！ しかも来月には29！
i .f ・ / ::.....:::ﾉ彡/ , -‐､ヾヽ＼ u. ヽ;;｀¨´: : ;; : ;; :
.! し 乂＿丈:::..〆彡／／ヽ_,. +┼トヾ ,,;;;;;} ;;;;;;,,,;;;; : :;; : 職場でもお局様の仲間入りじゃないのか？
/´} ::::::.........:::i, '" - "／ﾍ／ ヽ _ﾉｲ≦!:::}ヾ;;;/;': : : : : : : :;; :
. i 6'ι :::::::: ﾚ ｨ ¨＼ ／ ヽ ノ´:::_;::: イ .::::/;' : : : : : : : :,.: あそこ、基本腰掛けばかりだろ！？
. ! /:... し |:::{ ﾊ ／ヽ ／::::／ ....::::;;;;ﾉ::;;;!: : :､:ヽ: : :_;
. ﾚ.::::::::::..... !::::!ゝへ ノ/:::::/ ..::::::;;;;／;::;;;;;}:. Y⌒､: :
. |.::::::::::::::::;;;::.....乂::辷'"／::／::::::;;;;;／;;;;;;;;;;;;;;;!::... /: : : ﾍ: .
..i,;;;;;:::::::::;;;;;;;;;;;;;;;;,,,,ヽ二彡"::::::::;／;;;;;;;;;;;;;;;;;;;八:: ノ : : : : ∧:
..!;;;;;;;;;;::::::::;;;;;;;;;;;;;;;;;::::::::::::::::::::;::':::;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;／｀ヽ: : : : : :∧:
80： 1 ◆WeAPMvKLVc ：2021/11/12(金) 16:45:25 ID:8cVg6g.Y
-{ 〕丶､_ ｛ / / _,≠´ ＼ し ／
// ﾘ ﾍ ・ ,>ﾍ,〈 〈 ,ｘ癶〈＿ _ ..二...._ }; ｛ / それにだな、犬猫じゃないんだから、たとえ結婚が決まっても
｛ ｼ′ ､ヽ` ⇒' =＝=‐ ｀⌒ﾏ´ ，｀ヾ､ 八_〉 ｛ 今日明日にできる訳じゃないんだよ！
／ ｀¨jfﾞ ｛ ￢;、＾> ,_ _,xｼ＾ }
ﾉ, ,癶⊆'､,_ }i:、 ｀三三￣ ‐= _,／ なんだかんだで来年、下手をすれば再来年だ！
/ （_ﾉ /=-‐ ｀ﾒ竺孑'⊇..__ノ⌒:, ⌒＼.
, ,f戸平气;;_｀¨ `￢≠=z,,,_j| ｝ ヽ その時、お前は幾つだ！？子供を何歳で産む気だ！？
｛ {｛ ;弌≧ﾄ､┼`ﾄﾐ圭≧ｚｚｚ=≦豸 / ; }_.
V ﾍ ｛ `ﾐ圭≧ｚ辷 ┼-|-‐ _,,ｨｼ癶、 〈_ﾉ ＼
/.:.:.:.:..:..:.:.:|.:l.:.:.: | 丶 |.:|.:.:.:.:.:.:.: |.:.:.:.:. | .:.:.:.:.:.:.:.:.|.:.:.:.:.:.:.:.:.
. / .:.:.:.:..:.:.:.:.:l八.:.: | ＼ |.:|.:.:.:.:.:.:.: l＼.:.: | .:.:.:.:.:.:.:.:.|.:.:.:.:.:.:.:.:.
.:.:.:.:.:.:.:.:.|:.:.:.:| ＼l／⌒ヽ|.:|.:.:.:.:.:.:.: | ＼l＼ .:.:.:.:.:.:|.:.:.:.:.:.:.:.:.
|.:.:.:.:.:.:.:.:|:.:.:.:| ／/し勹 人.:.:.:.:.:.:.:..:|／⌒＾ヽ＼.:.:.:.:|:.:.:.:.:.:.:.:.:
|.:l.:.:.:.:.:.:.|.:.:.:.|ｌ 《 Nir刎 ＼.:.:.:.:.: | /し勹 ＼N＼.:.:.::.:.:.
|.:|.:l.:.:.:.: |.:.:.:.|ｌ Vつﾉ ＼.:.: l Nir刎 》 ｊ.:.:.:.:＼:.:.:.
|人l.:.:.:.: |＼:乂_/／/／/／/／/ ＼| Vつ'ﾉ イ /.:.:.:.:|.:. ＼ うぐっ……。
八:.:.:.:.|V.:＼了／/／/／，／/／/／/／ /.:.:.:.:.:ｊ:.:.:.::.:.
＼: |/V.:.:.八 ｕ /.:.:.:.:. 八.:.:.:.:.
〈:〈:V.:.:.:.丶 、 | /.:.:.:.:. / ﾉ＼ :.:
＼:V:.:.:.:. 心、 ￢ー- ´ u /.:.:.:.:. /イ.:.:.:ﾉ＼
＿ ／ 〉V.:.:.:.l从.:〕ト イ/.:.:.:.:. //ヘイ:.:.:.:.
￣二ﾆ=- 〈//{.:〈V.:. l.:.:.}:.:ｊ//7ｌ「 -＜ /.:.:.:.:. ///// ＼.:.:.
V V/＼:.Vリ .:.ｊ:.ﾉ// 八 ／/.:.:／ｊ////////∧:
V V//У}.:.:.:.イ// ヽ、___／ /／ //////////∧
. V V/{.:.:{.:.:.:..ﾉ,/ ／⌒ｊ ////////////∧
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃
┃ ……なお、現在の帝國の平均初婚年齢は23歳だ。
┃
┃ 現時点でも既に「行き遅れ」と言っていい歳（29歳目前）だが、この数字はあくまで平均であり、
┃ あえて働く必要のない（彼女の様な）立場の女性の間では、更に低いこととなるだろう。
┃
┃ 具体的に言うと「大半が（高等教育機関に）進学せず高等女学校を出てせいぜい数年で結婚」、
┃ 下手をすると「在学中に～」だ。
┃
┃ （更に付け加えると、「結婚をしない」という選択肢は事実上存在しない）
┃ （何故なら現在の帝國の生涯未婚率は、男女共に1％台という超々低水準なのだ）
┃ （要するに社会的・肉体的・精神的に著しい問題でも生じていない限り(*)、ほぼ全員が
┃ 「結婚している」或いは「したことがある」と考えていいだろう）
┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
※社会の環境や医療水準の問題から、比率としては“大崩壊”前よりもかなり多いと思われる。
81： 1 ◆WeAPMvKLVc ：2021/11/12(金) 16:46:15 ID:8cVg6g.Y
, ─ ､ ＿ ＿＿_ /7／ﾉ,. ､
ノ ﾏヾ: : ヾ: :､: : : ＼ '´∠､
_,.イ ´'; ' , ., ﾞヽ !: : : :ヾヽ : : : i ／`′
＜;i;iﾉ_ ,. Y、: : : i:}: : :├-､）
_／: :i;i;i/|>! ｰ- 'n ヾ:､: : :|:／´
／:､ : : ヾ{ ヾ '^, -r,､ ;ﾉ: :ヽ:〈
./: : : : i : : : ﾊヽ 、 ,レ,ﾆア{_j: :∠: : ‘， だというのに、何度も何度も見合いを潰しおって！
/: : : : : :i: : : : : iヽ二 _,ｲｰﾆﾞ' / く!: : : |: : :ﾊ
イ: : : : : : :|: : : : : ヽ: : :`ｰ个ｰイ:;ヽ !: : :.i: :/:∧ 挙句の果てにはサボる始末！
/ : |:i: : : : : : :!: : : : : └:-:-ｧ: ＼. |:;:;:;:;i!: :./ /: ': :.i
７i: !:､: : : : : ﾉ: : : : : : : :∠: :_:_:_: ＼:;:;/:／:/: : : : :| . お前のせいで、儂も母さんも何度肩身の狭い思いをしたことか……。
{: !: ヽ:ヽ:-:べ: : : :_:_:_:_:_:_:_:,,;,,;,,: : : ／´: : : : : : : : |
ﾍ:＼:_: : : : : : :＼:_: : : : :-:-:‐:‐:":/: :O: : : : : : : :./ ──とにかくっ！ 母さんもお前には頭を痛めている！
＼: : : : : : :/´ ヽ)-:-: : : : : : : : : : : : : : : : : :./
＼: : : ;ｲ , ﾄ､}: : : : : : : : : : : : :o: : : : : :.ｲ この件に関してお前の味方はおらんぞっ！！
.|＼f: :∪ﾚリ: : : : : : : : : : : : : : : ; : : ／: |
､: : :＼: : : : : : : : : : : : : : : : :／:ヽ:': i: : | 家長命令だ！ 仕事をやめてとっとと結婚しろっっ！！
|: : : : : ＞:-: : : :_:_:_:_;,.: ＜;i;i;:;: :ﾄ: ､ﾚ:/
.!ヾ: : : : : :/: : :／ ヾ:;:;: :｀:ﾉ:ﾒ､
＼:ヽ:_:_;ﾉ:／/ ＼-､ﾚﾞ ',
|ヾ:_: :ィ'"´ ｀ ｰ--'
| ~/
八 /
＿
, -―'":.:.:.:.`ミー-､
／⌒/:.:.:.:.:.:.:.:.､:.:.:.:.:.:.＼:.丶、
／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼:.:.:.:.:.:.＼:.:.ヽ
, ' :.:.:.:.:.: i:.:.:.:.:.:.:.ー-､:i:＼:.:.:.:.:.:.:ヽ:.:.,
/:.:.:.:.:.:.:.:.:.|､:.:.:.:.:.:..: |:.:.ﾞト-l＼:.:.:.､:.:.:.:.:.,
/イ:.:.:.:.:.:i､:.|_,＼:.:.:.:.:.|＼| |/ ヽ:.:.Ⅵ:.:. l
|:.:.i:.:.斗'´ ` .,|ｨ竓ミ､ i‘.:.:i .!:.:l
|:.:.'.:.:.:l ,ｨ竓 `ﾟ l:.:Ⅵ /:./ お、おうぼうだあ～。
|:.:.:.'.:.:l:'.ﾟ ｀ o .l:.:.:} /:.∧
|:.:.:.∧|:.}o r～-､ l:.: 爪:.:.:ノ
|／ 八 } } ｡ ,l:.∧/:く
／⌒Y^l ￣｀′ u ｲ}l/:.:.:.:.:.:.ヽ
r' - 二l'､ ,， ／ 〉`＜:.:/⌒!
,′ ＿」、〕 ´ ／ /::::::::i:::`ー--へ
i ┬.ﾉ .廴／ /:::::＿L:::::::::::::::::::::＼ }＼
_j {イ 厂＼ rく/７ / ￣ヽ:::::::::::::::::＼ r～ﾚ^>７:.:.:ヽ
_「< ,ノ:::l ./ ヽl i i i .「^! .l::::::::::::::::::::::i`Ⅵ:i:r'":.:.:.:.／_,
./＼ `''＜_」::: l､∧ ∧_l_.Ｌ.ノ― ' ∧::::::::::::::::::::L:.」:i:i:｀丶_二ン
/::::::::`ー―┴〉:l 厂￣＼廴＿ノ ／:::::ヽ:::`ー--::::Y L_」`┘
/::::::::::::::::::::Ｏ:/:: l / Ⅵ､――'"::::::::::::::＼::::::::::::::└i
82： 1 ◆WeAPMvKLVc ：2021/11/12(金) 16:46:37 ID:8cVg6g.Y
./.:/.:／..:／..:::::::::::;::::::::::::::::::::::::::..＼
/.:〈::/:::／:/.:／:／ 〉::::::::/.:::::::|::::::::::‘，
,′l }:://. /.:/:／ ／.:::::::/|::::::::;ｌ:::ｌ|:::::l∧
ﾄ､人//:|:ｌ|:/:/_／..::::::／ /:/::/:|:::l|:::::|ｌ::|
|ｌ::{:::|/:/〉:lⅣ´￣￣´ 乂/イ ｌ:Ⅵ::::l::::|
|Ⅵ:/.::| |:||と)===ミ ＼{/,.’:::;:::;’
|::ヾ|ｌ:∧|:|| ﾐ、 /.::::/:::{
...人::::Ⅵ::|ｌ从 ヽ ｀〉_/.::::/＼乂
::{ ｛:＼::::::Ⅵ::{::. 〈__|:::::/ ￣｀
乂＼:.＼::Ⅶﾊ.＼＜ ) .イ:::|ｌ:/
.人｀ヽ〉Ⅷﾘ: ‐=≦＿ ； .乂
〈 _＼::::::Y＿ | ＼＼＼ー.､
..／.}::| |:r＼/ __〉＼人＿〉: ＼＼∧
:|::::::}::l└/＼Y＼＞ﾍ_:人 | ＜＜:∧
:| ＼Y /}|::::..＼ ∨∧〉 | / ∧
，::::::: ｀ﾄ:||::::::::/ﾄ､: ＼/ /∧ 人
，:::::: ∨ひろ/ ＼/ .／:/ } ::|
，::::::.＼:∧ち／ / ／:／ :| ::|
,,...-──-...,,_
／""''''''''''''''''""´＼
､丶｀ ｀ ､
./ ／￣｀`ヽ i ∨_
j 、 } | ／ _ -==- ヽ／-ヽ
/ ＼ .l |′／ニ=、 __ノ ./、ヽ∨
.〈／´＞､〈_j／/ ｼｰ _ｰ-‐ ヾ∨ /
)ﾆｨ丈ｼ.: ヽヽ｀ｰ=彡ノ-‐ ｀ー- .）∠､ ふんっ、親が娘の結婚を決めるのに何の問題が有る！
/ノ ｀（ ヽ ￣ ､ 〈､＿ﾉ
./ ノ二)⌒ﾆ´＼ ! ＼ ∨
∠_工工＞ｧ- ヽ | i .l へ
{ ∠::::::/7TT'／ ', | / ﾊ_／:
∠::::_:::/｀ニ¨ ヽ 乂 ／ //: : : :
/:::::::::／ ヽ ＼_ ー─- ﾆ_- ´ ／: : : : :
￣!::::; ヘ ） ＼＿ - ⌒＞=-‐￢≦￣ : : : : : : :
: /~~: : : : 7ヽ ＿＿ ィ´ ／: : : : : : : : : : : : :
: |: : : : : :/ /:i:i::i:iヾ ／: : : : : : : : : : : : : : :
: :!: : : : / /:i:i:i:i:i:i:∧ ／: : : : : : : : : : : : : : : : :
| γ⌒ ヽ
| ／＼ ◎〉
| / ヾ_ノ
|Y （
| ⌒ヽ＼
| | ヽ …………
|人＿＿ノ Ｕ |
|⌒´ ／
(⌒ー─' ） ﾎﾞｰｾﾞﾝ
83： 1 ◆WeAPMvKLVc ：2021/11/12(金) 16:46:54 ID:8cVg6g.Y
_ --／￣｀ヽ
､丶｀ _,／ |､
／ 'ヾ | ＼
, -／ ' l ヾ ﾞ ＼
〉/／
」' ヽ
〈 ／ﾞヽ ! l
/´ ^ ､ |/ , ／ ´￣ ＼ ヽ | ──さて、きめえ夫くんどうだろう？
/ ､廴ｯﾉ/ / _ --､ l / __ |
./ 〈/￢､ｰt r─-､ヽ ／ __ヽ.!
.| /r=ゝ～､)､ ヽ＿_ｼー‐- _, ' へ ! /|
l. | 〈^ｰ-ミx、 ｰ-､_ ＼｀ー‐ 〈 ////＼
.| ﾉ ﾊ二=-ｧ' 〉 ─ f.｡* ∧: : : :∨
､ ゝ--‐ / ､ ヽ_／:.∧: : : :.∨
＞ﾍ ゝ | | | l /: : :/ : l: : : : :∨
／:/: ／ゝ. | l. ＼ / / /: : :/ : : |: : : : : ∨
／: :/／-=7ー‐￣＼＼＿＿／／｡*'" : : /: : : /: : : : : : ∨
./: : :／/:.:.:./ ＞──≦ : : : : :／.: : : : : : : : : : : :.∨
|: : /イ斗￢ ,.｡*'": : : : : : : : : : : ／: : : : : : : : : : : : : : : :∨
|／:.:./ ￣ .| .｡*'": : : : : : : : : : : : : :／: : : : : : : : : : : : : : : : : : :|
/:.:.:. / .｡*'": : : : : : : : : : : : : : : :／: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :.!
./:.:.:.:./／:/ : : : : : : : : : : : : : : : ／: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :.|
/:.:.:.:./': : /: : : : : : : : : : : : :,.｡*'": : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : |
/l .,ｲ,ｲ .,ｲ
// ﾚ ﾚ /ム―７
/ ﾆﾆフ //''''''７/
// /' // ,ｲ,ｲ ,ｲ
､二二フ // ﾚﾚ //
/' /'
,.⌒ヽ γ⌒ ヽ て
〈 ○ﾉ＼ ／＼○ 〉 て
ヽ彡' ヽ / ヾ_ノ
） Y （
／γ⌒ ⌒ヽ＼
/u | | uヽ えっ！？
| ヽ＿＿人＿＿ノ .|
＼ ||iiiiiiiiiiiiiiiii|| ／
/´￣｀｀゛'ーー'´ <
| ＿＿＿） ＼
| ＼
| ￣）
| |￣￣￣
84： 1 ◆WeAPMvKLVc ：2021/11/12(金) 16:47:18 ID:8cVg6g.Y
／⌒ヽ
_／ ＼_
／ ~"""""~´ `ヽ
/ ∨
′ -､ _ -､ lr─､ ちょ～っと歳がいっておるが、見た目は悪くなかろう？
／| ＿ 〈^ |
/ lメ ／￣ ´ ` ﾑ | それに女だが学もある。きっと君の足りないものを補ってくれるぞ？
∨ ∠､__,､_)､ r'
/ ; /-≠'＿二ヾ, ､ ∨
__{ :{ K工「-'‐''"´_ﾊ _ﾉ 厶＿
､丶｀ : ∧ヽ ＿ノ 丈工工工才、＼_ブ ／::::::::::::::=-..._
: : : : : : : ::＼`ｰ ￣￣ ｀_ . .＜:::::::::::: : : : : : : :＼
: : : : : : : : :/::｀ト､_ _ -=7 : : : : ∨: : : : : : : : : : : ∧
: : : : : : :／: : :.| 7:::::７ ／: : : : : : :」: : : : : : : : : : :/ : i
: : : : ／: : : : : :! ./:::::::| ／: : : : ､丶｀: : : : : : : : : : : :/: : :|
: : : : :￣:＞ : : | /::::::::::| /: : : :＜: : : : : : : : : : : : : : : :/: /: :!
: : : : :／: : : : : lﾍ:::::::::::l/: : : : : : : ＞: : : : : : : : : : : : :i: /: : :!
,.⌒ヽ γ⌒ ヽ
〈 ○ﾉ＼ ／＼○ 〉
ヽ彡' ヽ / ヾ_ノ
） u. Y （
／γ⌒ ⌒ヽ＼
/u | | uヽ いや、その……
| ヽ＿＿人＿＿ノ .|
＼ ||iiiiiiiiiiiiiiiii|| u. ／
/´￣｀｀゛'ーー'´ <
| ＿＿＿） ＼
| ＼
| ￣）
| |￣￣￣
85： 1 ◆WeAPMvKLVc ：2021/11/12(金) 16:48:00 ID:8cVg6g.Y
／⌒ヽ
_／ ＼_
／ ~"""""~´ `ヽ ……それに君、急に大金を手にすることになるが大丈夫かね？
/ ∨
′ -､ _ -､ lr─､ おばあさんから頂いた大切な遺産を有効に使えるかね？身を持ち崩さない自信は？
／| ＿ 〈^ |
/ lメ ／￣ ´ ` ﾑ | いやそれ以前に実家や親戚、自称友人たちから守り通せるかね？
∨ ∠､__,､_)､ r'
/ ; /-≠'＿二ヾ, ､ ∨ ああ、詐欺や泥棒の心配もあるなあ～。
__{ :{ K工「-'‐''"´_ﾊ _ﾉ 厶＿
､丶｀ : ∧ヽ ＿ノ 丈工工工才、＼_ブ ／::::::::::::::=-..._
: : : : : : : ::＼`ｰ ￣￣ ｀_ . .＜:::::::::::: : : : : : : :＼
: : : : : : : : :/::｀ト､_ _ -=7 : : : : ∨: : : : : : : : : : : ∧
: : : : : : :／: : :.| 7:::::７ ／: : : : : : :」: : : : : : : : : : :/ : i
: : : : ／: : : : : :! ./:::::::| ／: : : : ､丶｀: : : : : : : : : : : :/: : :|
: : : : :￣:＞ : : | /::::::::::| /: : : :＜: : : : : : : : : : : : : : : :/: /: :!
: : : : :／: : : : : lﾍ:::::::::::l/: : : : : : : ＞: : : : : : : : : : : : :i: /: : :!
,.⌒ヽ γ⌒ ヽ
〈 ○ﾉ＼ ／＼○ 〉
ヽ彡' ヽ /u. ヾ_ノ
） u. Y （
／γ⌒ ⌒ヽ＼
/u | | uヽ ううう……。
| ヽ＿＿人＿＿ノ .|
＼ ||iiiiiiiiiiiiiiiii|| u. ／
/´￣｀｀゛'ーー'´ <
| u.＿＿＿） u. ＼
| u. ＼
| u. ￣）
| u. |￣￣￣
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃
┃ ……ああ、その通りだ。
┃
┃ 今よりも遥かに豊かで人ものんびりとしていた“大崩壊”前でも大いに有り得る話、ましてやこの時代では～だ。
┃
┃ 現に、きめえ夫は五男坊で両親や兄たちから軽く扱われてきた。
┃
┃ 「竈の下の灰まで自分もの」どころか「子（弟）の物は親（兄）のもの」なあの連中が、もし遺産のことを知ったら──
┃
┃ （付け加えると強盗や詐欺も恐ろしい。この時代は“大崩壊”前よりも遥かに犯罪が多く、逆に防犯は脆弱なのだ）
┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
86： 1 ◆WeAPMvKLVc ：2021/11/12(金) 16:48:24 ID:8cVg6g.Y
＿_
ｲ,, _,,,＼_ だいじょうぶ、だいじょうぶだ。
／- ､ , - ヽ
/ ､,二､ヽj/ ,二､ ﾊ コレと結婚すればお前は儂の義理の息子、
「,」 'ニﾟ7'⌒ヾﾟﾆﾞ´ ヾ⌒i ちゃ～んと守ってやるし指南もしてやるわい。
// , ／_^ー^__＼ ､ヾ〈
〈/ / { 丈干干ｦ } l」 ──どうだ？ん？
l 〈 .} ＞ﾆ＜ { ' :}_
／ 〉 _ ,. -ﾍ ヽ ﾉ '´ ｀ ､＿/ ｲ: : =- _
/ ／ 〉 _,.｡*'" : : /:＼｀_」､ゝ---‐' ノ＜__／|: : : : : : :｀～､
./ / / ／｀! _ -=: ¨: : : : : : :／ : : : |／｀ヾニ7´ ＼/: : : : !: : : : : : : : : : ｀～､ _
'_/ 、 '／｀ ／_／:＼: : : : : : : : : : : ＼: : ／! /;i;i;i{ ./ : : : :_」 : : : : : : : : : : : ／:＼ _ 〈 ＼＼ ,-､
,/ｰ /／ノ: : : : ＼ : : : : : : : : : : ／: : :'， /;i;i;i;i;! ./:＼:／: : : : : : : : : : : :／: : :-_: { ＼＼ ＼＼ |
〈 , ./' /: :＼: : : : :ヽ: : : |: : : : <: : : : : :∨;i;i;i;i;i;l／: : : :｀～: :_: : : : : : :／: :／: :〈 ＼ヽ ＼ヽ ヽ∨
∧＼ : ＼ : : : ∨:/: : : : : :＼: : : : ∨;i;i;i/: : : : : : :,.｡*'": : : : :|: /: : /: : : : : >､ ヽﾍ ｀ ､ ; l
、 } |:∨: : ヽ : : ∨: : : : : : : : :＼ : : ∨i/: : : ;.｡*'" : : : : : : : : |: | : /: : :_:／: :∧ ヾ 〉 ' |
: ﾄ､ / |: :∨: : : : : : l/: : : : : : : : : : :＼:／: : ／: : : : : : : : : : : : :､ヽ∨: ／/: : : // /
､:＼＞-一'" ./: : :|: : : : : : /: : : : : ○ : : : : ／: : ／ : : : : : : ○ : : : : : : ヽ:ヾ: : : | : : : | | ｲ
γ⌒ヽ
γ⌒ー―ヽ 〉
／ ヾ○ノ
／ ／´｀￣￣￣
／ ／γ⌒＼ γ⌒ヽ
／ ／／ U ｀~＼ ○〉
／ u ／／ ／⌒ヽ､＿ヾ ノ
／ Y （
／ γ⌒ ⌒ヽ
/ | u | ヽ でも、えっと……いいんですか？
| ヽ＿＿人＿＿ノ |.
＼. u ∩ノ ⊃ ／ 俺、貧乏人の倅で中卒ですよ？
( ＼ ／ ＿ノ | |
.＼ “ ／＿＿| |
＼ ／＿＿＿ ／
87： 1 ◆WeAPMvKLVc ：2021/11/12(金) 16:48:58 ID:8cVg6g.Y
,イヽ ／ ' ,.. __.: ^ ＼
／ノ ﾉ ./ " ' 'ﾞ ‘， 言っただろう？足りないところはコレが補うと。
,-／ ／ ./ ‘，
ｨ' / ／ .i ', それにコレの性格上、寧ろ任せたほうが上手く収まる。
／{乂__ﾉ .j: ､ i '"´ , f ヽ ',
＞＜._ ,' ､_＼_L / _ {、 { _,...、 ､､ﾍ ……儂も母さんも、苦悩の果てにそう悟ったのだよ。
＼f .: ト----､ / ､ﾏヽx_.:::::- 斗＿ , _ ｀ ハ } ヾヽ
_.ヽ .!、 ﾉ / 了' ヾミゞ二才,´ /ヾ!./ Y
.:.:.:.:.!__/ー-‐" ./ / ／ ┐/ ! , }
),:イ'′ .,′ 廴:.＿＿)､ ゞ' j ｲ〈
':.:/ { イ!ヾミ_;.=ミx＼､ ｀:´: _／/.;/ヽ
'" ／￣八 ヾ7ヽ-'‐-'=､｀ヽ_ヽ :.:._,.ｨ:.:.／: : ヽ_
／/: : : : : :ヽ :.､ヾ｀7ｰイ⌒＞'´:. ､ }.:＞" : : : ／.:.:｀:
／: : /: : : : : : : :,.｀¨¨ヾ､ ｀ー‐＜ :. ﾐ ､ .i.:/.:/´: : : : : ／.:.:. : : :
イ｀f´: : : : /: : : : : : : /: : : : : : ＼､､ i;i:.、 } .:/.:／: : : : : ／.:.: : : : : :
: !: :|: : : : :,′: : : : : /: : : : : : : / ＞ー--─=＝ヾ､_､_ヽ_ノ=- '": : : : : ／.: : : : : : : :
: :!i | : : : ,′ : : : : /: : : : : : : :/! ｲ:::::::::::::::ヽ ／: : : : : : : : : :／: : : : : : : : : : :
: :|:!|: : : :, : : : : : :/: : : : : : : :/ .ﾚ′!:::::::::::／ヽ ／: : : : : : : : : : :/: : : : : : : : : : : : :
: :i!:ﾍ : : |: : : : ／: : : : : : : : :! /￣￣f メ: : : : : : : : : : : : /: : : : : : : : : : : : : :
＿＿＿＿＿＿＿__
__／ ／￣ ＼
／ {／￣￣ ＞―一'´￣￣￣￣＼ 厂| ／￣￣＼
. / ／ /￣￣ ＼ | | |_／⌒ヽ |
／j / __／ / | |＼ ヽ | | ＿,ﾉ |
. / / | / / / /| │ ＼ ヽ i |__| | ＿／
| | / / / ｨ―‐ｧ | | ―‐ﾄ､| | _ |__|
│ / / ﾚ'´{ j_／ | / | | l | (__) _
│/ l 人/,z竓芋ミ |_／l/ ,ｨｆ拜ﾐﾒ､ﾊ |│ （__)
人| /| l | ｣夕 /'⌒ヽ /'⌒ヽ 狩 |/人
. | ノ | l | j{ { {::::} } Ｕ { {::::} } j} | ＼
∧ Λ ｌ | 乂___ノ 乂___ノ j／ﾄ--―一
| ＼/{ }i ｌ | 〃 〃 | |
| {八__}ｉ N | | そ、そこまでっ！？
. ＼ ｢}i {_ Ｕ ＼／ 人 |
仄{＼ ,ﾉ ＼{＼ ／ ∨
| ＼ / ＼_｀ ｰ- ＿＿ ≦＿＿
. ＼＿／￣￣}⌒ﾄ､￣￣＼ } ＼ ＼ ＼
〈__r'⌒i__ﾉ ∧{＼￣ ＼/＿___)＿_〉 │
|￣|￣ ＼{ ∧ (＼ |＼ ＼ |
88： 1 ◆WeAPMvKLVc ：2021/11/12(金) 16:49:27 ID:8cVg6g.Y
／⌒ヽ
_／ ＼_
／ ~"""""~´ `ヽ それに君は君で、中々ではないか。
/ ∨
′ -､ _ -､ lr─､ 仕事は真面目で腕も悪くない、寮での生活態度も良好。
／| ＿ 〈^ |
/ lメ ／￣ ´ ` ﾑ | 工場で何度も表彰を受けているだろう？
∨ ∠､__,､_)､ r'
/ ; /-≠'＿二ヾ, ､ ∨
__{ :{ K工「-'‐''"´_ﾊ _ﾉ 厶＿
､丶｀ : ∧ヽ ＿ノ 丈工工工才、＼_ブ ／::::::::::::::=-..._
: : : : : : : ::＼`ｰ ￣￣ ｀_ . .＜:::::::::::: : : : : : : :＼
: : : : : : : : :/::｀ト､_ _ -=7 : : : : ∨: : : : : : : : : : : ∧
: : : : : : :／: : :.| 7:::::７ ／: : : : : : :」: : : : : : : : : : :/ : i
: : : : ／: : : : : :! ./:::::::| ／: : : : ､丶｀: : : : : : : : : : : :/: : :|
: : : : :￣:＞ : : | /::::::::::| /: : : :＜: : : : : : : : : : : : : : : :/: /: :!
: : : : :／: : : : : lﾍ:::::::::::l/: : : : : : : ＞: : : : : : : : : : : : :i: /: : :!
.ｒ ⌒ヽ r ⌒ヽ
（ ○λ λ ○〉
ヽ彡 ｌ /ﾐ ゝ_ノ
_ ）:::: |/ミ （ _ （調べられてる！？）
／::::r ＼
／:::::::: ｌ i＼
|::::::::::::::ゝ､__＿＿人＿ﾉ | ＿＿＿＿＿
＼:::::::::::: |r---┬-.ｌ ／ ..| |
ノ:::::::::: `ー--―'´ ＼ | |
89： 1 ◆WeAPMvKLVc ：2021/11/12(金) 16:50:30 ID:8cVg6g.Y
_ -─- 、
_／ __ ＼_
／' ~~ ´ ｀ ､
/ 〈 ＼
/ _ , - ､ ､ , -､ :ヽ
| ｰ´v' e ）' ‐ﾆ /} j ∨
ﾉ二 _ﾆ _ヽ＿∠ ( { {. ∨ ──さあ、どうだ！ はいかイエスかっ！！
ﾉ〔_ﾟﾉヾ ､_￣ ｀ ┘}. ∨
/ 廴＿z=-'xx｀ ､_ノ ∨
/ ,ｨ〈厶┬_ァﾍ i
i: /斗‐_二-ｨ＞ヘ , |
| 「┴┴ '" ＼＼ ￣／ /
八. i _ ヽ ｀二ニニ彡-＜
＼.:乂 ￣￣＿ -=≦≠ﾆ-￣￣￣二ｺ、
二＞ｧ≦三} ､丶｀: :／: : : : : : ￣: : : : : :＼
_ r┐ /: :_／j三／／: : : ／ : : : : : ／:￣ : : : : : : : ＼
L＼}. ! /:「:/ﾚ'三/／: : : :_/ : : : : : ／ : : : : : : : : : : : : : ∧
こ７/ ヽ ／j: j/=三／: : 「￣: : : : : : ／ : : : : : : : : : : : : : : : : ∧
(ﾆ{ ! ＞-. .＿/: :/:/三／: : : : :|: : : : : : : :/: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :i
<ノl /: : : : /:/: :/:/;／: : : : : : : ! : : : l: : :/: : ／￣￣￣￣｀＜:￣: :-: _|
`ー{: : : : :i: i!: /／: : : : _: : : -┘: : : |: :/: :./ ヾ:_:_:_: ∧
＼: : :ヽl /: : : ､丶｀ : : : : : : : : : ∨!／ ＿ ∨: : ヽ:＼
ヽ／/､丶｀ : : : : : : : : : : : : : 〈/ ─== ＼: : : : : ヽ
/:／: : : : : : : : : : : : : : : :_ - ､ ,.-‐ _ ｀ヾ､: : :∧
／○:-──: : : : : : : : : /ー-- _ ノ /⌒: : ／ ＼ : ∧
／: : : : : : : : : : : : : :／￣ ! ￣ /￣￣￣￣￣ヽ ∨: :|
／ : : : : : : : : : : : : : : / | ／ ┌┬─┐ ∧ ∨:l
／: : : : : : : : : : : : : : : : / ＼＿＿＿ - ├┤ ∧ ∨
／: : : : : : : : : : : : : : : : : :/ └┴─‐ ∧ |
/: : : : : : : : : : : : : : : : : : :./ ┌─────┐ ∧ |
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./:ヾ＼:ｰ-ニ: _: : : : : : : : : / ＿＿＿＿＿＿ ∧ ﾊ
{ヾ: :＼:ｰ: : : : : : : : : : : : :/ | | ∧／丿
.ｒ ⌒ヽ r ⌒ヽ
（ ○λ λ ○〉
ヽ彡 ｌ /ﾐ ゝ_ノ
_ ）:::: |/ミ （ _
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,′l }:://. /.:/:／ ／.:::::::/|::::::::;ｌ:::ｌ|:::::l∧
ﾄ､人//:|:ｌ|:/:/_／..::::::／ /:/::/:|:::l|:::::|ｌ::|
|ｌ::{:::|/:/〉:lⅣ´￣￣´ 乂/イ ｌ:Ⅵ::::l::::|
|Ⅵ:/.::| |:||と)===ミ ＼{/,.’:::;:::;’
|::ヾ|ｌ:∧|:|| ﾐ、 /.::::/:::{
...人::::Ⅵ::|ｌ从 ヽ ｀〉_/.::::/＼乂
::{ ｛:＼::::::Ⅵ::{::. 〈__|:::::/ ￣｀
乂＼:.＼::Ⅶﾊ.＼＜ ) .イ:::|ｌ:/
.人｀ヽ〉Ⅷﾘ: ‐=≦＿ ； .乂
〈 _＼::::::Y＿ | ＼＼＼ー.､
..／.}::| |:r＼/ __〉＼人＿〉: ＼＼∧
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┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃
┃ ……時代が時代だ。娘が親の、使用人が主人の「紹介」（という名の最後通牒）を断れる筈も無かった。
┃
┃ （なおこの時代、結婚の実に七割がお見合い結婚である）
┃ （しかもこれはあくまで平均であり、家の利害がより重視される富裕層ではこの割合は更に上昇するだろう）
┃ （また残り三割についても、隣近所の知り合いだの兄弟姉妹からの紹介だのが含まれている）
┃ （……恋愛結婚？なにそれ美味しいの？）
┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
90： 1 ◆WeAPMvKLVc ：2021/11/12(金) 16:50:52 ID:8cVg6g.Y
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|￣￣￣￣￣￣￣￣￣|
| そんなこんなで |
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, ノ ､ 、||
l（● ●）| ||
■ □ ■ □ ■ □ ■ □ | (_人_) | || □ ■ □ ■ □ ■ □ ■
ヽ ノゆ
/ ソ
|| 「
（| |
し Ｊ
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91： 1 ◆WeAPMvKLVc ：2021/11/12(金) 16:51:08 ID:8cVg6g.Y
┌─┐
└─┘
┌───┐
└───┘
┌──────┐
└──────┘
┌───────────┐
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┌───────────────────────┐
└───────────────────────┘
／}¨ﾆ=- _
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_ . -‐}‐- ［| || _ |｢=ﾆ|||=- | | | | ¨ﾆ=- _| | |
¨￣ | || || _ -=ﾆ ¨ || ||| | | | | ｜ | ｌ ¨ﾆ=- _
| ||=‐||-=ﾆr_‐￢冖ニ〔} || ||| _|＿＿_|＿＿|＿ | ｜ | | | | |
―‐--- ｣ ＿_|| || = |｢ : : l/|: : :| || ||| /´-―‐.ｧ/ -‐,．=＝＝ァァュ | | | | |‐
圭℡rｮ || || - ||: : : l/|: : :| _ || |||// ／/// 〃 ///´|| | | | |
圭圭}l℡ _∠７ｴヽ_ || || |[Τ||: : : l/|: : :| 晶品嵒晶t℡| {__／＿{ | L[ｆ―――‐' {］―|l＿＿＿＿_ | | |
圭}圭圭‘＝“０-０┘||＿||_|_｜||;_;_;_l/|;_;_;Ｌ晶晶品嵒亟亟lｪｪ―_‐ｪｪ|ｭ |ｭ ￣ r=ｭ Γ二ｌ|＿＿＿＿_||＿|[]⊥
“““¨¨´ ｀¨¨¨¨“““““““ｆ=======fｮ_/:{zzzzzｭｪｭ┴7ffT]三三7ffT{
｀￣V::}:リ￣V::{iリV::}:7￣V::{i:ﾉ￣￣V::{i:ﾉ
｀¨´ ｀¨´ ｀¨´ ｀¨´ ｀¨´
92： 1 ◆WeAPMvKLVc ：2021/11/12(金) 16:51:26 ID:8cVg6g.Y
: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :＞''´
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| .|=≡ｪ彡彡ミミゞ､´´ .| | | |.| .i i.| || || |]]]]]]]|| .|
| .| |ゞヾミ彡彡ミミミｯ | | | |.| .i i.| || || ┌iiii|| .|
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| .|,ｨ´ｪｪ彡彡彡ミミミミ ｪｪｪ| | |,,,,,,,,,,,,,＞====i,,,└==========.i i.|ﾐﾐﾐﾐﾐﾐミ|| [[[[[[[||| .|
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| .| ,,,|,,,, ｯ彡ii}ミミミミ└==}＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝ |=...|| | .||.／;;;;;;;;;;;;;;｀"'＜
| .／;;;;;;;;;;;;;;＼ }{ミミゞヾ .||: :} : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : | ..|| | /;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;｀"'＜
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,.⌒,ヽ γ⌒､ヽ
〈／●ﾉ＼ 人● ヽ〉
ヽ彡' ヽ / ヾ_ノ
） Y （
／γ⌒ ⌒ヽ＼
/ | | ヽ えっと、ここがこうなってこうなるから……
| ヽ＿＿人＿＿ノ u. |
＼ `ー'´ ／
／ ＼
＿/((┃))＿＿＿＿＿＿_＿i | ｷｭｯｷｭｯ
.. ／ /ヽ,,⌒) ￣￣￣￣￣￣￣（,,ノ ＼
／ /＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ヽ.. ＼
. ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
93： 1 ◆WeAPMvKLVc ：2021/11/12(金) 16:51:58 ID:8cVg6g.Y
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃
┃ 数年後、きめえ夫は100人程の従業員を抱える工場の経営者になっていた。
┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
_,。- ￣ﾆ=ミ
＿_,,，'´: : : : : : : :-=ミ: ｀ヽ
｀ア´: :／: : : : : : : : : : ＼ : :.
/:/: /: :|: : : |: : : : : : : : :∨: :､
ノｨ:{: :{: :｜:.:.::|＼ ､: : : : : ::∨: (＼
川|: :| | i|ノ : | ｀＼､ｰ-: :.::∨::|
ﾘ :|: :匕八: : :､ 斗=ミ: : 从､j あなた──じゃなくて社長、しっかりして下さいよ。
ノi 八 ﾍﾚｨｆ丐､::＼ トｨﾘ/｢ ))
／{: ∧ { Vｿ ｀⌒ ゞ'ｲ |ノｲ それくらい覚えてもらわないと、いいかげん本当に困りますから。
} 从个ｘ ''' ′ '''' u. 川ﾊ
ノ＾＼乂:< ┌__ﾌ ｲノ三≧s｡
｡o个ｘ: : 〕iト ／／寸'＜三三〕iト
/ｼ´￣厂 ﾉ: }⌒7ﾟ／ ／＾トﾐ＞<三三心､
|/.:.:.:.:<／: :ﾉ厂＼ヽ／.:.:.:/.:.:.`'マh守三三>
,:.:.:.:.}.＜⌒⌒7＾ヽ／.:.:.:. /.:.:.:.:.:.:.:.:寸hx＞'三
/.:.:.ノ.:ノ´⌒>'ﾟ .／.:.:.:.:.:.:.:.:>:／.:.:.:.:.:.}三/三三
/.:.xへ/7_:／ ／.:.:.:.:._､‐''゛／.:.:.:.:.:.:.:.:从j{三三
,.:.:.:ｱ＼/|.:ﾚﾞ ／.:_､‐''゛.:.:.:.:.,:'.:.:.:.:.:.:.:.:.:./三j{三三
,.:.:.:.:.{.:.:.:.:. |:{／_､‐'゛.:.:.:.:.:.:.:./.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ｲﾆﾆ7三三
／.:.:.:.从.:.:.:.: |/／.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: ｲ⌒.:.:.:.:.:. ｲ三ﾆ/三三/
,.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ゝ__/イ.:.:.:.:.:.:.:.:.:／.:.:.:.:.:.:.: .:. /三三/三三/
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s｡ ,.ｲシﾞ.:.:.:.:.:.:.:.:.:／´.:.:.:/.:.:.|＼.:.: (ｱ.:.:.:ｰ─.:.:ｱ/三三‐/三三/
＞,.ｲ㌻-ミ.:.:.:.:.:.:／.:.:.:.:.:.:.|.:.:.:.:.:.:.:.:／.:.:.:.:.:.:.:.:.:ｼィ(寸三ﾆ{三三/
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(／／／ / ／///////////7∧/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: /.:＼.:. ﾊ三三ｙ─=ミ{
ヽ<／ 〈/＾' ＜//////////シﾞ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:{三三ｧﾟ }
｀ '＜//シ´￣＼.:.:.:.:.:.:.:／､.:.:.:.:.:.:.:}三ｱ /|
／／／ ヽ.:.:／///ﾍ.:.:.:.:.ﾉア /=|
,.⌒ヽ
〈 ○ ﾉ＼ ／￣￣￣＼
ヽ彡 ヽ / u ＼ いや～、こういうのはやっぱり適材適所じゃないかなあ。
） Y （⌒ヽ |
／ γ⌒ ⌒＼ l___彡| 俺は現場でがんばるからさ……
/ U | |ヽ〈 l
| ヽ＿＿人＿＿ノ | ヽ○/ ほら、お義父さんだって昔言ってたじゃん。
＼ `ー' |＼ ／／|
／ /⌒ﾉ ＼／ （ ） 足りないところは「君が補ってくれる」って。
/ /| |
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃
┃ 提督札を売却したことで、きめえ夫は1億圓近い現金を手に入れた。
┃
┃ その金と妻の持参金、更に義父の出資を合わせ、起業させられ──もとい起業したのだ。
┃
┃ （当然ながら、この1億圓を全て起業に使えた訳ではない）
┃ （老婆の供養と結婚式の費用、それに自宅の頭金にそれぞれ少なくない額を費やしている）
┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
94： 1 ◆WeAPMvKLVc ：2021/11/12(金) 16:52:32 ID:8cVg6g.Y
．-: ――‐: -､
／: : : : : : : : : : : : : : ＼
/: : : ,ｨ´¨: : : : : ｀¨: :｀丶、':、
./: : : /: : : : : : : : : : : : : : : : :ヾ
/: : :: : : : : : : : : : : : : : : : ヽ、: : '，
,': : : /: : /: : : : : : : : : : |＼: : ',: : : '，
i: : : i: : : i: /i: : : ハ: : : :| ∨: i: : : i それにしたって限度があるでしょう？
|: : : |: : : !/ !: / |: :i: :/ !: : i: : : |
i: : : : : :/ん圷′ !/!/灯か|: : i: : :i:! 「補う」と「丸投げ」は違います。
ヽ: : ｨ､.:| ﾏ_ツ 込ツ |: : !ヾ:ヽ
,ｒ': :~: !:j ,, ,, !: /: : {"｀ 厳しいのはわかってますけど、少しずつでも前進して下さい。
{: : : : :＼ rﾟ ￣ y ／!/､: : !
i{ﾐ､: :i; : :}≧､｀ー-―' イy¨ﾞiーヾ/､
/`ヾ: :`､: j､/ {! ￣ ￣ 丿 i li ＼
| ＼: : :_＼ ＼____／ i l | |
{ | ｌ｀¨/⌒ヽ,/{⌒}＼ | l | }
! ヾ ∨¨ゞﾐ､}--{ ＼! // !
} /,ｒ'"~⌒ヽ;ヾ:. i!,ｨ'"¨ﾞﾟ‐．｀:、 i
/ | { ﾆ二}:_:ﾐ /f二ﾆ } | ':
| ! 二ﾆ! ､!／ ﾋﾆﾆ j j |
} ／i i , ' ∠ '´ ヽ、 ヾ 、 !
/／ | i / / ':、 /i ＼ ‘,
| ヾ∨} {o o ∧// 丶、|
! ｀ﾟ-' ゞ ｀y' !
＼__＿_／ ｀¨ ｀¨"´￣´ ＼ /
∧ ,.〈 o o ヽ-‐､一'
//∧ //∧ ／//∧
//// ヽ／////＼ ／/////∧
,.⌒,ヽ γ⌒､ヽ
〈／●ﾉ＼ 人● ヽ〉
ヽ彡' ヽ / ヾ_ノ 確かにこんな呑気なことを言っていられるのも、お義父さんのおかげだからな～。
） Y （
／γ⌒ ⌒ヽ＼ 本当なら営業やら接待の時ヤバいヤバい。
/ | | ヽ
| ヽ＿＿人＿＿ノ | まさか君を連れて行く訳にもいかないしね。
＼ `ー'´ ／
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃
┃ きめえ夫は遠い目をして自嘲する。
┃
┃ 実際、義父には世話になりっ放しで、起業の際の手続きを始め──
┃
┃ ・弁護士・税理士の紹介（※義父の会社の取引先でもある）。
┃ ・銀行・各種会社の紹介（※義父の会社の取引先でもある）。
┃ ・土地や設備の収得（※義父の会社より払い下げ）。
┃ ・社員の雇用（※中核は義父の紹介や義父の会社より出向）。
┃ ・仕事の斡旋（※義父の会社(メイン)＋関係先からの斡旋）。
┃
┃ ──といった感じで、文字通り丸抱えだ。
┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
95： 1 ◆WeAPMvKLVc ：2021/11/12(金) 16:52:59 ID:8cVg6g.Y
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃
┃ だがそんなきめえ夫を見て、妻はご機嫌斜めだ。
┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
） o ノ
ﾉ _） ヽ ＼ ￣￣
.. -──‐‐- ..
. : ´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. .
..:.:.┛┗:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼___
,:.:.:.:.┓┏.:.:.:.:ｊ.:.:.:.:|.:.:|.:.:|:.:.:.:.:.了
/.:.:/.:.:.:.:.:.:.:.. /l|.:.:.: |.:.ﾊ.:.|:.:.:.:.:.:.|
|.:./.:.:l.:.:.:.:./|/ |.:.:.ﾉ|/ノ}八.:.:.:.: |
|.:.|／|.:.:.:/|ｰ┰ｊ／ 'ー┰ |＼ﾊl
|.:.了ｌ|.:./.:.l ┃ ┃ 乂.:! ……ちがいます。あなたも私も父にいいようにされたんです。
八.:.:.:.|ｲ .:..| /////////// }.:.:.|
{＼.从 .:.:| 人.:.|
乂.:.:.r:.＼ト f⌒ ∠|/|ノ
ノ⌒{:丶.:} /＼ ｰ‐=＜「L___
八 イ/{l >=< l八... /＾ヽ
/........./..乂イ二! ＼/.....〉/...... !
|...........＼..{ f冖l /..／/...／..!
|.......l...../...{ |二|l /... }...У........|
ｊ.......|..〈 ....{ |二V....／...{............|
{.......|.....＼｀マﾆ/／....... ｊ.......... ｊ
}........V........＼}／............/............ｊ
{.........У......o.{.................{............/
,.⌒,ヽ γ⌒､ヽ
〈／●ﾉ＼ 人● ヽ〉
ヽ彡' ヽ / ヾ_ノ
） Y （ え、君はわかるけど僕も？？？
／γ⌒ ⌒ヽ＼
/ | | ヽ
| ヽ＿＿人＿＿ノ |
＼ `ー'´ ／
96： 1 ◆WeAPMvKLVc ：2021/11/12(金) 16:53:31 ID:8cVg6g.Y
|
| 冷静に考えて下さい。
|
| 父は欲しく欲しくてたまらなかった提督札と引き換えに支払う筈の──あなたが貰える筈だったお金で、
| 私を始末して、あまつさえ子会社まで手に入れたんですよ？
|
| 当社の成り立ちや業務内容見て下さい、子会社以外の何者でもないでしょう。
|
＼
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣|／￣￣￣￣￣￣￣￣
／ ミ ヽ
/ ､ ヾ､
/ ハ ＼ ハｊ八
′ / / |ーキ＝!ー-- ヾ ＼
/ /_ 斗７{ i ! ﾊ | ＼ ヽ. ! ﾊ
, ７´ ハ ｌ ｊ /-ヽ ハ ＼ﾊ从{ j 株式すら父の会社が50％弱を握っているのですからね。
; / ｊ ! ノzミ､ , ｊ/ チ=テ三トヾ
/ ,ｲ i ｲテ≠天 V {/´ケニニトﾐ ! まあ私達夫婦で残り50％強でかろうじて多数派すけど、
ｊ / ﾊ| ｊ7/ｲニﾆﾊ ｀ヾx ' {ニニﾆﾊ Y | それだって今後は子どもたちに分散されていくでしょうね。
/ ｲ ! ｊ/| /ｊ/ {ニニ｣ ｀ヽ{ !ニニニi ! ト､
/ 八 ｊ! ｊ ハ| i ﾏニフ ｊ ゞ＝―┘ l ｊ } 合資会社としてもジリ貧です。
／ ヽ{|从 / ｊ ^冖´ ｀ ｊ i / ./
| |ﾊ ｊ｣ / ./ /_ノ
' V八 ＿ ｡＿_ / / /
ﾄ､｀ヾゝ､ ｀マ＿ ア イ /ノ
/｀ヾ､_}ﾊ」〕s｡､ ,,｡ィ i! ／
{ ｌ ｀{トーリ ｊ/ﾘ ≧＝≦ ! イ
i V |//´/ﾘ / ｲ{/ /ﾊ _ノﾍ -≠彡
､ ﾄy{//_ノ 彡イz ｒ┴､-= ￣ ＼ー ´
ﾒ､ゞ/イ イ,／ /: : : ﾊ -＝ｭ､＿_
ｲハｊア￣彡' イ: : : : :ハ ／ , ィ￣
i ﾘ７ ／ リ=ｭノ 〉_／ ／/
V 八,ィ＿彡ィア: : : j/ ／ / /
∧ .／} ヾ/ア´ ／_/: : : / ＞´ / /{
/ } ／ ﾉｰ､ {/ ＿.ノ: : : :/＞ ´ ヾｰ' ﾘイ
. / / ´ ／ ィ｀ｰｭ ィ７ : :_;／ ﾏ i!
′/ ｲ ／ ﾉ > /{_:／ ,, ィ´ |/
! ｊ i / ,イ / ﾊ／ /｀ ＜＿ ﾊ
. ｊ′ /ｰァ´ノｊ / ./ メ ｧ __ ＜_ ､
i 〈 ｊ／ /ハ! { ィ〈 ､_) {_ノ｀ ＜ /
,ｲｊ! ﾘ ∨ ＞ ー' / ､
:. 人_/{ ヽ ＞ ´ ∧
、 ｀ マ ﾊ
ヽ ヾ イ ハ
γ⌒ヽ
γ⌒ー―ヽ 〉
／ ヾ○ノ
／ ／´｀￣￣￣
／ ／γ⌒＼ γ⌒ヽ
／ ／／ U ｀~＼ ○〉
／ u ／／ ／⌒ヽ､＿ヾ ノ い、いや～、でも丸抱えでもなきゃ到底──
／ Y （
／ γ⌒ ⌒ヽ ……それに、実家とかもなあ。
/ | u | ヽ
| ヽ＿＿人＿＿ノ |.
＼. u ∩ノ ⊃ ／
( ＼ ／ ＿ノ | |
.＼ “ ／＿＿| |
＼ ／＿＿＿ ／
97： 1 ◆WeAPMvKLVc ：2021/11/12(金) 16:54:48 ID:8cVg6g.Y
=========================================================================================================
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃
┃ ──ああ、きめえ夫が大金を手に入れたことで、懸念されていた実家や老婆の親戚は当然騒いだ。
┃
┃ （提督札については表沙汰にはされず、単に「隠し金を相続した」ということとなった）
┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
,,...-──-...,,_
／""''''''''''''''''""´＼
､丶｀ ｀ ､
./ ／￣｀`ヽ i ∨_ 実家？きめえ夫くんは婆さんの家の家督を継いで姓まで変わったが？
j 、 } | ／ _ -==- ヽ／-ヽ
/ ＼ .l |′／ニ=、 __ノ ./、ヽ∨ 婆さんの親戚？家はきめえ夫くんが継いだから親戚に権利などないぞ？
.〈／´＞､〈_j／/ ｼｰ _ｰ-‐ ヾ∨ /
)ﾆｨ丈ｼ.: ヽヽ｀ｰ=彡ノ-‐ ｀ー- .）∠､ その証拠に彼はちゃんと死に水をとって施主も喪主もきちんと勤めたし、
/ノ ｀（ ヽ ￣ ､ 〈､＿ﾉ その時には君等はだんまりだったじゃないか。
./ ノ二)⌒ﾆ´＼ ! ＼ ∨
∠_工工＞ｧ- ヽ | i .l へ ……しかし、葬式にも顔を出さずに親戚ね。ふん。
{ ∠::::::/7TT'／ ', | / ﾊ_／:
∠::::_:::/｀ニ¨ ヽ 乂 ／ //: : : :
/:::::::::／ ヽ ＼_ ー─- ﾆ_- ´ ／: : : : :
￣!::::; ヘ ） ＼＿ - ⌒＞=-‐￢≦￣ : : : : : : :
: /~~: : : : 7ヽ ＿＿ ィ´ ／: : : : : : : : : : : : :
: |: : : : : :/ /:i:i::i:iヾ ／: : : : : : : : : : : : : : :
: :!: : : : / /:i:i:i:i:i:i:∧ ／: : : : : : : : : : : : : : : : :
, ─ ､ ＿ ＿＿_ /7／ﾉ,. ､
ノ ﾏヾ: : ヾ: :､: : : ＼ '´∠､
_,.イ ´'; ' , ., ﾞヽ !: : : :ヾヽ : : : i ／`′
＜;i;iﾉ_ ,. Y、: : : i:}: : :├-､）
_／: :i;i;i/|>! ｰ- 'n ヾ:､: : :|:／´ ああ、いいいい。これ以上は時間の無駄だ。
／:､ : : ヾ{ ヾ '^, -r,､ ;ﾉ: :ヽ:〈
./: : : : i : : : ﾊヽ 、 ,レ,ﾆア{_j: :∠: : ‘， 既にすべての手続は完了している。
/: : : : : :i: : : : : iヽ二 _,ｲｰﾆﾞ' / く!: : : |: : :ﾊ
イ: : : : : : :|: : : : : ヽ: : :`ｰ个ｰイ:;ヽ !: : :.i: :/:∧ 跡は弁護士と話してくれ。
/ : |:i: : : : : : :!: : : : : └:-:-ｧ: ＼. |:;:;:;:;i!: :./ /: ': :.i
７i: !:､: : : : : ﾉ: : : : : : : :∠: :_:_:_: ＼:;:;/:／:/: : : : :| まあせいぜい業務妨害や恐喝で訴えられんようにな。
{: !: ヽ:ヽ:-:べ: : : :_:_:_:_:_:_:_:,,;,,;,,: : : ／´: : : : : : : : |
ﾍ:＼:_: : : : : : :＼:_: : : : :-:-:‐:‐:":/: :O: : : : : : : :./
＼: : : : : : :/´ ヽ)-:-: : : : : : : : : : : : : : : : : :./
＼: : : ;ｲ , ﾄ､}: : : : : : : : : : : : :o: : : : : :.ｲ
.|＼f: :∪ﾚリ: : : : : : : : : : : : : : : ; : : ／: |
､: : :＼: : : : : : : : : : : : : : : : :／:ヽ:': i: : |
|: : : : : ＞:-: : : :_:_:_:_;,.: ＜;i;i;:;: :ﾄ: ､ﾚ:/
.!ヾ: : : : : :/: : :／ ヾ:;:;: :｀:ﾉ:ﾒ､
＼:ヽ:_:_;ﾉ:／/ ＼-､ﾚﾞ ',
|ヾ:_: :ィ'"´ ｀ ｰ--'
| ~/
八 /
｀´
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃
┃ 尤も、あっさりと請願巡査に会社どころか市から追い出されたが。
┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
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98： 1 ◆WeAPMvKLVc ：2021/11/12(金) 16:56:07 ID:8cVg6g.Y
┌──────┐
│ │
│ │
└──────┘
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│ │
└───┘
┌┐
└┘
,.⌒ヽ γ⌒ ヽ （「肩の荷が下りた」って、ああいう気持ちなんだろうな）
〈 ー ﾉ＼ ／＼ー 〉
ヽ彡' ヽ / ヾ_ノ （……代わりに別のものを背負わされたけど）
. ） Y （
／γ⌒ ⌒ヽ＼
. / | | ヽ まあ悪いことばかりじゃないだろう？
. | ヽ＿＿人＿＿ノ |
＼ `ー'´ ／ 寧ろ現状では利点のほうが多いし、まあ焦らずやっていこうよ。
/ ∩ノ ⊃ ／
( ＼ ／ ＿ノ | |
. ＼ “ ／＿＿| |
. ＼ ／＿＿＿ ／
_,。- ￣ﾆ=ミ
＿_,,，'´: : : : : : : :-=ミ: ｀ヽ
｀ア´: :／: : : : : : : : : : ＼ : :.
/:/: /: :|: : : |: : : : : : : : :∨: :､
ノｨ:{: :{: :｜:.:.::|＼ ､: : : : : ::∨: (＼ は～、そうですね。
川|: :| | i|ノ : | ｀＼､ｰ-: :.::∨::|
ﾘ :|: :匕八: : :､ 斗=ミ: : 从､j いつまでも抱え込むのは建設的じゃありません。
ノi 八 ﾍﾚｨｆ丐､::＼ トｨﾘ/｢ ))
／{: ∧ { Vｿ ｀⌒ ゞ'ｲ |ノｲ さっきの台詞（>>94）じゃないですけど、一歩一歩地道に行きますか。
} 从个ｘ ''' ′ '''' u. 川ﾊ
ノ＾＼乂:< ┌__ﾌ ｲノ三≧s｡
｡o个ｘ: : 〕iト ／／寸'＜三三〕iト
/ｼ´￣厂 ﾉ: }⌒7ﾟ／ ／＾トﾐ＞<三三心､
|/.:.:.:.:<／: :ﾉ厂＼ヽ／.:.:.:/.:.:.`'マh守三三>
,:.:.:.:.}.＜⌒⌒7＾ヽ／.:.:.:. /.:.:.:.:.:.:.:.:寸hx＞'三
/.:.:.ノ.:ノ´⌒>'ﾟ .／.:.:.:.:.:.:.:.:>:／.:.:.:.:.:.}三/三三
/.:.xへ/7_:／ ／.:.:.:.:._､‐''゛／.:.:.:.:.:.:.:.:从j{三三
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,.:.:.:.:.{.:.:.:.:. |:{／_､‐'゛.:.:.:.:.:.:.:./.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ｲﾆﾆ7三三
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＞,.ｲ㌻-ミ.:.:.:.:.:.:／.:.:.:.:.:.:.|.:.:.:.:.:.:.:.:／.:.:.:.:.:.:.:.:.:ｼィ(寸三ﾆ{三三/
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／／／ ヽ.:.:／///ﾍ.:.:.:.:.ﾉア /=|
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃
┃ きめえ夫の言葉に、妻は苦笑して仕事に戻った。
┃
┃ 彼等の今後は神のみぞ知ることである。
┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
99： 1 ◆WeAPMvKLVc ：2021/11/12(金) 16:56:47 ID:8cVg6g.Y
以上、投下終了です。
＿＿＿＿＿
／ （ ;;;;(
/ ) ;;;;)
| ／ ＼ /;;／ 世界観的に少し「美味すぎる」というか出来すぎな話ですが、
| U ／ヽ l;;,´.| . まあ今回の話の主眼は提督札と提督に対する信頼性ですので。
/ ∩ノ ⊃━・'／
( ＼ ／ ＿ノ | |
.＼ “ ／＿＿| |
＼ ／＿＿＿ ／
＿＿＿＿＿
／ （ ;;;;( . ──あ、それと提督札を見たギャル夫（提督）があんな反応だったのは、
/ ／ ＼ ) ;;;;) 提督として下っ端も下っ端（二等駆逐艦長級）だったからですね。
| ／ヽ /;;／
| ／￣丶 l;;,´.| だから知識も能力もアレですし、何より艦娘が封印(*)されてて緊急時以外
/ ∩ノ ⊃━・'／ . は直接サポートを受けられないんですよ。
( ＼ ／ ＿ノ | |
.＼ “ ／＿＿| |
＼ ／＿＿＿ ／ ※下っ端は艦娘の運用を色々と制限されている。
まあもし気付いたとしてもこんな感じ↓でしょうけどね。
ＮVVVVVVV＼
＼ ＼
＜ ｀ヽ､
＜／ ／"" ＼ .ノヽ. ＼
//, '〆 ） ＼ ヽ （う～ん…… 気の毒ではあるけど、個人的には今更っスよねえ）
〃 {_{ ノ ─ .│i|
ﾚ!小§ （●） （●） | ｲ （てか、これもううちらじゃなく政府の管轄っしょ）
ﾚ § （__人__） u. |ﾉ
＼ `ー'´ ,ノ （でもまあ一応上には報告しておくっスか）
/,,― -ー ､ , -‐ ､
（ , -‐ '" ）
`;ー" ` ー-ー -ー'
l l
ではまた。
100 ：名無しさん ：2021/11/12(金) 16:57:59 ID:r0TRT.0o
乙でした
投下中失礼しました
101 ：名無しさん ：2021/11/12(金) 19:21:22 ID:PxjWsut6
乙です
実際戦後に、一度紙くずになった現金を信用せず、金の現物を溜め込んでる人もいたけど
力と高潔さに裏付けされた提督の信用度はまさに黄金に匹敵するか、それ以上なのね。
インフレ対策としても不動産より頼れるし、この不安定な世界じゃ皆欲しいわな、それも上流ほど
垂金は、昔から娘婿候補を身内から探してたなｗ
タダで提督札を手に入れて、真面目で優しい娘婿を手に入れ、不良在庫な娘を処分
会社の古くなった中古機材を下げ渡すだけで、「孫」が受け継ぐ子会社を設立
きめえ夫と娘を含めて、誰もが特をして丸く収まる、正にやり手ですねｗ
103 ：名無しさん ：2021/11/12(金) 21:27:35 ID:Vs8PkWxc
乙でした。
前に海軍の特別会計を一度国庫に入れて提督を掣肘しようって政治家だか官僚だかがいたけど、
仮にそれができたとしても提督達がその気になれば独自に通貨を発行できるのかｗ
しかもその場合、帝國圓の方が潰れてしまうというｗｗｗ
104 ：名無しさん ：2021/11/12(金) 22:24:19 ID:XE5VoaRc
乙
しかしそんなのに課税とか下手なので理由だと神様激おこになりそうだなぁ・・・
自分達が下々に与えたものをかすめ取ろうとする不届きものレベルだし
105 ：名無しさん ：2021/11/12(金) 22:44:28 ID:QD84zb8A
乙です
海外では信頼されている帝国円も
帝国人からは信頼されていなかったのか。
まあ帝国は経済成長と同時にインフレしてそうだしなあ。
それにしても政権に権威とゆうか信用がないんだな。
106 ：名無しさん ：2021/11/13(土) 01:40:47 ID:lMfJnT6g
乙です。
一条伯爵やジャイアンは提督札をたくさんもっているだろうな。
提督札を実際に死んだ後、一緒に燃やして貰ったら罰が当たりそうだな。
107 ：名無しさん ：2021/11/13(土) 01:49:32 ID:tqfUN4/c
乙
あの世にまで持っていけるって発想はなかったから目からうろこだった…
108 ：名無しさん ：2021/11/13(土) 02:39:22 ID:vqwAUijo
乙ー
預金封鎖や物価問題は現代社会でも懸念している富裕層も多いらしいから切実だよな
この世界観の社会なら提督関係者が価値を認めてるなら相場よりも高めでも買い集めるのも納得だわ
この様子だと提督に直接会えなくても地域の艦娘神社に持っていけば誠実に対応してくれそうだね
109 ：名無しさん ：2021/11/13(土) 13:04:56 ID:slLhhOgo
あの世まで金は持っていけないぞ、ってのは銭ゲバに使う常套句だからな
あの世にまで全財産持っていきたいのが業突く張りの本音でしょうしね
実際降臨してる神がいるってのは、あの世の証明になってるし、その神の祈りが込もった金ならなんとしても手に入れたいよねぇ
死期が近づくほど、提督札を求めそう いわばあの世の金への両替か
ただ、嫡男は垂金の息子で、ちひろの兄貴でしょ……遺言に遺産相続の条件としてしっかり書いとかんと絶対に燃やさないよねｗ
110 ：名無しさん ：2021/11/13(土) 13:16:56 ID:umMvpTFQ
乙です。
もしかして第二の大崩壊に備えて提督達は独自の通貨を製造して持ってたりするんだろうか？
111 ：名無しさん ：2021/11/13(土) 14:04:20 ID:wHEsiu9.
海軍が独自に発行した軍票が普通に帝國紙幣として流通していても不思議じゃ無いよね
銀行だって普通に受け取るんじゃないかな
112 ：名無しさん ：2021/11/13(土) 17:19:00 ID:XE5VoaRc
さすがに提督達もそんなことしないやろ自分たちから今の安寧をぶっ壊す行為だぞ
未開の土地とかだと分からんが・・・
113 ：名無しさん ：2021/11/13(土) 20:06:36 ID:RFV9TNkk
乙です
人間社会の維持が全面的に提督の存在に依存している以上、政府が滅びようとも
提督が滅びる事はないですしね、提督の滅びは人間社会そのものの崩壊ですから
その提督が価値を保証する提督札ですから、政府の意思など関係なく価値が維持されますよね
政府が、もはや無価値だと宣言しても「お前にそんな事を決める権利or権威があるのか」で返される
言い換えれば人類社会の存続とともに不滅の価値を持っていると言うべきか> 提督札
114 ：名無しさん ：2021/11/13(土) 20:17:56 ID:LMbyr5cQ
おつでした
ロレンス邸にも提督札が眠ってるのかね
115 ：名無しさん ：2021/11/13(土) 20:39:46 ID:umMvpTFQ
こう言う話を聞くと、提督の身辺整理って重大な問題だわ。
仏舎利なんてものがあるくらいだから、しっかり管理しておかないと提督関連の遺品を持ち出してきて変な権利を主張されかねない。
116 ：名無しさん ：2021/11/13(土) 22:09:53 ID:.rD/c8Pw
乙
ちっひ娶れるとはやったじゃん
義父は囲い込んでお金を上手く自分の所で回したｗ ごたごたとかの対処は経験値が無いと大変だしお陰でもあるのだろうけれど
提督札とは貨幣を発行させれる程の信用が今もある存在か力が遺伝するんじゃなくて社会にとってマジ良かったな
117： 1 ◆WeAPMvKLVc ：2021/11/14(日) 12:35:59 ID:ZKoC4P0E
>>27
＞安定している帝国でもこの立場と考えると
＞安定してない崩壊初期や長官級が複数存在し得えない相対的でない絶対的な存在になる大多数の国家では
＞豪州やる夫なり面倒な位置の欧州海上自衛隊の例を考えると
＞政治的影響力というか存在が政治に与える重みが凄そう
長官級が存在する（＝誕生する）のは英日独仏伊露の6ヶ国のみです。
加えて誕生する確率にも差が存在し、英＝日＞独仏伊＞露となります（英日を100とすると独仏伊50、露25）。
＿＿＿＿＿
／ （ ;;;;(.
/ ／ ＼ ) ;;;;) なお1年間に誕生する長官級の数は──
| ／ヽ /;;／ 英：1.500人、日：1.200人、伊：0.228人、仏：0.209人、独：0.190人、露：0.052人
| ／￣丶 l;;,´.| ──となります。
/ ∩ノ ⊃━・'／
( ＼ ／ ＿ノ | | アジア太平洋地域の帝國ほどではありませんが、欧州も英国一強ですね。
.＼ “ ／＿＿| |
＼ ／＿＿＿ ／
∧
|. | .へ
┴:┴／ ヽ いや、長官級だけでも他国に半分弱もいるんだぞ？
／. ／ | ヽ
／ ／ ｎ. ∩. ! ｎ n | 単純に全提督の数を比べれば、独仏伊露合わせればほぼ我が国と同数だ。
/ ｎ. |:|. | |. | |:| |:||V７
く V |:|. |:|. | |. | |:| |:ll / 加えて人口や国力では大幅に劣勢となれば、とても一強などとは言っていられんよ。
|. U U. U | U し . |
| |￣弋二>‐亠く二ﾌ | 寧ろなまじ圧倒しているからこそ、警戒されて手を組まれる始末だ。
| |:_:_:_:_:_:_:_:_:_:_:_:_:_| |
| | | | | ＿＿
| | | 「 |ヽ `ヽ
二| レﾍ | ﾚﾍ| | ￣ `ヽ
／レへ.__> | / | | ￣ `ヽ
∧ あと主敵はあくまで深海棲艦だからな？
/|＼⌒｀ヽ
v||.| |||＼〃ヽ そして我が国は、国土の北方と西方を（盾となる島もろくになく）無防備に大西洋に晒している──
|!‐,‐、,┐| ..::::|
l|｀T￣~| | :::::| . この意味がわからない筈ないよな？ 我が国は「決して戦力を大陸に集中できない」のだよ。
'λ|__／√ヽ／⌒ヽ
/`!___,ノ〃/ r ⌒｀ヽ
/ヽrrrr‐､ ( 〉``ヽ
|ﾄ、i ) ..:::γ /
ｔ ヾ √⌒ヽヽ .ゝ´
(⌒oゞ ＿＼ .:.＼ノ
Y |￥彡 ｀ヽ、::::ﾉ┘
｀ (○０ニニニニ;〔
118： 1 ◆WeAPMvKLVc ：2021/11/14(日) 12:36:41 ID:ZKoC4P0E
この中だとロシア（西露）が当てはまるかな？
長官級の数が少年や老人を含めてもせいぜい4人ほどですから、その権威は（比較対照的に）飛び抜けて大きいかと。
. ´ ￣￣ =ミ
,，´ ｀ヽ、
. , ヽ
／ / / } ‘，
. , ′ / ∧ ,′
/ / / | /|ｉ | ∨ i
ノイ i ﾊ 斗/-|{ | /ヽﾄ､_ | i | i
|{ | ′Ⅵ′八{ ＼ヽメ、 | ﾄ､
. 八 | | y'ｆﾁ斧 ヽ x=ｭ､ | |{,ﾉ ＼
/ ＼ﾄ､{ 《弋うﾉ "{じ::ﾊ》|{i 八 我がロシア帝国は、長官級を含め年間200人以上誕生します。
. ′ ｀ ﾊ ゞ ' 八 , ' ‘，
. ｉ{ ! ｀ ' 厶イ i これだけの数の提督が、僅か数人の長官級によって統率されているんです。
八 | ヽ _ ｲ | i|
＼{ヽﾄ､ i＞ イ }/ｉ , i{ 八 加えて東方のウラル戦線を始め国内各地に戦場を抱えていますから、
ヽ )ノ /＼≧≦i){ノ}／ }ノ}／ ）′ 軍──なかんずく提督の権威は相当ですよ。
／ | | | | ／）
__,， fi´ ﾉ | | ｀ ／／ _ ／）
/ || ／イ:Ｔ:rへ ／ ｀こ7 _ 厶}／／
. ′ ヾ／ f⌒Y／ ヽ{ ,へ ヽ∨
ｉ !::／ ／ソくノ) , ′
| /7≧x.､ ／＼ .イ7く /r‐' /
| {: /三三ニ／ ｀くﾐ三三{ ′ /
| Vニニﾆ／ ＼ 〉三三}＿__{_
| ｀寸i／ ヽ ／三「 |
_,.,_
_ -=--= - _
/-=- -=-.} -=_
, -=- -=--= } -= _
_ -､ V -=- -=- _,.-_-_ヽ
γ_´-=- ､ V -=-,｡≦アﾆ-- .=-ヽ _
八-=- -=- ,｡≦ア｡s≦二二二ﾆ＝-_i:ﾉv-､_
_ _,,.. -=ﾆﾆ_)//ア／二二二二二二ﾆ=-ﾉ. ///,｀Y
-=-=- ￣.' .' .'￣ , ｀ .ｰ - - ‐､"´ヽl ｀-､U.ﾉﾉ´ﾘ
. { i i i / l l ヽ '. /
{ { :{ i: / .l lｨ＝､} }ヽ ﾘV/ その戦線の維持を各国からの援軍に頼ってる癖に、
. 八 { :{ i/,ｨf/ﾊ`､ / ﾋiﾉ } ﾘ ｀､ｰ‐'/:::V､ 随分と偉そうですね～。
. ヽ v ( V ヽ乂ツ )／ , ﾞﾞﾞﾞ} _/_ /ヽ/::::/:::〉､
〕=-=-V vヽﾞﾞﾞﾞ ﾉ {､_)〉 /_／::::/ :/ﾆﾘ､
／ﾉ l-､ _)〉))〕ト､ - ' .／乂 ＼ ｀ｰ､´:_／ニ/ﾆV
｀´l l ＼ヽ{=-:} ｀ rｰ ´┐_,,..,ヽ ＼ _-_ _-_マﾆﾆニﾆY
ﾘ /l . ヽ ＼｀ｰ_-_‐┐「_ ﾘ‐ ‐ ‐┘､ ヽﾆﾆﾆﾆﾆマニニ}
／ /l l _-V ,＼_-_-_」 ｰ ´ﾆﾆﾆﾆﾆﾆV Yニﾆﾆﾆ=- "´
. ／/／ :lヽ／ﾆニV Y//ﾆvﾏヽ＼ﾆﾆﾆニv }￣
/ .// :{/ ⌒ヽ／ V }l lニﾑ .ﾏﾆ､ ヽﾆア )/
{ ./ .' :{:ヽ´(_,､YニV ::}/ニ「 -=-ヽ:::::::.ヽ
{ {: ﾊ -､ (::.::.=ﾏ:} / う:::::.｀ｰ-‐':::::::::::::.＼
119： 1 ◆WeAPMvKLVc ：2021/11/14(日) 12:41:23 ID:ZKoC4P0E
＞そら提督の武しか推察はできないが海上自衛隊を通して本国を見るわ豪州やる夫もそう見られたのかな
欧州同様に帝國も残留外国人を通して本国を見てますよ。
|
| 英国海軍は我が国より明らかに優越しているし、独仏伊露海軍も合わせれば我が国にほぼ匹敵すると思われる。
|
| 人口を始めとする国力については言うまでもないだろう。
|
| これだけの戦力・国力を持つ欧州がむざむざと滅びる筈がない！
|
＼
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣|／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
,.-‐''" -- ､｀"'‐- ,,_
‐=､'ﾆ´- ￣｀ zｰ'ｰ- ､ ',
-=ﾆ,.=-‐,..、 z｀ - ,_ ｀´!'
`ｰz‐' i.r ;ヽ' rr;jｰ r' 人道的な配慮以上に、政治を考えれば残留外国人への配慮を欠かすべきではない。
｀i. '､(i l
',,.r`'i. ＿i´ ,､_
| ` 'ー,' / ｀'' - .,_ _,,
. ,. '/｀'‐.､ 'ｰr- ' / `''ー '",.'
＿＿ ,.-i" .ヽ ｀'ｰ ,､'､. ,.､ / , '
,.-'-´- ､ l ヽ ,'""i;＼ | ',､. / ,.'
,.' ヽ '--.､,. '´'､-.､l､＿!',. ヾ'.､ r'=! l. i ./ , '
! i .／ ヽ ｀ l '､!ヽ,ゝ／.,ノ ,! l ./ , ,.'
l ､ ｀' ､. ヽ. | ヾ ﾟ,.' ' ｨ i/ r;- .,_ ,.'.,.'
. ', ヽ ｀' ､. ヽ!. ,...!､!,_ '/ `'-､'ヽ;'
. ヽ ヽ ｀' ､,.r'" ｀"ヽ､_,,. 'ﾞi ｀`'ｰ- .,,r'´;｀ヽ ',
. ヽ ヽ ,. ‐' ヾ､ ! ! r'´;"'ｰ i'
ヽ ,｀ｰ'" | `!. ! ,.ri"´`- , r'
ヽ ' ,. ‐' | ', ,. !,' ｀'' ,)'.´
',､ , ‐' ! ／ ','- .. ィ´l
|
| だが逆に考えれば、そんな彼等の力を持ってしても戦線を突破できない状況にあるということだ。
|
| 我が国も決して油断はできない。常に余力を残しておくべきだ。
|
| 故に、これ以上の戦線拡大には反対する。
|
＼
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣|／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
'‐‐‐‐‐――‐- ､.._
‐ﾆ`､` ￣ `ﾐヽ ､!,.ヽ-ｧ
二´`ﾐ_` ‐,.. -､､' l/ {
`ヽ/'ヽ'l/'´-､_ `'´r'
,|ゝ-''´ ､,,,.` ' .ノ
__,....i-/Y ´l. | 寧ろここは足元を固めるべきだ。
, -‐‐''､'' '´ / | 丶 ゝ __.._´.‐'
ノ ヽ . / ! ゝ ＼___ /､
/ ;l <..__ |! .／ﾆl´ﾉ`l ＼_
/ ;; _,.. -'´ト,.ｲ; ﾉ!/､_」 ヽ
/ i 丶 | .〉.ｲ 'ﾉ .＼ ;.ヽ
ノ / .ヽ | / ｜/ ﾟ/ ﾉ ヽ
／ ／´ l, |./ .|/ ./´ ｙ 丶
/ .／ `! | / ／､___ / ヽ
! く､ ヽ | .ノ／ / ゝ-,
'､ ＼ Ｙ,- ' イ ゝ
＼､ ,.. i'‐‐､..-､_ / |!Ｏ ノ ヽ ＼､
ヽ../''/ 'i, 'l )､_'_ ./ ｌ ｌ' ゝ _....ゝ_､
￣ ｀ '' `'´`´ '‐‐‐'-- ' i ､__.|___ .| | ＼ /´', ` ヽ_'ﾆ-､
‐‐‐--- ､......... _____ ￣ ` '' ‐‐`--- '´ `= ､...`‐_'_.
120： 1 ◆WeAPMvKLVc ：2021/11/14(日) 12:41:56 ID:ZKoC4P0E
>>28
＞強くなれど、強くなれど、我が仕事楽にならざり じっと高町パイセンを見る
-=ﾆ¨ヽ｀ヽ
≧ｭ､;:::‘.， ,...-‐…-..､＿
,..-:':´:_::-:‐-､ヽ'":::::::::::::::::::::::::::::::`ヽ
,∠-‐,7´::;::-一-:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::‘，
/´:;／::,ィ'´,:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::‘:，
/::,イ . / ./´,ｨ : :r､: : : :.:.:.:.:.:::::::::::.. ' . . . ..}!
j;/ ./:::/ ./.:/ｲ.{.i..| ﾏ:.:ヽ:..:.ヽ:.:ヽ:::ヽ,|. . ｌ ..ｌ
!::,ｨ::::{! .{..|::|:|::| }!:.::::}:.i:::::}:::::}!::::::}:::ｌ::!:::}
lﾚ'.|::::|!:::|::|_l｣L{_ }斗┼jテjミ::}!::}⌒､:i::;′ 位階が上がれば次のステージに行く。
j! |:::lﾄ,::|!:ﾄ､ _, j|!¨´__ _ j|从;j-､.}::/
|::| ';:{ﾄ;|!¨´,:. ｀＾¨ jl|,ﾉ-ノ/ ──当然の事だろう？
.ゝ!弋{.';:ｉ ` rｒ.'´/
ヾ ヽ ‐ ‐ .{:l:j/
ヽ､ ,.ィ ﾉ;〈
_,..｀〉 ,....＜´:::Y-､
,f´:::::::} ∧::::::::::::/ｰ､:＞:.､
,..ィ/::}:::>'´!.{::|:ﾏ::::::/:::::::::::｀::＜＞.､
,..ｒ':´::::/::/jｨ､- |o|:::ﾏ:/:::::::::::::::::::::::::｀ｰ:､＞.､
/:::::::::::::::ﾚ'/}ﾆﾆﾆﾌ:::|:::::¨:／::::::::::}::::::::::::::,ィ'⌒':ヽ
{::|::::::::::::::::://ニﾆﾌ:::/::::¨´::::::::::::::::|::::::::／:::::::::::::::‘，
|:l|::::::::::::::/:/ﾆﾆフo/::::::::::::::::::::::::::::|:::::/::::::::::::::::::::::::}!
|l|-‐┐:::{:::{ﾆﾆ7:::/::::_:_:_:_:_:::::::::::::::|:::/:::::::::::::::::::::::::::}!
|o;::-'|::::{::::|ﾆ7o/:::::::|_::::::::::￣¨¨i::::|/::::::::::::::::::::::::::::::}!
.|¨¨´|:::::|:::ﾚ':::/::::::::::}::｀::､o_::-::┤::|!:::::::::::::::::::::::::::::::::}!
＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ─ ＼
／ （●） （●） ＼ なにその無限地獄。
| （__人__） |
＼ ｀⌒´ ,／
／ ー‐ ＼
>>29
＞このやる夫、現実を受け入れていなくない?
まああくまで便宜上（解説用）ですからw
＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ─ ＼
／ （●） （●） ＼ 違うお。理解している上で足掻いてるんだお。
| （__人__） |
＼ ｀ ⌒´ ,／
r､ r､／ ヘ
ヽヾ 三 |:l1 ヽ
＼>ヽ/ |｀ ｝ | |
ﾍ lノ `'ｿ | |
/´ / |. |
＼. ｨ | |
| | |
＿＿
, ' ヽヽヽヽ ｀ ､
／ ヽヽヽ ヽ ヽヽ
/ ミ ､ヽヾ ヾ } ヽ
/ ヽﾐ ﾞﾞﾞﾞﾞﾞミ,rz､,/// }
ﾉ ﾐ ,,, ﾐ )ﾉ''´ｌ }
( ﾐ 彡≧z､ﾉ ﾉ ﾉ l }
/ ,rz､ / .八 弌ラトz, .云.≦ ﾉ
{ / /f l l ﾆﾆﾆ {.└'ノﾉﾉ 無駄な努力を。
{ _{__{ llヽl ､ l ￣ /
_,.．-'''" /乂__ｌ ヾﾉヾ / ──てかお前、最近急に小物っぽくなったよな。
. ,．-'''" { l / ｌ＼
' { ミl ⊂二7 /. ｌ ＼
､ { ﾐ ヽ /≧z l ヽ
ヽ { ﾐ ≧ ､ ./////ﾉ ）
ヽ ＼ ﾐ ヾミ≧.､ ///// /
―― ＼ ＼ ｀ミ彡´ﾌ///// /､≧ ．
二二二}. ＼ ＼ /､///／ ／ヽヽﾆﾆﾆﾆﾆ ヽｰ-
二二二} l ＞―――――≧z ．_ ≦＿_ ．r≦ヽ ヽ ヽﾆﾆﾆﾆﾆﾆ ））
＿ ,r==z､,l __,,.. ．-‐ '''""~__,,.. ．-‐ '''""~／ / } } ,r==z､ﾆﾆﾆ
121： 1 ◆WeAPMvKLVc ：2021/11/14(日) 12:42:37 ID:ZKoC4P0E
>>31
＞ここまで長官級は強いと今まで戦死したのはいないのかな。
さすがにそれはないでしょう。深海棲艦はそこまで甘く有りません。
＿＿＿_
／― ― ＼
／（●） （●） ＼ 海での戦いは、いろいろな意味で陸の比じゃないからねえ～。
／ （__人__） ＼
| ｀ ⌒´ | . 特に当時は教育体制はもちろんのこと組織も戦術も確立していない上、
＼ ／ 対する深海棲艦は本土の四方をガチガチに固めてたし……。
／ ＼
| ・ ・ ）
. | | / /
| | / / |
| | / / |
(YYYヾ Y (YYYヽ |
（_＿＿ノ-'-（'＿＿_）_ﾉ
＿＿＿_
／ノ ヽ､_＼ 「提督は提督であるが故に強い」？
.. ／（ ○）}liil{（○）＼
／ （__人__） ＼ ふざけんな、ちゃんと訓練＆連携した方が強いに決まってるだろ！
| ヽ |!!il|!|!l| / |
＼ |ｪｪｪｪ| ／ あと戦略マジ大事っ！ 戦わせる前にまず環境を整えろっっ！
／ニニニニニニニニニニニニニヽ
’ニニニニニニニニニニニニニニ ﾊ
ｉニニニニニニニニニﾆ}ヽｨニニニニｉ|
|ニニニニニニニニ /}/ /∨ヽニニﾆ|
. ﾄ.!ニニニニニニ==─…ﾐｘ 0 ／》ﾆﾆﾆ│ 俺達の時代に、そんな余裕も知識もノウハウもある訳ないだろ。
Ⅳ≧ー…ｬ77//--｡-ｫ///l} 0 彳ニニﾆ|
》 f77ﾊ ∨/≧==彡//ノ 《ニニニl| ﾄ
｀7 V//} ∨////厶イ==ﾐ iニニニ| |∧
⌒i￣ ＿＿￣￣´ 》//∧ lヽﾆﾆﾆl| |/∧
ﾄ ∨ .//| ﾄ. {7∧ ∨///i| ∨＼ニゝ ＿＿ | ∧
|∧ ∨//| |∧ ∨∧ ∨//l| ｉ}///777{厂三{ | /∧
|/∧ }ヽ/| |/∧ ∨∧ ∨/l| ﾘ }////|∧三≧| ∧.=
| ∧ ､|__i/| |//∧ 》/∧仆ー=彡' '/// l|/∧三 i| 三
| /∧ ≧彡. 》====≦/// l i '//三| ∧三| 三
＼ | ∧イ三／三》 ∨//// j ｌ //三 i| /∧ .乂＿_ノ三
/∧.| /∧.／三 ィ/∧∨/// / '//三三| //∧三三三三
122： 1 ◆WeAPMvKLVc ：2021/11/14(日) 12:44:05 ID:ZKoC4P0E
当時、提督の数は今よりも遥かに少なく、かつ各地に割拠していた。
必要に迫られ統一こそしたものの、「集まっただけ」の感は否めなかった。
また提督個人も学ぶ時間もノウハウもなく、戦いの中で学ぶ他なかった。
つまり戦士ではあっても軍人ではなかった。
更に当時は陸戦が主体であり、まともな海戦（広域索敵・対潜警戒・機雷掃討・上陸作戦等も含む）の経験は皆無と言ってよかった。
深海棲息艦や瘴気、そして（世界の法則が変り瘴気にも侵された）海に対する知識が余りに乏しかった。
当時の帝國は、提督をサポートするどころか提督の多大なサポートを必要としていた。
また当時は本土沿岸にもかなりの深海棲艦が遊弋し、多大な防衛戦力を必要としていた。
このため、ただでさえ少ない戦力をこれらの任務に割かなければならなかった。
当時は樺太／千島列島／伊豆・小笠原諸島／南西諸島／朝鮮半島と本土近隣の全周囲に深海棲艦が強固な要塞群を築いており、
これらに同時に対処するために（更に）戦力の分散を強いられた。
|
| これらの問題を、俺達は身を持って解決した！
|
| 戦うことによって深海棲息艦を、瘴気を、海を学び、戦線を押し上げることで戦力と時間の余裕を作った！
|
| 教育、戦術戦略のノウハウを蓄積した！
|
| 帝國が独り立ちどころか俺達を支援できるほど富ませた！
|
| お前達の「今」は、俺達が血で築き上げたものだぜえっ！！
|
＼
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼|￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
|ヽ＿／ヽr'（ ノ（／| ,,､-ｰ ―- ､,
､,r､| ｀''"（ ,､ '" つ ｀ﾞ' - ､ lヽﾚﾚヽ／l＿ｲ_
ﾞ''イ ／ と ヽ, ＼―'
７ ／ "" ｰ ヽ ﾉ
┃ よ. こ あ / / ,ｨ rニ ', ＜ 思
┃. く と の （ /:| ,'/lrﾚ"(ﾞ（"（ l つ い
┃ 思 を 時 ＞ / :| ,'| （,,（ﾞ,,r--ｰ―-==;z ､ r､r､ | ろ だ
┃ い の ,ｲ / : :| ,'lﾞﾐo 〈" :,,､-ｰ ､;;Y /:|｀ﾞ''ｰ､ノ ﾉ .jY､ | ） し
つ だ | / ::::::| l|ﾞﾐｏ ヽミ::ﾞ' ﾞﾞｰ-ﾉ :/ /::,､;;; ､｀' ､ｿ ノﾘr }∠ て
// せ ,「 / ::::::::| lヽ(｡/-yｰｰ-ミﾆ;;"ノ', :}::ﾞ -2,,ﾞi,l::::ﾞl"彡 ﾘｲ ろ. み
・・ （ / ::::::::::|. ,':::| |::::: | ､:::| ,,､::〉:::::''ｰﾞ'､''- ､;;彡'",,,／ｲ う ろ
＿（_,/::::,､- ､| ,'::::| |: l| l: | | l:: |;;/ :/ r,ｧ":::｀ﾞ＞ｰｰｲ) ,, ｲ / //
） ／ ''ｰx三＝､-＼' ::::|ll| |;|.l |;;| l: |;;;/ / ./;;/ / /ﾌ::: ::イ:::/／＿ ・・
ﾚ"ﾌ／~| ＿ ,､ ,/ _彡"´￣ ヽ:ヽヽlﾚl |;|.l |;;| l |;;;/ / /;;/ / /// /〉 :::/ ::/ ￣∠＿＿ （￣
:::::,､-|/ ,'"V .N'''"/-ｰ-､"ﾞ } l|::|ヽ: ', |;|.l |;| l |;;/ / /;/ / /// // :: /::::/ /| /::::| /ヽ|
:::／´ ,,､ﾉ _/::l :/ｰ '''''''ﾞ .::| ::ﾉ:/::ﾘ:::ヽ:ﾞj;|.l |;j l |;/./ /;/ /,///:/;/ /::: / ./::| / : ::ﾚ'"W"
/ ／ノ',／:::::::| { .::j-彡"::ノ::l|:: l'':::ヽ|:ヽ;|;| l /;/ ,／/::／/／|ｲl|::/ /::::| /:::::::::/
j／ :::', ...::::| ::' ､,,,,,,,,,､-'===彡'"::/::: ',::::::::::'ｰ-､ﾞ::::::ﾞ''::∠／;;ｨ'": //;;|ﾉ ./::::: | /:::::::::/ ／/
:::.........Y ..:::::l ,,;;;| :: :::::::::::|~ヽ:::"／"" 三ﾐ ',::::::::}}::::::::::~''ｰ'''"´::::::::ヒノ:/ノ /::::::: | /::::::::::/ ／:::/
::::::::ｲj:{::::::;r'Y'" | :::::::::::::ﾉﾐ: |:: /:::::..,､- '''ｰ､ヽ :}}､:::::::''",､ ''""彡 ::'" /｀'､/::::::::: |/::::::::: / ／:::: /
:::::::::j l|ﾞﾚ'" ', ﾋ-ｰ '''" |:::l|:::／ｨ-ｰ' ',| }} ::: ／彡 彡 ::" / ヽ:｀ﾞ''ｰ､:::::::::/／::::::::/
｀'ｰ､ ,r':::,r'' '"´￣ | ＼〉"彡" 彡 ::'" / 〉 ｀ﾞ'／:::::::::::/
彡"" :: l| /l| ／:::::::::::: /ｰ､
::::::::::::/ ヽ､
,.:::''::´::￣::`:::.、
／:::::::::::::::::::::::::::::ヽ
/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::}
l:::::::::::::ゝ－－－－ ι
|::::::::::::） ◯ ○ （ ……まあ、俺達が脳筋だったことは事実なんですけどね？
,ｌ::::::::::::η ||||||| ゝ
ゝ---η. ||||||| ゝ うん、確かに「提督は提督であるが故に強い」とか思ってたわ。
/≦ ヽ .| | ≧
{ l l |* *| | l 「戦いの中で学ぶことこそが最強」とか思ってたわー。
{ .l l .| * | .| l
/ l l | * | l l
l ---l l-- -l l
| ｀^^ ｀^
＿＿__
／ ＼
. ／ ＼ 「おれにはこれしか（でき）ないんだ！」
. ／ ／） ノ ' ヽ､ ＼ 「だから、これがいちばんいい（やりかたな）んだ！」
| ／ .ｲ '（ー） （ー） u.| ──って意識もありましたけどね。
. /,'才.ﾐ)ﾄｪｪｪｪｪｪｪｲ）／
. | ≧ｼ'ヽェｪｪｪェ／ ＼
／＼ ヽ ヽ
123： 1 ◆WeAPMvKLVc ：2021/11/14(日) 12:44:51 ID:ZKoC4P0E
＞長官級の大洋を越えての空輸は安全で確実に荷物を運べるのだろうな。
く~''＜
{{l＼r======(◎)
ﾞ辷=＼ｰ‐‐=彡'｡, ~''* ｡,
/⌒V＾丶, :0.: : : :.^'*｡ ~''* ｡,
∨// }is｡, 0.: : : : :^'*｡ ~''* ｡, ,､-､
_,､､ Π ＾⌒}is｡, 0: : : : :.^'*｡ ~''*ｧ'ﾞ{｀¨´∨
〃⌒}}｛山｝ ⌒}is｡, 0: : : : : :^'*｡ 乂{_ V
∥ _,､ -‐‐- ミ _＾⌒}is｡, 0: : : : : : ^'*｡ ﾟ,
{{_____,､+'~ `Y(￡)、 ⌒}is｡, 0: : : : : : :^'*｡j jL
｀¨アﾟ'´ ｀` ､ 辷彡'
, 'ﾟ / ,,､,、 ､ ＼ l}}i⌒Ｖ 二式大艇ちゃんは艇扱いだから、（一応）防御結界も張れるのよ！
__ W ′{-｛l⌒} } { V从 ∨
. {{／￣}~''＜ {l j⌒＼ {{ l Y^弌 ; ナ‐人 } i}i, V 航空機の豆鉄砲なんて（基本的には）へっちゃらなんだから！
/ /＼ : : ~''＜ i⌒辷==∨/从 乂j り 厶イ斗劣ミ } l}ﾑ 〈
. {,__,／: : : :＼: : :. :.Yｰ‐く.: : : :.∨/'^＼州'", じり ﾉ ,ﾉ^∧ V { 乂_,,ﾉ }
l{: : :／) : : : : ＼: : l{‐‐‐}l＼.: : :∨// {{从 _ ､､厶イ イ /∧ V / ＼＿＿＿／V /
l{ : (／.: : : : : :. :.＼l}_,／＼/＼.:.:∨/ {{ｌ{沁＇-' _,､ ,／{ /∧ V } } ‘, 〈 /
. : : ｌ: : : : : : : : : : : :＼_,,／＼ ＼ V/{{ｌ{ ,､ 〕iﾆ爪 〃／｀ ､ /∧ V } } ﾟ, ∨/
. ∧: :＼: : ／).: .: : :. : :.＼_,,／＼,/＼ {{／. .l{＿｛____,{{'ﾞ＿_,ﾉ ＼ /ﾑ ﾟ, } } ﾟ, 〈
. /∧: : : :(／.: : : : : : : : : :.＼_,／{{: : :.＼ ／⌒7ﾆﾆi￣￣}＾､. . . . /＾, ∧ { ﾟ, ／}l､
/∧: : : : : : : : : : : : : : : :_＿_ ⌒Y辷ｰ┓､／'0ﾆ=! 0 { }. .. .} } {＿≧=‐七升__}ｌ∧
{ ｰ┓: : : : : : : : : : : ┗==廴ノ 厂￣rv,＼-=ﾆl { }. .. .} } } j＿}ｰ‐‐‐{＿＿{/ ii
乂つ┐: : : : : : : : : : : : : ｛¨}}´＼_{{ {｀ヾヾ`､ﾆｌ { }. .. .} } } __i{￣￣￣￣￣￣}/,ll
~~ﾞ＼ : : : : : : : : : : : : `'}}､＿_{{人 }＼il { }. .. .}､__,r━━‐- ミ /￣∨}} }} l}/,ll
＼ : : : : : : : : : : :＿＿ ⌒Y辷ｰ‐┓`寸ｰ‐｛,,ﾉ. .. .}. .. .＼＿__ ＼ ∧＿/ {{ {{ l}/,ll
沁､ : : : : : : : :┗===廴ノﾉ￣￣`Y, } l}^'. .. .j､. .. .. .~''＜)， 「￣{＼ } '､ }} }} l}/,ll
. , 9'＾沁､_:_: : : : : : : : :八}}´.: : : : : : :}l∨ l}＿_,/ ＼. .. .. . . .}} |＿_} }/ ／￣￣＼{{ l}⌒i
,♂ﾟ ,6'ﾞ＾~￣＼.: .: : : : : :.}}､: : : : : : ,ﾉ ∨__/__／ﾑ ＼. . . , ﾘ 「￣∨⌒7 [三三] Ｖ l} l
. ,&'ﾟ ,9ﾟ ＼: : : : : :}}l ＼__,,∠ﾆ=- 'ﾏ厄｛`寸ム r‐=彡'ﾞ ∧ 辷 { } { } , ,
,?ﾟ ＃ ｰ―‐‐- ､､,,∧ V: : : :∨/}ーﾞ寸ム,乂ji⌒iL___,∧ V,ﾑ [三三] / / /
あくまで長官級の「一応」「基本的には」ですからね～。
ましてや航路は基本的に前線から離れた後方海域ですし。
＿＿＿_
／ ＼
／ _ノ ヽ､_.＼ ウン十ヶ所の拠点にウン百機の二式大艇（輸送型）かあ。
／ （●） （●） ＼
| （__人__） | ……これ相当な輸送量じゃね？
/ ∩ノ ⊃ ／
( ＼ ／ ＿ノ | |
.＼ “ ／＿＿| |
＼ ／＿＿＿ ／
124： 1 ◆WeAPMvKLVc ：2021/11/14(日) 12:45:35 ID:ZKoC4P0E
>>38
＞>>11
＞呪の込められた兵器を使える匪賊やテロリストってまさか帝國人が匪賊やテロリストに！？
＞艦の祝福を悪用して破門されないのかな？
いえ、外国に輸出した兵器に祝福を施す際に、他国人でも使える様に調整してあるのですよ。
まあ基本的に人類勢力圏外縁部の国でも一部の部隊向けですけどね。
＿＿__
／ノ ヽ､_＼
（●） （● ） ＼ 弾薬だけでも（多少落ちるかもだけど）効果はあるからね～。
／⌒（__人__）⌒ ＼
| ) ) u. | ホント油断は禁物だお。
＼ `ー'´ ／
⊂⌒ヽ 〉 ＜´/⌒つ
＼ ヽ ヽ /
＼_,,ノ| ､＿ノ
＿＿＿_
／ ＼
／ ⌒ ⌒ ＼
／ u （＝） （＝） ＼ ……でもあなたはそれこそ呪のこもった艦砲を食らっても平気ですよね？
| __´___ |
＼ `ー'´ ／
_____________
/''' ＼
l ☆ '､
l _,――――-､|
l_,―＝／＝＝＼ﾆ=ﾆ=-
/ / ● ●ﾞ、 …………そんな提督方では「下っ端」とされる提督様（二等駆逐艦長級）でも、
/ | l´ l `l ! . 呪の込められた銃弾に対して「避弾経始良好な十数粍の防弾鋼」相当の結界
/ | ｀-´`-´ / に守られているんだと。
/___ /＞ く __|
_,l'´ ﾞ'::､ ﾞﾞﾞ'';;r:;'lﾆﾉ' ﾞ'' ,
_r'′ ﾞ':'′ ! ﾞ′ ﾍ
ただまあ帝國にもいろいろな人がいますからね。
中には「そういう人達」だっているでしょう。
>>100
＞投下中失礼しました
いえ、お気になさらず
125： 1 ◆WeAPMvKLVc ：2021/11/14(日) 12:47:05 ID:ZKoC4P0E
>>101
＞実際戦後に、一度紙くずになった現金を信用せず、金の現物を溜め込んでる人もいたけど
＞力と高潔さに裏付けされた提督の信用度はまさに黄金に匹敵するか、それ以上なのね。
＞インフレ対策としても不動産より頼れるし、この不安定な世界じゃ皆欲しいわな、それも上流ほど
ですね。上流に限らずお金持ちほど欲しいでしょう。
庶民だと（>>73できめえ夫も言ってた様に）今生きるため、そうでなくても少しでも楽になるためのお金が欲しいですからね。
来るかも分からない危機だの、ましてや死後のことまで気にする余裕は……。
|
| 庶民でも身を持って思い知らされた、或いはそういった人から薫陶を受けたような御老人は、
| もう殆どいなくなっちゃいましたからね～。
|
| とはいえ誰でも死後は怖いですし、何より提督様だの艦魂様だのがおられる世界観ですから、
| このこと（提督札の有用性）が広まれば庶民でも欲しがる人は出てくるでしょうね。
|
| そういうことを恐れてか、提督札に関するあれこれは意図的に広まらないようにされています。
|
＼
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣|／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
. : ´ ｀` 、
／ ／ ＼
/ / } ,
-‐/}: ﾉ} ﾊ} } ′
. ｊ{ :{ {/,ﾉ／ノイ } ノ}ｊ: }: } あと地方によってはミニチュアの家財道具や紙のお金を
八 ,ｊ从爪_｝ 爪ﾊ从ノ } 燃やす風習もあるみたいですよ。
{八 ＼八 Vツ Vツ 八 八
{ ＼从 ’ ノｲ ／ きっと「せめて～」という想いから生まれたんでしょうね。
＼ 人 __ 人(
{＼ 个o｡. ____ . : ´
八 ＼ ／ } ノへ、
{ ＼ノ｛___ノ¨＼__/ ｀ヽ、
爻爻}/..イ[二] ﾉ............‘，
乂乂ｊ＿_[/__]／......／.......|
/| ￣「..........|
/...l _＿＿＿＿__|........./
{／⌒ｱ´............................｀ヽ/
リアルでも冥銭とかありますからね。
＞垂金は、昔から娘婿候補を身内から探してたなｗ
恐らくは数年前（恐らくはクリスマスを越してから）から念頭にいれて探し始めたでしょうね。
で、ここ1～2年は本腰を入れてw
-{ 〕丶､_ ｛ / / _,≠´ ＼ し ／
// ﾘ ﾍ ・ ,>ﾍ,〈 〈 ,ｘ癶〈＿ _ ..二...._ }; ｛ /
｛ ｼ′ ､ヽ` ⇒' =＝=‐ ｀⌒ﾏ´ ，｀ヾ､ 八_〉 ｛
／ ｀¨jfﾞ ｛ ￢;、＾> ,_ _,xｼ＾ } あれに普通の夫は無理だ。
ﾉ, ,癶⊆'､,_ }i:、 ｀三三￣ ‐= _,／
/ （_ﾉ /=-‐ ｀ﾒ竺孑'⊇..__ノ⌒:, ⌒＼. とうに高望みは捨てたが、せめて結婚だけはしてもらわんと……。
, ,f戸平气;;_｀¨ `￢≠=z,,,_j| ｝ ヽ
｛ {｛ ;弌≧ﾄ､┼`ﾄﾐ圭≧ｚｚｚ=≦豸 / ; }_.
V ﾍ ｛ `ﾐ圭≧ｚ辷 ┼-|-‐ _,,ｨｼ癶、 〈_ﾉ ＼
|
| 帝國の生涯未婚率は、男女共に1％台という超々低水準です。
|
| 要するに社会的・肉体的・精神的に著しい問題でも生じていない限り、
| ほぼ全員が「結婚している」或いは「したことがある」ってことですね。
|
| これを考えるとちひろパパやママの気持ちがわかるでしょう。
|
| ぶっちゃけ結婚できないと、人として 欠 陥 品 扱いなんですよ。
|
| いやネタではなくマジで。
|
＼
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣|／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
´￣￣￣￣￣￣＼
/ ／ ＼ 丶 社会の環境や医療水準の問題から、
│ ／＼ .|. 社会的・肉体的・精神的に著しい問題がある人は
| ／￣￣＼ | “大崩壊”前よりもかなり多いと思われます。
＼ ／
r､ r､／ ヘ
ヽヾ 三 |:l1 ヽ
＼>ヽ/ |｀ ｝ | |
ﾍ lノ `'ｿ | |
/´ / |. |
＼. ｨ | |
| | |
126： 1 ◆WeAPMvKLVc ：2021/11/14(日) 12:47:38 ID:ZKoC4P0E
＞タダで提督札を手に入れて、真面目で優しい娘婿を手に入れ、不良在庫な娘を処分
＞会社の古くなった中古機材を下げ渡すだけで、「孫」が受け継ぐ子会社を設立
＞きめえ夫と娘を含めて、誰もが特をして丸く収まる、正にやり手ですねｗ
） o ノ
ﾉ _） ヽ ＼ ￣￣
.. -──‐‐- ..
. : ´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. .
..:.:.┛┗:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼___
,:.:.:.:.┓┏.:.:.:.:ｊ.:.:.:.:|.:.:|.:.:|:.:.:.:.:.了
/.:.:/.:.:.:.:.:.:.:.. /l|.:.:.: |.:.ﾊ.:.|:.:.:.:.:.:.|
|.:./.:.:l.:.:.:.:./|/ |.:.:.ﾉ|/ノ}八.:.:.:.: |
|.:.|／|.:.:.:/|ｰ┰ｊ／ 'ー┰ |＼ﾊl
|.:.了ｌ|.:./.:.l ┃ ┃ 乂.:!
八.:.:.:.|ｲ .:..| /////////// }.:.:.| お金の亡者ですけどね。
{＼.从 .:.:| 人.:.|
乂.:.:.r:.＼ト f⌒ ∠|/|ノ
ノ⌒{:丶.:} /＼ ｰ‐=＜「L___
八 イ/{l >=< l八... /＾ヽ
/........./..乂イ二! ＼/.....〉/...... !
|...........＼..{ f冖l /..／/...／..!
|.......l...../...{ |二|l /... }...У........|
ｊ.......|..〈 ....{ |二V....／...{............|
{.......|.....＼｀マﾆ/／....... ｊ.......... ｊ
}........V........＼}／............/............ｊ
{.........У......o.{.................{............/
|
| きめえ夫さんに穏便？に取引を持ちかけたのだって、きっと提督札絡みだからですよ！
|
| 力尽くとか騙して得たものだと、逆に死後不利になるかもとか恐れて！
|
| そうでなくても、嘘か本当か強引な手法で奪った札には「その念が籠もる」なんて話もありますし！
|
＼
￣￣￣＼|￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
/.:.:.:.:..:..:.:.:|.:l.:.:.: | 丶 |.:|.:.:.:.:.:.:.: |.:.:.:.:. | .:.:.:.:.:.:.:.:.|.:.:.:.:.:.:.:.:.
. / .:.:.:.:..:.:.:.:.:l八.:.: | ＼ |.:|.:.:.:.:.:.:.: l＼.:.: | .:.:.:.:.:.:.:.:.|.:.:.:.:.:.:.:.:.
.:.:.:.:.:.:.:.:.|:.:.:.:| ＼l／⌒ヽ|.:|.:.:.:.:.:.:.: | ＼l＼ .:.:.:.:.:.:|.:.:.:.:.:.:.:.:.
|.:.:.:.:.:.:.:.:|:.:.:.:| ／/し勹 人.:.:.:.:.:.:.:..:|／⌒＾ヽ＼.:.:.:.:|:.:.:.:.:.:.:.:.:
|.:l.:.:.:.:.:.:.|.:.:.:.|ｌ 《 Nir刎 ＼.:.:.:.:.: | /し勹 ＼N＼.:.:.::.:.:.
|.:|.:l.:.:.:.: |.:.:.:.|ｌ Vつﾉ ＼.:.: l Nir刎 》 ｊ.:.:.:.:＼:.:.:.
|人l.:.:.:.: |＼:乂_/／/／/／/／/ ＼| Vつ'ﾉ イ /.:.:.:.:|.:. ＼ まあ最初から私を押し付けるつもりだった
八:.:.:.:.|V.:＼了／/／/／，／/／/／/／ /.:.:.:.:.:ｊ:.:.:.::.:. こともあるかもですけど……。
＼: |/V.:.:.八 ｕ /.:.:.:.:. 八.:.:.:.:.
〈:〈:V.:.:.:.丶 、 | /.:.:.:.:. / ﾉ＼ :.:
＼:V:.:.:.:. 心、 ￢ー- ´ u /.:.:.:.:. /イ.:.:.:ﾉ＼
＿ ／ 〉V.:.:.:.l从.:〕ト イ/.:.:.:.:. //ヘイ:.:.:.:.
￣二ﾆ=- 〈//{.:〈V.:. l.:.:.}:.:ｊ//7ｌ「 -＜ /.:.:.:.:. ///// ＼.:.:.
V V/＼:.Vリ .:.ｊ:.ﾉ// 八 ／/.:.:／ｊ////////∧:
V V//У}.:.:.:.イ// ヽ、___／ /／ //////////∧
. V V/{.:.:{.:.:.:..ﾉ,/ ／⌒ｊ ////////////∧
127： 1 ◆WeAPMvKLVc ：2021/11/14(日) 12:49:05 ID:ZKoC4P0E
>>103
＞前に海軍の特別会計を一度国庫に入れて提督を掣肘しようって政治家だか官僚だかがいたけど、
＞仮にそれができたとしても提督達がその気になれば独自に通貨を発行できるのかｗ
＞しかもその場合、帝國圓の方が潰れてしまうというｗｗｗ
>>110
＞もしかして第二の大崩壊に備えて提督達は独自の通貨を製造して持ってたりするんだろうか？
>>111
＞海軍が独自に発行した軍票が普通に帝國紙幣として流通していても不思議じゃ無いよね
＞銀行だって普通に受け取るんじゃないかな
>>112
＞さすがに提督達もそんなことしないやろ自分たちから今の安寧をぶっ壊す行為だぞ
＞未開の土地とかだと分からんが・・・
いやあ、できるできないで言ったらできるでしょうけど、流石に提督達が自分から独自通貨を発行することはないでしょう。
……それこそ帝國が「滅びる（或いは大混乱で独自に動かざるを得ない）」とか「提督を排除にかかる」とかでもしない限り。
＿＿＿_
／ ＼
／_ノ ヽ､_ ＼
／ （●） （●） ＼ 独自通貨の発行とか、真正面から帝國を否定する行為だお？
| （__人__） u |
r､ r､＼ ｀ ⌒´ ,／ ぶっちゃけ「それを口にしたら（やったら）戦争だろうがっ……！」（by政府）だお。
ヽヾ 三 |:l1 > ー‐ ヘ
＼>ヽ/ |｀ ｝ ヽ
ﾍ lノ `'ｿ ｲ | |
/´ / ./ | | |
＼. ｨ_ノ .| | |
| | |
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼ それに独自通貨を発行って、「そっち」の面倒も必要だお？
／ ＼
| ＼ ,＿ | . 面倒くさいってレベルじゃないんですけど……。
/ ｕ ∩ノ ⊃―）／
( ＼ ／ ＿ノ | |
.＼ “ ／＿＿| |
＼ ／＿＿＿ ／
＿＿__
／ ＼ ……そもそも今更独自通貨なんて発行しても、まともに機能するかね？
. ／ ＼
. ／ ／） ノ ' ヽ､ ＼ . 提督札だって「知る人ぞ知る」レベルだお？
| ／ .ｲ '=・= =・= u|
/,'才.ﾐ) （__人__） ／ 非常時に緊急避難的に行うならともかく、そうでもなければ無駄に混乱を煽るだけで、
. | ≧ｼ' ｀ ⌒´ ＼ 寧ろ提督の権威を低下させかねないんじゃあ……？
／＼ ヽ ヽ
128： 1 ◆WeAPMvKLVc ：2021/11/14(日) 12:49:48 ID:ZKoC4P0E
,. -‐ '''' ￣ 丶
, -､／ )
////) ／
// ／ ／ ((⌒ ＼
|／ ＜⌒', ((＿＿)) ヽ . ん～、昔と違って今の帝國は各種インフラが（そこそこ）整備されていますから、
,,.. -) ノ ., || 普通に軍事力を担保するだけでいけるんじゃないですかね？
_ｨ'´: : : : : : : : : : 丶､ ||
,ｨﾆ/ ∨ : : : : : : : : ヽ: :＼f＾ヽ || ……それこそ帝國が「滅びる（或いは大混乱で独自に動かざるを得ない）」とか
ｆ´ /⌒'v': : : l : : : |: : |: : : :ヽ_,.} || 「提督を排除にかかる」とかで緊急避難的に発行したとかでもない限り。
∨ﾄ､ __ﾉ: : :/|: : : ﾘ : ﾊ: : : :ハﾉ ||
l＼__ノ : :斗ﾍ|: : : :ト!-}: : : :i:i ﾉ ただまあ裏方と言いますか、民生をサポート（丸投げ）する組織は必須ですね。
∨ |: : :l/ ｎ jﾉ_,ノﾚｎ ﾘ: : / | ／ 少なくとも地方の自治体に丸ごと寝返ってもうらう必要があります。
_,ノｨ(乂: |､ ﾋ! ﾋ!ﾉｨノ jﾉ 〃
|: :| : :ゝ ' ｉ∧ ∥ あとできれば中央の官庁とか政治家も──
ノノ:| : ﾄゝ _ ム∧∥
￣ｊ: :ﾊ : | | ＞ ,__,. ＜ : : トゝ ──ああ、提督方の意志の統一は大前提ですよ？
ﾉｨ :∧ V‐ｧﾉ ﾄヘ:|: |:八||
. ／: : ,ｨ<ﾍ ∨ヽ '⌒ヽ/ |: ﾄ､: :＼ 少なくとも長官級の提督が音頭をとって、他の長官級の方々も賛成か悪くとも
/: : : / ヽﾐﾍ V∧ ,′ }从ハ: :ハ . 中立を維持してもらう必要があります。
. / : : : i 〉 从ﾘzz＼/z彡ﾚjﾘ､ }: : : |
, . : : ￣￣: : :`: .､
／ : : : : : : : : : : : : : ＼,z─ｧ
. , ': : : : : : : : : : : : : : :ヽ: : ヽ: :`ー､
/: : : : :.,ｨ : : : : |: : : : ', : V: : V:.:＼ゝ
. ': : : : : / ',: :l : : |＼ : : !: : V: : V: : :ヽ
l : : l : / ',: l : : |_斗ヒ:| : : ! : : |',: ＼|
Σ二>:`ト- ､Vヽ: :| ,ｲ芹ﾐ! : :|__: :| !ヽ__ゝ
|:.: : :Vｨf示ﾐ ヽj 乂ツ: : :|z.l: | |: l …………それ、わざわざ独自通貨を発行する意味あるのかな？
|: : :.:| 乂zﾘ , ､､､|: : :|ソ,ｲ |V
. !: : : |ヽ ､､､ ＿＿ u|: :.:| V |. | 普通に帝國を支えるんじゃ駄目なの？
. ',.: : :|: :ﾍ V＿_ﾉ ,.|: : l |__|
ヽ: :.|: l:今.｡ ＿_ イ !: /､ |__|
___ヽ.:|､ヽjV ,ｨ|. l/ ￣ﾌ¨¨フ=､
. ,ｨﾟ-‐ﾆ}) ヽj ＞'´/ / .／, イ／ヽ ヽ
. |. 万} ,ｲ!! |￣¨7 ／／ニ/ﾆﾆ∧. ',
. | l´ /{i ll | 0./ ／／二二lニﾆﾆ∧ ',
| ﾉ_ |=|ヽヽ__| ./,ｨ'／二二二l二二二ヽ}
入 Vヽ. |ﾆV_≧x|_|／￣|ニニﾆﾆVニニニ∧
{ーﾟ─'' Vニ|| {_} |二ニニﾆV二ニニ∧
`、 }､=||＿_/! ﾄ---´ヽニニﾆﾆV二ニニ∧
. ‘,＿＿_ノﾆ`|/ .| | ,--''´二ニニﾆV二二ﾆﾆ}
ヽニニﾆﾆ|ヽ＿_| t≦ニニニニニニi|二二ﾆﾆ}
Vニニﾆ|ニﾆﾆ| |二ニニニニニﾆl!二二ﾆﾆ}
. ＼二ﾆ|二ﾆﾆ| |＿＿＿＿＿＿_|二ニニﾆ}
. `ー|ｰt─┘ / |ニニニﾆ}
¨7 / l |ニニニﾆ}
129： 1 ◆WeAPMvKLVc ：2021/11/14(日) 12:50:39 ID:ZKoC4P0E
＿＿__
：／ ＼： と言うか、ぶっちゃけ提督札だけでお腹がいっぱいなんだお！
：／ _ノ iiiii ＼. ＼
／ （○） （○） ＼ 幼年学校に入って知ったけど、なにその隠れ債務！？
： | （__人__） |：
＼ ｀ ⌒´ ／ 全容すら把握できないし、爆弾じゃん！
/ ⌒ /⌒Y⌒ヽ ヽ
：| ＼| .i ｲ | 住専！？やる夫はバブル崩壊直前の住専なのかおっ！？
|＼ ／ 人 .＼!
| ＼___／ ＼__/：
| / ← （ギャル夫と違い）高位提督なので「申し送り」を受けてるw
| /
. /:..:..:..:..:..:..:..:..:..:..:..:. |:..:..:..:..＼:..:..∨:..:.Λ:..:..:..:..:＼
/:..:..:..:..: |:.|:..:..:..:..:..:..:.|＿|:..:..:..:..:..:..:∨:..:.Λ＼:..:..:..:.＼
「＼ :..:..|:. |Λ:..:..:..:. ⌒| |:.|:..:..:..:..:..:..∨:..:..:| :..:..:r'⌒｀
｜ ＼ィ:..|⌒|: |:..:..:..:. | |人:..:.. | .:..:.. |:..:./|| |:..:..|
／ )|:. | |八:..:..:..:._ｧ'笊う㍉ | .:..:.. |:./:..|| |:..:..|
￣|￣￣:..:._ｧ'笊㍉ ＼.:..:.|r(_...ﾊ }｢|:..|:..:..|Ｙ:./.| ｢＼{ ん～、確かに平時に一斉に換金したら大混乱になりますけど、
|: : |:..:..〃 r( ..ﾊ ＼|乂;;ソ |:..|:..:..|ﾉ/ | | . そもそも平時に換金する性質のものじゃないですよね？
|八|:..:.|〉 乂;;ソ '' |:..|:..:..| | |
. |:..:.|:Λ '' ' |Ｎ: .: | | | ……ああ、でも大恐慌で一斉に現金が必要な場合もあるか。
. |:..:.|:..ハ _ ｨ |:..:..| | |
. |:..:.|:..:.仝:. ＇｀ | |:.. ﾉ |／|
. |:..:..:..:..|:..:.._≧=( ＼_ ィ( 〉_|: / [／
. |/Λ:..:|ﾍ(＿ ＼ / |/￣￣￣ ＞
∨| ( ＼／ ／ニニ＼
√ ∨ } ／ニニニニ |
／| { ∨ ／ニニニニニ-|
. |二| 人 ∨ /ニニニニニニ-|
＿_
__＞:)へ＿_
,. '／⌒i: : : ＼: :｀丶 大恐慌と言っても全員が全員お金に困る（少なくとも切羽詰まる）訳じゃありませんし、
ｆ＼/: : : j∧ : ! : ﾄ､: : : ヽ 当人が足元を見られて買い叩かれる程度で済むんじゃないですか？
γ´`} ', : /l/⌒∨ : |⌒ヽ: :ﾊ）
{/´ﾝﾞｰ}: :{γ笊 jﾉﾙ'笊ヽ}: : :| 「あの世でも使える」なんて信じられている位ですし、これを機と思う人も多いでしょう。
乂__(_ノ 八 乂ﾂ 乂ﾘﾉィjﾉ
{ﾉ彡ヘ( ﾏ ｒ──‐‐､
∨ゝl : { ｎ ,小 ∨::::::::::::ﾉ
/ ハ: :＞r .,__ イ: :ゝ ＼:::::ノヽ
ノｲ :::::ヽ: ＼ ﾄ､_ﾘ: ハ ＼ 基本死蔵ですよ。貯め込んで「独り悦にいる」ってヤツです。
ノ::::／ミヽ: :)公}__(: 〈 :ﾉ ヽ
/: ::::{ ＼ﾉ ﾉ《ﾉ只》): Y }
/ : :::::i 乂( ii | |ﾉｲﾉ} /
(ｲ: ::::∧ ヽlj l l jﾉﾉ､ ノ
ヽ:::::::〈fo三三〉 //ミﾘ ,. -─ '"
)ノ::::＼ｒ''⌒! /ｲ / ／
/:::/ ＼ ＼ {/ / /
130： 1 ◆WeAPMvKLVc ：2021/11/14(日) 12:51:38 ID:ZKoC4P0E
＿＿＿_
／_ノ ヽ、＼
／（ ●） （●）.＼
／ （__人__） u. ＼ ……本当？ 投機とかの対象になってない？
|ｎi 7 ｀ ⌒´ . |ｎ
l^l | | ｌ ,/) U l^l.| | /）
', U ! ﾚ' / . . | U ﾚ'/／)
{ 〈 ﾉ ／
..i, ."⊃ ｒニ /
."'""⌒´ `''""''''
. . .- ─── -. . .
. , : :´: : : : : : : : : : : : : : : : : ＼
／: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ヽ
. / : /: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ヽ
/ : /: : : : : : : : : : :.l: : : : : :| |: : : : : : : : ‘,
. ' : /: : : : : :': : : : : /l: : : : : :| |.: : : : : :|: : : .
| : | : : : : : l: : /: :/ .| |:.: : : :|八: : : |: :|: : : :|
| : |___l＼: :|:.,ｲ: / | |:.: : : :| ヽ:.:.|: :|: : : :|
| : |＼＿|:.:|/ |:/─''l八: : : :|､＿_ヽﾄ: |: : : :|
| : | : : : : : |ｨfて不ﾐx ヽ: :.:| ｚ==ｘ､‘,|: : : :| えっと、投機で高騰しようが暴落しようが、
. ‘,:.:|: : : : : :《 {rﾉ _り ＼|.らﾉr;! 》 |: : : :| それこそ私達に関係ないのでは……？
ヽ| l : : : : | ゞ= '' 乂;;ソ ,|: : : :|
. | l : : : : | ､ ､ ､ ,ｨｭt、 ､ ､ /i|: : : :|
. | l : : : : | ／'/ ﾄ`ﾐx /V|: : :l |
. |八 : : : ﾄ.. // / /} l ! ‘, / |: : :l |
|_|.ヽ: :.:|Vl＞/ ' / //} l l .!イ .|: : ﾊj
|_| ＼| _| .| ' /} ' ' l. |: /
. ＿＿＿／ﾘ .| | il l. |/
,ｨ＜. ∧__| |i} .|￣ ＝ -.､
. /~ヽﾆヽ / lﾉ .ﾊ |}ヽ |_lニヽ
|ニﾆ.ヽ∧ / ` ---''.i} ` -- ' ∨./_lニﾆ|
|ニニニ.∧ {､ i} |/=/ニﾆ|
|
| ですねえ～。それに「そういう人達」ほど寧ろ欲しがるかと思いますし……。
|
| ──提督、心配なのはわかりますが、もっとどっしり構えて下さいよ。
|
| 提督札の問題に限らず、提督（やる夫）ほど高位の提督が借金でどうこうなる（できる）なんて有りえません。
|
| 「それがどうした！」ですよ。
|
＼
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣|／￣￣￣￣￣￣￣￣
. /ヽ/ : : : : : : : : /: : : : : || : : :| : : ヽ: : : : : : ',/ ヽ
/ ′ : : : : : / : l : : : : : ﾘ : : :| : ', : ',: : : : : : :V⌒',
{:....:| : : : : : : /| :/| : : : : : 八r､ﾊ : | : :', : : : : : :|::.. }
∨ | : : : : : 廴l/斗V: : : : : :ノﾉ｀トА-:l : : : : : :ﾄ- /
乂l : : : : : |:|＿＿_ヽ＼ : (ヽ_＿＿＿j : : : : : /_ノ
∨ : : : :l:::{::::::::::}::l::|::|:ヽl::|:{:::::::::::} ﾉノ : : :/
ヽﾄ､＼ゝレ'⌒}::l::|::l::|::l::|:{ ⌒ヽ} ﾉイｊノ 頭ではなく心（感情）で考えすぎですって……。
j : : ハ ` ′ ` ′ j::: | |
／イ: : :ﾑ U ﾑ:: l :|＼.
/ |: : ﾄ込, ｒ‐'^＾´} 厶 : | :|
/: :j: : |:::::::::＞ ｀ ´ ,. イ:::::|: : ',∧
/ : /: : :|:::::ﾉﾉノ rﾉ::≧‐‐≦::ト､:::|l:::::| : :ヽ :＼
／ : / : :i:ﾘ￣ |::::::,ｨzzz､:::::| ￣| : : ::ヽ : :＼
／: : .:/: : : Vﾐ､ ∨／ ＼/ 人: : : : ヽ: : : ヽ
131： 1 ◆WeAPMvKLVc ：2021/11/14(日) 12:52:42 ID:ZKoC4P0E
>>104
＞しかしそんなのに課税とか下手なので理由だと神様激おこになりそうだなぁ・・・
＞自分達が下々に与えたものをかすめ取ろうとする不届きものレベルだし
いえ、さすがにそこまで介入しないでしょう（「本体自ら～」なんて「理を乱す」行為をおこなうのは余程のこと）。
|
| 提督（艦娘）側としても、もう実権は手放してるしね～。
|
| 整理令をやるのも政府の権限、裁量内だよ？
|
| 私達も「ならしかたないね～」って勝手に（内々で）やってるだけだし。
|
＼
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣|／￣￣￣￣￣￣￣
／_: :／ /: : //: / |V: :|ヽ : : : : ', : : : : : ヽ
/／//: : :/ : :/ ,|:/ | ∨| V: : : : | : : : : : : ',
C ′ //: : : : : :_| 斗 |{ │ |.:|＼∨ : : |: : : : : : : |
c C //: :,ｨ: : : : :| / __｣ | }/ __ ｀',ｰ: :|: : : : : : : |
c C .': |: / |: : : :/{/,イ元x イ旡x､: :|: : : : :|: :│
c |: {/ /|: : :∧ /ｒイ::ﾊ ｆｒｲ::: ﾍ :|: : : : :|: :│ 寧ろこんなことが公になったら、政府はもちろん私達も困るかな。
|: : /:│: / ﾑ{ |:ﾄｰｲ| |:ﾄｰ'∨}〉: : : : .′ ′
|: / Ⅳ{: f ﾊ ヾxン . ヾｘン |: :,': :/ : :.′
Ⅴ |ﾍ|: ﾍ :}.:.:.:. .:.:.u:./ /: /: : /
',:.{ : : 小､:.: {⌒) :.:.:.:.ｲ:/:/＾}: /
',ﾊ: : :|: { {≧ ､.. ___ .. ＜ // :{ l/
∨ : :|: | ヽ;≦} {ヘ:∧:j/|: :| /__
＼:.|: | ／.:.:ヽ、 ',:.:.｀く. |:/⌒) }_ _
＞く.:.:.:.:.:.:.:.:＼-―ﾍ.:.:.:.:ヽ{／{ _/ ﾉ ）
|
| ましてや整理令が出されたのはだいぶ昔（＝提督が実権を手放してまだ日も浅い時代）の話だものね～。
|
| やる前に、内々に提督側に打診くらいしたと思うわよ？
|
＼
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣|／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
＿＿＿＿,i ー- ――-- ､
-＝＝ニ二_,. - | ｀ ヽ
／ ! ::.. ＼ /｀:...イ｀ ､
／ ／ / ハ ∧:.. i:. ＼::::::::::V::::::::::::＼
／ ,.-/ / / V ! ',＼::.. l_j ヽ:::::::ﾊ:::::::::::::::::＼
／,. ´ / / |: / ', ', ヽ ＼::.. ヽ ヽ::::::',::::::::::::::／
／ ／/ i :| / ヽ:', ヽ_ ,.＼-‐ ﾄ !::::::',:::::／
/:::/ i | ‐/‐V- ., ヽ'´ ヽ_,,.-X::. i::ヽ':::::::i/
｀ﾞ,' l | :/ ―- '"_rｵ示斤 :l::::/￣li
i:. ハ | :∧〈f代テミ ,イ/::::i } ﾘ ヽ::. |/.:: l',
{ /|::::i l i :ﾊ k i:::: } ﾄ y‐ j ri }.:: |:i 公式に認める（認めざるを得ない）事態になるのはね……
|:/ ｀∧ |! :| i 辷 ﾝ ヽ廴ン / l |::.: ! l
! i ﾊ |ヽl """ _,| |:.::. ,' | あくまで内々が望ましいわ。
j ヽ :|:./! '"" ｲ￣:/|!::.:: /.::. l
ｌ ::.::.ヽ／/ ､ ―-―‐ ィ´ /::／.::.:: /.::.::. !
| ::.::./ / ｀ﾞ ‐-‐ ´ l /／ /:|::.::. l
| ::.::.ヽ ゝ"´} _ ＿/ ヽ/ ,.ハ::l::.::.: |
| ::.::::{ '"´ }´∥ / ,.< i:l::.::.: }
| :.::.:il ／ ヽ }∥ / ,..< ＼ l|::.::.: |
| .::.{ ヽ へ }∥ / ／ﾘﾘ il::.:: !
l ::.i 入 |l‐--= -‐/ /≦i､/ |::. /
132： 1 ◆WeAPMvKLVc ：2021/11/14(日) 12:53:38 ID:ZKoC4P0E
>>105
＞海外では信頼されている帝国円も
＞帝国人からは信頼されていなかったのか。
＞まあ帝国は経済成長と同時にインフレしてそうだしなあ。
＞それにしても政権に権威とゆうか信用がないんだな。
あ、いえ、国内でも信頼はされていますよ？リアルの円程度には。
……ただ権力が二重構造になっているのが問題なのですよ。
|
| 提督は国どころか世界を人類に取り戻した英雄中の英雄であり、現在もなお国や人類のために戦っている。
|
| また国を復興させた旧統治者でもあり、現在の政府は（どう言い繕うと）単に禅譲を受けたに過ぎない。
|
| 強大な軍事力に加え、多大な功績と正統性を持つ、（実力をもってしての）制御も（その必要性から）排除もできない、
| それこそ良識に期待するしか無い存在……正直手に負えんよ。
|
＼
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣|／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
,-､_ ./｀ﾞ':､＿__
| i:､`| i ', `:､ `ヽ、
| !.,r'ｰ'‐‐| i `i ヽ
|i',i､ -r=' | ,i i i i_ i . ……ああ、宗教的な権威もあったか。
!'.!l' `￣.!/|,' /i-', !
i`___ u. !/ r';,ﾉ ./
ヽ ｀ ' ／" ',./
ﾞｰ-r‐''" ._,.-‐'i:､_
,:-|‐'iﾆ"_,,-=:l. i`':､＿
,.;'" ,' i"-‐ _.,:' .| ￣ `''=:､
／/ ,'-:､ |-‐フｰ-=ﾆ ,.;-'" ヽ
_,.-',`-i"`i ,' .`i.,.:'/ ./ ,.-, / i
,r' i-､!"'､r-'"iﾞ ./ /／,.:'-" |
,:' / r''l__ri"r| i"'､|./ r-"-く_ .i
／__,,,!__| | i" 7 ／.i ,!ﾞ-ﾆ_''‐､'`:､.. /
. _,.-:;'r'ﾞ,.',:-' `''―:'-'-'---!-',r‐-,,,`‐:､)‐' ,,:'
/ -'､_,'/ ` ―`ﾞ´- _,:',:'
/ i ,.-'".,:'
. / | ／ ,:'
ヽ `''‐‐-､_ ／ /
|
| ただ提督がいるからこそ、帝國は信用どころかその存在を保てている訳だからなあ～。
|
| いや人類の存亡云々を抜きにしても、（これ程の財政赤字にも関わらず）帝國圓が信用を保てているのも、
| （事実上の属国や植民地である）亜細亜各国が比較的平穏なのも～だし……。
|
＼
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣|／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
,. r-ｰ‐-､
f~ｧﾍﾍｰ-､ ミヾ
| ﾞフ)-､､ ヽヽj-､
| jLﾘﾋi! jﾘ)） ﾞﾄ ､
_,.イﾞ＼ﾉﾞレ レﾘ/ｲ ｀､ ヽ、
/ / ヾ-‐' ノ/ﾉ_／ ヽ、
| / / ￣ii ﾚ' ＼ / `l
!' /んん､ゝ / / |
| /んん､,j` / / ﾉ
! /んんん''| / / /
| /ｰ- ､＿__|/ / /
{ / ￣ヽ ノ
133： 1 ◆WeAPMvKLVc ：2021/11/14(日) 12:54:43 ID:ZKoC4P0E
>>106
＞一条伯爵やジャイアンは提督札をたくさんもっているだろうな。
>>114
＞ロレンス邸にも提督札が眠ってるのかね
一条伯爵家は代々貯め込んでそうですよね。
ただジャイアンとロレンスさんだと（事実上の）初代だからな～。
そうなると本人がどれだけ積極的かにもよるし……。
_ノ
. . -‐: :＝: : : : ー-ミ
. ／. : : : : : : : : : : : : : : : : ｀: ..
′. : : : : : : : : : :.､ー-ミ : : : : ｀ヽ
乂. : : : : , : : : ｫvi. : :＼: : : : : : : ハゞ
.才: :: :: :::/.: ::::// : :i : : :ヾ : : : : : :.∧
. ′:::: :::/ : : : :.′ 乂:{ : : :ハ: ハ: : : {:!
/才{:i|!/抖竿ミ､ }八≧≠ミ::!: : 从 私は若い頃にはそんな余裕はなかったからなあ。
イ }:i :N{才＞-=ﾐ｀ﾞ ノ 斗r-=ミNﾘ Y:;
从(ハ{《八:うjﾉハ ゞ:りｲ 》 }ｱ}}′ まあ今は一線を退いたし、機会があれば購入しているが……
八 从 :i .i 八
＼'. ' ,／ あれはそう簡単に手に入るものじゃないんだよ。
∧ ｀ ゛ ハ
＼ -‐‐ ー- .ｨ:､ 特に私みたいな成り上がり者にはね。
fi≫ ､/从ﾊ, ／／ {
／} ｀ :＜ー-＜イ {＼
／.:.:_{ .L _ヽ /_ノ .Vハ
. ｲ.:.:.:.:.:.{ V _ -‐ }}.:.:.＼
＞.:´.:.:.}:_:_:__∧ ー- }! ′_:_:_:}｀:.＜
.:.:.:.:.:.:.:.}:.:.:.:.:.:.∧ :i /.:.:.:.:.:.:.:.}.:.:.:.:.:.:.:.｀
＿＿＿
γ￣ ￣ ｰ-
f＼/＼／＼／＼ ヽ
i ヽ､__ノ｀ヽ､, ＼/t i
ｆ￣ｌ ∩ .∩ i i 俺は経営者としてまだまだ現役だからな。
ｔ 丿 .∪ ニ ∪ ﾚ⌒ヽ
f （ 丿 ６ i そんな遊び金は無いよ。
l ￣!￣ ノ
.i __ i あったら交渉道具なり投機に使っちまうさ。
ヽ(￣ ＿ -ｰ- ＿ ﾉ
／ ヽ-＜＿ _ -'′＼
／ ￣￣￣ ＼
>>106
＞提督札を実際に死んだ後、一緒に燃やして貰ったら罰が当たりそうだな。
＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ─ ＼
／ （●） （●） ＼ 寧ろ全部燃えてとっととこの世から消えてくれお。
| （__人__） |
＼ ｀⌒´ ,／
／ ー‐ ＼
|:.:.:.:.:/:.:.:./:.:.:.:.:.:.:.:/! ｀i:.:.:.:.:.:.iヽ:.:l:.:.:.:.:.:∧ ､:',
|:.:.:./:.:.:./:.:.:.:.: ､／/ |:.:.:.:/:.l ∨!:.:.i:.:.:.∧ ＼
|:.:/:／/:.::.:.:.:／ >､__,, |:.:./レ'／|:.l:.:.:!:.:.:.:.:|
|:.|:/:,､':.:.:.:／___＿＿ !:/ ＿__ !::!:.:.|:.:ｉ:.:.:| あ～、うんまあそんなことでいちいち怒らないよ。
|:.|/:{ !:.:/:.| ￣￣￣ |' , ￣ ･::.!:.∧:ﾄ､:.!
|:/:.:.ヽ|:/:.:.:! U ,＿ }:.:lﾚ !' V ましてや別に邪険に扱った訳でもないし。
|':.:.:.:.:>'´￣ﾞヽ､ ﾞｰ、! ':.:.|
':.:.:./ ﾍヽ ｀Tニ' ┴ー‐┴i
:.:./ l ＼ ´ -───┤
134： 1 ◆WeAPMvKLVc ：2021/11/14(日) 12:57:28 ID:ZKoC4P0E
>>107
＞あの世にまで持っていけるって発想はなかったから目からうろこだった…
>>109
＞あの世まで金は持っていけないぞ、ってのは銭ゲバに使う常套句だからな
＞あの世にまで全財産持っていきたいのが業突く張りの本音でしょうしね
＞実際降臨してる神がいるってのは、あの世の証明になってるし、その神の祈りが込もった金ならなんとしても手に入れたいよねぇ
＞死期が近づくほど、提督札を求めそう いわばあの世の金への両替か
まあ神（っぽい存在）が実在することが証明されましたし、その力も提督と艦娘を通じて思い知りましたからね。
更に言うと、人類の天敵（深海棲艦）まで存在する世界です。
ですので、そう（あの世にまで持っていけると）考えても不思議ではないでしょう。
……ただ>>75で穴をちひろにつっこまれてますけどw
.. -──‐‐- ..
. : ´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. .
..:.:.┛┗:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼___
,:.:.:.:.┓┏.:.:.:.:ｊ.:.:.:.:|.:.:|.:.:|:.:.:.:.:.了
/.:.:/.:.:.:.:.:.:.:.. /l|.:.:.: |.:.ﾊ.:.|:.:.:.:.:.:.|
|.:./.:.:l.:.:.:.:./|/ |.:.:.ﾉ|/ノ}八.:.:.:.: | はあ～～、はたして本当にあの世とやらが存在するのか、
|.:.|／|.:.:.:/|ｰ┰ｊ／ 'ー┰ |＼ﾊl . たとえ存在しても想像通りのものかどうかは知りませんけどね。
|.:.了ｌ|.:./.:.l ┃ ┃ 乂.:!
八.:.:.:.|ｲ .:..| /////////// }.:.:.| ……それにそんなプレミア付きのもの（提督札）を、
{＼.从 .:.:| 人.:.| あの兄さん姉さんたちが大量に燃やしてくれるかどうか。
乂.:.:.r:.＼ト f⌒ ∠|/|ノ
ノ⌒{:丶.:} /＼ ｰ‐=＜「L___
八 イ/{l >=< l八... /＾ヽ
/........./..乂イ二! ＼/.....〉/...... !
|...........＼..{ f冖l /..／/...／..!
|.......l...../...{ |二|l /... }...У........|
ｊ.......|..〈 ....{ |二V....／...{............|
{.......|.....＼｀マﾆ/／....... ｊ.......... ｊ
}........V........＼}／............/............ｊ
{.........У......o.{.................{............/
実際、神様本人？は何も語ってないんですよね。 ……まともな教義すら。
＿＿＿_ ━┓
／ ＼ ┏┛
／ ＼ ,＿＼. ・
／ （●）゛ （●） ＼ ……死んで生まれ変わったけど、あの世なんて知らねえお？
| ∪ （__人__） |
/ ∩ノ ⊃ ／ いや（都合よく？）記憶にないとか事故っただけかもだけど。
( ＼ ／ ＿ノ | |
.＼ “ ／＿＿| |
＼ ／＿＿＿ ／
／ {/∨/|
/′ __,､)フ__ ＼//i|
/′ ,. : ' -─: : : : ｀丶__ ＼ｊ
|l ／/＾ヽ: : : : : : !!:ヽ: ＼}＼
|| ｉ´ｿ⌒' |: : : i|: : ﾘ: :|: ヽﾊ⌒!
|| ∨乂,_ﾉ＼j八ｉ: : :ｉハ :|: :∨
|| |ラ‐イlノｨ≧jﾉlノ≦ﾊj : ﾘ
||＜: :r乂ゝ ﾋﾘ ﾋﾘﾉｨノ 死後のことですか？知りません！
|| ﾉｲ､ﾄ､! " ′ " !ﾊ
ヽ ,ノ : |: :ゝ 丶 - .ｲヽ＼
￣７/ : | : ﾚﾘ＞ .,, イ::::ﾄ､ ＼
／ｒ≦∧: ヽ{__ _j 人＼: : ＼
／: /⌒ヽﾐﾊ: : ＼⌒＜ ＞ﾊ : : ヽ
（: : : { ＼∨ｊﾉ: : : ) /_,∨ｊﾉ: )∨: : )
ヽ: :| ヽﾉ jノﾘ ∩ヽ ﾉノﾘ ∨ノ
ﾉ : :| ヽ |i|《ﾉ┴‐､ ヽヽ ',
｀ｰイ: : ﾚ≦三ﾐz〕|i|/ ニ}..::::}i:::ﾊﾐﾊ
/: : :∧＞─rﾐ／ フ:::::::ｉ|:/─､ｊ
135： 1 ◆WeAPMvKLVc ：2021/11/14(日) 12:57:49 ID:ZKoC4P0E
>>109
＞ただ、嫡男は垂金の息子で、ちひろの兄貴でしょ……遺言に遺産相続の条件としてしっかり書いとかんと絶対に燃やさないよねｗ
／:::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ、
.::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾊ
. {::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
.::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::}
ｒ ‐､ :::::::, ＝‐ 、:::::::::::, - 、::l!
{ ::::::ヽ:::::､ o 〉:::::::::､ o V
､:::::::::::::::::::￣:::::::::::::::{:::＝´/ 親父の遺言だが、提督様が丹精を込めて書かれた札を燃やすなんて不敬だよね！
ヽ、 ::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ:::/
ﾊ:::::::::::ヽﾆニニニ7, ' ──よし、代わりに紙で作ったお金を燃やそう！
/:::::ヽ､:::::::￣￣￣ :,′
/:::::::::::::::＼:::::::::::: ／ 大丈夫、伝統行事に則った信用のおける行為だよ！
,x＜::::::::::::::::::::::::＞-＜
-‐=＝::: ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/::::::＞
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::::::::::::/::::::::::::::::::::::::::‐- 、
::::::::::::::::::::::￣:::::::::::‐-:::::::、::::::r‐＝::::￣::::::::::::::::::::::ヽ
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::、
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾊ
.! ,. '" . u: : ,／ニミ ::::｀ｰ- .,_ __ / ,-ｭヽ
j'"u. : : : : ,,,;;;/ ・ > _;::::. ヽ_) 、 Y _｀ヽ !: ´: ::::}
/ _,,,,....:;;;;;;;;_,:≧‐＜...::::..... ヽ) ', ( ／.:∨ヽ __ノ
./u.'", ─ ミ f .:..::ﾉ ,.二ニヽ､ u. ﾍ:､: : : :ﾘ: :;;;;;; :
i .f ・ / ::.....:::ﾉ彡/ , -‐､ヾヽ＼ u. ヽ;;｀¨´: : ;; : ;; : ちょっ、おま……
.! し 乂＿丈:::..〆彡／／ヽ_,. +┼トヾ ,,;;;;;} ;;;;;;,,,;;;; : :;; :
/´} ::::::.........:::i, '" - "／ﾍ／ ヽ _ﾉｲ≦!:::}ヾ;;;/;': : : : : : : :;; :
. i 6'ι :::::::: ﾚ ｨ ¨＼ ／ ヽ ノ´:::_;::: イ .::::/;' : : : : : : : :,.:
. ! /:... し |:::{ ﾊ ／ヽ ／::::／ ....::::;;;;ﾉ::;;;!: : :､:ヽ: : :_;
. ﾚ.::::::::::..... !::::!ゝへ ノ/:::::/ ..::::::;;;;／;::;;;;;}:. Y⌒､: :
. |.::::::::::::::::;;;::.....乂::辷'"／::／::::::;;;;;／;;;;;;;;;;;;;;;!::... /: : : ﾍ: .
..i,;;;;;:::::::::;;;;;;;;;;;;;;;;,,,,ヽ二彡"::::::::;／;;;;;;;;;;;;;;;;;;;八:: ノ : : : : ∧:
..!;;;;;;;;;;::::::::;;;;;;;;;;;;;;;;;::::::::::::::::::::;::':::;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;／｀ヽ: : : : : :∧:
136： 1 ◆WeAPMvKLVc ：2021/11/14(日) 12:59:10 ID:ZKoC4P0E
>>108
＞預金封鎖や物価問題は現代社会でも懸念している富裕層も多いらしいから切実だよな
|
| 膨大な軍事費と植民地の経営費で、帝國の財政は悪くなる一方だからな～。
|
| インフレを通り越して暴落、預金封鎖の恐れは決して非現実的じゃあないぞ？
|
| ましてや死んでからの金まで気にしてはね……。
|
＼
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣|／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
, -‐ ' ´￣ ` 、
／ ―--.ｧ
.／ , .ハ、 . そうでなくともある程度財産があれば、地金等の安全資産に手を出すだろう？
/ / / ./ ﾄヽ
/ / l !,ｨ /l ヽ ｀ この世界では、そこに提督札が加わってるのさ。
ム' / . i ﾚ ｨAﾄ＜N. l !ﾘ｀
/ｨ .ﾚﾒ',i , ∧! '､''￢` .,''`' . ……ただこいつは公の売買ルートが無いし、供給も不安定極まりないがね。
ﾚ､ !爿ﾍ l' ￣ '´ ヽ、
ヽ. ＼ゝ､l .u / 裏で取引される、「知る人ぞ知る」ってやつさ。
ヽ, ,八 , -―, '
＿/: ヾ'´ !｀＞ 、 , i i j
＿／:.:/-―仆､ ﾌ/iニ´､‐---― ―- ､
. -‐':.´:.:.:.:.:.:./: : : : l L ヽ. ／ 」 l: : :｀:',:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ
／:.:.:.:.:.:.:.::.:.:.:.:/'´￣:`! ､￣V´￣ィ !-‐: ､',:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ
./:.::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./: : : : : :! ゝ`l ／ .l : : : : ヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ
l:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./´:￣: ｀:! l /!'´; ￣`ヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.`-､
!:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:〈/: : : : : :!､ l /;;l: : : : ＿ﾉ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:i
,-':.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:`:‐-､ : l;ヽ l /;;;;;;レ'´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:／:.:.:.:.:.:.:.:＼
:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.`ヽ;;ヽ l ./;;;;;;;;;l:i.:.:.::.:.:.:.:.:.:.:.:.:l:.:.:.:／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼
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:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/ ヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:l;;;;;;;;;;;;!;;;;;;;;;;;;;;;l:.l:.:.:.:.::.:.:.:.:.::.:.:.:.:.:l ` 、:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:l
＞この世界観の社会なら提督関係者が価値を認めてるなら相場よりも高めでも買い集めるのも納得だわ
まさに提督本位制……
／ ＼
／ ヽ
. / ﾊ
/ ､ !
l /∨.l ! それだけの信用が提督方にはあるってことさ。いろいろな意味で、ね。
,' , !'｀´`! , , !
/ｲ i , .l. .!l !,ｲ. , ､.!'
.′| | !.,､.ﾄ､ .M. !l ｨﾑlｨ/! l ' . ｒ‐ 、
l / ﾚ1 ﾊ|メ‐ヽ厂!ヽ|` 'ﾆ ,'/ ,､l. l .l
' И{.､', i ﾘ ' ‐-‐ﾆ, iヽ￣ ,' .l. ' l .l
l,ﾍ_ヾY ´ ! .ﾊ/' .l .l
l ｀ｰ; / / .l !
.!ﾊ l.ヽ __ /、 . ｒ‐ 、 _,_ l |
.／'l. ﾘ､ヽ＼ `''ﾆ´- ./ヽ｀丶、...', ヽ / ｀‐-'､
,-'"_____', ＼ ` 、, i i i i,/／`ヽ:.:.:. .l ｿ ＿_,, ヽ
,..:.'´1l; ; ; ; ; ;', ｀丶､ ｀ｰｧ‐ﾍ: : : :ヽヽ:.:.l .〈 / .}
＞この様子だと提督に直接会えなくても地域の艦娘神社に持っていけば誠実に対応してくれそうだね
◇ ミ ◇
◇◇ /￣| ◇◇
◇◇ ＼ |＿_| ◇◇ 秘密厳守かつ即金で換金しますよ！
彡 O(,,ﾟДﾟ) /
( Ｐ `O ええ、私のポケットマネーで！
／彡#＿|ミ＼
く/｣_|凵_ゝ
◇ ミ ◇
◇◇ /￣| ◇◇ 提督札って、究極の安全資産なんですよね。
◇◇ ＼ |＿_| ◇◇
彡 O(,ﾟДﾟ,) / 自分用に貯め込んでも良し、転がして高値で売りつけても良し、賄賂にしても良し。
( Ｐ `O
／彡#＿|ミ＼ 手に入れる機会を見過ごすなんてとんでもない！
く/｣_|凵_ゝ
137： 1 ◆WeAPMvKLVc ：2021/11/14(日) 12:59:54 ID:ZKoC4P0E
>>113
＞人間社会の維持が全面的に提督の存在に依存している以上、政府が滅びようとも
＞提督が滅びる事はないですしね、提督の滅びは人間社会そのものの崩壊ですから
＞
＞その提督が価値を保証する提督札ですから、政府の意思など関係なく価値が維持されますよね
＞政府が、もはや無価値だと宣言しても「お前にそんな事を決める権利or権威があるのか」で返される
＞
＞言い換えれば人類社会の存続とともに不滅の価値を持っていると言うべきか> 提督札
まあ（上で色々解説しました様に）そこまで敵対的な対応ではないですし、また一般的なものでもありませんが、
確かにそれだけの信用はあるでしょうね。特に上流やお金持ちに対しては。
＿＿＿＿＿
／ ＼ ぶっちゃけ金の上位互換？
/ ／ ＼ ヽ
| ／ヽ | ……いやでも金ほど一般的ではないし入手も換金もなあ。
| U ／￣丶 .|
/ ∩ノ ⊃ ／ この世界特有の不思議な存在……かな？
( ＼ ／ ＿ノ | |
.＼ “ ／＿＿| |
＼ ／＿＿＿ ／
>>115
＞こう言う話を聞くと、提督の身辺整理って重大な問題だわ。
＞仏舎利なんてものがあるくらいだから、しっかり管理しておかないと提督関連の遺品を持ち出してきて変な権利を主張されかねない。
権利云々はともかく、お宝とかお守りにされそうですよね。
＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ─ ＼
／ （●） （●） ＼ 或いは遺骨を御神体とか最悪呪具扱いとかな。
| （__人__） |
＼ ｀⌒´ ,／
／ ー‐ ＼
_ -‐…･･･…‐- _
- ｀::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.:´ -
／:.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.:.:＼
/:.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.:. ＿＿
/:.::.::.::.::.::.::.::.:.: : |:.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::/,:.:.:＜⌒＼
. ,′:.::.::.::.::.::.::.::.::.:.:|:.::.::.::.::.::.:.:|:.::.::.::.::.::.::.::.::.::.:: /,:.::.::.:＼
;:.::.::.::.: |:.::.::.::.: : /:|:.::.::.::.::.::.:.:|:.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.:/|:.::.::.::.:: ＼
__l::「＼:.::|:.::.:: : |:/ |:.::.::.::.::.::.:.:|Λ::|:.::.::.::.::.::.::.: |:.:|:.::.::.::〈⌒
＼ ＼:.::.::.:.:| |:.::.::.::.::.::.:.:| |::| :.::.::.::.::.:: |:.:|:.::.::.::.::＼
|:.:＼＿_| |:/|:.:| |Λ :.::.: |:.;;| |人 :.::.::.::.:.: |:.: /|::|: Λ
|:.::.::.:.: : 斗‐|'''^｀ | ::.::: |::.:| "'''ト ＼ :.::.::.::|: /｜|/ }
|:.::.::.:: : ∨ | __, ｜ ＼ト::|,___ ｀ | :.::.::.:|/ .|Λ
|:.::.::.:. |.::.:_z‐=＝ミ ｚ＝=-ミ_ | :.::.:|/:| |
|:.::.::.: 八::|,,､､ ,,｀ :.::.:.:|:/| |
|:.::.::.::.:: |:＼ , "/:.::.:: | | |
|:.::.::.::.:: |:.:l /:.::.::.:.:| | | ははは。 ……自殺志願者にしては手が込んでますね。
ト|:.::.:: : | 人 ` - 人/ :.:.: | | |
|:|:.::.::.:| :: 个ト _ ＜ }:/:.:: Λ| | |
|八:.::.:|ΛΛ| ┌|＞ _ -=ﾆ. /|:.: / .|二|
＼| _、- ''｀L| |￣＼ |::/ |￣|
_、- ''｀ V | /- ,,_
. _ -{ { V / ´ - ,,_
_-ﾆﾆ{ { V / /ﾆ-_
138： 1 ◆WeAPMvKLVc ：2021/11/14(日) 13:00:31 ID:ZKoC4P0E
>>116
＞ちっひ娶れるとはやったじゃん
だいぶ年上ですけどねw
γ⌒ヽ
γ⌒ー―ヽ 〉
／ ヾ○ノ
／ ／´｀￣￣￣
／ ／γ⌒＼ γ⌒ヽ
／ ／／ U ｀~＼ ○〉 ← 20代前半
／ u ／／ ／⌒ヽ､＿ヾ ノ
／ Y （
／ γ⌒ ⌒ヽ
/ | u | ヽ いやあ、でも美人だしお嬢様だし──
| ヽ＿＿人＿＿ノ |.
＼. u ∩ノ ⊃ ／ ……って、見た目もだいぶ若くない？
( ＼ ／ ＿ノ | |
.＼ “ ／＿＿| | あと肌がすげー綺麗。
＼ ／＿＿＿ ／
_,。- ￣ﾆ=ミ
＿_,,，'´: : : : : : : :-=ミ: ｀ヽ
｀ア´: :／: : : : : : : : : : ＼ : :.
/:/: /: :|: : : |: : : : : : : : :∨: :､
ノｨ:{: :{: :｜:.:.::|＼ ､: : : : : ::∨: (＼
川|: :| | i|ノ : | ｀＼､ｰ-: :.::∨::| そりゃ肉体労働どころか水仕事もろくにしませんし、
ﾘ :|: :匕八: : :､ 斗=ミ: : 从､j 子供の頃から色々と気を使ってますからね。
ノi 八 ﾍﾚｨｆ丐､::＼ トｨﾘ/｢ ))
／{: ∧ { Vｿ ｀⌒ ゞ'ｲ |ノｲ ……あと、女性って化粧で化けますよ？
} 从个ｘ ''' ′ '''' u. 川ﾊ
ノ＾＼乂:< ┌__ﾌ ｲノ三≧s｡
｡o个ｘ: : 〕iト ／／寸'＜三三〕iト
/ｼ´￣厂 ﾉ: }⌒7ﾟ／ ／＾トﾐ＞<三三心､
|/.:.:.:.:<／: :ﾉ厂＼ヽ／.:.:.:/.:.:.`'マh守三三>
,:.:.:.:.}.＜⌒⌒7＾ヽ／.:.:.:. /.:.:.:.:.:.:.:.:寸hx＞'三
/.:.:.ノ.:ノ´⌒>'ﾟ .／.:.:.:.:.:.:.:.:>:／.:.:.:.:.:.}三/三三 ←30目前w
/.:.xへ/7_:／ ／.:.:.:.:._､‐''゛／.:.:.:.:.:.:.:.:从j{三三
,.:.:.:ｱ＼/|.:ﾚﾞ ／.:_､‐''゛.:.:.:.:.,:'.:.:.:.:.:.:.:.:.:./三j{三三
,.:.:.:.:.{.:.:.:.:. |:{／_､‐'゛.:.:.:.:.:.:.:./.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ｲﾆﾆ7三三
／.:.:.:.从.:.:.:.: |/／.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: ｲ⌒.:.:.:.:.:. ｲ三ﾆ/三三/
,.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ゝ__/イ.:.:.:.:.:.:.:.:.:／.:.:.:.:.:.:.: .:. /三三/三三/
/.:.:＼.:.:.:.:.:/{.:.:.:{().:.:=ﾆ￣ /.:.:.:.:.:.:.:.:.:.://三三/三三/
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,ｨ_ｱﾟ.:.:.:.:.:.:.:.:.:／.:.:.:／()──.:.:,ﾍ.:.:.:.:.:.:.:.:,:'ﾞ,ｲ三三/三三/
s｡ ,.ｲシﾞ.:.:.:.:.:.:.:.:.:／´.:.:.:/.:.:.|＼.:.: (ｱ.:.:.:ｰ─.:.:ｱ/三三‐/三三/
＞,.ｲ㌻-ミ.:.:.:.:.:.:／.:.:.:.:.:.:.|.:.:.:.:.:.:.:.:／.:.:.:.:.:.:.:.:.:ｼィ(寸三ﾆ{三三/
'"´ ／￣ ﾟ｡.:.:,ｲ＿.:.:.:.:.:.:.|.:.:.:.:.:.:,:'ﾞ.:.:.:.:.:.:.:.:.:,:'ﾞ.:.:.:.:}ﾆ}h守{三三{
､／／／__ ノィ////≧s｡.∧.:.:.:, ′.:.:.:.:.:.:.:.:/.:.:.:.:.:.ﾑ三三｢三三{
(／／／ / ／///////////7∧/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: /.:＼.:. ﾊ三三ｙ─=ミ{
ヽ<／ 〈/＾' ＜//////////シﾞ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:{三三ｧﾟ }
｀ '＜//シ´￣＼.:.:.:.:.:.:.:／､.:.:.:.:.:.:.:}三ｱ /|
／／／ ヽ.:.:／///ﾍ.:.:.:.:.ﾉア /=|
139： 1 ◆WeAPMvKLVc ：2021/11/14(日) 13:01:19 ID:ZKoC4P0E
＞義父は囲い込んでお金を上手く自分の所で回したｗ ごたごたとかの対処は経験値が無いと大変だしお陰でもあるのだろうけれど
__
-―━=ﾆ::::::::｀丶
´::::::::::::::::::::::::::::::::::＼:::＼
／::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼::::::::::::::::＼
/::::::::::::::/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾏ=-ﾍ
,::::::::::::::::::::::::::::::: |:::::::::::::::::::::::::::::::∨::::::,
,:::::::::::::::::::j::::::::::::::|＼ :::::::::::::|::::::::::::|:::::::::,
/:::| :::::::::: /|:::::::::: イ⌒ヾ ::::::::|:::::::::::八:::::::,
/:::: | :::ィ: ⌒|: | ::: Ν ＼:::|:::::::::::::::::＼:｝
／イ::::|::::::|::|.」L八 ::::| 斗ぅ歹了 |:::|:::: |＾Y⌒7
|:::::|::|: |::| 汽歹＼| ｀ﾆ´'" ﾘ :|:::: | |:::´｝ 父が素直にお金を払う訳ないじゃないですか。
|:::∧l:人| ¨´ 、 :::::.:./:::::::::: |.丿::ﾌ
::::| |::::∧ :.::::: /:::/::::::八:／｝ 寧ろこれでも誠実な方ですよ。
ヽ| |::::::｛ﾊ (⌒ヽ '⌒|:::: /:イ::::/
|::::::::トゝ ￣ ／ |:::/:::::::イ 両者の立場の差を考えたら尚更です。
∨::::|´::::/≧=- |/＞く:ノ
V:::|〉:::{ ::::::::::: ﾑ. ／ ＼
/ﾍ:∨/⌒:::／〈] ／ /ﾉ＞冖冖ｧ-､
r‐ ｢乂_＼:::::::::/ ／⌒>､ /´ |│/// ⌒＼
. く｀（｀ （＼ ＼ 丶、 ____ん''⌒Ｌ.こ∨／|￣￣〉ﾍ. / |│// ﾊ
. ＼＼ ＼ヽ￣` ＼ ＼_::::::::::::::::∧ | レ‐､/ ＼/ ＿___|│/ /´|
. `'ｰ=ﾆ丶 ー- ヽ ｛/ ::::::::::んし| / | ／ ＼ｰ─┘ │
￣＼ ∧ /／|:::::::｢ |l / l[／ ＼＼ ／ |
＞提督札とは貨幣を発行させれる程の信用が今もある存在か力が遺伝するんじゃなくて社会にとってマジ良かったな
遺伝したら以前に連載していた>>1版ゼロ魔の世界ですよw
＿＿＿＿＿
／ ＼
/ ／ ＼ ヽ
| ／ヽ | 子供も受け継げるとなると、提督の考えも多少変わってくるだろうしねえ。
| ／￣丶 .|
/ ∩ノ ⊃ ／
( ＼ ／ ＿ノ | |
.＼ “ ／＿＿| |
＼ ／＿＿＿ ／
＿＿＿_
／ ＼ 女の提督はいないから、妻は常人だお？
／ ─ ─ ＼
／ （●） （●） ＼ . まあ（女で力は受け継げなかった）提督の子や孫もいるかもだけどさ。
| （__人__） |
＼ ｀ ⌒´ ,／ 何れにせよ提督って性欲薄いから、意外とあっさり滅びそうじゃね？
r､ r､／ ヘ
ヽヾ 三 |:l1 ヽ 側室とかまず作らないだろうし。
＼>ヽ/ |｀ ｝ | |
ﾍ lノ `'ｿ | |
/´ / |. |
＼. ｨ | |
| | |
140： 1 ◆WeAPMvKLVc ：2021/11/14(日) 13:01:32 ID:ZKoC4P0E
以上です。ではまた。
141： 名無しさん ：2021/11/14(日) 13:06:48 ID:JOsxjkwU
乙です。
提督に嫌われないようにして生きる方がよっぽどご利益ありそうなものだけど、難しい。別に提督札があったとしても、助っ人で提督がやってくるわけでもあるまいに。
>>137
＜或いは遺骨を御神体とか最悪呪具扱いとかな。
＜ははは。 ……自殺志願者にしては手が込んでますね。
聖者の遺骨で作られた鎧とかがファンタジーのネタでありますが間違いなく怒りを買うんで、葬式やら墓地やらはガチガチに守ってそうですね。あるいは提督の遺骨は後腐れなく海に還すとま。
142： 名無しさん ：2021/11/14(日) 13:18:26 ID:YF/HohWw
まあ実際、上流階級や、色々気を配ってる金持ちなどの女性は、年とっても（若さ的にではなく美しさ的な意味で）綺麗だからなぁ
化粧してなくてもやっぱり違う
143： 名無しさん ：2021/11/14(日) 13:19:40 ID:YF/HohWw
途中送信された……
提督札はやはりいざと言う時の備え、保険みたいなモノなんだろなぁ
気持ちはわかる
乙でした
144： 名無しさん ：2021/11/14(日) 14:05:06 ID:vgQBV6o6
乙でした。
IFのロレンスさんみたいに艦神様から認められる功績を挙げれば、死後の心配もいらないでしょうね。
あと、出来杉君みたいに提督に従って戦場に行く（加護のお裾分けを受ける）人たちも…
（跡取り以外の）我が子を海軍に入れて提督の側にお仕えさせることができれば（戦死してくれればなお良し）あの世でも安泰って信じる人もいそうｗ
145： 名無しさん ：2021/11/14(日) 15:29:30 ID:PxjWsut6
返レス乙です
提督に実害はなさそうですね。 大量に所有してる金持ちは実際換金などせずに、死蔵されるかグルグル回り続けるだけだろうし
利益じゃなく「安心」を買ってるわけですから。 これで死んでも、世界が崩壊しても大丈夫、と
むしろ、余裕があるのに換金して消滅させたりしたら他の人に恨まれそうｗ 何故俺に売らなかった！と
本当に社会が崩壊したら使うだろうけど、そんときゃ再び提督が実権握ってるだろうし、現物支給でいいだろうから、やはり然程の苦労はないですな
146： 名無しさん ：2021/11/14(日) 22:15:29 ID:p7ymIx3E
乙でした
まあ実際に提督が通貨発行したら部下の主計科士官が激務で死ねるよね...
147： 名無しさん ：2021/11/15(月) 00:11:09 ID:J8.VHPxA
乙です。
中国の垂金に比べれば帝國の垂金社長は善人かな。
提督札を発行していたのは列強の艦娘だけだろう。
148： 名無しさん ：2021/11/15(月) 14:18:01 ID:yvfC8qX2
提督の性欲減衰対策には、哀れな艦娘を一柱選び性的試行錯誤をして想像力養うしかないと思います。
対象となる艦娘は哀れですが(*T^T)
149： 名無しさん ：2021/11/15(月) 21:42:08 ID:YF/HohWw
逆ではないの？
その一柱になるために凄まじい争いが起きそうな気がする
150： 名無しさん ：2021/11/15(月) 22:42:33 ID:5o9BbSnw
乙
垂金さんは自分が最大限良い思いをしつつ
上手いこと立ち回ったと思うけど誠実ではあったな
自分の娘押し付ける上にあんまり汚い手使って手に入れると
バチが当たったり呪われそうだから当然なんだろうけど
151： 名無しさん ：2021/11/16(火) 01:01:04 ID:K3UcGWII
>>125
＜ぶっちゃけ結婚できないと、人として 欠 陥 品 扱いなんですよ。
できる夫さんのお労しさがとんでもないことになりますね。栄えある帝國海軍の軍人なのに結婚できないって。そんな使えるかどうかもわからないお金に夢中になるより、できる夫のことを助けてあげた方がよっぽど徳を積めるだろうにと思ってしまう。
152： 名無しさん ：2021/11/16(火) 19:47:03 ID:SGAMM1co
できる夫は提督というだけで、尊敬と社会的地位を保つから問題ないだろう
自身のステータスがバカ高だから、「出来ない」とは誰も思わないしね
艦娘に夢中になって、人間の女に目を向けない下級提督は沢山いそうだし
周りも、女神に傅かれてりゃそりゃ……って感じじゃね？ 性欲うんぬんのくだりでもそんな事言ってたしな
まあ、双子の妹の方の評価は、ご近所の目から見ても散々だから、同情は集めてるだろうがｗ
153： 名無しさん ：2021/11/16(火) 21:27:49 ID:ufKVMHWo
モウロ 「駆逐艦超級とはいえ、提督様方の寄付の差配をお助けしている我らも、さぞや徳が積めていることだろうな」
154： 名無しさん ：2021/11/16(火) 21:29:41 ID:ozZAwSyE
本人の前で聞いてみれば良いんだ。神は全てお見通しなのだから独善は通用しない。
155： 1 ◆WeAPMvKLVc ：2021/11/18(木) 07:49:28 ID:f8Pl1g2M
>>141
＞提督に嫌われないようにして生きる方がよっぽどご利益ありそうなものだけど、難しい。
＞別に提督札があったとしても、助っ人で提督がやってくるわけでもあるまいに。
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／""''''''''''''''''""´＼
､丶｀ ｀ ､
./ ／￣｀`ヽ i ∨_ もちろん、そのあたりは心得ておるよ？
j 、 } | ／ _ -==- ヽ／-ヽ
/ ＼ .l |′／ニ=、 __ノ ./、ヽ∨ 提督方にも艦魂神社にも（少なくとも表面上は）常に相応の敬意を表しておるとも。
.〈／´＞､〈_j／/ ｼｰ _ｰ-‐ ヾ∨ /
)ﾆｨ丈ｼ.: ヽヽ｀ｰ=彡ノ-‐ ｀ー- .）∠､ ……だがな、あの方々は基本的に個を見ていない、集を見ておられる。
/ノ ｀（ ヽ ￣ ､ 〈､＿ﾉ
./ ノ二)⌒ﾆ´＼ ! ＼ ∨ 多少心掛けたところで、何かをして下さるわけではないのだ。
∠_工工＞ｧ- ヽ | i .l へ
{ ∠::::::/7TT'／ ', | / ﾊ_／: それこそ、よほどのことでも無い限りはな。
∠::::_:::/｀ニ¨ ヽ 乂 ／ //: : : :
/:::::::::／ ヽ ＼_ ー─- ﾆ_- ´ ／: : : : : . ああ、人間同士でもよくある陳情だのは別だぞ？
￣!::::; ヘ ） ＼＿ - ⌒＞=-‐￢≦￣ : : : : : : :
: /~~: : : : 7ヽ ＿＿ ィ´ ／: : : : : : : : : : : : :
: |: : : : : :/ /:i:i::i:iヾ ／: : : : : : : : : : : : : : :
: :!: : : : / /:i:i:i:i:i:i:∧ ／: : : : : : : : : : : : : : : : :
, ─ ､ ＿ ＿＿_ /7／ﾉ,. ､
ノ ﾏヾ: : ヾ: :､: : : ＼ '´∠､
_,.イ ´'; ' , ., ﾞヽ !: : : :ヾヽ : : : i ／`′
＜;i;iﾉ_ ,. Y、: : : i:}: : :├-､）
_／: :i;i;i/|>! ｰ- 'n ヾ:､: : :|:／´
／:､ : : ヾ{ ヾ '^, -r,､ ;ﾉ: :ヽ:〈
./: : : : i : : : ﾊヽ 、 ,レ,ﾆア{_j: :∠: : ‘， だが、提督札は別だ！
/: : : : : :i: : : : : iヽ二 _,ｲｰﾆﾞ' / く!: : : |: : :ﾊ
イ: : : : : : :|: : : : : ヽ: : :`ｰ个ｰイ:;ヽ !: : :.i: :/:∧ . あれはある意味提督方──いや艦神様の約束手形！
/ : |:i: : : : : : :!: : : : : └:-:-ｧ: ＼. |:;:;:;:;i!: :./ /: ': :.i
７i: !:､: : : : : ﾉ: : : : : : : :∠: :_:_:_: ＼:;:;/:／:/: : : : :| その価値の分だけは、たとえどの様な状況下でも保証して下さるのだ！
{: !: ヽ:ヽ:-:べ: : : :_:_:_:_:_:_:_:,,;,,;,,: : : ／´: : : : : : : : |
ﾍ:＼:_: : : : : : :＼:_: : : : :-:-:‐:‐:":/: :O: : : : : : : :./ ──そう、そのお力で、たとえ人の力が及ばない様な状況下でもだっ！
＼: : : : : : :/´ ヽ)-:-: : : : : : : : : : : : : : : : : :./
＼: : : ;ｲ , ﾄ､}: : : : : : : : : : : : :o: : : : : :.ｲ
.|＼f: :∪ﾚリ: : : : : : : : : : : : : : : ; : : ／: |
､: : :＼: : : : : : : : : : : : : : : : :／:ヽ:': i: : |
|: : : : : ＞:-: : : :_:_:_:_;,.: ＜;i;i;:;: :ﾄ: ､ﾚ:/
.!ヾ: : : : : :/: : :／ ヾ:;:;: :｀:ﾉ:ﾒ､
＼:ヽ:_:_;ﾉ:／/ ＼-､ﾚﾞ ',
|ヾ:_: :ィ'"´ ｀ ｰ--'
| ~/
八 /
｀´
＞>>137
＞＜或いは遺骨を御神体とか最悪呪具扱いとかな。
＞＜ははは。 ……自殺志願者にしては手が込んでますね。
＞聖者の遺骨で作られた鎧とかがファンタジーのネタでありますが間違いなく怒りを買うんで、
＞葬式やら墓地やらはガチガチに守ってそうですね。あるいは提督の遺骨は後腐れなく海に還すとま。
あ～、海に流すのはありそうですね（特に遺骨の一部を）。
／|＼ _, . :‐: : : : : : ＼＿＿_.ノ
.ｨ__〉｜:ト＼.／: : : : : : : : : : : : : : : : : ＼ 基本的には地元の神社のお墓に入るよ。
. / r::|:::|＼/: : : : : |: :i : : : : : : : : : : : : : :＼
/ o./::/:::ル': : : : : : :|: :{ : : : : i: : : : : : : : : : : ＼ あとそこに遺骨はないし、その提督の格や功績にもよるけど、
. |_ /::/::://: : : : : : : λ: :､ : : : |: : : ﾄ: : ヽ: : : : : :ヽ 各地で祀られるね。
. | し'／／/: :/ : : : : : {: ﾄ: : ゝ: : :!:.／|⌒i: :} : : : :| : ',
. し.';／ {: :/: :/ {: : : |: |}从:〉 : : !ヽ: }ヽハ:!|: : : :|: : :',
|:/: : {: :|: : :／|:l {＼: : : i'´V-―z|:!: : : :!: : : ',. /ヽ _
|: : : :| : |: : :|:.:|.メ〉 ＼__i '"￣￣|ｊﾉ: : :i! : : : ', / // /､
|: {: :/!: :|: : :Ⅳ .ｨ:ﾁ ,. '' "/:/: : /|: : : : ', { ヽ / // / /
V|: :{ |: : : : :|ｨ／ ′ l:/: : /: |:＼: : 丶! ﾚ // / / __
|: :| |: : :＼{ ､'' " ノ /: ／: : |: : :＼: :ﾉ 、 〈／／
Ｖ ト ＿{.:_;>.._ ￣ ∠ィ: : l: : :|: : : : _/ ） ／
( ＼ 丿: : : :: ヽ: : ｀i ーr--- |: : :|: : :|／い{ / /
＼ ＼(＼: : : : : : : 丶: | : : | |: : :|: : :!ヽ ヽ)ヽ ／===ｭ
＼ ＼ ＼: : : : ／λ|: : ﾉ | : V: : | ＼ うト=＝'" i [_]
＿＿＿＿〉 i ヽ: / （ﾊ: : { |) ＿_ /ヽ:_: : /＿／/〉| ｜ ｜
}―――― { V （| |: 丿|) 〉 ｀ 〈:ヽ:）--～ヾ | ,..イ＼
(二二二 _} (| |}:!:|_|)/ ）:〈＼＿＿_ >r――イ､.丿: : ヽ
/＼＿＿_.ノ∧ X (:.:ﾉ / ヽ/ } : :）∧::::ヽ ｜ |/}: : :＼
156： 1 ◆WeAPMvKLVc ：2021/11/18(木) 07:52:42 ID:f8Pl1g2M
>>142
＞まあ実際、上流階級や、色々気を配ってる金持ちなどの女性は、年とっても（若さ的にではなく美しさ的な意味で）綺麗だからなぁ
＞化粧してなくてもやっぱり違う
ですねえ。栄養もちゃんとしてるし色々気（とお金）を配ってる、そもそもあまり気苦労も肉体労働もしていないので全然「違う」かと。
|
| なまじ“大崩壊”前の知識や慣習（食文化）が残っていたり、亜細亜太平洋全域を勢力圏としていることもあって、
| この世界の帝國は階級によって食生活が（それこそ史実の戦前以上に）全然違うんだお。
|
| 西洋料理は仏蘭西一強じゃないし、中華も各地域の本格的な味が食べられる。
|
| もちろん和食や洋食だって戦前の比じゃあない。
|
| これらに比べればマイナーだけど、亜細亜各地の料理だってある。
|
| 細々とだけど、“大崩壊”前の品種すら栽培している。
|
| とにかく料理も食材も（史実戦前と比べて遥かに）豊富なんだお。
|
| あ、もちろんスイーツもね。
|
| ──ただし、これらの食を求めるには当然だけど相応のお値段が必要だし、店の所在も大都市中心だお。
|
| つまり、それなりに常食できるのは都市部の中産階級以上って訳。
|
| ま、乾燥パスタと缶詰ソースとかなら田舎でも手に入るんじゃね？取り寄せになるかもだけど。
|
＼
￣￣￣￣￣￣￣￣￣|／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
＿＿__
／_ノ ヽ＼ . あとこの世界だと豪露を除いて欧州とは通信途絶状態だし、
／ （ ●） （●）、 中国を始めとする亜細亜地域も料理文化が衰退していて、
／::::::::⌒（__人__）⌒＼ 多くの海外料理が「帝國にしか残っていない」状態なんだよね～。
| |r┬-| |
＼ `ー'´ ／ だから帝國の大都市（特に帝都・大阪）は世界的な美食の都
⊂⌒ヽ 〉 ＜´/⌒つ でもあるんだお。
＼ ヽ / ヽ /
＼_,,ノ |､＿ノ
/: . : ./: . :./:∨ハ: . : . : . : . : . : . ＼|
, : / . : . : | |^⌒^"|:.:. : . :.| : . : . : . : . ヽ
|: .| : . i: ./| |⌒ |: |: . : .| : |: |. : . : . : .'
|: .|│ |八Ν |/|: . |/⌒|: ト . : .|. :│ 屋台で買ったこの肉まん美味しい♪
∨|人 | 斗‐=ミ |／,.二,,|/|: . : .:|. :│
|∧: 八 ::/::/ ^⌒ヾく|: . :/:| : ﾘ
, : |＼:_.＼ ' /::/::_厶イ. :|／
/ : .|: :.:人⌒ /`ー‐ﾍ ７ : . |: .:|
/／⌒＞'"¨';', _丿 人 : . |: .:|
／⌒'◯';';';';';';';';〕ト .._ -;ｧ个ト│: . : |
/{ -=ｧ'ﾞ';';';';';';';';ﾉ八 j/ |│∧_|. : |
/〔 _,,r'ﾞ';';';';';';'∠◯ >rｰrく |/ ＼:|
/ 〔 じ┬ '¨´/ ∧／ | | ＼/ ´ / 八
/: .∧ ア⌒ ∧ ｢ | | r'´ 〉. :､
/: ./ /| }イ〉 | | │ | |/ 人. : .＼
/: . { l人_＿／／ ﾉ | | │ | 〉.: . : .ヽ
/. : .八 ー一'ﾞ ,,／ ﾉ │││ |/ ｲ. : . : . ハ
. /. : . : . :〕i=:- -‐＜| /| │││ ﾉ |. : . : /|. :|
157： 1 ◆WeAPMvKLVc ：2021/11/18(木) 07:53:18 ID:f8Pl1g2M
＿＿＿
／ ＼ ｳｶﾞｰ
,---､ ＼ ／＼―、 ──ねえ、ちょっと待って。いま「屋台で買った」とか言ったかお？
. l ｌ （●） （●） ＼ |
| | （__人__） | | そんないつ、どんな肉、どんな場所で作ったかわからない様なものを食べちゃいけません！
. | | |!!il|!|!l| ／ /
ゝ |ｪｪｪｪ| ノ 病気になるからぺっ！しなさいぺっ！
＼ ／
/ | そんなに肉まんが食べたいなら、ちゃんとしたところでたくさん食べさせてあげるから！
/ |
|
| 提督の言うことはもっともかな～。
|
| 屋台で生物（なまもの）？ただでさえ保存状態に問題があるのに、それ何時のものかな？
|
| 「今朝工場で仕入れた」？それ全部？本当に？資本力的に信用できないな。
|
| ──ううん、仮に本当でもその工場自体が信用できない。
|
| どこの工場？屋台に直接下ろす様な工場なんて、個人が狭い自宅で作ってる様なところが大半だよね？
|
| そういう工場って、便所（※しかも汲取式）と作業場が距離的に凄く近いよね？衛生管理とかどうなってるの？
|
| 食品の保存や機材の清掃、害虫害獣の駆除は？
|
| 服はちゃんと着替えてる？ちゃんとトイレに行く度に手を洗ってるかな？
|
| そもそもその食材、どこのどんな状態のものを仕入れたのかな？特にお肉。
|
＼
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣|／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
,. ,. -=キ≠=- ､
／: : :'´: : : : : :.ｨ: : : :｀ヽヽ:＼
／: : : : : :/ : : ://!l: : : !: : :.い: : ヽ
. / / .. :/. :/:.// ｌｌ: : :l: : ヽｌ:.|. :.
// : : ｌ:./: : !／「/ l lヽ卞ヽ、l:.!: : : : i
/ /: /: :l/: :ｲ|:./ l/ V }从:ﾄ: : : : : ! だから駄菓子屋とかでの買い食いを禁止してる家も結構あるよ。
. / ｲ: : :l: : :/ﾚ勹示 i勹tﾄV: : : .!: :|
ｌ / l:.: :.{:.: | i乍心:| |;心:.}豸: :.,′:|
l/ |: : ∧:.l 辷ツ 辷ツl: : :/､∧|
|: :/ﾄ.Vt ¨¨ ___ ¨¨ //:ﾑ/ ｀
ｌ / l |: :.〉r､ {___} _ｲ:.ｲ:/
l/ !:/.rLl＾l^i､ ‐-‐ ,i^l＾|」:/l/
ｨrﾄ､ ｀ ｰ┴ v-┴‐'´_,{ｧ､
∧∨､｀ ｰ---┼--‐'´ |/∧
{ ∨､.｀ｰ----┼‐‐--'´∨ }
l | ｀ ｰ----┼---─'´| l
158： 1 ◆WeAPMvKLVc ：2021/11/18(木) 07:55:24 ID:f8Pl1g2M
|
| え～、話を続けますお。
|
| あと水仕事を始めとする家事は基本人力だから重労働で、肉体（特に肌）にダメージを与えるんだお。
|
| 加えて、一次産業が人口の半数を占めてるから、そういう家の子は基本的に子供の頃から重労働。
|
| ただでさえきついのに、人力畜力が主力とか……
|
| それ以外の家の生まれでも、工場に勤めてやっぱり重労働とか少なくないしな～。
|
| ぶっちゃけこれらを日常的にやる層とやらない層の女性だと、肌はもちろん体つきもまるで変わってくるお？
|
＼
￣￣￣￣￣￣￣￣￣|／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
＿＿＿_
／ ＼ まあ資産家と言わずとも中産階級に生まれれば、家に女中さんの1人もいるだろうから
／ _ノ ヽへ＼ 家事（特に水仕事）をさほどしないですむし、就職しても事務職だろうから無問題かな？
／ （ ―） （―） ヽ
.l .u ⌒（__人__）⌒ | 労働負荷の少なさに加え、美容に対する意識もお金の余裕もあるから、ちゃんとその辺
＼ ｀ ⌒r'.二ヽ< のケアもするだろうし……。
／ ｉ＾Yﾞ r─ ゝ、
/ , ヽ._Ｈﾞ ｆﾞﾆ、|
{ { ＼｀7ｰ┘!
_＿ ´ :::／:::::＞ ─ ┐
∠ヌ´.::::::::::::::::::::::::::::::::::／::::::::::::::::::ト、
厂::／.::::::::::::::: __:::__:__::::::::::::::::::::::::::::::::::∨＼
／::／.::::::::::／「.:::::::::::::::::::｀:: ﾄ、.::::::::::::::::::::::∨: i
. ／:::::/.::::::::::／::::::| .::::::::::::::::::::::: |ハ::/ﾊ.::::::::::::::::Ⅵ|
. / .::::::::i .:::::::: ｌ.::::::::::| .::::::::::::::::::::::: |}::ﾊ!::/l!::::::::::::::::::＼
ｌ.::::::::::::|:!:::::::: |.::::::: ﾘ .::::::::::::::::::::::: |´~~¨｀l|::i::::::ヽ:::::::::::ヽ
|::::::::::::从.::::::::|.::::::/.:::::::::/::/:::::/:::::| N:::::i::::i .:::::::::: .
|::::::::::::: ハ:::::ﾘ::::/.:::::::: /::/:::::/ __:::〉 Y´ﾊ: | :::::::::::::i
. 从 .::::::::::::∧/:::/:::::::::::::l::/:／「 :::::/ ﾉ.ﾑﾊ !:::::::i!:::ﾘ
人 .::::::::':::/:::/::/:::::::::::l/!k.::::j/::八 v'⌒ |ﾉ::::::ﾙ'
ヽ.::::: /:::/::/:{ ::::::: 从. Nﾉ _こ "" !:::／〈 やる夫さん、ありがとうございます。
}::::/:::/::/::∧:::i::〈∨ヽx'´ ｀ i::{＼:∧
/::/:::〈: 〈:::入 ＼:::＼ "" ' /:ﾉ 〉:::〉 このお化粧品、水仕事の後に使うととってもよく聞きます。
. 〈::〈:: :: ﾊ::::ヽ.:::＼ ＼ _乂ト、 __ , . ｲハ 〈:::〈
):::)/Y:::}::(:: |::i::::ハ´＼ ∧ﾊ ／: ﾘ{::::! }ノ
(／ .jノ⌒)ﾉ:ﾘ:〈::ﾉ! ` i ∨ヽ、_ _(::::( ﾉ:::( お願いですからいいかげん女中さんを入れて下さいお……。＞
／´￣ ＼へ ﾉ .| / / / jｧ': ﾉ ⌒
／ ＼＼ ー - ∨ ! i ∨
/ ／´￣＼ ＼＼ ∧ ∨7「::::::「⌒ヽ
/' ヽ }:::∧ / ∧ }//!::::: | ＼
159： 1 ◆WeAPMvKLVc ：2021/11/18(木) 07:57:23 ID:f8Pl1g2M
>>143
＞提督札はやはりいざと言う時の備え、保険みたいなモノなんだろなぁ
＞気持ちはわかる
>>144
＞IFのロレンスさんみたいに艦神様から認められる功績を挙げれば、死後の心配もいらないでしょうね。
＞
＞あと、出来杉君みたいに提督に従って戦場に行く（加護のお裾分けを受ける）人たちも…
＞（跡取り以外の）我が子を海軍に入れて提督の側にお仕えさせることができれば（戦死してくれればなお良し）
＞あの世でも安泰って信じる人もいそうｗ
まあ“大崩壊”なんて世紀末じみたことが起きた、現在進行形で深海棲艦や瘴気の脅威に晒されている世界ですからね。
そうでなくとも病気・怪我・事件事故等で死が身近。
この様にただでさえ宗教が入り込み易そうな世界観で、提督だの艦娘だのという「現人神」が実在すれば～ですよ。
/ `ー-- ､ 逆に考えるんだ。
（ ` ..,,＿r'}
___ ノ,ヘ ｀tｰ- ..__ノ ／}´} 異教だの新興宗教だのが入り込む
／ ／／/ヽ ,.. -― {..､// ノ}´///ｨ 余地がないだけマシだと。
／ ／／∨//ィ':´: : : : : : : : : :｀ヽ. j ) ＞く´
（＿ノノ＿_,,..ィ´: : : : : : : : : : : : : : : :ヾ / /^ ー-- 、
{ミYヽ フ´: :/: : /: :／:／ﾅｰ ､!: :|: :', { {{ ／ /
｀ヾ ／:ィ: ://ﾚ{: / /'´ ,ィfｫ､ ﾘﾊ!: :.',｀￣｀ У /
, -- ､/- /／/: ﾊ ﾚﾏｿ , ｀¨ j: : }: :ヾ ／∨
{ 、／ } /: :!:.ﾊ ,. -- レィ: /: :{:::::::::, ／
／ ｀ゝ／: :ヽ:ﾊ/:ヽ ゝ. ﾉ /ｰ': / /!:::::::::レ′
／ ｰ-く___,. --yィ: : : : :＞。. __ .イ: : ／ Y |:::::::::|
.く ／::::/ ／: :_:_:_;,, -彡} } ﾄ: : } } ハ:::::/
＞/:::::::r'': : ／ / _}}イ／ , -{ ヽ:.ト-'' ヾ′ヽ
｀￣/: ／ ＞ ´､.--''／ ,. -≦-}: :ヽ /: : : :＼
／{: :{､__／t=ｰ-≧='=≦ }} ﾚi: :} ／: : : : : : :＼
／: : :レ': : { {i{ ﾘ ,j:.ﾉ {: : : : : : : : : : :＼
／: : : : : : : :.八 ヾ 〃 ,. ∨: : : : : : : : : : : : :
／: : : : : : /: : /: : ＞..__ ,,ィ ｀￣}} ´ ∧: : : : : : : : : : : : :
-- 彡: : : : : : : / : : ;': : : : : : :.} i! || く: :.',＼: : : : : : : : : :.
: : : : : : : : : ／: : : :': : : : : : : { |!r-ｫ__r-ｫ._||＿＿ ﾉ: :.',. ＼: : : : : : : :
: : : : : : : :／/: : : :/!: : : : : : : |三||ﾆ||ﾆ||ﾆ||三三≧!: : : ; ＼: : : : : :.
: : : : : ／ /: : : :/ |: : : : : : :.{三||ﾆ||ﾆ||ﾆ||三三三|: : : :＼ ＼: : : :.
160： 1 ◆WeAPMvKLVc ：2021/11/18(木) 07:58:55 ID:f8Pl1g2M
>>145
＞提督に実害はなさそうですね。 大量に所有してる金持ちは実際換金などせずに、死蔵されるかグルグル回り続けるだけだろうし
＞利益じゃなく「安心」を買ってるわけですから。 これで死んでも、世界が崩壊しても大丈夫、と
＞むしろ、余裕があるのに換金して消滅させたりしたら他の人に恨まれそうｗ 何故俺に売らなかった！と
___
. : ´ ｀` 、
／ ／ ＼
/ / } ,
-‐/}: ﾉ} ﾊ} } ′
. ｊ{ :{ {/,ﾉ／ノイ } ノ}ｊ: }: } 世間の相場的には、協会の算出額はあくまで最低基準であり、
八 ,ｊ从爪_｝ 爪ﾊ从ノ } 言わばここからスタートですからね。
{八 ＼八 Vツ Vツ 八 八
{ ＼从 ’ ノｲ ／ . ──と言いますか、協会内に提督札が持ち込まれてもすぐに
＼ 人 __ 人( その情報が漏れて、横からかっされちゃうんですよね～。
{＼ 个o｡. ____ . : ´
八 ＼ ／ } ノへ、
{ ＼ノ｛___ノ¨＼__/ ｀ヽ、
爻爻}/..イ[二] ﾉ............‘，
乂乂ｊ＿_[/__]／......／.......|
/| ￣「..........|
/...l _＿＿＿＿__|........./
{／⌒ｱ´............................｀ヽ/
./.:/.:／..:／..:::::::::::;::::::::::::::::::::::::::..＼
/.:〈::/:::／:/.:／:／ 〉::::::::/.:::::::|::::::::::‘，
,′l }:://. /.:/:／ ／.:::::::/|::::::::;ｌ:::ｌ|:::::l∧
ﾄ､人//:|:ｌ|:/:/_／..::::::／ /:/::/:|:::l|:::::|ｌ::|
|ｌ::{:::|/:/〉:lⅣ´￣￣´ 乂/イ ｌ:Ⅵ::::l::::|
|Ⅵ:/.::| |:||と)===ミ ＼{/,.’:::;:::;’ かく言う私も、結果的には情報を漏らして斡旋しちゃったんですよ。
|::ヾ|ｌ:∧|:|| ﾐ、 /.::::/:::{
...人::::Ⅵ::|ｌ从 ヽ ｀〉_/.::::/＼乂 「よくある話」と言えばよくある話ですが…… 迂闊でした。
::{ ｛:＼::::::Ⅵ::{::. 〈__|:::::/ ￣｀
乂＼:.＼::Ⅶﾊ.＼＜ ) .イ:::|ｌ:/
.人｀ヽ〉Ⅷﾘ: ‐=≦＿ ； .乂
〈 _＼::::::Y＿ | ＼＼＼ー.､
..／.}::| |:r＼/ __〉＼人＿〉: ＼＼∧
:|::::::}::l└/＼Y＼＞ﾍ_:人 | ＜＜:∧
:| ＼Y /}|::::..＼ ∨∧〉 | / ∧
，::::::: ｀ﾄ:||::::::::/ﾄ､: ＼/ /∧ 人
，:::::: ∨ひろ/ ＼/ .／:/ } ::|
，::::::.＼:∧ち／ / ／:／ :| ::|
＞本当に社会が崩壊したら使うだろうけど、そんときゃ再び提督が実権握ってるだろうし、現物支給でいいだろうから、
＞やはり然程の苦労はないですな
,.:::''::´::￣::`:::.、
／:::::::::::::::::::::::::::::ヽ て
/:::::U::::::::::::::::::::::::::::::} （
l:::::::::::::ゝ－－－－ ι
|::::::::::::） ◯ ○ （
,ｌ::::::::::::η ||||||| ゝ また「一から面倒を見ろ」と！？
ゝ---η. ||||||| ゝ
/≦ ヽ .| | ≧
{ l l |* *| | l
{ .l l .| * | .| l
/ l l | * | l l
l ---l l-- -l l
| ｀^^ ｀^
161： 1 ◆WeAPMvKLVc ：2021/11/18(木) 07:59:43 ID:f8Pl1g2M
>>146
＞まあ実際に提督が通貨発行したら部下の主計科士官が激務で死ねるよね...
艦娘も手伝えるでしょうけど、彼女たちには他にもやることが山とあるでしょうしね～。
＿＿＿_
／ ＼
／_ノ ヽ､_ ＼
／ （●） （●） ＼ と言うか、最低でも現場（役所や警察）との連携が不可欠なんだお。
| （__人__） u |
r､ r､＼ ｀ ⌒´ ,／ あと中央銀行的なブレーンも必要。
ヽヾ 三 |:l1 > ー‐ ヘ
＼>ヽ/ |｀ ｝ ヽ
ﾍ lノ `'ｿ ｲ | |
/´ / ./ | | |
＼. ｨ_ノ .| | |
| | |
162： 1 ◆WeAPMvKLVc ：2021/11/18(木) 08:00:18 ID:f8Pl1g2M
>>147
＞中国の垂金に比べれば帝國の垂金社長は善人かな。
中国の垂金（高苑州兵隊長）は中国の状況に合わせ、カルマ値が低下していますw
, ⌒ ､
／""'''''' "‘，
／‐' ＼
, ' 支 ヽ
ノ'ヽ , -､ _,. ﾄ
/i 'ｨ ←tヶ>,. _/<‐ヶ> ､i 社会制度そのものが信用できないのだから仕方がなかろう？
. / ゝ ｀¨_,r , ⌒)､¨´ ヽ
f /,二,ﾆUﾁ_=ﾊ , ',
:＼ ヽ _フチ¨ヾt干幵才ﾍｰﾆ ,ノ:＞.､
: : :|ヽ二_∠ ヽ､ ￣_,. ﾉｰ彡､: : : : :＞ ､
: : :!: : : : :', ヽ二_-＿-才,..､｀∨: :＼: : : ヾヽ:＼
: : i : : : : : ', ／ ＼:;:;:;:;:;/ ＼∨: :r一￢､: i:i: : ヽ
: :.i: : : : : : :〈 /￣ヽ i: r‐｀ヾ.>､ﾑ:i:レ:-‘，
: : :＞ : : : : ‘， /;:;:;:;:;:∧ .!: ヽ (_´>◆¨ヽ:ヽ: ﾊ
: : ＼: : : : : : ‘，/:;:;:;:;:;:;:;:∧ .|: : 廴 廴／￣ } :‘，!
: : : : ヽ: : : : : : i|:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;| .!: : : : :＼ゝ'´` 〈: : :',|
＞提督札を発行していたのは列強の艦娘だけだろう。
まあ基本そうなるでしょうね。列強以外だとそもそもその余裕がないかと。
＿＿＿_
／ ＼
／ _ノ ヽ､_.＼ . 列強以外でも（相当落ちるけど一応）列強に準じる戦力を持つ西・蘭・東露、
／ （●） （●） ＼ 列強に準じる戦力（同上）に加えて残留英国人の支援を受けられた豪州、
| （__人__） | あと人口の割にそこそこ艦がいて列強の支援も期待できる瑞なんかも──
/ ∩ノ ⊃ ／
( ＼ ／ ＿ノ | |
.＼ “ ／＿＿| |
＼ ／＿＿＿ ／
163： 1 ◆WeAPMvKLVc ：2021/11/18(木) 08:04:22 ID:f8Pl1g2M
>>148
＞提督の性欲減衰対策には、哀れな艦娘を一柱選び性的試行錯誤をして想像力養うしかないと思います。
＞対象となる艦娘は哀れですが(*T^T)
>>149
＞逆ではないの？
＞その一柱になるために凄まじい争いが起きそうな気がする
＿ ﾄ､ﾄ､
､ー‐ ＞ ⌒ヽヽ }ﾉ
x≧´: : : : :'i:i:W: :ミ ､
,ィ7 : : : : : ; :/ ｀_ }: : :ヽ＼
/: ｲ: : :メ}:/,ィｯｧ; : : : :ﾄ､ r-､ _
{/{: ! :〈rｯ{:' ¨´/: : :ム'ゝ rくヽ}ｰﾄ､}‐､ それ、根本的な解決にはなりませんよね？
|:ﾊ: :|、 ヽ__ /ｲ: /: / _ン/へ/ﾊ /
' l:ﾊ!ヽ `ｰ ' 彡'ィ＝=x､ム/ヽ／ヽ/〉つ ますます艦の方に目が行くのでは？
j r― `iー ´{i{ ／////r.､ヽ／ヽ
ィ7//|｀!:.:.:.:| |i| 〈///'⌒ヽV}¨｀ヽ/}
r 7/{/＞'ヽ}Yノ＿__/｀ヽ)ﾊY }/ﾘ_｀ !/}
八//|/ r,イY:弋ﾝ { // ﾊ//ヽ }/
_r┤ r=＝≠ |: : i! l ｨ/ , , ヽ//ム}'
ﾊⅥ 弋 ゝｲi| ﾄ.､ |: : i! l ﾊ{ 〈 } //´ }
//∧`ｰ ≧xﾊ //ﾊ｜: :i! l/ ヽ 乂 //乂_ノ
」///∧ . ィ∨/' ヽ!: : i! { ｒっ乂ー ≦イ‐’
八/////`77≦} ｒっ|: : :i! | ￣ {≧x
/ ヽ/////r ´ ｨ ｒっﾉ; : :i! '. ｒっ ノ///
{ `ｰ￣ 丁´ /八 , ´/ : 八 } .．＜//, '
､ ヽ { {///Vヽ/ :ノ } ヽ､.ﾊ ィ////＞ ´
＼ ＿､__ ヽ// /_｀≧_'_≦ﾆ_}//_x≦､
ヽ/, ⌒>/ヽ`_r≦x} {= =}} ﾉﾉ｀ヽ{
{〈 〃⌒ゝﾑ )―‐ゝ`＝≠' ￣￣ ｀ヽ}
乂'〈V´/_{ } / ! ! ∨∧
∨ﾊへ Y ./ | | ∨∧
Vヽ､ノ‐' '.ﾉ ∨∧
Y´ 〈 } ﾊ
/ `へ ∨ ∧
＿＿＿_
／ ＼ そもそも艦娘を相手して更にそんな余裕なんてあるのかお？
／ ─ ─ ＼
／ （●） （●） ＼ 相手の本性、ウン千～ウン万トンの艦だお？
| （__人__） |
＼ ｀ ⌒´ ,／ それに提督の大半を占める駆逐艦長級、ましてや養殖組（中下位）に「そんな機能」あるかね？
r､ r､／ ヘ
ヽヾ 三 |:l1 ヽ ﾄｺﾛﾃﾞ ｷﾐ ﾀﾞﾚ.?
＼>ヽ/ |｀ ｝ | |
ﾍ lノ `'ｿ | |
/´ / |. |
＼. ｨ | |
| | |
164： 1 ◆WeAPMvKLVc ：2021/11/18(木) 08:04:36 ID:f8Pl1g2M
>>150
＞垂金さんは自分が最大限良い思いをしつつ
＞上手いこと立ち回ったと思うけど誠実ではあったな
＞自分の娘押し付ける上にあんまり汚い手使って手に入れると
＞バチが当たったり呪われそうだから当然なんだろうけど
＿_
ｲ,, _,,,＼_
／- ､ , - ヽ
/ ､,二､ヽj/ ,二､ ﾊ 安心を買うのだぞ？そりゃあ相応に気を使うわ。
「,」 'ニﾟ7'⌒ヾﾟﾆﾞ´ ヾ⌒i
// , ／_^ー^__＼ ､ヾ〈 あ、あと娘の婿候補でもあったしな。
〈/ / { 丈干干ｦ } l」
l 〈 .} ＞ﾆ＜ { ' :}_
／ 〉 _ ,. -ﾍ ヽ ﾉ '´ ｀ ､＿/ ｲ: : =- _
/ ／ 〉 _,.｡*'" : : /:＼｀_」､ゝ---‐' ノ＜__／|: : : : : : :｀～､
./ / / ／｀! _ -=: ¨: : : : : : :／ : : : |／｀ヾニ7´ ＼/: : : : !: : : : : : : : : : ｀～､ _
'_/ 、 '／｀ ／_／:＼: : : : : : : : : : : ＼: : ／! /;i;i;i{ ./ : : : :_」 : : : : : : : : : : : ／:＼ _ 〈 ＼＼ ,-､
,/ｰ /／ノ: : : : ＼ : : : : : : : : : : ／: : :'， /;i;i;i;i;! ./:＼:／: : : : : : : : : : : :／: : :-_: { ＼＼ ＼＼ |
〈 , ./' /: :＼: : : : :ヽ: : : |: : : : <: : : : : :∨;i;i;i;i;i;l／: : : :｀～: :_: : : : : : :／: :／: :〈 ＼ヽ ＼ヽ ヽ∨
∧＼ : ＼ : : : ∨:/: : : : : :＼: : : : ∨;i;i;i/: : : : : : :,.｡*'": : : : :|: /: : /: : : : : >､ ヽﾍ ｀ ､ ; l
、 } |:∨: : ヽ : : ∨: : : : : : : : :＼ : : ∨i/: : : ;.｡*'" : : : : : : : : |: | : /: : :_:／: :∧ ヾ 〉 ' |
: ﾄ､ / |: :∨: : : : : : l/: : : : : : : : : : :＼:／: : ／: : : : : : : : : : : : :､ヽ∨: ／/: : : // /
､:＼＞-一'" ./: : :|: : : : : : /: : : : : ○ : : : : ／: : ／ : : : : : : ○ : : : : : : ヽ:ヾ: : : | : : : | | ｲ
.. -──‐‐- ..
. : ´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. .
..:.:.┛┗:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼___
,:.:.:.:.┓┏.:.:.:.:ｊ.:.:.:.:|.:.:|.:.:|:.:.:.:.:.了
/.:.:/.:.:.:.:.:.:.:.. /l|.:.:.: |.:.ﾊ.:.|:.:.:.:.:.:.|
|.:./.:.:l.:.:.:.:./|/ |.:.:.ﾉ|/ノ}八.:.:.:.: |
|.:.|／|.:.:.:/|ｰ┰ｊ／ 'ー┰ |＼ﾊl
|.:.了ｌ|.:./.:.l ┃ ┃ 乂.:!
八.:.:.:.|ｲ .:..| /////////// }.:.:.|
{＼.从 .:.:| 人.:.| わかっていましたけど、取って付けたような扱いですね。
乂.:.:.r:.＼ト f⌒ ∠|/|ノ
ノ⌒{:丶.:} /＼ ｰ‐=＜「L___
八 イ/{l >=< l八... /＾ヽ
/........./..乂イ二! ＼/.....〉/...... !
|...........＼..{ f冖l /..／/...／..!
|.......l...../...{ |二|l /... }...У........|
ｊ.......|..〈 ....{ |二V....／...{............|
{.......|.....＼｀マﾆ/／....... ｊ.......... ｊ
}........V........＼}／............/............ｊ
{.........У......o.{.................{............/
165： 1 ◆WeAPMvKLVc ：2021/11/18(木) 08:05:46 ID:f8Pl1g2M
>>151
＞>>125
＞＜ぶっちゃけ結婚できないと、人として 欠 陥 品 扱いなんですよ。
＞できる夫さんのお労しさがとんでもないことになりますね。栄えある帝國海軍の軍人なのに結婚できないって。
>>152
＞できる夫は提督というだけで、尊敬と社会的地位を保つから問題ないだろう
＞自身のステータスがバカ高だから、「出来ない」とは誰も思わないしね
＞艦娘に夢中になって、人間の女に目を向けない下級提督は沢山いそうだし
＞周りも、女神に傅かれてりゃそりゃ……って感じじゃね？ 性欲うんぬんのくだりでもそんな事言ってたしな
＞
＞まあ、双子の妹の方の評価は、ご近所の目から見ても散々だから、同情は集めてるだろうがｗ
できる夫は最下級とはいえ提督ですし、なんだかんだ言って（色々加味してもなお）「収入も～」ですから、
（庶民レベルで考えたら）悪くない相手と結婚できますよ？
……ただ提督のお相手として見たら、「二等駆逐艦長級の相手としても～」ってだけの話です。(*)
加えてできる夫自体、乗り気じゃないですからね……。
※「外伝 駆逐艦長物語 ～～海上護衛戦～～（その４）」レス334～335参照
ttps://kurokurobee.web.fc2.com/04_aa2/08_kannkore/01/kannkore-17.html
＿＿__
／ ＼ そりゃ苦労することがわかってて、妥協してまで結婚なんてしたくありませんよ。
. ／ ノ ' ヽ ＼
. ／／）（ー） （ー）u ＼ あの父親や妹たちまで憑いてるのだから尚更です。
|／ .ｲ ' |
. /,'才.ﾐ). ⊂つ ／ 下手をしなくても逃げ出されて恥の上塗りなんてことになりかねません。
. | ≧ｼ' ＼
＼ ヽ ヽ
実家がアレでそれを正せないでいるし、結婚もかたくなにしない。
おかげで海軍での評価も決していいとは言えないんだよな～。
＿＿＿
／ ＼
／ ⌒ ⌒ ＼
／ （ ー） （ー） ヽ それでも独身を押し通せるのは、曲がりなりにも提督（お山の大将）だからですね。
| u ___｀___ |
ヽ、 `ー '´ ／
⊂⌒ヽ 〉 く /⌒つ
＼ ヽ / ＼ ヽ /
>>151
＞>>125
＞そんな使えるかどうかもわからないお金に夢中になるより、できる夫のことを助けてあげた方がよっぽど
＞徳を積めるだろうにと思ってしまう。
|
| 使えん筈がないだろう！ 長官級、悪くとも戦艦／正規空母艦長級の提督が自ら、
| 或いは音頭をとって創った金だぞ？
|
| それにだな、上（>>155）でも言ったが多少金を積んだところで奇跡など授けられん、
| 個人的に貸しを創って便宜を図って貰うのがせいぜいだよ。
|
| ましてや、言い方は悪いが「その他大勢」の二等駆逐艦長級なのだろう？
|
| 奇跡を授かるには神から遠すぎるし、便宜を受けるにしても何ができるというのだ。
|
＼
￣￣￣￣￣￣￣＼|￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
,イヽ ／ ' ,.. __.: ^ ＼
／ノ ﾉ ./ " ' 'ﾞ ‘，
,-／ ／ ./ ‘， 儂とて提督間の格差と断絶くらい耳にしているわい。
ｨ' / ／ .i ',
／{乂__ﾉ .j: ､ i '"´ , f ヽ ', なんでも軽巡艦長級以上の提督と駆逐艦長級提督とでは、
＞＜._ ,' ､_＼_L / _ {、 { _,...、 ､､ﾍ たとえ同年代でもお互い同期とすら思わんそうじゃないか。
＼f .: ト----､ / ､ﾏヽx_.:::::- 斗＿ , _ ｀ ハ } ヾヽ
_.ヽ .!、 ﾉ / 了' ヾミゞ二才,´ /ヾ!./ Y .まあ学校からして違うのだから無理もないかも知れんがね。
.:.:.:.:.!__/ー-‐" ./ / ／ ┐/ ! , }
),:イ'′ .,′ 廴:.＿＿)､ ゞ' j ｲ〈
':.:/ { イ!ヾミ_;.=ミx＼､ ｀:´: _／/.;/ヽ
'" ／￣八 ヾ7ヽ-'‐-'=､｀ヽ_ヽ :.:._,.ｨ:.:.／: : ヽ_
／/: : : : : :ヽ :.､ヾ｀7ｰイ⌒＞'´:. ､ }.:＞" : : : ／.:.:｀:
／: : /: : : : : : : :,.｀¨¨ヾ､ ｀ー‐＜ :. ﾐ ､ .i.:/.:/´: : : : : ／.:.:. : : :
イ｀f´: : : : /: : : : : : : /: : : : : : ＼､､ i;i:.、 } .:/.:／: : : : : ／.:.: : : : : :
: !: :|: : : : :,′: : : : : /: : : : : : : / ＞ー--─=＝ヾ､_､_ヽ_ノ=- '": : : : : ／.: : : : : : : :
: :!i | : : : ,′ : : : : /: : : : : : : :/! ｲ:::::::::::::::ヽ ／: : : : : : : : : :／: : : : : : : : : : :
: :|:!|: : : :, : : : : : :/: : : : : : : :/ .ﾚ′!:::::::::::／ヽ ／: : : : : : : : : : :/: : : : : : : : : : : : :
: :i!:ﾍ : : |: : : : ／: : : : : : : : :! /￣￣f メ: : : : : : : : : : : : /: : : : : : : : : : : : : :
166： 1 ◆WeAPMvKLVc ：2021/11/18(木) 08:06:31 ID:f8Pl1g2M
>>153
＞モウロ 「駆逐艦超級とはいえ、提督様方の寄付の差配をお助けしている我らも、さぞや徳が積めていることだろうな」
>>154
＞本人の前で聞いてみれば良いんだ。神は全てお見通しなのだから独善は通用しない。
＿＿＿
／ ＼
／ _ノ '' 'ー ＼
／ （●） （●） ＼ ・・・・・・・・・・・・。
| （__人__） |
＼ ｀ ⌒´ ／
´￣￣￣￣￣￣＼ 主人公のやる夫が嫌ってるので描写がアレですが、別に悪い人じゃないんですよ？
/ ／ ＼ 丶
│ ／＼ .| . 立場的に（ましてやこの世界なら）当たり前のことをやっている、リアルにもたくさんいる
| ／￣￣＼ | . であろう「（昭和的な）普通の人（おっさん）」です。
＼ ／
r､ r､／ ヘ ですから、やる夫相手にもちゃんと弁えた態度をとってます。
ヽヾ 三 |:l1 ヽ
＼>ヽ/ |｀ ｝ | | ……ただ色々と煩いし偉そうだし押し付けがましいんで、関わりたくはありませんけどね。
ﾍ lノ `'ｿ | |
/´ / |. | まあ地区のあれこれに積極的に口を出してくるんで、避けようと思っても避けられませんけど。
＼. ｨ | |
| | |
以上です。ではまた。
167 ：名無しさん ：2021/11/18(木) 21:16:07 ID:AWlHi6QM
乙です
モウロはよくいる普通のおっさんですよね、モウロ自身も若い頃は今の自分みたいなおっさんをウザいと思ってただろうしｗ
翔鶴の改型って事は、普通の翔鶴より加護もより強くなってるのかな？
だとしたら、沢山召喚してても主力が高速戦艦1隻の本編やる夫と比べても、加護的には匹敵してたりするんだろうか
168 ：名無しさん ：2021/11/18(木) 23:43:14 ID:mzmikd/w
乙です。
つまり普通の人、俗人ということですね。
169 ：名無しさん ：2021/11/18(木) 23:52:36 ID:mzmikd/w
昭和準拠だからこれでもまだマシだったんでしょうかね。
なんだかんだ言って昭和は近代ですけど、時代を遡れば遡るほどモラルが落ちてくるはずなので。
170 ：名無しさん ：2021/11/19(金) 12:09:39 ID:tpZPmBXc
昭和の顔役なんて、みんなあんなもんでしょうし、その時代にはそれが適していたんでしょう
逆に言えば、当時の政治・経済・文化レベルで今のモラルじゃ、むしろ社会が混乱する
多少強引な人が引っ張って纏めないと
171 ：名無しさん ：2021/11/19(金) 22:15:41 ID:uCI/u36o
つまりやる夫はリベラルだってこのなのね。
だから嫌悪感が先に来てしまう。当時としては「ガッツがあって大変宜しい」なんでしょうけど。
172： 名無しさん ：2021/11/22(月) 00:28:09 ID:ARrYa9qg
乙でした。
やる夫が嫌ってるのは基準に転生前の価値観があるんだろうけど、他の一般的行為提督からしたらどうなんだろ？
政府の役人とかと同じで、提督が関わらなくていい雑事を任せてる感じなんだろうか？
やらない夫とかは華々しく送ってくれたけど家族に苦労を押し付けて来る人ってイメージもつきそうだし、位階ごとに印象が変わりそう。
176： 名無しさん ：2021/11/22(月) 21:02:01 ID:OEChV2no
1さん追いかけ続けてもう15年以上、いやもうすぐ20年くらい？
毎回投稿楽しませてもらってます、これからもよろしくお願いします！
177： 名無しさん ：2021/11/23(火) 08:24:24 ID:g2IY.mLo
改めて思うと本当に長い間楽しませてもらっていますね
10年ちょっと前に最初にハマった時は学生だったのに今ではオッサンになってしまったと思うと感慨深い
もし商業されるならぜひ追いかけたいレベルで好きなのでなにかあれば教えていただけるとうれしいです
178： 名無しさん ：2021/11/24(水) 21:55:05 ID:uV7oXFBU
書籍が出るならぜひ購入したい。
艦これの世界を可能な限り現実的にシュミレーションした作品なので面白い。
179： 名無しさん ：2021/12/01(水) 21:31:36 ID:VjRfX/Cc
おつん
180： 名無しさん ：2021/12/01(水) 21:32:03 ID:VjRfX/Cc
おつ
